JPS58215419A - 芳香族ポリエステルの製造方法 - Google Patents

芳香族ポリエステルの製造方法

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JPS58215419A
JPS58215419A JP9835182A JP9835182A JPS58215419A JP S58215419 A JPS58215419 A JP S58215419A JP 9835182 A JP9835182 A JP 9835182A JP 9835182 A JP9835182 A JP 9835182A JP S58215419 A JPS58215419 A JP S58215419A
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JP
Japan
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reaction
ester
aromatic
acid
carboxylic acid
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JP9835182A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Iida
汎 飯田
Hideo Komatsu
小松 秀雄
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシシ香族ポリエステルの製造方法に関する。さ
らに、t’p t、 <はyソ香族ジカルボン酸成分と
ビスフェノール成分からなる芳香族ポリエステル(以下
ボリアリレー1・という)の製造方法に関する。
ボリアリレー1・は優れた電気的絶縁性、耐摩耗性、高
い融点/Cどを有し成形用素材、フィルム用素材などに
用いられている。
かかるボリアリレートの製造方法として従来、種々の提
案がなされており、例えば特公昭4〇−1959日公報
には水と相溶しない有機溶剤にとかした”i 1’;い
Gジカルボン酸クロライドと水にm f’f(したビス
フェノール「jのアルカリ金属塩とを混合反応上しめる
、いわゆる界面重合法が開示されており、特公昭3’7
−5599号公報には芳香族ジカルボン酸クロライドと
ビスフェノール類とを有機溶剤中で反応せしめる溶液重
合法、J、 Polym、 5cience、 28 
(1958) P、179〜184には芳香族ジカルボ
ン酸とビスフェノール類の酢酸エステルを触媒存在下に
加熱する溶融重合法、また特公昭38−15247号公
報には芳香族ジカルボン酸のジアリールエステルとビス
フェノール類を加熱する溶ty++重合法が開示されて
いる。
しかしながら前述の製造法は、それぞれ工業化に障害と
なる欠点を有しており、芳香族ジカルボン酸クロライド
とビスフェノール類を原料にJ4+いる方法では重合の
生産効率が低い上、塩素イオンなどの不純物がポリマ中
に混入しポリマ品質の低下をきたしたり、ポリマと有機
溶剤の分離、洗浄などの煩雑な工程を要し、さらに廃水
問題に対する配慮も必要であるなどの問題を有している
。芳香族ジカルボンjπ′とビスフェノール類の酢酸・
エステルを用いる方法では生産効率が高い方法ではある
が、高温下において副生ずるI′1ift t’1々に
よって装置i7iが腐蝕される問題があI)、特にI!
!l’; (r’のポリエステル重合設備を使用する場
合に4:t 5’ll命的欠陥となる。また芳香族ジカ
ルボン酸・のジアリールエステルとビスフェノール類を
用いる方法では、原料として用いる芳香h)・ジカルボ
ン酸のジアリールエステルが高価なため、該ジアリール
エステルをいかに容易に人手するかが重要な課題となっ
ている。
この芳香族ジカルボン酸のジアリールエステルの合成1
法については多くの提案がなされており、例えば芳香族
ジカルボン酸としてテレフタル酸を例にとれば(a)テ
レフタル酸ジクロライドとフェノールからσ)反1心、
(b)テレフタル酸とフェノールの安、白香酸エステル
の反応、(c)テレフタル酸と7エノールの直接エステ
ル化反応、(d)テレフタル酸ジメチルと酢酸フェニル
の反応など桝各神の方法が知られている。これら各プロ
セスの中で、原享1面で最も経済的な方法は、芳香/4
jジカルボンl”I’2とフェノールからの直接合成法
であるが、かかる方法も高温度、加圧下で実1溜せねば
ならず、しかも粗生成物は精製した後に使用せねばなら
ないなど生産効率の点で満足すべきものではない。
本発明者らは、これらの原料および重合方法に関する欠
点を解決すべく鋭意検的をすすめ、本発明に到達した。
すなわち本発明の目的は既存のポリエステル重合設備を
用いることができ、しかも腐蝕の懸念のないボリアリレ
ート製造法を提供せんとするものであり、他の目的は安
価で入手容易な原料を出発原料として生産効率よく品質
のよいボリアリレートを製造する方法を提供せんとする
ものである。
このような本発明の目的は特許請求の範囲に記載したよ
うに、第1段階の反応として、芳香族ジカルボン酸のジ
アルキルエステルと少くとモ当’ikの脂肪族カルボン
酸のアリールエステルとをエステル交換反応触媒存在下
で脂肪族カル反応で得られた未反応の脂肪族カルボン酸
のアリールエステルをaむ芳香族ジカルボン酸のジアリ
ールエステルに芳香族ジヒドロキシ化合物のアシル誘導
体を添加し重縮合反応を行い、この際留出する脂肪族カ
ルボン1液のアリールエステルを第1 l?7 li’
)j7の反応の原料としてリサイクル使用する芳香II
)、ポリエステルの製造方法によって達成することがで
きる。
本発明におしビCは第1段階の反応として、安価で人手
が容易な芳香族ジカルボン酸のジアルキルエステルと脂
肪族カルボン酸のアリールエステルをエステル交換反応
触媒存在下にエステル交換反1+i>せしめるが、芳香
族ジカルボン酸成分としては、テレフタル酸、イソフタ
ル酸、2,6−ナフタレンジカルボンl’R、”l ’
−す7タレンジカルボン酸、4.4’−或いは3,3′
−ジフェニルスルホンジカルボンrR,414’−ジフ
ェニルジカルボン酸、テトラヒドロテレフタル酸、1.
2−エチレンジオキシフェニル4,4′−ジカルボン酸
などのジアルキルエステルがあげられ、通常テレフタル
自隻、イソフタルC11ヤのジアルキルエステルが好適
な酸成分として用いられるが特にこれらに限定されるも
のではない。
芳香族ジカルボン酸のジアルキルエステルに含まれるジ
アルキルエステルとしては低級アルギルエステルがよく
、好ましくはメチル、エチル、プロピルエステルなどが
用いられる。これら芳香族ジカルボン酸のジアルキルエ
ステルは2種類以上を混合使用してもよい。さらに芳香
族オキシカルボン酸のアルキルエステルを混合してもよ
い。さらに芳香族オキシカルボン酸のアルキルエステル
を混合してもよい。また、ボリアリレートの特徴が41
°1なわなれない範μm1で、アジピン酸、セバシン酸
、ドデカメチレンジカルボン1駿、アゼライン酸、シク
ロヘキサンジカルボンf42など脂肪44および脂環族
のジカルボンjflまたエチレングリコール、プロパン
ジオール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、シクロ
へ+1 キサンジメタ4−ルなどの脂肪族、脂環族のジヘシール
を混合使用してもよい。
次に脂肪族カルボン酸のアリールエステルとしては、r
ll+酸、ブtJピオン酊、酪酸などの低級脂肪(Vl
のフェノール、m−クレゾール、p−クレゾール、0−
クレゾール、3,5−キシレノール、ナフトールノ「ど
広義のフェノールのエステルがあげられる。好ましくは
低級脂肪族カルボン酸のフェノールエステル、低級脂肪
族力# ホンi安のm−クレソ゛−ルエステルが月1い
られる。
特に好ましくはr’ili酸フェニルが用いられる。
不発11j1の:’(S; 2 +々lid’?の重縮
合工程において用いられる芳香族ジヒドロキシ化合物の
アシル誘導体としては次V)一般式で示される化合物が
あげられる。
RO−A r −OR(I) Ri R4R: 114’ C式中、Rは低級脂肪酸に対応するアシル基を示し、A
rは4sn々の置換基を有しうるベンゼン環、ナフタリ
ン環、ジフェニルH、X 4;j−O、S  、   
5O2−、−ooo(anりn00C−或いはアルキレ
ン基で、nは2〜6の整数である。R1,R2,Rs、
 Ra、 I(+、  RxHRs。
Ra′は水素原子、ハロゲン原子、炭化水素基、アルコ
キシ基、二1・口塞からなる群から選択されたものであ
る。〕 〔11式で示される化合物の具体的な例としてはハイド
ロキノン、クロルハイドロキノン、メチルハイドロキノ
ン、レゾルシン、4.4’−ジヒドロキシビフェニル、
2,6−シヒドロキシナフタリンなどの脂肪族カルボン
酸エステル、特にat=エステルが好ましい。
(It)式で示される化合物の具体的な例としてハ、(
4,4’−ジヒドロキシジフェニル)メタン、(4,4
”−ジヒドロキシトリフェニル)メタン、2.2−(4
,41−ジヒドロキシジフェニル)プロパン(ビスフェ
ノールA)、1.1−(4,4’−ジヒドロキシジフェ
ニル)シクロヘキサン、■、l−(4,4’−ジヒドロ
キシ−3,3′−ジメチルジフェニル)シクロヘキサン
、2.2− (4,4’−ジヒドロキシジフェニル)ペ
ンタン、2.2− (4,4’−ジヒドロギシジフエニ
ル)ペンタン、2.2−(4,4’−ジヒドロキシジフ
ェニル)ヘキサン、2、2− (4,4’−ジヒドロキ
シ−3,3′−ジメチルジフエニル)プ1」パン、2.
2−(4,4”−ジヒドロキシジフェニル)3−メチル
ブタン、2.2−(4,4’−ジヒドロキシ−3,5,
3’、 5’、−テトラメチルジフェニル)プロパン、
k等2.2− (4,4’−ジヒドロキシ−3,5,3
’、 5’−テトラクロロジフェニル)プロパン、(4
,,4’−ジヒドロキシジフェニル)エーテル、(4,
4’−ジヒドロキシジフェニル)チオエーテル、(4,
4’−ジヒドロキシジフェニル)スルホンおJ:び(4
,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニル
)スルホン、エチレン−ジ−m−ヒドロキシベンゾエー
ト、およびエチレン−ジ−p−ヒドロキシベンゾエート
などのアシル11ノリ導体などがあげられる。好ましく
ハイドロキノン、クロルハイドロキノン、2.2− (
s、4’−ジヒドロキシジフェニル)ブロここで芳香族
ジカルボン酸のジアリールエステルと芳香族ジヒドロキ
シ化合物のアシル誘導体との重縮合反応で副生ずる脂肪
族カルボン酸のアリールエステルは、第1段階のエステ
ル交換反応上程に循堝1して、芳香族ジカルボンj″I
々のジアリールエステルを合成する原料として使用4す
ることができる。
本発明は前記した原料を溶融状態で反応させることによ
って実施できるが、反応は好適には不活性雰囲気中でお
こなわれる。第1段階の工程であるエステル交換反+6
において、無触媒では著しく反応速度が遅く実用1的で
ない。
本発明において、第1段階の反応を円渭に促進せしめる
と同時に、第1段階で得られる芳香族ジカルボン酸のジ
アリールエステルがそのまま第2段階の反応原料として
使用し得る十分な品質を有し、しかも第2段階において
、すぐれた品質を有する高重合度ポリマを得るためには
第1段階のエステル交換反1ノロの触如として、錫化合
物または鉛化合物を用いるのが有効である。
これらのf!ill媒σ)杉l非としては、金属単体、
酸化物、水酸化物、水素化物また塩化第二錫などのよう
な無機塩類、1111酸、ステアリン酸などの有機酸塩
>ilX錯j゛^1X−、アルコラード、フェノラート
、アルキルii’7換金1・I4化合物などの有機金属
化合物などがあげ「)れ、好ましくは次の一般式で示さ
れる有機錫化合物が用いられる。
R−3n=X2 または RSn   X4\ 6 具体的に口、モノブチル賜オギサイド、モノブチル錫モ
ノア士テート、モノブチル錫モノブタレート、モノブチ
ル錫モノプロピレート、モノブチル錫モノAクチレート
、モノブチル錫エチレングリコレート、モノブチル錫ラ
ウレート、モノブチル錫ステアレート、モノオクチル錫
オキサイド、モノブチル1易トリアセテート、メチルフ
ェニル錫オキサイド、モノブチル賜トリー2−エチルヘ
キサネート、ジブチル場オキサイド、ジドデシル鍋オキ
サイド、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジアセテ
ート、ジブチル賜ジオクチレート、ジブチル錫ジステア
レート、ジブチル1.易シフ゛チレート、ジブチル錫ジ
ブロヒ。
レート、ジブチル錫ジオクチルチオグリコール、ジブチ
ル錫ジマレエート、ジブチル錫エチレングリフレート、
ジーn−オクチル賜ビス(イソオクチルチオグリコール
酸エステル)、ジーn−オクチル錫マレエート、ジーn
−オクチル錫ラウレート、ジーn−オクチル錫マレエー
トポリマ、ジーn−オクチル錫マレイン酸エステル塩、
ジフェニル賜ジラウレート、トリブチル錫マレエート、
トリブチル錫フマレート、トリブチル錫オレエート、ト
リブチル錫スルファメート、トリブチル錫アセテート、 セ中−→5 トリブチル錫フタレート、トリイソブチル
1易ア士テート、ジフェニル錫ジラウレ−1・、モノオ
クチル6易トリクロライド、ジブチル韮易ジクロライド
、モノエチル錫トリクロライド、トリブチル錫フルオラ
イド、トリブチル錫クロライド、モノブチル錫スルファ
イド、ジブチル錫スルファイドトリマ、ジーn−オクチ
ル錫S。
S−ビス(イソオクチルメルカプトアセテート)、ジラ
ウロギシテトラブチルジスタノキサン、ジアセトギシテ
トラブチルジスタノギサン、トリフェニル錫ハイドロオ
キザイド、トリエチル錫ハイドロオギサイド、テトラエ
チル錫などがあげられる。これら各イ1[(触媒は単独
で使用しても良いし、2押具1ユを混合して使用しても
よい。
かかるエステル交換反応触媒の添加量は、反応生成物で
あるカ香族ジカルボン酸ジアリールエステルの市11L
に対して0.005〜1.0重i%、好ましくは0.0
1〜0.511i fjf%である。勿論、1−記エス
テル交J+ f1rl+媒とともに、公知のエステル交
換1111JI媒を併用してもよい。ががる触媒は例え
ばリチウム、マンガン、マグネシウム、カルシウム、コ
バルト、チタン、亜鉛、ジルコニウムなどの化合物があ
げられる。これら化合物の具体例としては、水素化リチ
ウム、酸化マグネシウム、酸化1■鉛などの金属〜3化
物、酢酸コバルト、酢酸+11j鉛、酢酸マンガン、酢
酸カルシウムなとの低級脂肪族カルボン酸塩、テトラブ
チルチタネート、テトラブチルジルコネートなどがあげ
られる。
この第11”9階のエステル交換反応で用いられる脂肪
族カルボン酸のアリールエステルの使用1用は、芳香族
ジカルボン酸のジアルキルエステル]モル当02〜lO
モルが好ましく、特に2〜4モルが好ましい。脂肪族カ
ルボン酸のアリールエステルが2倍モルより少ない場合
にはエステル交換反応が完結せず、また10倍モル以上
用いるとエステル交換反応もしくは、重縮合反応工程で
の該アリールエステルの回収負荷が大きくなるばかりか
、エステル交換反応が終了した後、そのまま第2段階の
重縮合反応を行うと、好ましくない副反応が起りやすく
なり、かつ得られたポリマの色調が著るしく悪化する。
エステル交換数ht”;は反応を円滑に進行せしめるた
めに、副生ずる脂肪族カルボン酸のアルキルエステルる
−・糸ダ1に1)′1表せしめながら行うことが必要で
ある。そして該アリールエステルノ留出が終了してエス
テル交換反応か完結した後、エステル交換反応で、過剰
の脂肪族カルボン酸。
のアリールエステルを用いる場合には、かかるエステル
をaむ一シシ香族ジカルボン酸のジアリールエステルを
重縮合一[程に移行する。芳香族ジカルボン1wのジア
リールエステルに%香族”ヒドロギシ化合物のアシル誘
導体を添加混合して重合するにさきたち、できるだけ余
剰の脂肪族カルボン酸のアリールエステルは留去せしめ
て、少くしておくことが望ましい。
本発明のエステル交換反応では、酢酸などの装置を腐蝕
するものが生成しないため、通常のポリエステルのエス
テル交換数1ル、装置を使用スることができる。エステ
ル交換反応の反応温度は約]60〜300 Y〕が好ま
しく、反応圧力は任意の圧力でよいが、通常は常圧で行
われる。
次に第2段階の重縮合反応工程において、第1段階の反
応で得られた芳香族ジカルボン酸のジアリールエステル
と芳香族ジヒドロキシ化合物のアシル誘導体と重縮合反
応せしめる際には無産I媒でもよいが反応を円滑に進行
させるために、公知の重合用触媒を添加使用するとよい
かかる触媒としては、例えばリチウム、ナトリウム、カ
リウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、マンガン、
コバルト、チタン、錫、銅、鉛、アンチモン、ゲルマニ
ウムなどの金属単体およびこれらの化合物(例えば酸化
物、水素化物、水酸化物、ハロゲン化物、アルコラード
、フェノラート、有機酸塩、無機酸塩、錯塩、複塩)な
どがあげられ、2種板」−を混合使用してもよい。これ
ら重縮合反応の触媒の添加量は最終的に得られるポリマ
の重す毛に対して0.005〜10重量%、好ましくは
0.01〜03重量%である。
重縮合工程で反応原料として用いられる芳香族ジヒドロ
キシ化合物のアシル誘導体の使用量は、芳香族ジカルボ
ン酸のジアリールエステルと基本的には恰−モルl’i
(が好ましいが、多少の増減は1作容できる。
本発明の11^縮合反応には通常のポリエステルの重合
装置を使用することができ、装置腐蝕の懸念かない。、
r17縮合反応d、11度4;i ]、 80〜400
℃、反応圧力は任意の圧力でよいが、重縮合反応の進行
に伴ない減圧にするのが好ましい。
ここで回収されたjYf出物の脂肪族カルボン酸のアリ
ールエステルはそのままで、または精製して第1段階の
[:稈に戻し芳香族ジカルボン酸のジアリールエステル
合成反応の原料として循環使用でき生産効率、コスト面
で極めて有利である。また第2段階の工程で得た重合体
を必要ならばさらに、固イ(し[合反1ル、で高重合度
化せしめることもできる。
本発明においては、各種添加剤例えば酸化時+It j
’+lI (ビンダー1゛フエノール系、アミン系安定
剤など)、紫外#i!IN IIV剤、各種リン化合物
に代表される着色防止剤、顔料、彊燃刑、ガラス繊の 維、各種フィラーなど強化剤等を添加することもできる
AiJ記したように、本発明によればポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレートなとの既存の
ポリエステルの重合設備をそのまま使用することかでき
、しかも安価で人手の谷易な原料を出発原料として使う
ことができるので原料、コスト面で有利である。また品
質のよいボリアリレートを生産性よく製造することがで
きる。
以ド、実施例により本発明をlTi細に説明する。
本発明でいう対数粘度(ηinh )は0−クロルフエ
7−ルloOml中に0.5 gの重合体を含む濃度で
25℃で測定する。対数粘度は次式で定(但し式中ηr
e(lは相対粘度、Cは濃度を表示する。) 実施例〕 (1)  It拌機と精留塔をつけた三ロフラスコにジ
メチルテレフタレート116.4 g (0,6モル)
ジメチルイソフタレー1−11.6.4 g (0,6
モル)お」二び自1i1’i安フェニル39 ]、、 
6 g (2,8sモル)の混合物を仕込み、モノブチ
ル錫オキ慢イド0.8 g 4.’7添加し160℃か
ら240℃に至る」Sで1111酸メチルを留出させな
がら徐々に昇湿し、r’+I +’l(l′メチルの4
W出が完結するまで反応を継続した。
反応混合物を11テ縮合反応装置に仕込み、ビスフェノ
ールA・ジアセテー)374.4g(12モル) 、 
酸化アンチモン0.43 g加え、窒素寡聞((l:、
200℃で1時間、次いで230℃で1時間加熱し、2
50℃に昇温して系内を徐々に減圧して30分後に絶対
圧05、、 Hg以下にした。この状態で1時間加熱後
290℃に昇渇し、2時間重縮合反応を続けた。冷却後
ボリアリレートポリマの塊状物を得た。
得られたポリマの性状はηinh 0.61 、融点2
50 ’Cであった。また、重縮合反応によって310
gのほぼ無色透明な酢酸フェニルを蜜だ。
(2)  ジメチルテレフタレー) 58.2 g (
0,3モル)、ジメチルイソフタレート5a、gg(0
3モル)および実施例1−(1)の重縮合によってえた
酢酸フェニル196 g (:1.、44モル)。
モノブチル錫オキサイド06gを用い、実1f11九M
 1− (〕)と同様にエステル化反応、ひきつづきビ
スフェノールA・ジアセテートとの重縮合反応を行なっ
た。冷却後ボリアリレートポリマの塊状物を得た。
ポリマの性状はηinh O,59、t4+1i点25
0・Cであった。
実施例2 (+)  nt拌441!と精留塔をつけた三[]フラ
スコにジメチルテレフタレート]、 74.6 g(0
,9モル)。
ジメチルイソフタレート5 s、 2 g(o、 3モ
ル)オ、J: U 酢酸フェニル391.6g(2,8
8モル)の混合物を仕込め1ジブチルスズオキサイド0
、8 gを添加し、160℃から240℃に至るまで酢
酸メチルを留去させながら徐々に昇温し、酢酸メチルの
留出が完結するまで反応を継、読しt−8 反応混合物4・重縮合反応装置に仕込み、(4,4′−
ジヒドロギシジフェニル)スルホンジアセテート34.
9.2 g (1,2モル)、水素化リチウム0.45
 gを加えて、窒素雰囲気下で、200℃で1時間加熱
し、その後250℃に昇温し、系内を徐々に減圧にせし
めて30分後に絶対11:、o、 51(1;以下にし
た。その状態で1時間加熱した後310℃に昇温し2時
間重Gi1合反ji″I、:をAi’ll:けた。冷却
後、塊状のボリアリレートポリマをfIした。
ポリマの性状はηjnhO,50、融点290χ〕であ
った。
(2)  ジメチルテレフタレート58.2g(0,3
モル)、ジメチルイソフタレー) 19.4 g (0
゜1モル)および実施例2−(1)の重縮合によつてえ
た酸酢フェニル130.5 g (0,96モル)。
ジブチルスズオキサイド04gを用い、実施例2−(1
)と同様にエステル化反応、ひきつづき(4,4−ジヒ
ドロキシジフェニル)スルホンジアセテートと重縮合反
応を行なった。冷却後ηinh 0.49 、融点29
0℃のボリアリレートポリマを得た。
実か[、例3 攪拌機と精留塔をつけた三ロフラスコにジメチルテレフ
タレート1630区(084モル)。
ジメチルイソ7タレート69.8 g (0,36モル
)および酢酸m−トリル54og(3,6モル)の混合
物を仕込み酢酸鉛(含水塩)0.8gを添加し、160
℃から265℃に至るまで酢酸メチルを留出させながら
徐々に昇温し、酢1.・メチルの留出が完結するまで反
応を継線した。
反応が完結した後、反応混合物を重縮合反応装置に仕込
み、徐々に減圧にして、過り1の酢酸m−)リルを留去
し、しかるのちにビスフェノールA−ジアセテート37
4.4 g (1,2モル)(2:?+ を仕込み、酸化アンチモン0.5gを加え、窒素雰囲気
下200 Y〕で1時間加熱した。しかるのちに250
℃に兄温し、系内を徐々に減圧にせしめて、30分イカ
に絶対圧0.5 smHg以下に達せしめた。こσ)状
態で1時間加熱後、290℃に昇温し、2時間1[縮合
反1芯を続行した。重縮合反応終了後、水中で冷却して
ηinh O,55、融点261 N:のボリアリレー
トポリマを得た。
髄許出願人 t4↓し株式会社 (24完)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芳香族ジカルボン酸成分とビスフェノール成分か
    らなる芳香族ポリエステルを製造するにあたり、第1段
    階の反応として、芳香族ジカルボン酸のジアルキルエス
    テルと少くとも当量の脂肪族カルボン酸のアリールエス
    テルとをエステル交換反応触媒存在下で脂肪族カルボン
    酸のアルキルエステルを系外に留去せしめながらエステ
    ル交換反応を31わせ、第2段階の反応として、第1段
    階の反応で得られた未反応の脂肪族カルボン酸のアリー
    ルエステルを含む芳香族ジカルボン酸のジアリールエス
    テルに芳香族ジヒドロキシ化合物のアシル誘導体を添加
    し重縮合反応を行い、この際留出する脂肪族カルボン酸
    のアリールエステルを第1段階の反応の原料としてリサ
    イクル使用することを特徴とする芳香族ポリエステルの
    製造方法。
  2. (2)  !I”r 許請求のq(1)間第1頂におい
    て、エステル交換反1jし、触媒が錫または鉛を含む化
    合物である芳香族ポリエステルの製造方法。
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