JPS5821524B2 - 油水分離装置 - Google Patents

油水分離装置

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Publication number
JPS5821524B2
JPS5821524B2 JP53021013A JP2101378A JPS5821524B2 JP S5821524 B2 JPS5821524 B2 JP S5821524B2 JP 53021013 A JP53021013 A JP 53021013A JP 2101378 A JP2101378 A JP 2101378A JP S5821524 B2 JPS5821524 B2 JP S5821524B2
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JP
Japan
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oil
water
valve
separator
pump
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JP53021013A
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English (en)
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JPS54114867A (en
Inventor
仲巌
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NIPPON ESU AARU ESU KK
Original Assignee
NIPPON ESU AARU ESU KK
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Publication date
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Publication of JPS5821524B2 publication Critical patent/JPS5821524B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油を含む水(以下油水と称する)から油を分離
する油水分離装置に係わり、さら忙詳述すれば効果的に
油水を分離する油水分離装置の機構の改良に関する。
従来の重力式油水分離器の油水の分離工程は、第1図に
示す如くポンプ2の吐出によって重力式油水分離器(以
下分離器と称する)1に油水を供給し、分離機構によっ
て分離された水は排水用自動弁5から、分離された油は
油面検知器3の信号により開閉する排油用自動弁4から
、また気泡として混入した空気は空気抜用自動弁6から
それぞれ排出させるものであった。
この方法では油水はポンプ2によって攪拌されて油滴が
微粒化し、これがため分離器1の分離効率は低下させら
れていた。
また更に分離器1の後に続けてフィルタ一式油水分離器
11.12などを設けて精密分離を行う場合には、その
抵抗により分離器1内の水圧が上昇し、油滴り凝集、生
長を妨害するため、更に分離効率が低下していた。
これらを改善するため、第2図に示す如くポンプ2の吸
込み側と分離器1の排水配管を接続し、更に第1図の排
油用自動弁4に代えて排油ポンプ7を設ける方法が提案
されている。
この方法によれば分離器1に供給される油水はポンプ2
によって攪拌されることがなく、また続けてフィルタ一
式油水分離器11.12などで精密分離を行っても、分
離器1内は圧力上昇は来さず常時負圧であるため、分離
効率を低下させることがなくむしろ向上させる。
しかし、分離器1内が負圧であるため、それに取付けら
れたバルブや油水供給配管等からしばしば空気を吸引す
ることがあり、この空気が分離器1内に蓄積されて油面
検知器3に接触すると、油面検知器3は空気を油と同様
に感知し信号を送ってポンプ2を止め、同時に排油ポン
プ7を作動し空転させ、往々、排油ポンプIを損傷させ
る欠点があった。
本発明は上述した問題点の解決を計ったもので。
分離効率の優れた油水分離装置を提供するものである。
本発明の油水分離装置を第3図に示すが、その特徴は、
第2図に示す装置において、分離器1の排油配管に設け
られた排油ポンプ7に代えて排油用自動弁または逆止弁
(以下排油弁と称する)10を、また、油水供給配管に
は油水供給用自動弁または逆止弁(以下供給弁と称する
)9と、この供給弁9の迂回路を成す如く取付げられた
副ポンプ8とを設けたものであって、これらの弁および
主ポンプ2、副ポンプ8を油面検知器3と連動させた機
構よりなっている。
以下第3図によって本発明の詳細な説明する。
第3図において、分離器1への油水の供給は、主ポンプ
2の吸引力により油水供給配管に取付けられた供給弁9
を通じて行われる。
この時、副ポンプ8は停止し排油弁10は閉止されてい
る。
分離器1内は負圧となり油と水の分離は促進され、分離
された水は主ポンプ2によって排出され、必要によって
更にフィルタ一式油水分離器11゜12などにより精密
分離される。
分離器1において分離された油は分離器1上部に蓄積さ
れ、油面が油面検知器3に達すると、油面検知器3から
の信号により主ポンプ2は停止し、副ポンプ8が作動し
、同時に排油弁10が開放となり、供給弁9は閉止して
油は排油弁10を通じて排出される。
供給弁9、排油弁10が逆止弁の場合は油面検知器3の
信号にはよらないが、油面検知器3の信号によって主ポ
ンプ2が停止し、副ポンプ8が作動することにより分離
器1内が加圧となるため、供給弁9は閉止し、排油弁1
0が開放となり油は排油弁10を通じて排出される。
若し油水の分離工程中に主ポンプ2の吸引力によって分
離器1内に空気が入り、蓄積されて油面検知器3に達す
ると、排油機構と同じ操作が行われて空気を排油弁10
を通じて排油配管に排出する。
油または空気が排出されて油水面が上昇し、油面検知器
3がこれを感知すると、副ポンプ8は停止して主ポンプ
2が作動し、同時に自動弁であれば油面検知器3の信号
により、逆止弁であれば分離器1内が負圧になることに
より、排油弁10は閉止し供給弁9は開放されて再び油
水の供給が開始される。
油または空気を排出するための副ポンプ8の稼動中は、
副ポンプ8を通じて油水が供給されることになるが、油
水中の油分は通常2%以下であるので、副ポンプ8の稼
動時間は主ポンプ2の稼動□時間の1150以下の短時
間であり、油水が副ポンプ8によって攪拌され、油が微
粒化されることによる分離効率の低下は殆んど無視でき
る。
本発明の油水分離装置は (1)油水供給配管にポンプを設けた場合に生ずる前述
の油の微粒化を生ずることなく、分離効率が向上する。
(2)主ポンプを排水配管側に設けたので、分離器内が
負圧となり、更に続けてフィルタ一式油水分離器等によ
る精密分離を行なっても、同様に分離器内は負圧であり
分離効率が更に向上する。
(3)排油ポンプに代えて排油弁を使用したので、前述
の排油ポンプの損傷によるトラブルを生ずることがない
等の効果を有する外、副次的効果として、第2図に示さ
れた方法においては、運転開始時に、前もって分離器内
に分離器に付属するポンプ以外の別ポンプによって油水
を満す必要があるが、本発明においては副ポンプによっ
て容易に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知技術の説明図、第2図は改良提案説明図、
第3図は本発明説明図を示す。 1:重力式油水分離器、2:ポンプまたは主ポンプ、3
:油面検知器、4:排油用自動弁、5:排水用自動弁、
6:空気抜用自動弁、7:排油ポンプ、8:副ポンプ、
9:油水供給用自動弁または逆止弁、10:排油用自動
弁または逆止弁、11.12:フィルタ一式油水分離器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 分離器が油滴と水との比重差を利用して油分を上部
    へ、水分を下部へ分離する重力式分離器である油水分離
    装置において、 分離器1上部の排油配管に排油用自動弁または逆止弁1
    0を、下部の排水配管に主ポンプ2を、中間部分の油水
    供給配管に油水供給用自動弁または逆止弁9とその弁9
    の迂回路を形成するように接続された副ポンプ8とを設
    け、さらに上部と中間部分の間部分に油面検知器3を備
    えて、油面検知器3が分離水面を検知すると、副ポンプ
    8が停止し、主ポンプ2が作動して排水が開始され、弁
    10が閉止し、弁9が開放されて油水が流入し油水の分
    離が行われ、分離油分が増加して油面検知器3が油面な
    検知すると、主ポンプ2が停止し、弁9が閉止し、副ポ
    ンプ8が作動して油水を供給し、弁10が開放されて油
    分を排出し、油分が排出されて分離水面が上昇し油面検
    知器3が分離水面を検知すると上記作用を繰返す機構か
    らなるものであることを特徴とする油水分離装置。
JP53021013A 1978-02-27 1978-02-27 油水分離装置 Expired JPS5821524B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP53021013A JPS5821524B2 (ja) 1978-02-27 1978-02-27 油水分離装置

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JP53021013A JPS5821524B2 (ja) 1978-02-27 1978-02-27 油水分離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54114867A JPS54114867A (en) 1979-09-07
JPS5821524B2 true JPS5821524B2 (ja) 1983-04-30

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ID=12043162

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS527583U (ja) * 1975-07-02 1977-01-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS527583U (ja) * 1975-07-02 1977-01-19

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JPS54114867A (en) 1979-09-07

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