JPS5821481A

JPS5821481A - 赤熱コ−クス圧力消火設備

Info

Publication number: JPS5821481A
Application number: JP11864481A
Authority: JP
Inventors: Hiromasa Yamaji; 山地　宏昌
Original assignee: Sumitomo Heavy Industries Ltd
Current assignee: Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date: 1981-07-29
Filing date: 1981-07-29
Publication date: 1983-02-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は赤熱コークス消火用コンテナカバーの下方位置
にコンテナカーを精度良く停止させた後リフトさせてコ
ンテナカー上のコンテナの上部開口をコンテナカバーで
密閉するタイプの赤熱コークス圧力消火設備に関するも
のである。

従来のコンテナカーでは、車体上にリフティングフレー
ムが４本のリフトシリンダによ゛リリフト可能に載置さ
れ、リフティングフレーム上には上部開口に火格子床を
備えた蒸気ダクトが載置され、かつ反コークス炉側で枢
着されると共に、蒸気ダクト上にはコンテナが載置され
、かつコークス炉側で枢着され、さらにリフティングフ
レームと蒸気ダクトとの間、及び、リフティングフレー
ムとコンテナとの間にはそれぞれ傾動シリンダ及び排出
シリンダが２本ずつ設けられており、赤熱コークス消火
用コンテナカバーによりコンテナ上部を密閉するべくコ
ンテナ及び蒸気ダクトをリフトアップするだめのリフテ
ィングフレーム及びリフトシリンダがあるため、コンテ
ナカーの構造が複雑となり、また、重量が大きくなり、
コンテナカーが重くなると、それだけ走行レールに大き
な荷重がかかり、また走行モータの容量を大きくせざる
を得す、そのため、消費電力が大となりさらに走行慣性
が大きくなり、例えばコンテナカバーの直下にコンテナ
を精度良く配置させるための消火ステーション内定位置
停止は熟練した運転者のブレーキ操作でも難しく時間が
かかるという欠点があった。

本発明は前記従来の問題点を解決するだめに創案された
もので、軌条上を移動可能なコンテナカーの車体をその
移動方向にて挾持できるよう対向方向外延側から起立可
能な一対のレバーを備えた車体定位置停止装置と、該レ
バー間において前記車体をリフト可能なリフト装置とを
、コークス消火装置に備えたコンテナカバーの下方の消
火車軌条間に設置したことにより、粗停止したコンテナ
カーをレバーの挾みっけでコンテナカバー下方の定位置
に移動させて精度良く停止させた後リフトアップでき、
コンテナカー上のコンテナの上部をコンテナカバーによ
り密閉するための作業が機械的に確実迅速に行なえる赤
熱コークス圧力消火設備を提供することを目的とするも
のである。

以下、本発明を図示する実施例により説明する。

コンテナカー車体１の移動方向中央部上には上部開口に
火格子床（図示せず）を備えた蒸気ダクト２が載置され
、かつ反コークス炉側で軸受３とピン４によシ傾動自在
に取付けられており、該蒸気ダクト２の車体移動方向端
にはそれぞれ立上りダクト２Ａ、２Ａが接続されると共
に、傾斜フレーム５，５が一体に設けられ、該傾斜フレ
ーム５゜５のコークス炉側部分とその下方の車体部分と
の間には傾斜シリンダ６．６が設けられている。

この蒸気ダクト２の上には耐火性函体よりなるコンテナ
７が載置され、かつコークス炉側で図示しない軸受とピ
ンにより傾動自在に取付けられており、該コンテナ７の
反コークス炉側部分とその下方の蒸気ダクト部分との間
には排出シリンダ８が設けられている。

また、車体１の移動方向前後端にはそれぞれ上下方向に
沿うガイド枠９，９が一体に設けられており、各ガイド
枠９の外面の左右側部にはガイド面１０．１０が、また
該ガイド而１０．１０間には左右対をなす１対以上のガ
イドローラ１１．１１が設けられている。

運転室１２と電気室１３は前側のガイド枠９及び傾斜フ
レーム５間の車体部分上に配置され、また機械室１４′
は後側のガイド枠９及び傾斜フレーム５間の車体部分上
に配置されており、電気室１３のコークス炉側側部には
下部に集電部を備えた上下伸縮自在な複数のパンタグラ
フ１５．・・・・が横に並べて設けられている。

このコンテナカー１６はコークス炉団に沿い敷設された
コンテナカー軌条１７．１７の上を移動可能であり、コ
ークス炉団に沿い、横並び配置で設けられた複数本のト
ロリー１８からパンタグラフ１５によシ走行モータ用、
油圧ポンプ用、制御用、照明用等の電力が供給される。

他方、消火ステーションのコンテナカー軌条１７．１７
の上方には、コークス消火及び蒸気回収装置に備えられ
るコンテナカバー１９と地上ダクト２０が門型架構２１
により支持されると共に、消火ステーションのコンテナ
カー軌条１７，１７間には、一対のレバー２２．２２が
車体１をその移動方向にて挾んで対向するよう挾付はシ
リンダ２３．２３により対向方向外延側から起立可能に
軸受２４゛とピン２５により支持され、また複数本のリ
フトシリンダ２６．２６がレバー２２　、２２間の地上
側軌条１７の間に車体１をリフト可能に設置されており
、該レバー２２．２２の対向面の左右側部にはそれぞれ
複数のガイドローラ２７が、またこれら左右のガイドロ
ーラ列間中央には左右両側面をガイド面とする１本のガ
イド突条２８が設けられ、該ガイド突条２８のガイド面
２９゜２９には突条長さ方向に連続するようにして左右
相対応する引込み部２９ａ　、２９ａが設けられてガイ
ド枠９に取付けられているガイドローラ１１゜１１がガ
イド面２９．２９に沿って上下動可能になっている。

以上の構成において、コンテナ７内に赤熱コークスを積
載したコンテナカー１６を消火ステーションまで移動さ
せブレーキ操作により停止させる。

この場合、コンテナカー１６の移動を妨げないようレバ
ー２２．２２は挾付はシリンダ２３　、２３の短縮作動
により軌条１７の下方位置まで倒伏させ、またリフトシ
リンダ２６．２６はその短縮作動により軌条１７の下方
位置に退没させておく。　次にコンテナカー１６のブレ
ーキを開放した後、挾付はシリンダ２３．２３の伸長作
動によりレバ−２２，２２を起立させてゆくと、コンテ
ナカー１６が所定の停止位置からずれている場合、第３
図に想像線で示すようにずれ側のレバー２２に備えた最
下段のガイドローラ２７．２７がそれぞれコンテナカー
１６に備えたガイド枠９のガイド面１０．１０に当りそ
の上を転動しつつコンテナカー１６を押すから、コンテ
ナカー１６は一方のレバー２２により所定の停止位置へ
とゆっくり移動させられ、遂にはレバー２２．２２によ
り挾み付けられて該停止位置上に停止する。また、レバ
ー２２に備えたガイド突条２８の引込み部２９ａ。

２９ａに該レバー２２の起立過程でガイド枠９に備えた
ガイドローラ１１．１１が入り易く、該ガイドローラ１
１．１１間へガイド突条２８が確実に入る。

次いで、リフトシリンダ２６．２６を伸長作動させ、レ
バー２２．２２とガイド枠９，９間のガイド機構（ガイ
ドローラ２７とガイド面１０及びガイドローラ１１．１
１とガイド面２９．２９）により軌条方向及び該方向と
直角方向へぶれないようガイドしつつコンテナカー１６
を安全にリフトアップする。このとき、パンタグラフ１
５はトロリー１８に対しパンタグラフ１５が可撓性構造
となっているため、脱線し々い。また、リフトアップ中
の照明は消火ステーションの地上設置照明設備によれば
よく、また、一時的停電も不可とする回路に対してはフ
レキシブルな導体を用いて電力供給を継続したり、コン
テナカー１６に小形のバッテリを搭載すればよいから、
パンタグラフ１５を用いた電力供給がコークス消火のた
め一時的に中断しても何ら支障はない。

コンテナカー１６のリフトアップによりコンテナ７の上
部開口がコンテナカバー１９により密閉され、かつ蒸気
ダクト２に連なる立上りダクト２Ａ、２Ａに地上ダクト
２０．２０が接続され、次いでコンテナカバー１９に備
えだ噴射ノズル（図示せず）から散水してコンテナ７内
の赤熱コークスの圧力消火を行なうと共に、消火時発生
した蒸気を回収する。

コークス消火及び蒸気回収後、リフトシリンダ２６．２
６の短縮作動によりコンテナカー１６をリフトダウンし
、挾付はシリンダ２３．２３の短縮作動によりレバー２
２．２２を元の位置まで倒伏させ、次いでコンテナカー
１６をコークワークへ移動させてそこで消火コークスを
排出する。この排出作業はまず傾斜シリンダ６の伸長作
動によ　。

り蒸気ダクト２およびコンテナ７を反コークス炉側に傾
斜させ、次に排出シリンダ８の伸長作動により蒸気ダク
ト２とコンテナ７との間を開口させて行ない、排出作業
後逆動作で元の状態に戻す。

次いで、コンテナカー１６は押出コークスの受骸のため
所定のコークス炉へと移動させる。

以上の通シ本発明はコンテナカー車体をその移動方向前
後からレバーで挾みつけて消火ステーション・内定位置
に精度良く容易確実に停車させうる構成であるから、ブ
レーキによる停車精度は低くて良く、また、定位置停止
したコンテナカーをレバーをガイドとして安全確実にリ
フトアップできる構成であるから、コンテナカー上のコ
ンテナの上部開口をコンテナカバーにより確実に密閉で
き、従って、従来に比してコンテナの消火ステーション
内セット′が確実迅速にでき、しかもそのセットのため
の装置は地上側に設けてコンテナカーに搭載しないから
、コンテナカーの軽量化ができ、また構造を簡単にでき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す正面図、第２図は第１図
の■−■線断面図、第３図は第１図の車体定位置停止装
置の部分拡大図、第４図は第３図の平面図、第５図は第
４図の■−ｖ線断面図である。１・・・車体、２・・・蒸気ダクト、２人・・・立上り
ダクト、５・・・傾斜フレーム、６・・・傾斜シリンダ
、７・０゛コンテナ、８や・・排出シリンダ、９・・・
　ガイド枠、１０・・・　ガイド面、１１・・・ガイド
ローラ、１５・・・パンタグラフ、１６０・コンテナカ
ー、１７・・・軌条、１８・拳・　トロリー、１９・・
・コンテナカバー、２０・・・地上ダクト、２１・・・
門型架構、２２・・・Ｌ／バー、２３・・・挾付ケシリ
ンダ、２４・・・軸受、２５・・・ピン、２６・・・　
リフトシリンダ、２７・・・ガイドローラ、２８・・・
ガイド突条、２９・・・ガイド面。特許出願人　住友重機械工業株式会社第５図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

軌条上を移動可能なコンテナカーの車体をその移動方向
にて挾んで対向するよう対向方向外延側から起立可能な
一対のレバーを備えた車体定位置　−停止すと、該レバ
ー間において前記車体をリフト可能なリフト装置とを、
赤熱コークス消火用コンテナカバーの下方の消火車軌条
間に設置したことを特徴とする赤熱コークス圧力消火設
備。