JPS5821453Y2 - 照明装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はライトガイドを用いた照明装置に関する。

ライトガイドはガラス繊維９舎戊樹脂繊維を用い、可撓
性に構成されたものであり、これに一方から光照射する
と他端に損失少なくして光を伝達させることができる。

本考案はこの光ガイドを用いて光源からの光を多数の各
室内に導びき照明するようにしたもので、端部を各室に
配したライトガイドの他端を一個所に集束シフ、該集束
端部に光源を設けたこと、光源は太陽光を反射鏡を用い
て集光した光源と発光体を具えたランプハウスとを切換
利用できるように具備したことを特徴とする。

以下図面の一実施例により本考案を説明する。

第１図において、１は一端を集束して光入射し、内部を
光伝播して他端を各々分岐して照明しようとする各室２
ａ、２ｂ、２Ｃ・・・・・・に分配したライトガイドで
ある。

ガイド材にはガラス、プラスチック等の繊維（線）を用
い、表面に防眩剤塗着して伝送効率を高める。

塗料として防眩剤塗料を塗着し、Ｉｎ。Ｓｎの酸化物に
五酸化リン、更にアンチモンを添加して塗着する。

塗膜の厚さは全体として２００〜１０００ Ａ程度塗着
する。

蒸着法を利用して塗布するとよい。

このように表面の防眩塗膜形成によって光伝達効率は約
１３０％程度以上に向上させることができる。

１１は多数の光ガイド１ ａ、１ ｂ、ＩＣ・・・・・
・を結束して光入射せしめる端部で、こ・に光源が設け
られる。

光源として太陽光３を多数の反射鏡４を用いて反射集光
せし、集光部に前記光ガイドの端部１１が位置するよう
に配置せしめられる。

５はランプハウスで、前記光ガイド端部１１に被せるよ
うに設けられ、ダイオード、ランプ等の発光体６を有し
、反射鏡７で平行光線を入射せしめる。

またハウス内の熱風を排気する冷却ファン８を具える。

ハウスパケットの端部はヒンジ結合９され、点線のよう
に持ち上げることにより光源の切換えが行なえる。

即ち太陽光が入射する間はランプハウス５は取り除かれ
、雲天、夜間等にランプハウス５を利用して光照射する
よう切換えて利用する。

ライトガイド１の結束端１１に入射する光は各ガイド１
ａ、１ ｂ、Ｉ Ｃ・・・・・・を伝送して他端部が
配装された各室２ａ、２ｂ、２Ｃ・・・・・・を照明す
る。

通常の照明は電溶を利用するが本考案によれば太陽があ
る間は反射鏡を屋上に設けるだけで太陽光を直接利用し
て照明することができ、エネルギの経済的利用ができる
。

また各室に電溶線を配線する必要がなく、照明装置全体
を非常にコンパクトに構成でき、保守上もまた危険性の
点からも極めて有利である。

また光源には太陽を利用するものの他に発光体を具えた
ランプハウスを切換利用できるように設けたので、曇天
とか夜間でも同様に光源の切換だけで照明することがで
きる便利がある。

第２図はライトガイドによる伝達距離に対する光透過率
を示すグラフ図、第３図は光波長に対する単位長さ当り
の光透過率を示し、ライトガイドを利用して光の分配照
明が充分行なえることがわかる。

なお光源としては太陽光またはランプハウスのいずれか
を単独に利用する実施例も考えられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例構成図、第２図、第３図はラ
イトガイドの特性図である。 １はライトガイド、２ａ、２ｂ、２Ｃ・・・・・・照明
室、３は太陽光、４は反射鏡、５はライトハウス、６は
発光体、７は反射鏡、８は排風ファン、９はヒンジであ
る。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 端部を各室に分配したライトガイドの一端を一個所に集
   束し、該集束端部に太陽光を反射鏡を用いて集光した光
   源と発光体を具えたランプハウスとを切換利用できるよ
   う具備したことを特徴とする照明装置。