JPS58214317A

JPS58214317A - 固体と気体の分離装置

Info

Publication number: JPS58214317A
Application number: JP57096591A
Authority: JP
Inventors: Masatoshi Takeuchi; 竹内　昌利
Original assignee: Seiken Co Ltd
Current assignee: Seiken Co Ltd
Priority date: 1982-06-04
Filing date: 1982-06-04
Publication date: 1983-12-13
Also published as: JPS6034888B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、気体中に含まれる固体を分離する装置に関し
、特に、気体中に混合される微粉を濾過するのに使用さ
れる装置に関する。

（１つ　　先行技術この種の分離装置として、現在は、バッグフィルタトサ
イクロンとが多用されている。パックフィルタは、気体
をバッグ内に吸き込んで固体を分離する。

この分離装置の最大の課題は、バッグの目詰まりをいか
にして解；肖するかにある。このことを実現する為に、
種々の方式が開発されている。はとんとのものは、バッ
グを叩いて内側に付着した粉末等を除去して目詰まりを
解消し、底に堆積した粉末を除去する。しかしながら、
この作業中に粉末が飛散する欠点を解消できず、又、バ
ッグを叩いて付着粉末を除去する構造上、バッグにはｎ
ｆ撓性に富む材質しか使用Ｃきない。従って、バッグに
は、はとんと例外なく織布が使用される。

織布は、製造工程並びに組成上、特に小さい網目のフィ
ルタとすることが難しく、紙等に比較して、微粉末の濾
過か困難な欠点があった。

更に、バッグフィルタは、内部に空気を吹き込んでバッ
グを膨張して使用する構造上、フィルタの表面積を著し
く大きくすることが難Ｌ　＜　、濾過面積が小さくなっ
てバッグが短い時間で目詰まりを起こす欠点があった。

これに対し、サイクロンは濾材を全く使用しない為、フ
ィルタの目詰まりは起こらないが、吹き込まれる空気の
流動状態によって分離効率が変動し、常時微粉末を完全
に分離できない欠点があった。

（わ　目的本発明はこれ等従来の分離装置の欠点を解消することを
目的に開発されたもので、フィルタの目詰まりを簡単か
つ迅速に、しかもより完全に解消できると共に、フィル
タに使用される材質に限定を受けず、フィルタの材質を
調整することによってバッグフィルタては濾過できなか
った微細粒子も除去可能で、更に、フィルタの表面積を
著しく増大することがｉＪ能で、濾過効率と目詰まり防
止効果の高い固体と気体の分離装置を提供するにある。

■　構成以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図および第２図に示す固体と気体の分離装置は、ケ
ーシング１内が、フィルタ２を介して吸入室３と排気室
４とに区画されており、排気室４が吸引ファン５の吸入
側に連結されている。

フィルタ２〜膜数個あって、これがＭ２列に並んで配設
されており、各フィルタ２は回転駆動部材であるモータ
６に連結されて回転駆動される。

フィルタ２け、フィルタシート２ａと、このフィルタシ
ート２ａの枠体２ｂとからなり、フィルタシート２ａは
、用途に合わせて、紙、小織布、織布、或いはこれ等に
短繊維が植毛されたもの等が使用される。フィルタシー
ト２ａは、１慮過表面積を大きくすると共に、内外両表
面の空気を効率よく回転できるように、第３図と第４図
に示す如く、帯状に形成された細長いシート材が波形に
折曲されてこれが全体形状円筒状に形成されている。

円筒状に形成されたフィルタシート２ａの一端は、第３
図に示すように閉塞されており、外周と内面とは、金属
又は硬質合成樹脂製の網材又は多孔板の外筒７と内筒８
とで補強されている。

フィルタ２がケーシング１に固定される状態け第３図と
第５図とに示されている。この図に於て、フィルタ２は
、右端に回転筒９が固定され、回転ｒｉｌ　９の中心が
キーを介して軸１０に固着されている。

回転筒９は、右側外周がシール環１１に接触するように
、外周筒１３が円筒状に形成され１、中心筒１２と外周
筒１３とが羽根１４を介して連結されている。

羽根１４は、これが回転されることによって、フィルタ
２内に空気を圧入するように、ファンの羽根の如く傾斜
されている。傾斜する羽根１４を有する回転筒９は、フ
ィルタ２を回転して外表面に刺着した粉粒体を除去する
ときに、フィルタ２内に空気を強制圧入して粉粒体の除
去効率を高くする。

回転筒９が固定された軸１０は、軸受台１５を介してケ
ーシングの仕切板１６に支承されている。

軸受台１５は、軸１０がベアリングを介して支承さＪす
る軸筒１７と、ケーシングの仕切板１６に固定される固
定筒１８とがアーム１９を介して連結されており、固定
筒１８の一端にモータ６が固定されている。

軸受台１５には環状のシール環１１が固定され、シール
環１１の先端縁が回転筒９のりを円筒１３に接触し、軸
受台１５と回転＠９との連結個所の空気漏れを防止する
。

フィルタ２は回転されることによって表面にイ」着した
粉粒体が除去される。フィルタ表面から除去された粉粒
体は、高速回転するフィルタによって接線方向に放出さ
れる。

フィルタ２から放出された粉粒体は、それ自体の１屯で
ケーシング１の底に降下する。たた粉粒体の粒子が極め
て小さ・ハ場合、吸引ファン５を停止しないと、ケーシ
ング内に浮遊する粉粒体は気流に逆らって落トできず、
再びフィルタ２に付着する。

１汲引フアン５を停止することなく、フィルタ２から除
去された粉粒体が有効にケーシングの底に案内されるフ
ードが第２図と第３図々第５図と第６図とに示されてい
る。

このフードは、フィルタ外周の全体ないしはほぼ全体を
囲む筒状に形成された筒フード２０と、この筒フード２
０外に送り出された粉粒体をケーシングの底に案内する
塞板２１とからなる。

筒フード２０は、回転するフィルタ２から放出されて内
側に治って移動する粉粒体が外部に送り出されるスリッ
ト２２が開口されている。

スリット２２は内側に沿って移動する粉粒体が効率よく
排出されるように、第６図に示す如く、フィルタの回転
方向と反対の方向に向かって、筒フード２０の内面から
案内板２３が内側に折曲突出されている。

フィルタ２が回転されると、フィルタ２の外用面に付着
された粉粒体は遠心力でフィルタ２から放出され、筒ツ
ー１２０に沿って回転する。このとき、第７図と第８図
とに示すように、フィルタ２の外周に、軸方向に延長し
て、シロッコファンのような細幅板２５を固定するなら
、フィルり２から放出された粉粒体はより効率よく筒フ
ード２０に沿って移動し、案内板２３によってスムーズ
にスリット２２内に案内される。

筒フードの内径２０は、フィルタ２の外径より多少大き
く形成され、フィルタ２と筒フード２０との間に隙間が
形成される。筒フード２０がフィルタ２の全周を囲む場
合、吸入室３内の空気は、筒フード２０とフィルタ２と
の端部隙間を通ってフィルタ内に吸入される。

筒フードは必ずしもフィルタの全周を囲む必要はない。

第２図の筒フードはフィルタのほぼ全周を囲む。

フィルタは必要に応して交換できるのが良い。

第３図に示すように、フィルタ２が固定された輔１０が
片側でのみ支持されるものは、軸１０にフィルタ２を固
定するナツト２４を外すたけてフィルタが簡単に交換で
きる。

複数個のフィルタ２は、それぞれが単独で、又は全体を
複数組に区分して、各組を別々に回転できる構造とする
のが良い。この構造にすると、分離装置として稼動させ
ながらフィルタの目詰まりを除去できる。即ち、吸引フ
ァン５を運転した状態で、一部のフィルタ２を回転し、
回転するフィルタ２のみ表面の粉粒体を除去して目詰ま
りを除去する。このとき、回転しないフィルタ２が気体
を１慮過する。

ただ、全てのフィルタを回転させながら吸引ファンを運
転し、フィルタに（＝Ｊ着する粉粒体を除去しながら、
気体を濾過することもｉＪ能であるのは言うまでもない
。

■　効果前記の如く構成された固体と気体の分離装置は、筒状の
フィルタを回転することによって、フィルタ外表面に付
着した粉粒体に遠心力を作用させ、この遠心力でもって
フィルタの目詰まりを解消する。この為、フィルタの目
詰まりが至って簡単かつ迅速に、しかも強い遠心力で完
全に解消される。

更に、吸引ファンを停止してフィルタを回転するなら、
フィルタ表面付近の空気も加速されて回転され、遠心力
によって空気がフィルタを貫通し、濾過時と反対の空気
流によってｆＮＪ着微粒子が除去される。

更に、バッグフィルタの如く、フィルタを叩き、あるい
は変形して目詰まりを解消するものでないので、フィル
タの材質に限定を受けず、バッグフィルタやサイクロン
では除去困難であった微細粒子・の除去がＦｉｆ能とな
り、更に構造−に、フィルタの表面積を著しく増大でき
、濾過効率を高くして目詰まりを極減できる等数々の卓
効を実現する。

【図面の簡単な説明】

第１図と第２図は本発明の一実施例を示す固体と気体の
分離装置の断面図、第３図はフィルタの取イ」状態を示
す断面図、第４図はフィルタを半径方向に切断した断面
図、第５図はフィルタとフードの取付を示す斜視図、第
６図は筒フードの斜視図、第７図と第８図は能の実施例
を示すフィルタの正面および側面図である。１１Ｉ・ケーシング、２・・フィルタ、２ａ・・フィル
タシート、２ｂ・・枠体、３・・吸入室、４・・排気室
、５・・吸引ファン、６・・モータ、７・・外筒、８・
・内筒、９・・回転筒、１０・・軸、１１・・シール環
、１２・・中心溝、１３・・外周筒、１４・・羽根、１
５・・軸受台、１６・・仕切板、１７・・軸筒、１８・
・固定筒、１９・・アーム、２０・・筒フード、２１・
・塞板、２２・・スリット、２３・・案内板、２４・・
ナツト、２５・・細幅板、第　　１　　図第　　２　　図第　　６　　図第　　７　　図第　　８　　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　ケーゾングが、フィル、りを介して吸入室と
排気室とに区画され、吸入室に吸入された固体混合の気
体が、フィルタを通過することによって濾過されてυ１
気室に流入されるように構成された固体と気体の分離装
置に於て、フィルタが筒状に形成されると共に、中心を
軸に回転自在に配設されており、更に、このフィルタは
外表面が１吸入室に、内側が排気室に連通されており、
更にフィルタは回転駆動部材に連結されておって強制的
に回転駆動され、フィルタが回転されることによって、
外表面にイ」着した固体が遠心力で除去されるように構
成されたことを特徴とする固体と気体の分離装置。
（２）吸入室と排気室との間に、複数個のフィルタが配
設され、複数個のフィルタは、複数組に区分けされ、各
組のフィルタが別々に回転駆動されるように構成された
特許請求の範囲第（１）項記載の固体と気体の分離装置
。
（３）　　フィルタが、フィルタシートを波形に折曲し
てこれを全体形状円筒状に形成されたものである特許請
求の範囲第（１）項記載の固体と気体の分離装置。
（４）　　フィルタシートの外周が円筒材で覆われて補
強されている特許請求の範囲第（１）項記載の固体と気
体の分離装置。
（５）　　フィルタがフィルタシートを有し、このフィ
ルタシートが紙、不織布、網の′ハずれか、又はこれ等
の表面に短繊維が植毛されたもののいずれかである特許
請求の範囲第（１）項記載の固体と気体の分離装置。（６１Ｒ筒状のフィルタが片側でのみ支持されている特
許請求の範囲第（１）項記載の固体と気体の分離装置。