JPS5821423Y2 - 緩衝包装材 - Google Patents
緩衝包装材Info
- Publication number
- JPS5821423Y2 JPS5821423Y2 JP1978034454U JP3445478U JPS5821423Y2 JP S5821423 Y2 JPS5821423 Y2 JP S5821423Y2 JP 1978034454 U JP1978034454 U JP 1978034454U JP 3445478 U JP3445478 U JP 3445478U JP S5821423 Y2 JPS5821423 Y2 JP S5821423Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging material
- space
- cushioning packaging
- peripheral wall
- foam sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Buffer Packaging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は緩衝包装材に関し、非常に素材ロスの少ない
成形を可能にできる構造を有していると共に角形への拡
開をきわめて行ない易くしたものである。
成形を可能にできる構造を有していると共に角形への拡
開をきわめて行ない易くしたものである。
従来より発泡シート等からなる緩衝包装材として例えば
四角形の容器、罐等の角形周囲を保護できるようにする
には、当初より四角形の成形品になるよう成形するか、
帯状の成形品を得てこれを四角形に形取って使用してい
るが、前者は非常にカットロスが多く、一定大の発泡シ
ートからの取り数が少なく不経済となる。
四角形の容器、罐等の角形周囲を保護できるようにする
には、当初より四角形の成形品になるよう成形するか、
帯状の成形品を得てこれを四角形に形取って使用してい
るが、前者は非常にカットロスが多く、一定大の発泡シ
ートからの取り数が少なく不経済となる。
また後者の場合には両端の貼着作業を要するのみか、寸
法上の狂いを生じ易い難点があった。
法上の狂いを生じ易い難点があった。
そこで、この考案においては、上記の従来技術の欠点お
よび不便を解消できるようにしたもので、その構成は、
全体が合成樹脂の発泡シートにて細長体として一体に形
成され、内方の空間を囲繞した外周の垂直な周壁部と、
該周壁部と連設した水平な上面板部とからなり、上記周
壁部はコーナー用の角部の周壁と他部分の周壁とが折目
を介して一体に形成され、また上面板部には中央長手方
向に溝、孔等による空間部もしくは切離部を形成すると
共にコーナー用の角部の上面部片と、他部分の上面部片
とを上記空間部もしくは切離部と通ずる溝、孔等の空間
部もしくは切離部を形成することにより区割形成してな
ることを特徴とするものである。
よび不便を解消できるようにしたもので、その構成は、
全体が合成樹脂の発泡シートにて細長体として一体に形
成され、内方の空間を囲繞した外周の垂直な周壁部と、
該周壁部と連設した水平な上面板部とからなり、上記周
壁部はコーナー用の角部の周壁と他部分の周壁とが折目
を介して一体に形成され、また上面板部には中央長手方
向に溝、孔等による空間部もしくは切離部を形成すると
共にコーナー用の角部の上面部片と、他部分の上面部片
とを上記空間部もしくは切離部と通ずる溝、孔等の空間
部もしくは切離部を形成することにより区割形成してな
ることを特徴とするものである。
次いで、この考案の実施態様について図を参照しながら
以下に例示する。
以下に例示する。
Ａは合成樹脂の発泡シートにて一体に形成した緩衝包装
材の全体を示しており、内方の空間を囲繞した一連とな
る外周の垂直な周壁部１０と内方の上面板部２０とをも
って図のごとき細長体を構成している。
材の全体を示しており、内方の空間を囲繞した一連とな
る外周の垂直な周壁部１０と内方の上面板部２０とをも
って図のごとき細長体を構成している。
そして１１は上記の周壁部１０における４個所に有した
コーナー用の角部の周壁であって他部分の周壁と折目線
ｌを介して一体に形成されている。
コーナー用の角部の周壁であって他部分の周壁と折目線
ｌを介して一体に形成されている。
そして上面板部２０は中央長手方向に溝、孔等の空間部
もしくは切離部２４′を形成すると共に上面板部２０の
うちのコーナー用角部側の上面部片２１と他部分の上面
部片２２については何れも上記切離部２４′に通ずる溝
、孔等の空間部２３もしくは切離部２４を形成すること
によって区割形成している。
もしくは切離部２４′を形成すると共に上面板部２０の
うちのコーナー用角部側の上面部片２１と他部分の上面
部片２２については何れも上記切離部２４′に通ずる溝
、孔等の空間部２３もしくは切離部２４を形成すること
によって区割形成している。
例えば第１図の場合には中央の切離部２４’、２４’の
間にこれと通ずる礼状の空間部２３．２３を介在させた
ものであり、第４図ではコーナー用角部側の上面部片２
１のうち２個がずれていて礼状の空間部２３．２３を相
互にずらせた場合を例示している。
間にこれと通ずる礼状の空間部２３．２３を介在させた
ものであり、第４図ではコーナー用角部側の上面部片２
１のうち２個がずれていて礼状の空間部２３．２３を相
互にずらせた場合を例示している。
上記のような周壁部１０および上面板部２０とによって
形成された細長体による緩衝包装材Ａの全体を四角形に
拡開できるようになっている（第２図）。
形成された細長体による緩衝包装材Ａの全体を四角形に
拡開できるようになっている（第２図）。
このような緩衝包装材Ａによれば、全体を拡開して例え
ば第３図のごとく角形容器Ｂの上部開口縁部を被装して
保護するのに好適品となる。
ば第３図のごとく角形容器Ｂの上部開口縁部を被装して
保護するのに好適品となる。
実施上、角形に拡開させるための当初の緩衝包装材Ａの
形状としては、第１図に例示した正四角形への拡開用細
長体および第４図のように長方形への拡開に適した細長
体も例示できる。
形状としては、第１図に例示した正四角形への拡開用細
長体および第４図のように長方形への拡開に適した細長
体も例示できる。
そのほか六角形等多角形に適した実施も可能である。
なお、上・記した緩衝包装材Ａを形成する合成樹脂の発
泡シートとしては、発泡ポリスチレンシートのほか、軟
質のものが要求される場合には発泡ポリエチレンシート
が適するが、他の樹脂による発泡シートまたはラミネー
トされた発泡シートによって実施することも可能である
。
泡シートとしては、発泡ポリスチレンシートのほか、軟
質のものが要求される場合には発泡ポリエチレンシート
が適するが、他の樹脂による発泡シートまたはラミネー
トされた発泡シートによって実施することも可能である
。
そして何れの実施における緩衝包装材Ａにあっても溝、
孔等による空間部２３もしくは切離部２４ 、２４’に
ついては、素材となる発泡シート等から複数の緩衝包装
材を加熱成形した後のトリミング加工時において打抜き
ないしは切込み加工にて形成されるのが、生産能率の点
からも好ましい。
孔等による空間部２３もしくは切離部２４ 、２４’に
ついては、素材となる発泡シート等から複数の緩衝包装
材を加熱成形した後のトリミング加工時において打抜き
ないしは切込み加工にて形成されるのが、生産能率の点
からも好ましい。
上記のごとくこの考案は構成されており、緩衝包装材Ａ
としての当初の形態はコーナー用の角部の周壁１１と他
部分の周壁とを有する垂直な周壁部１０と、コーナー用
角部の上面部片２１および他部分の上面部片２２とを有
する水平な上面板部２０とからなる一体に形成された細
長体であるから、合成樹脂の発泡シートから成形加工に
て形成される場合の素材ロスを極く少なくでき、発泡シ
ートからできるだけ多くの緩衝包装材Ａを取ることがで
きるため、非常に素材節約となり、経済的である。
としての当初の形態はコーナー用の角部の周壁１１と他
部分の周壁とを有する垂直な周壁部１０と、コーナー用
角部の上面部片２１および他部分の上面部片２２とを有
する水平な上面板部２０とからなる一体に形成された細
長体であるから、合成樹脂の発泡シートから成形加工に
て形成される場合の素材ロスを極く少なくでき、発泡シ
ートからできるだけ多くの緩衝包装材Ａを取ることがで
きるため、非常に素材節約となり、経済的である。
また不使用時形態は保管上も嵩低いものとなる。
そして拡開時には周壁部１０にコーナー用の角部の周壁
１１を有し、上面板部２０には当該角部用の上面部片２
１を有するので、角形の隅角形成が非常に行ない易くな
り、角形形成の重要個所となる隅角部分を無理なく形成
できる。
１１を有し、上面板部２０には当該角部用の上面部片２
１を有するので、角形の隅角形成が非常に行ない易くな
り、角形形成の重要個所となる隅角部分を無理なく形成
できる。
そして上面板部２０は中央長手方向に溝、孔等の空間部
もしくは切離部２４′を形成しており、さらに上面板部
２０のうちのコーナー用角部側の上面部片２１と他部分
の上面部片２２については何れも上記空間部もしくは切
離部２４′に通ずる溝、孔等の空間部２３もしくは切離
部２４を形成しているので、四角形等の各辺において適
宜長さの上面部片として区割形成できるゆえ、拡開空間
を大きくした角形のコーナー用緩衝材を提供できる。
もしくは切離部２４′を形成しており、さらに上面板部
２０のうちのコーナー用角部側の上面部片２１と他部分
の上面部片２２については何れも上記空間部もしくは切
離部２４′に通ずる溝、孔等の空間部２３もしくは切離
部２４を形成しているので、四角形等の各辺において適
宜長さの上面部片として区割形成できるゆえ、拡開空間
を大きくした角形のコーナー用緩衝材を提供できる。
特に第３図では角形容器Ｂ等の上部開口縁部へ嵌めるよ
うな場合を示しているが、底側へ上下逆にして使用する
こともでき（第３図鎖線参照）、この場合上面板部２０
が下面板部として活かされることになる。
うな場合を示しているが、底側へ上下逆にして使用する
こともでき（第３図鎖線参照）、この場合上面板部２０
が下面板部として活かされることになる。
従って、この考案によると、常に全体が一連の形態であ
って、不使用時の折畳み形態および使用時の形態の何れ
についても形状安定性が高く、取扱い至便で角形の被包
装物に応じた寸法的にも狂いの少なく緩衝包装材を至極
簡単に得ることができ、非常に使用効果の点でも優れた
緩衝包装材となる。
って、不使用時の折畳み形態および使用時の形態の何れ
についても形状安定性が高く、取扱い至便で角形の被包
装物に応じた寸法的にも狂いの少なく緩衝包装材を至極
簡単に得ることができ、非常に使用効果の点でも優れた
緩衝包装材となる。
図はこの考案の実施態様を例示するものであり、第１図
は拡開前の斜視図、第２図は拡開後の斜視図、第３図は
使用状態の一例を示す斜視図、第４図は変更例を示す拡
開前の斜視図である。 Ａ・・・・・・緩衝包装材、１０・・・・・・周壁部、
１１・・・・・・コーナー用の角部の周壁、２０・・・
・・・上面板部、２１・・・・・・角部側の上面部片、
２２・・・・・・他の上面部片、２３・・・・・・空間
部、２４・・・・・・切離部。
は拡開前の斜視図、第２図は拡開後の斜視図、第３図は
使用状態の一例を示す斜視図、第４図は変更例を示す拡
開前の斜視図である。 Ａ・・・・・・緩衝包装材、１０・・・・・・周壁部、
１１・・・・・・コーナー用の角部の周壁、２０・・・
・・・上面板部、２１・・・・・・角部側の上面部片、
２２・・・・・・他の上面部片、２３・・・・・・空間
部、２４・・・・・・切離部。
Claims (1)
- １．全体が合成樹脂の発泡シートにて細長体として一体
に形成され、内方の空間を囲繞した外周の垂直な周壁部
と、該周壁部と連設した水平な上面板部とからなり、上
記周壁部はコーナー用の角部の周壁と他部分の周壁とが
折目を介して一体に形成され、また上面板部には中央長
手方向に溝、孔等による空間部もしくは切離部を形成す
ると共にコーナー用の角部の上面部片と、他部分の上面
部片とを上記空間部もしくは切離部と通ずる溝、孔等の
空間部もしくは切離部を形成することにより区割形成し
てなることを特徴とする緩衝包装材。 ２、合成樹脂の発泡シートが発泡ポリスチレンシートか
らなる上記実用新案登録請求の範囲第１項記載の緩衝包
装材。 ３、合成樹脂の発泡シートが発泡ポリエチレンシートか
らなる上記実用新案登録請求の範囲第１項記載の緩衝包
装材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978034454U JPS5821423Y2 (ja) | 1978-03-16 | 1978-03-16 | 緩衝包装材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978034454U JPS5821423Y2 (ja) | 1978-03-16 | 1978-03-16 | 緩衝包装材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54139678U JPS54139678U (ja) | 1979-09-28 |
| JPS5821423Y2 true JPS5821423Y2 (ja) | 1983-05-06 |
Family
ID=28891857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978034454U Expired JPS5821423Y2 (ja) | 1978-03-16 | 1978-03-16 | 緩衝包装材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5821423Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5141563U (ja) * | 1974-09-18 | 1976-03-27 | ||
| JPS524376B2 (ja) * | 1972-12-27 | 1977-02-03 | ||
| JPS5247089B2 (ja) * | 1974-03-28 | 1977-11-30 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5623229Y2 (ja) * | 1974-05-28 | 1981-06-01 | ||
| JPS5628140Y2 (ja) * | 1975-06-23 | 1981-07-04 | ||
| JPS5726855Y2 (ja) * | 1975-09-26 | 1982-06-11 |
-
1978
- 1978-03-16 JP JP1978034454U patent/JPS5821423Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS524376B2 (ja) * | 1972-12-27 | 1977-02-03 | ||
| JPS5247089B2 (ja) * | 1974-03-28 | 1977-11-30 | ||
| JPS5141563U (ja) * | 1974-09-18 | 1976-03-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54139678U (ja) | 1979-09-28 |
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