JPS5821149A - X線分析装置用波高値安定化回路 - Google Patents

X線分析装置用波高値安定化回路

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JPS5821149A
JPS5821149A JP56119558A JP11955881A JPS5821149A JP S5821149 A JPS5821149 A JP S5821149A JP 56119558 A JP56119558 A JP 56119558A JP 11955881 A JP11955881 A JP 11955881A JP S5821149 A JPS5821149 A JP S5821149A
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JP56119558A
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Jiro Kaneko
金子 治郎
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Seiko Instruments Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、X線分析装置用波高値安定化回路に関するも
のである。
従来、放射線源を用いて試料厚みの測定或いは試料に含
まれる元素等を分析する場合、放射線源から発せらする
放射線を試料に照射し、その放射線が試料を通して観測
される透過放射線、又は放射線源から発せら詐た放射線
を試料に照射することによ多試料から発せらfる螢光X
線等を放射線検出器にて測定し上記分析を行なうように
したX綜分析装置が用いら扛ている。
第1図には、この種の在米装置の一例が示されている。
この装置は、試料IK照射放射線2′f:照射し、その
結果試料1より発せらnる螢光X線等の反射放射線32
ii−高電圧が印加さ牡ている比例計数管又はシンチレ
ーション検出器の如きX線検出器4に入力させるように
なっている。X線検出器4からの検出出力信号は、第2
図に示さ牡るように、通常パルス波形をした信号でちっ
て時間軸で離散的に発生し、反射放射線の持つエネルギ
ーは、パルス波高電圧に変換されて観測される。そして
、検出出力信号は前置増幅器5にて増幅さnて取出さ−
nt後、パルス増幅器6にて増幅さし1波高分析器7に
入力さnる。ここで信号パルスの全てについて単位時間
測定を行ない、そのパルス波高電圧毎に分類、集計し、
第3図に例示的に示さnる如き結果がヒストグラムの形
態で得らnる。第3図中においてピークとなって現わ牡
るパルス群が試料中の構成元素から発せらnる元素特有
の放射線を示し、その放射線の強度即ちパルス群の面積
が元素濃度に対応するので、この事実を基に試料に含ま
nる元素を分析することができる。以上は透過放射線の
測定についても同様でちる。分析結果は表示装置8にお
いて表示さする。波高分析器7においては、測定の対象
である特定放射線パルス群G、となるパルス(第3図参
照)だけを発生順に個別に取シ出す時、第3図中の特定
パルス群G1を含みそれ以外のパルス群を除<7’cメ
、第2図に示す様に、■a、Vt、02つの電圧レベル
を設定し、その電圧範囲に入っているパルスだけを計測
すtば第3図中の斜線で示す特定放射線強度だけを測定
することができる。
ところが、通常の放射線測定装置t−構成する放射線検
出器、放射線検出器用高電圧発生器、前置増幅器、パル
ス増幅器等は周囲温度変化によ多出力変動を起し易く、
又あるものは自己の発熱によシ自己の出力が変動する場
合も起シ得る。また、放射線検出器として比例計数検出
器を用いる場合、ガスの圧力変化によ多出力変動を生ぜ
しめることに外る。検出器を除き、その回路構成に高級
で複雑な安定化回路方式を試みれば充分とはいえ表いま
でもおる程度の出力変動の低減化は達せらnるが、検出
器の出力変動を低減させるには、検出器周囲の恒温窒化
及びガス圧力安定化機器の採用を必要とするので、製造
コストを高くし又検出器が大型化し、その配置等に制約
を与えるという問題点を有している。
測定系に以上の様な変動が起ると、前記の設定5− 電圧レベルから測定の対象となるパルス群G、が外れる
ことになシ、測定が正しく行われず分析結果に悪影響を
及ぼす結果となる。そのため、従来よシ、パルス波高の
安定化或いは設定電圧レベルの自動調整法等のための各
種の方式が提案さtている。
次に、この提案されている各種の方式について述べると
、先ず、パルス波高電圧の変動検出は、波高分析により
得られたヒストグラム上のパルス群を表わす特定ビータ
に着目し、第4図の機外2組の電圧レベル帯B1*B!
を設定し、この2mの電圧レベル帯”1*B*によシ分
析さする各々のパルス数を計測し、パルス波高電圧の変
動をとnら2組のパルス計数値の変化として検出する。
そして、この変化に応じて高圧電源9から検出器4に印
加されているバイアス用高電圧を変化させることによシ
出力パルス波高値の安定化を図る事が可能でちる。また
、他の方法として、前述のパルス計数値の変化に応じて
増幅器等に利得制御信号を与え、こnによシ出力パルス
波高値の安定化6一 を図る事も可能である。すなわち、前記の変動検出方法
で得らnた波高値変動に関する情報を測定系を構成する
各要素に対する制御量として使用して負帰還制御を行た
い、これによシ波高値の安定化を図ることができる。
ところで、ヒストグラム上のパルス群を表わす特定ピー
クが理想的なガウス型波形を示している場合の強度測定
において、一定強度放射線の繰シ返し測定の計測値には
次の様々統計的変動誤差が存在する。即ち測定値の平均
値を;とすると統計量1σで表現さ牡る変動誤差は、 ム 1 σ= X で示さ扛、σ/三 の値は測定値(l f、大きくすれ
ば減少する。したがって、第4図の様表従米技術の変動
検出方法ではピークの両側の微小面積を測定するため測
定値(2)ガ小さく、かつ測定領域の形状が理想的なガ
ウス型形状から外するため、その測定値に含ま牡る誤差
は増大する。この誤差は安定化の制御量に影響し、系の
安定度を失わせる方向に寄与するので、その対策として
回路上次の2方式に類別さする計測回路の採用が一般的
である。
その1つはアナログ積分方式による計測回路であシ、抵
抗とコンデンサーで構成さする積分回路で計測を行ない
、時間軸上を離散的に入力する放射線パルスを直流電圧
に変換して取シ出す方法である。上記の統計変動誤差は
直流電圧上のリップル電圧になシ、積分時定数を増大す
ることによシリツブルミ圧は圧縮を受けるが、閉回路制
御系の応答速度は低速化するという欠点を有している。
また、この方式では、メルフ1個尚シの信号量が電荷と
して積分回路のコンデンサに貯えられるため、積分回路
前段のパルス整形回路或いは周波数−電圧変換回路等に
非常に高精度な回路が要求されるほか、入カバルスの平
均周期に対する広い範囲をカバーするためには、応答速
度全犠牲にして時定数を大き(取る必要があシ、他方安
定化制御系に発振現象を起させないための帰還利得調整
の困難さがある等の問題点を有している。
もう一つはディジタル積分方式による計測回路であシ、
ディジタル計数回路をタイマー回路で制御しパルス数計
測を行ない、計測終了後にディジタル計数回路よシ計測
値を取シ出すものである。
上記の統計変動誤差は、タイマー回路による計測時間を
長く設定し計測値を大きな値にすることによシ除去する
ことができる。この方式においては、統計変動誤差はデ
ィジタル計数回路で圧縮された信号を用いるため前者の
様な欠点は無いが、タイマー回路及び計測データを制御
量に演算処理する回路が必要なため、複雑、高価な回路
を必要とし、さらに収束するという構造上の欠陥を有し
ている。
以上の次第で、放射線測定の安定化法が古くから提唱さ
しているにもかかわらず、広く実用化さするに到ってい
ない。
本発明の目的は、従って、波高値のレベル安定化の連続
制御が可能で、制御方式が簡易であシ、且つ統計変動を
ディジタル処理によシ安定に処理することができるX線
分析装置用波高値安定化回路を提供することにある。
9− 以下、図示の実施例によυ本発明の詳細な説明する。
第5図には、本発明による波高値安定化回路を設けた波
高分析器の一実施例が示さしている。この波高分析器1
0は、第1図に示すX線分析装置の従来の波高分析器7
の代シに用いらnるものであシ、その入力端子11には
パルス増幅器6から第2図に示す如きパルス信号Sが入
力さ詐、波高分析さ扛た結果の出力が出力端子12から
取出さ牡、図示しない演算回路においてデータ処理さ詐
る。また、制御信号出力端子13からは、後で詳しく述
べるようにして、波高値安定化のための制御信号が取出
され、AGO信号として高圧電源9(第1図参照〕に印
加さnlこれによシ、測定系内において生ずるパルス波
高値の変動成分が除去さ牡るようその出力高電圧の値が
制御される。
既に述べたように、パルス増幅器6から出力されるパル
スは、第2図に示す如く、入力螢光X線の波長に従って
高さの異なるパルスから成るパルス列であシ、このパル
ス列に含まれるパルスのう−10ア ち、層目した元素に因って生ずるパルスを波高弁別する
ため、波高分析器10は、3つの電圧比較器14 、1
5 、16を有しており、各電圧比較器14 、 I5
゜16の十入力端子は入力端子11に接続さn1各−入
力端子には比較レベル発生器17からの基準電圧VH,
VM、VLが夫々印加さnている。こ肚らの電圧’VH
、VM 、VLのレベルは、第2図及び第3図に示さn
る電圧レベルV’H,vM、VLに夫々対応してシシ、
電圧源+■1に接続さtている可変抵抗器18 、19
を夫々調整することによシ設定される。従って、入力端
子11から入力さnるパルスの波高値のレベルLがVH
>L>’VMの場合にのみ電圧比較器14の出力は低レ
ベルで電圧比較器15の出力は高レベルとなる。これら
の電圧比較器14 、15の出力は上半クリ逆同時計数
回路加に入力されておp、V H)L’) V Mの条
件のパルスが入力されたときにこの計数回路20はこの
パルスを出力側にとシ出す。一方、入力端子11から入
力さ牡るパルスの波高値のレベルLがV r、 (L 
(V Wの場合にのみ電圧比較器15の出力は低レベル
で電圧比較器16の出力は高レベルとなる。これらの電
圧比較器15 、16の出力は下手側逆開時計数回路2
1に入力さnてお1)、V L<L<V Mの条件のパ
ルスが入力されたときに計数回路21はこのパルスを出
力側にとり出す。即ち、上半側逆同時計数回路加は第3
図に示さnる領域Xに属するパルスの入力に応答してパ
ルスを発生し、一方、下半側逆回時計数回路21は第3
図に示される領域YK属するパルスの入力に応答してパ
ルスを発生する。尚、この場合、両計数回路加、21は
、電圧比較器15を共有しているので、ある1つの入カ
バルスに対し両方の計数回路が同時に応答してパルスを
出力することは皆無であシ、従って、両計数回路加、2
1の出力をオア回路22を介して出力端子12から取り
出すことによ)、第3図に示す領域X、Yに属するパル
スの合計発生数を容易に知ることが可能である各計数回
路加、21からの出力パルスは、夫々、上側周波数平滑
益田及び下側周波数平滑器夙に入力されている。これら
の周波数平滑益田、24は、除数信号Rによって定めら
牡る分周比の分局器として働く回路であシ、例えば、プ
ログラマブルカウンタを用いて構成することができる。
従って、これらの周波数平滑益田、24は、対応する計
数回路20 ) 21からパルスがR個人力さfる毎に
出力パルスが1つ発生し、加減算カウンタ%の加・貫入
力端子U又は減算入力端子りに入力さnる。このように
、周波数平滑器23.24を設けたことによシ、第3図
に示した様な個々のパルス間隔のバラツキに比し、平滑
器n、24の出力パルスの発生間隔は周期性を帯びて来
る。この動作は統計変動誤差の圧縮動作に他ならないも
のである。加減算カウンタ冗の出力値は1個の那算パル
スの入力で出力値が1だけ増大し、又1個の減算パルス
の入力で出力値が1だけ減少する。又、両チャンネルの
弁別器が同時に動作することは無いので、加減算カウン
タ加の2つの入力端子に同時に信号が入ることも無い。
加減算カウンタ%は以上の様な動作をするために、2つ
の入力端子に印加するパルス数に差異がちnはその出力
は変化し、差異が減少して13− 来るに従って出力の変化も減少し、2つの入力端子に印
加するパルス数に差がなくlxnば自動的に出力変化が
停止する。そして加減算カウンタ26の計数出力の大き
さは、各平滑器%、24から単位時間aB発生するパル
スの個数の差に応じて定まる。第3図に示すように、あ
る層目したピークにおいては、その広がシの形状はガウ
ス分布に従うものと考えられるので、測定系内での変動
がなければ、レベルVMがピークの中心に一致し1.V
 L 。
VMがレベル−vMよシ同一の所定の値だけずれるよう
に設定されてい肚ば、統計的に、加減算カウンタ26の
出力はほぼ零となっている。又、除数信号R金、各々R
’z 、 RYとに独立設定をし、Rπ=Ryの時はガ
ウス分布に対応するが、Rτ\RYと設定す牡ばガウス
分布が崩1f”したピークにも対応で鳶る。
一加減算カウンタ26から出力さする計数データはv/
ムコンバータnによシ出力値に応じたレベルのア・ナロ
グ電圧信号を発生する。この電圧信号は帰還制御利得を
調整する抵抗減衰器28を経て演算14− 増@器29の一入力端子に印加さ几る。演算増幅器29
の十入力端子には、電圧源+V、に接続さnている可変
抵抗器30によシ股定さした基準電圧が印加さ牡ておシ
、両入力電圧の和に従ったレベルの電圧が制御電圧信号
V eとして工しシタフォロア回路31ヲ介して制御出
力端子13に表わnる。この制御電圧信号veは、上記
実施例では、高圧電源9にバイアス電圧として印加さt
lこ扛によシ負帰還回路か構成さ詐、加減算カウンタあ
の出力内容が零となるように測定系の利得が制御される
従って、上記説明からすぐ判るように、制御電圧信号V
、を、高圧電源9に帰還させる代シに、高電圧電源9i
一定のバイアス電圧を与え、D/Aコンバータ27の出
力を例えばパルス増幅器6の利得調整信号としてパルス
増幅器6に印加することによシ測定系の利得を制するよ
うにしてもよい。
尚、第5図の回路においては、装置の起動時に、検出器
4に高電圧が印加さnず検出器出力が発生していなくて
も、演算回路29から可変抵抗器間の調節によシ定まる
所定の電圧が出力され、中心実施例においては、中心バ
イアス電圧とD / Aコンバータ27の出力との加算
は、上側チャンネルのパルス数が多く加減算カウンタ2
6の出力が増大する時に、最終出力が減する様に演算回
路29による力ロ算器で制御量の極性を整合している。
この最終出力が高電圧電源を経て検出器にフィードバッ
クするため、本安定化回路は最終的には、周波数平滑器
によシ圧縮され、抵抗減衰器で縮少された統計変動によ
るリップル相当分を除いて自動的に停止する。
尚、符号32で示さnているのは状態表示回路でアシ、
加減算カウンタ26がオーバーフロー等ヲ起した際、カ
ウンタ出力が反転する前にD/Aコンバータ27の出力
電圧をホールドし、オーバーフロー等の状態を取扱者に
示すと共に、周波数平滑器の演算途中の信号域いは、出
力信号を表示し、或いは合成パルスを分周し表示灯点滅
等の手段により目測型の簡易計数率計の機能を与えるも
のである。
第5図に示した波高分析器10による制御特性を実測し
た一例が第6図(ロ)に示さ牡ている。この測定データ
は、1500パルス/秒のX線を比例計数管に入力し、
−20係の波高値変動を人為的に発生させ、最適値に復
帰する様子を検出器のバイアス電圧ΔVHの変化として
捉えたものである。この図から判るように、波高分析器
10は連続的制御を行なうので、スイッチON後X線検
出器用のバイアス電圧ΔI(Vは直ちに上昇し、所定の
中央バイアス値にまで達すると、帰還ループが作動しは
じめ、極めて良好な応管速度でバイアス電圧△■■の制
御動作を行なう。この場合、除数設定器部の設定値Rを
16,128,256と設定した場合を比較してみると
、Rの値が大きくなるにつ牡て平滑器13 、24の平
滑動作が良好に行なわnるように奄シ、滑らかな制御が
行なわれる。こ扛に対し、第6図ω)には、第6図ω)
の測定状況゛と同一の状況で抗折とコンデンサとから成
る積分回路を用いた従来のアナログ方式の場合の実測例
が示さnている。この場合には、時定数7を相当大きく
しな17− いと円滑な制御を行左うことができないが、時定数を大
きくすると立上シ特性に悪影響を与えるという欠点を有
している。又、第6図(C)にはディジタル方式の場合
の実測データが示されている。この場合には、約加秒間
の不感帯を有すると共に間欠制御であるから整定するま
での時間が他の方式に比して著しく長いという欠点を有
している。
このように、本発明による装置の場合には、従来の2方
式に比べていずれも制御特性が優牡ており、連続制御に
よシ、極めて短い時間で測定等を最適制御状態とするこ
とができる。
第7図には、本発明による波高値安定化回路を設けた波
高分析器の他の実施例が示されている。
この波高分竺器40は、パルス増幅器6(第1図参照)
から入力端子41を介して供給さ扛るパルスの波高分析
を行なうため、上側チャンネルパルス波高分析器42と
下側チャンネルパルス波高析器43とを有している。こ
れらのパルス波高分析器42.43の構成は、第5図に
示した電圧比較器14 、15 、16及び逆同時計数
回路加、21とを含ん18− で成る回路と同一であシ、各パルス波高分析器42,4
3の出力0IsO!は、夫々第5図の逆同時計数回路加
、21の出力に相応する。第7図に示す実施例では、こ
牡らの出力Of  、0!は、夫々加減算カウンタ44
の加算入力端子U及び減算入力端子りに直接人力さnて
いる。加減算カウンタ44は、比較的大きな容量のカウ
ンタでアシ、プリセット値設定回路45からのプリセッ
ト信号PSによシ予め定めら牡た所足の値にセットされ
、以後、出力0、としてパルスが入力される毎に計数内
容を1増加させ、一方、出力O3としてノ;ルスが入力
さ牡る毎に計数内容を1減少せしめるように動作する。
このように大容量のカウンタを用いると、計数内容がオ
ーバーフローする虞nが極めて少なく々シ、波高分析器
からの出力を分局器を介することなく直接加減算カウン
タ44に入力することり;できる。加減算カライタ44
からの出力D0は、高分解能のD/Aコンバータ46に
入力さtlここでアナログ出力A。に変授さnlこのア
ナログ出力A。は制御量を示す信号として所要の被制御
回路、例えば高圧電源9、に印加することができる。上
記説明から判るように、この波高分析器40は、大きな
容量の加減算カウンタを用いて周波数平滑器を除去した
こと以外は、第5図に示した波高析器と同じであシ、こ
の波高分析器40もまた第5図の波高分析器10と同じ
効果を奏するものである。
第8図には、本発明による波高値安定化回路を設けた波
高分析器の更に他の実施例が示されている。この波高分
析器50は、加減算カウンタ44の各出カニ〜N’((
シフトするピットシフト回路514有し、ビットシフト
回路51から出力されるMビット(M<N)の出力デー
タ−iD/Aコンバータ52においてアナログ信号に変
換するように構成し、加減算カウンタ44の計数内容が
大きい場合には上位Mビットー4D/Aコンバータ52
でD / A変換し、一方、加減算カウンタ44の計数
内容か小さい場合には下位Mビット’i D / Aコ
ンバータ52でD/A変換し精密なデータを出力するこ
とによ多桁数の多い高分解能D/Aコンバータを用いる
ことなく、小規模のD/Aコンバータで高精度の制御上
行なうようKした点で第7図の実施例と異なる。
本発明によnば、上述の如く、大規模3回路を用いるこ
となく、波高値のレベル安定化を連続的に、且つ速い応
答速度で制御することができるので、種々の原因による
波高レベルの変動を良好に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来用いらnているX線分析装置の概略ブロッ
ク図、第2図は第1図に示さ牡るXff1J検出器から
の出力信号の波形図、第3図、&I4図はパルスの波高
レベルLと発生頻度との関係を示すグラフ、第5図は本
発明による波高値安定化回路の一実施を示す回路図、第
6図砂)は第5図に示した回路によシバルス波高値の安
定化制御を行なった場合の制御特性の一実測例を示す特
性図、第6図ψ)、第6図(C)は従来の安定化回路に
よシバルス波高値の安定化制御を行なった場合の制御特
性の21− 一実測例を示す特性図、第7図、第8図は本発明の他の
実施例のブロック図である。 1゜。試料 2、。照射放射線 300反射放射線 40.X線検出器 5゜、前置増幅器 66.パルス増幅器 7゜。波高分析器 8゜。表示装置 9、。高圧電源 10 、。波高分析器 14 、1.5 、16゜。電圧比較器17゜。比較レ
ベル発生器 旬。。上半制逆同時計数回路 21゜。下半側逆回時計数回路 n。。上側周波数平滑器 冴0.下側周波数平滑器 26゜。加減算カウンタ 27、。D/Aコンバータ 40.50゜。波高分析器 420.上側チャンネルパルス波高分析器43゜。下側
チャンネルパルス波高分析器44、.7JO減算カウン
タ 45、。プリセット値設定回路 46、、D/Aコンバータ 510.ビットシフト回路 52、。D / Aコンバータ 以上 出願人 株式会社第二精工舎 代理人 弁理士最上  務 −23=

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試料に放射線を照射した際に該試料から得らnる
    X iJのエネルギーに応じた波高値のパルスを発生せ
    しめ該パルスの波高値データを統計処理することによ多
    試料の分析を行なうようにしたX線分析装置用の波高値
    安定化回路において、層目したパルス群の上側チャンネ
    ルのパルス波高弁別を行々う第1波高弁別器と、前記層
    目したパルス群の下側チャンネルのパルス波高弁別を行
    なう第2、波高弁別器と、前記第1.第2波高弁別器か
    らの出力パルスによシ加減算を行なう加減算カウンタと
    を備え、前記加減算カウンタからの出力内容に従って前
    記X線分析装置の測定等の利得を制御し前記パルスの波
    高値制御を、行なうことを特徴とするX線分析装置用波
    高値安定化回路。!(2)試料に放射線を照射した際に
    該試料がら得られるx腺のエネルギーに応じた波高値の
    パルスを発生せしめ該パルスの波高値データを統計処理
    することによ多試料の分析を行なうようにしたX線分析
    装置用の波高値安定化回路において、着目したパルス群
    の上側チャンネルのパルス波高弁別を行笈う第1波高弁
    別器と、前記着目したパルス群の下側チャンネルのパル
    ス波高弁別を行なう第2波高弁別器と、前記第1及び第
    2波高弁別器からの出力パルスの周波数平滑を夫々行な
    う第1゜第2周波数平滑手段と、前記第1.第2周波数
    平滑手段からの出力パルスによシ加減算を行なう加減算
    カウンタとを備え、前記力ロ減算カウンタからの出力内
    容に従って前記X線分析装置の測定等の利得を制御し前
    記パルスの波高値制御を行々うことを特徴とすiX線分
    析装置用波高値安定化回路(3)前記第1.第2周波数
    平滑手段が、夫々前記第1.第2波高弁別器からパルス
    が夫々所定個数入力さ牡たことに応答してパルスを出力
    する分周回路であることを特徴とする特許請求の範囲第
    (2)項記載のX線分析装置用波高値安定化回路。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59129195A (ja) * 1983-01-13 1984-07-25 Ricoh Co Ltd 熱転写記録媒体
JPS60177286A (ja) * 1984-02-22 1985-09-11 Aasunikusu Kk Ri計測装置
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