JPS5821102B2 - キカンシドウソウチ - Google Patents

キカンシドウソウチ

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JPS5821102B2
JPS5821102B2 JP50073588A JP7358875A JPS5821102B2 JP S5821102 B2 JPS5821102 B2 JP S5821102B2 JP 50073588 A JP50073588 A JP 50073588A JP 7358875 A JP7358875 A JP 7358875A JP S5821102 B2 JPS5821102 B2 JP S5821102B2
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JP
Japan
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pinion
ring gear
plunger
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movement
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JP50073588A
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JPS51149431A (en
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山根恒夫
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電磁力を利用して電動機によって駆動される
ピニオンを機関のリングギヤに噛合させる型式の機開始
動装置に関するものである。
一般にこの種の装置にあっては、ピニオンは機関のリン
グギヤに対して軸方向に移動して押し込まれるものであ
り、ピニオンがリングギ゛ヤに当接直前で対向したとき
は、各歯の谷部と歯部が対向するときと、各歯部が互い
に対向するときとがある。
この各歯の谷部と歯部とが対向したときは良好に噛合が
行なわれるが、各歯部が対向したときは、それが衝突す
る。
この場合、ピニオンがリングギヤに噛合するにはピニオ
ンが所定角度回転し各歯の歯部と谷部とが対向した状態
でピニオンが電磁石装置の吸引力によって押し込まれる
ことによって行なわれるものであるが、このような場合
にも確実にそれらを噛合させる条件としては、ピニオン
がリングギヤに衝突した時においてピニオンの回転数は
低いこと、ピニオンのリングギヤに対する押圧力は充分
大きいことが少なくとも必要である。
即ちこの条件が満足していなければ、ピニオンはりング
ギャに噛合することができずに各歯の側面相互でこすれ
る、いわゆる「ギャナメ」と呼ばれる現象が発生するこ
とがあり、これが発生すればリングギヤは急激に摩耗し
りングギャに致命的な損傷を与えることが多い。
一般の始動装置においては、ピニオンがリングギヤに衝
突した場合の衝激力を吸収するためζこ、プランジャか
らピニオンへ押し込み力を与える駆動径路にスプリング
を介在させているので、ピニオンがリングギヤに衝突し
てピニオンの移動が規制されたときにもプランジャは上
記スプリングのたわみにより所定の位置まで充分吸引さ
れる。
このプランジャはピニオンを移動させると同時に始動電
動機の給電回路に設けられたスイッチの可動接点を保持
しているため上記プランジャの充分の吸引により該スイ
ッチを閉路させて始動電動機、即ちピニオンを全速に駆
動させる。
それ故にピニオンとりングギャの衝突時におけるピニオ
ンの回転速度が高いために上述の「ギャナメ」現象が発
生することがあった。
そこで、この「ギャナメ」現象を防止すべく上述2条件
を満足させる構造としては、上記プランジャからピニオ
ンへの駆動径路のスプリングを廃止しプランジャとピニ
オンとは互いに完全に同期して移動させ、ピニオンの移
動が規制されたときにはプランジャの移動も規制される
ように構成しプランジャに固設される可動接点は今だ固
定接点に接触しないようにすれば、ピニオンとリングギ
ヤの衝突時(噛合不良時)にはそのスイッチに並列に接
続されたプランジャの励磁コイル(電流コイル)によっ
て制限された電流を電動機に与え低い補助回転とするこ
とができ、確実にピニオンとリングギヤを噛合させ得る
ことになる。
この場合、ピニオンの押圧力を増大させる点については
、プランジャの励磁コイル(電圧コイル。
電流コイル)の巻数、電流を大きく設定すればよいが、
ピニオンの噛合不良時においてはプランジャの吸引がピ
ニオンの移動規制に同期して規制されるため、電磁装置
においてプランジャの固定鉄心に対する空隙長さが相当
量存在することになり、その吸引力は空隙の長さのはゾ
2乗に反比例する関係があることから、この状態におい
て所望の吸引力を得ようとすれば不要量に励磁コイルが
大型化する問題が存在する。
この発明は装置は何ら複雑化することなく比較的簡単な
構成にして上記問題を解消し「ギャナメ」現象を確実に
防止し、しかも励磁コイルの小型化を図り得る機関始動
装置を提供しようとするものである。
以下図面について説明する。即ち、先ず第1図、第2図
、第3図において、1は始動電動機、2はこの始動電動
機の一側に取り付けられたフロントブラケット、3はこ
のブラケットに支承された始動電動機の回転軸、3aは
ピニオンストッパー、4はローラを介して連結される駆
動側、被駆動側クラッチ主体から成る周知の一方向クラ
ッチで、駆動側クラッチ主体は上記回転軸3にスプライ
ン嵌合した移動筒5と一体的に構成され、又、被駆動側
クラッチ主体は回転軸3に遊嵌したピニオン6と一体的
に構成されている。
このピニオン6は機関のリングギヤAに対向している。
上記移動筒5の外周には環状溝5aが形成され、この環
状溝5aに一端が係合したシフトレバ−7が支点ピン8
によって上記ブラケット2に支持されている。
上記レバー7は2本のレバー片?a 、7bを重合して
構成されその他端には第2図で明示する如くピン9が貫
装されている。
10は上記ブラケットに固定された電磁石装置で、磁性
体から成る筒状ケーシング11と端壁12a、12b1
鍔付円筒状ボビン13(非磁性体)に巻装された電流コ
イル14、電圧コイル115、及びボビン13の一側に
嵌装された固定鉄心16から構成されている。
17は上記ボビン13の内部に嵌合して伸張スプリング
18を介して上記ピン9に連結されたプランジャで装置
不作動状態にあっては図示する如く固定鉄心16に対フ
して空隙gは長さg。
をもって対向している。19は上記端壁12bに固定さ
れたスイッチキャップで一対の固定接点20a 、20
bを保持しており、この固定接点20a 、20bには
上記空隙長さg。
より若干小さい空隙を介して可動接点520cが対向!
7ている。
21は一端に上記可動接点20cを支持し他端は上記ピ
ン9に係合した接点駆動棒で第2図、第3図に明示する
如くボビン13の内周に形成された嵌合溝13aに嵌合
し電磁石装置10を貫通している。
22はリターンスフプリングである。
上記始動電動機1の給電、制御回路は第4図に示すよう
にバッテリ23による始動電動機1の給電回路に直列に
上記接点20a、20b、20cが接続され、キースイ
ッチ24を介して上記接点520a 、20bに並列に
上記電流コイル14が接続され、父上配電圧コイル15
もキースイッチ25を介して上記バッテリ23に接続さ
れて構成されている。
次にこのように構成されたものメ動作についてフ説明す
る。
機関の始動に際し運転者がキースイッチ24を閉路する
と、電流コイル14並びに電圧コイル15はバッテリ2
3から励磁され、この電流コイル14に流れる電流は始
動電動機1にも流れこれ1は回転する。
この回転は電流コイル14によって制限されるため低速
となり、ピニオン6は一方向クラッチ4を介して低速補
助回転を行なう。
同時電流コイル14電圧コイル15の合成起磁力により
プランジャ17は固定鉄心16に向つンて吸引されスプ
リング18を介してレバー7を駆動し一方向クラッチ4
と共にピニオン6をリングギヤAに向って移動させる。
このピニオン6とリングギヤAが接近対向したとき、各
歯の歯部と谷部が対向しておればピニオン6とリングギ
ヤAは衝突することなく良好な噛合が行なわれピニオン
6はプランジャ17の空隙gのはゾゼロまでの吸引によ
りピニオンストッパ3aの位置まで押し込まれる。
この時はスプリング18は特(こ伸張することなくプラ
ンジャ17の移動量に正確に対応してレバー7は支点ピ
ン8を中心とした回転角が与えられ、この回転角に対応
する接点駆動棒21の左動(図示)により可動接点20
cは固定接点20a 、20bに接触し始動電動機1は
全速高トルクでリングギヤA(機関)を駆動する。
さて、ピニオン6とリングギヤAが接近対向したとき各
歯の歯部が互いに対向しておればピニオン6はリングギ
ヤAに衝突しピニオン6の移動はその位置で規制される
この規制によりレバー7の回転も、接点駆動棒21の移
動も共に規制され可動接点20cは今だ固定接点20a
、20bと空隙をもっており接触できない。
一方、プランジャ17はピニオン6の移動規制にもかメ
わらずスプリング18のばね力に抗してそれを伸張させ
て空隙gがはゾゼロとなる所定の位置まで吸引される。
従ってピニオン6がリングギヤAを押圧する力fは空隙
gがゼ泊の点ζこおけるプランジャ17の吸引力に対応
した値となる。
こメでプランジャ17の吸引力は空隙gのは92乗に反
比例する関係があるからピニオン6の押圧力fも第5図
に示す如くその関係に対応し、ピニオン6がリングギヤ
Aに衝突した瞬間における空隙g1のときの押圧力f、
よりも相当大きな押圧力f2が与えられることが判る。
換言すれば空隙g1において所望の押圧力f2を得るも
のに比して空隙ゼロの点においてそれを得るものである
から電流コイル14、電圧コイル15は小型化を図り得
ることになる。
従って、所望の充分な押圧力f2によってピニオン6は
リングギヤAに押圧された状態で、接点20a 、20
b 、20cは閉じておらず電流コイル14によって制
限された電流で始動電動機1は低速回転するためピニオ
ン6の所定回転後確実にリングギヤAに噛合し、スプリ
ング18のばね力によってストッパー3aまで押し込ま
れる。
この状態になってはじめて各接点20a、20b。
20cは閉路し始動電動機1は全速高トルクで機関を駆
動する。
機関の始動後はキースイッチ24を開路すれば電磁石装
置10の励磁は解かれリターンスプリング22によって
第1図の状態に復帰する。
尚、上記実施例にあっては電流コイル14ζこよって電
動機1に対して制限された電流を与えるようにしたが、
これは励磁機能をもたない抵抗等におきかえても同様の
作用効果を奏し得る。
以上のようにこの発明は、プランジャとピニオンはスプ
リングによって非同期相対移動可能とし、しかも電動機
の給電回路の接点はプランジャの移動にか5わらずピニ
オンの移動に同期させて閉路させるように構成し、上記
接点の開方時に並列電流制限部材を介して補助電流を与
えるように構成したので、ピニオンとリングギヤの噛合
不良時には確実にピニオンは低回転とすることができ、
しかもピニオンの押圧力は充分大きく設定しても電磁石
装置は最小限の大きさとすることができ、従って安価に
して確実にギャナメ現象を防止することができ、更には
装置は複雑化することなく簡単に構成し得、実用的価値
は大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図は第
1図■−■線による断面図、第3図は第1図1−I[I
線による断面図、第4図は第1図装置め電気回路図、第
5図は第1図装置の特性線図である。 図中、1は始動電動機、2はブラケット、3は回転軸、
4は一方向クラッチ、6はピニオン、Aはリングギヤ、
7はシフトレバ−19はピン、10は電磁石装置、16
は固定鉄心、17はプランジャ、18はスプリング、2
0a 、20b 。 20cは接点、21は接点駆動棒である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 始動電動機、この始動電動機の給電回路に直列に接
    続された常開の接点、この接点に並列に接続され該接点
    の開路時に上記始動電動機に補助電流を与える電流制限
    部材、上記始動電動機によって駆動されるピニオン、こ
    のピニオンをプランジャの所定位置までの吸引により機
    関のリングギヤに噛合させる電磁装置、上記ピニオンと
    リングギヤの噛合不良時にピニオンの移動が規制された
    ときにもたわむことにより上記プランジャの上記所定位
    置までの吸引を許すスプリング、及び上記スプリングの
    たわみによる上記プランジャの移動にか5わらず上記ピ
    ニオンの移動ζこ同期して移動し上記リングギヤに対し
    て上記ピニオンの噛合時には上記接点を閉路させ、上記
    ピニオンの噛合不良時には移動が規制されて上記接点を
    閉路させ得ない接点駆動部材を備えた機開始動装置。
JP50073588A 1975-06-17 1975-06-17 キカンシドウソウチ Expired JPS5821102B2 (ja)

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JP50073588A JPS5821102B2 (ja) 1975-06-17 1975-06-17 キカンシドウソウチ

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JP50073588A JPS5821102B2 (ja) 1975-06-17 1975-06-17 キカンシドウソウチ

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JPS51149431A JPS51149431A (en) 1976-12-22
JPS5821102B2 true JPS5821102B2 (ja) 1983-04-27

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ID=13522610

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JP50073588A Expired JPS5821102B2 (ja) 1975-06-17 1975-06-17 キカンシドウソウチ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4933513A (ja) * 1972-07-26 1974-03-28

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JPS4933513A (ja) * 1972-07-26 1974-03-28

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