JPS5821055Y2 - ロ−タリ−スイツチのカム装置 - Google Patents

ロ−タリ−スイツチのカム装置

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JPS5821055Y2
JPS5821055Y2 JP17191877U JP17191877U JPS5821055Y2 JP S5821055 Y2 JPS5821055 Y2 JP S5821055Y2 JP 17191877 U JP17191877 U JP 17191877U JP 17191877 U JP17191877 U JP 17191877U JP S5821055 Y2 JPS5821055 Y2 JP S5821055Y2
Authority
JP
Japan
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cut
cam
raised
contact
diameter portion
Prior art date
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Expired
Application number
JP17191877U
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English (en)
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JPS5497781U (ja
Inventor
井田純一
Original Assignee
東芝熱器具株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はロータリースイッチにおけるカム装置の改良に
関する。
従来、たとえば遠隔操作用制御機器などに組込1れるロ
ータリースイッチのカム装置は第1図に示すように上面
に回動軸(図示しない。
)との取付部a1この取付部aに連続した径大部b1釦
よび径小部b2からなる第1の作用部b1この作用部す
の下方に同じく径大部c1bよび径小部c2からなる第
2の作用部c>よび径小部c2から段差状に下方に突出
したベース内凹部(図示しない)への挿嵌部dを有した
回動カムAと、上記第1および第2の作用部す、cの両
側に並列配置された2組の可動端子板E1.E2および
E 3 t E 4とから構成されている。
そしてこれら端子板E1.E2゜E 3 t E4の各
中間部には切り起こし部Fl、F2tF3.F4をそれ
ぞれ設けて対応する作用部す、cの回動により作動して
固定端子板との接点開閉が行なわれている。
ところが、近時制御機器小形化の要求が高1つ、これが
ためロータリスイッチのコンパクト化ならびに原価低減
の要望がなされている。
本考案は上記要望にもとづきなされたもので、カム装置
に検討を加えた結果、第1図における径大部b1と切り
起こし部F1との間隔Xまたは径大部c1と切り起こし
部F3との間隔寸法Yは誤動作防止上必要であるととも
にまた、切り起こし部F1ないしF4の軸方向の長さ寸
法も強度的ならびに成形上の面からその短縮には限界が
あるのでこれらを除く作用部の長さ寸法を適正に設定し
て機能的に支障を生じさせない範囲内でカム装置全体の
軸方向の長さの短縮を可能としたロータリースイッチの
カム装置を提供することを目的とし、その要旨とすると
ころは切り起こし部に当接する径大部の厚み寸法を一方
の切起こし部の少なくとも一部に当接可能とし、径小部
の厚み寸法は他方の切起こし部と径大部との間に余裕寸
法が存するように形成して作用郡全体の軸方向の長さ寸
法を短縮できるようにしたことにある。
以下、本考案の詳細を一実施例について第2図ないし第
8図を参照して説明する。
1はケース、2は回動カムで、弧状外周縁には軸を中心
とした半径方向に径大部3aこの径大部3aと連続した
凹部3cおよび径小部3bこの径小部3bと連続した凸
部3dを積層状に形成した第1の作用部3と、この作用
部3の下方に形成された比較的小径な同じく径大部4a
と凹部および径小部4bと凸部からなる第2の作用部4
が設けられている。
5は回動軸6との取付部、Iはケース1内の凹部1aに
嵌合する挿嵌部である。
8,8は一端をケース1底部から外方へ突出させ折曲し
た他端部を横向きに延在させ先端に可動接点9を設けた
可動端子板で、そ1中間部には第1の作用部3に対応し
てそれぞれ段差状に配設した一対の切り起こし部10.
10を有している。
11.11は同じく第2の作用部4に対応する切り起こ
し部12.12を有した可動端子板でそれぞれカム20
両側に配設されている。
13は固定端子板、14は蓋板、15は取付金具、16
はE形止めリング、17は止めリング16の回転移動防
止用の突部な示す。
そして径大部3aの厚み寸法は一方の切起こし部10の
少なくとも一部に当接可能なように可及的に薄く形成し
lたその下層を形成する径小部3bの厚み寸法は他方の
切起こし部10と径大部3aとの間に余裕寸法A′が存
するように形成しである。
したがって、回動カム2の回動にあたり十分な余裕寸法
を有しているので誤動作のおそれがなく、また切起こし
部10に当接する径大部3afl厚み寸法も少なくとも
その一部が当接すればよいので、作用郡全体としての長
さ寸法の短縮を可能とすることができる。
なお、第5図は径小部3bにおける余裕寸法にを示し、
第6図は径大部3aの全部を一方の切起こし部10に当
接させた状態を示すもので、この場合回動カム2の上下
方向のずれに起因して上方にA’1 %下方にA′2の
範囲でずれが生じても開閉作動に支障を与えることがな
い。
したがって設計に際して径大部3aおよび径小部3bの
厚み寸法と余裕寸法とをA′=A′1=A′2に設定す
れば目的とする作用郡全体の軸方向の長さを余裕寸法を
確保しながら最低に短縮することができる。
さらに本実施例にあっては径大部3aに当接する切起こ
し部10について述べたが他の径大部4aに当接する切
起し部12についても同様である。
また径小部3bに連続した凸部3dはカム2の回動に応
じて対応する他方の切起こし部10に当接し、さらには
径大部3aに連続した凹部3cによって一方の切起こし
部10が作動してそれぞれの可動接点板8,8を固定端
子板13゜13に対して接離させることはもち論である
本考案は以上詳述したように径大部および径小部を有す
る作用部を積層上に形成した回動カムと、カムの両側に
配設されて作用部に当接する切起こし部を設けた可動端
子板とを備えたものにかいて径大部の厚み寸法を一方の
切起し部の少なくとも一部に当接可能に形成し、かつ径
小部の厚み寸法は他方の切起こし部と径大部との間に余
裕寸法が存するように形成して作用郡全体の軸方向の長
さ寸法を短縮させたことを特徴とするロータリースイッ
チのカム装置であるから、たとえばリモコンボックスな
どに組込む場合、ボックスの薄形化が達成できて手に持
って行なう操作を容易にすることができる。
また材料使用量の削減もできるから安価に得られるなど
の各種利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す要部側面図、第2図ないし第8図
は本考案の実施例を示し、第2図はロータリースイッチ
の縦断面図、第3図は同じ〈横断面図、第4図は要部拡
大側面図、第5図および第6図は余裕寸法の説明図、第
7図はカムと回動軸との取付状態を示す一部切欠側面図
、第8図は第4図の上面図である。 2・・・・・・回動カム、3,4・・・・・・作用部、
3a 、4a・・・・・・径大部、3b 、4b・・・
・・・径小部、8,11・・・・・・可動端子板、10
,12・・・・・・切り起こし部、13・・・・・・固
定側端子板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弧状外周縁の一部に径大部および径小部を有する作用部
    を積層状に形成した回動カムと、このカムの両側に配設
    されカムの回動に応じて上記作用部にそれぞれ当接する
    切起こし部を設けて固定側端子板との接点開閉を行なう
    可動端子板とを備えたものにおいて、上記径大部の厚み
    寸法を一方の切起こし部の少なくとも一部に当接可能に
    形成し、かつ径小部の厚み寸法は他方の切起こし部と径
    大部との間に余裕寸法が存するように形成することによ
    り作用郡全体の軸方向の長さ寸法を短縮させたことを特
    徴とするロータリースイッチのカム装置。
JP17191877U 1977-12-22 1977-12-22 ロ−タリ−スイツチのカム装置 Expired JPS5821055Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5497781U JPS5497781U (ja) 1979-07-10
JPS5821055Y2 true JPS5821055Y2 (ja) 1983-05-04

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