JPS5821027Y2 - 火災報知器用センサ− - Google Patents
火災報知器用センサ−Info
- Publication number
- JPS5821027Y2 JPS5821027Y2 JP8890178U JP8890178U JPS5821027Y2 JP S5821027 Y2 JPS5821027 Y2 JP S5821027Y2 JP 8890178 U JP8890178 U JP 8890178U JP 8890178 U JP8890178 U JP 8890178U JP S5821027 Y2 JPS5821027 Y2 JP S5821027Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- light
- photosensitive resistor
- fire alarm
- sensor
- Prior art date
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- Expired
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- Radiation Pyrometers (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は火災報知器用センサーに関するものである。
従来、火災報知器用センサーは、温度検知式と煙検知式
とが知られていた。
とが知られていた。
温度検知式は火災による雰囲気温度の上昇をサーミスタ
などの温度センサーで検知することによって火災を検知
する方式である。
などの温度センサーで検知することによって火災を検知
する方式である。
したしこの方式は煙を全く検知できないという重要な欠
点があった。
点があった。
他方、煙検知式は火災による煙の発生をフォト・コンダ
クタ−、フォト・トランジスタなどの光センサーで検知
することによって火災を検知する方式である。
クタ−、フォト・トランジスタなどの光センサーで検知
することによって火災を検知する方式である。
しかしこの方式は雰囲気温度の上昇を検知することがで
きないという重要な欠点があった。
きないという重要な欠点があった。
このため温度検知式と煙検知式とを兼備することが望ま
れている。
れている。
しかし従来温度と光とを同時に検知できる単一のセンサ
ーがなかったので、両検知方式を併用するしかなかった
。
ーがなかったので、両検知方式を併用するしかなかった
。
この場合、温度センサーと光センサーとをそれぞれ独立
して用いなければならないので、火災検知システムが複
雑な構成になる欠点があった。
して用いなければならないので、火災検知システムが複
雑な構成になる欠点があった。
更にこの複雑な構成は価格を高くしたり、信頼性を低下
させるなどの欠点も派生した。
させるなどの欠点も派生した。
また雰囲気温度の上昇にしろ、煙の発生にしろ、建物の
天井部で敏感に検知できるので、両センサーとも通常天
井部に設置される。
天井部で敏感に検知できるので、両センサーとも通常天
井部に設置される。
しかし天井部の温度は冬期など暖房したとき室内温度と
かなり異なり、また暖房したときと暖房を停止したとき
の天井部の温度もかなり異なる。
かなり異なり、また暖房したときと暖房を停止したとき
の天井部の温度もかなり異なる。
このため特に光センサーではその温度補償が重要である
。
。
特に代表的光センサーである、CdSeセルでは温度が
O〜70℃変った場合抵抗は2〜10倍も変化する。
O〜70℃変った場合抵抗は2〜10倍も変化する。
CdSeセルの感度は赤色光近くで最大感度を示すので
、光源に信頼性の高い赤色発光ダイオドを用いることが
できるという利点がある。
、光源に信頼性の高い赤色発光ダイオドを用いることが
できるという利点がある。
すなわち光源の信頼性は煙検知式火災報知器の最つとも
重要な問題の一つで、たとえば白熱電球はフィラメント
寿命が短かく信頼性に劣り実用化できない。
重要な問題の一つで、たとえば白熱電球はフィラメント
寿命が短かく信頼性に劣り実用化できない。
最つとも信頼性の高い光源は発光ダイオードであるが、
現在のところ赤色あるいは緑色発光ダイオードのみ実用
化され、他の波長域、たとえば青色発光ダイオードは現
在まだ開発途上である。
現在のところ赤色あるいは緑色発光ダイオードのみ実用
化され、他の波長域、たとえば青色発光ダイオードは現
在まだ開発途上である。
また温度特性の比較的安定なCdSセル(緑色光近くで
最大感度を示す)でも0〜60℃の温度変化により抵抗
は1.5〜3倍変化する。
最大感度を示す)でも0〜60℃の温度変化により抵抗
は1.5〜3倍変化する。
以上の如く光センサーの温度補償は重要な問題の一つで
ある。
ある。
この温度補償は通常サーミスタにより温度検出をして電
子回路でなされる。
子回路でなされる。
しかし雰囲気に温度分布のある場合(通常この状態であ
る)、サーミスタの検知する温度と光センサーの温度と
は必ずしも一致しないので、正確な温度補償ができない
という欠点があった。
る)、サーミスタの検知する温度と光センサーの温度と
は必ずしも一致しないので、正確な温度補償ができない
という欠点があった。
本考案はこれら従来の欠点を解消した火災報知器用セン
サーを提供するものである。
サーを提供するものである。
本考案の特徴は、感温性平板状基板の一つの表面に一対
の電極を形成し、かつ他の表面上に感光性抵抗体と電極
とが部分的に重なり合うように一対の電極および感光性
抵抗体を形成した温度−光センサーを用い、上記感光性
抵抗体に光が照射されるように光源を設けたことにある
。
の電極を形成し、かつ他の表面上に感光性抵抗体と電極
とが部分的に重なり合うように一対の電極および感光性
抵抗体を形成した温度−光センサーを用い、上記感光性
抵抗体に光が照射されるように光源を設けたことにある
。
本考案の構成を第1図に示す。
すなわち感温性平板状基板1、たとえばMn、co、N
i、Fo、Cuなど2〜4成分系複合酸化物、■205
.WO3など遷移元素の酸化物にP2O5v B2O5
などの酸化物を添加したガラス系酸化物、あるいはCe
、Sr、Pbなどを添加したBaT103の一つの表面
2に一対の電極3、たとえばA、−Pd、RuO2など
の厚膜導体Au、Pl、Cu、Alなどの薄膜導体やメ
ッキ導体を形威し、かつ他の表面4に一対の電極5、た
とえば電極3で例示したもの、および感光性抵抗体6、
たとえばSe、CdS、CdSe、ZoTo、CdTe
。
i、Fo、Cuなど2〜4成分系複合酸化物、■205
.WO3など遷移元素の酸化物にP2O5v B2O5
などの酸化物を添加したガラス系酸化物、あるいはCe
、Sr、Pbなどを添加したBaT103の一つの表面
2に一対の電極3、たとえばA、−Pd、RuO2など
の厚膜導体Au、Pl、Cu、Alなどの薄膜導体やメ
ッキ導体を形威し、かつ他の表面4に一対の電極5、た
とえば電極3で例示したもの、および感光性抵抗体6、
たとえばSe、CdS、CdSe、ZoTo、CdTe
。
ZoOなど厚膜、薄膜あるいは塗布膜を形成し、かつ電
極5と感光性抵抗体6とが部分的に重なり合うように形
成してなる温度−光センサーを用い、上記センサーの感
光性抵抗体6に光が照射されるように光源1を設けて構
成される。
極5と感光性抵抗体6とが部分的に重なり合うように形
成してなる温度−光センサーを用い、上記センサーの感
光性抵抗体6に光が照射されるように光源1を設けて構
成される。
上記温度−光センサーでは、感温性平板状基板1は温度
によって抵抗が変化するので、電極3間の抵抗を測定す
ることにより温度を検出できる。
によって抵抗が変化するので、電極3間の抵抗を測定す
ることにより温度を検出できる。
また感光性抵抗体6は光照射により抵抗が変化するので
、電極5間の抵抗を測定することにより光を検出できる
。
、電極5間の抵抗を測定することにより光を検出できる
。
しかも感光性抵抗体6は、第1図に示すごとく、感温性
平板状基板1の表面4上に形成されているので、温度と
光を同時に単一の温度−光センサーで検出できる。
平板状基板1の表面4上に形成されているので、温度と
光を同時に単一の温度−光センサーで検出できる。
また温度の検出部と光の検出部とが一体化されているの
で、温度分布あるいは光強度分布の存在下においても、
温度検出部における光強度と光検出部におけるそれとは
一致する。
で、温度分布あるいは光強度分布の存在下においても、
温度検出部における光強度と光検出部におけるそれとは
一致する。
従って光センサーの温度補償を容易、かつ正確に行うこ
とができる。
とができる。
上述のごとく本考案の火災報知器用センサーによれば、
火災発生時の雰囲気温度の上昇および煙発生による感光
性抵抗体6への光強度の低下を同時に検知できると共に
光センサーの温度補償も容易に、正確にできるという長
所を有する。
火災発生時の雰囲気温度の上昇および煙発生による感光
性抵抗体6への光強度の低下を同時に検知できると共に
光センサーの温度補償も容易に、正確にできるという長
所を有する。
なお、火災発生時には、通常温度分布を生じるが、この
ような場合にも本考案の火災報知器用センサーは有効に
作用することは当然である。
ような場合にも本考案の火災報知器用センサーは有効に
作用することは当然である。
また光源として現在のところ最つとも信頼性の大きい赤
色発光ダイオード(最大光強度波長〜7000人)を用
いた場合には、その波長域で最大感度を示すCdSe感
光性抵抗体を用い、緑色発光ダイオード(最大光強度波
長〜5600人)を用いた場合には、その波長域で最大
感度を示すCd5(100〜60wt%)とCd5e(
0〜40wt%)との固溶体感光性抵抗体を用いるのが
よい。
色発光ダイオード(最大光強度波長〜7000人)を用
いた場合には、その波長域で最大感度を示すCdSe感
光性抵抗体を用い、緑色発光ダイオード(最大光強度波
長〜5600人)を用いた場合には、その波長域で最大
感度を示すCd5(100〜60wt%)とCd5e(
0〜40wt%)との固溶体感光性抵抗体を用いるのが
よい。
以上から明らかなように本考案の火災報知器用センサー
では、温度−光センサーを用いているので、煙発生が少
なく雰囲気温度上昇の大きな火災においても、また雰囲
気温度上昇の少なくて煙を発生する火災においても、あ
るいは雰囲気温度上昇と煙発生を伴う火災においても有
効に作用し、かつその構成は容易で、実用効果の犬なる
ものである。
では、温度−光センサーを用いているので、煙発生が少
なく雰囲気温度上昇の大きな火災においても、また雰囲
気温度上昇の少なくて煙を発生する火災においても、あ
るいは雰囲気温度上昇と煙発生を伴う火災においても有
効に作用し、かつその構成は容易で、実用効果の犬なる
ものである。
図面は本考案の火災報知器用センサーの一実施例構成図
である。 1・・・・・・感温性平板状基板、3・・・・・・電極
、5・・・・・・電極、6・・・・・・感光性抵抗体、
7・・・・・・光源。
である。 1・・・・・・感温性平板状基板、3・・・・・・電極
、5・・・・・・電極、6・・・・・・感光性抵抗体、
7・・・・・・光源。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 感温性平板状基板の一つの表面に一対の電極を形成
し、かつ、他の表面上に感光性抵抗体と電極とが部分的
に重なり合うように一対の電極および感光性抵抗体を形
成した温度−光センサを用い、少なくとも上記センサー
の感光性抵抗性に光が照射されるように光源を設けてな
る火災報知器用センサー。 2 感光性抵抗体にCdSeを用い、光源に最大光強度
波長7000人の赤色発光ダイオードを用いてなる実用
新案登録請求の範囲第1項記載の火災報知器センサー。 3 感光性抵抗体にCd5100〜60wt−%とCd
5eO〜40wt%との固溶体を用い、光源に最大光強
度波長5600人の緑色発光ダイオードを用いてなる実
用新案登録請求の範囲第1項記載の火災報知器用センサ
ー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8890178U JPS5821027Y2 (ja) | 1978-06-27 | 1978-06-27 | 火災報知器用センサ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8890178U JPS5821027Y2 (ja) | 1978-06-27 | 1978-06-27 | 火災報知器用センサ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS557068U JPS557068U (ja) | 1980-01-17 |
JPS5821027Y2 true JPS5821027Y2 (ja) | 1983-05-02 |
Family
ID=29015812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8890178U Expired JPS5821027Y2 (ja) | 1978-06-27 | 1978-06-27 | 火災報知器用センサ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821027Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-27 JP JP8890178U patent/JPS5821027Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS557068U (ja) | 1980-01-17 |
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