JPS58208387A - アルコ−ル燃料添加剤及びその製法 - Google Patents

アルコ−ル燃料添加剤及びその製法

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JPS58208387A
JPS58208387A JP57091407A JP9140782A JPS58208387A JP S58208387 A JPS58208387 A JP S58208387A JP 57091407 A JP57091407 A JP 57091407A JP 9140782 A JP9140782 A JP 9140782A JP S58208387 A JPS58208387 A JP S58208387A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルコール燃料の持つ欠点を改良するのに好適
な添υ口剤及びその製法に係り、特に持重植物からの抽
出成分を有効成分とするアルコ ル燃料の添加剤及びそ
の製法に関する。
近来、化石燃料である石油とか石炭の付限性ならびにそ
の消費の急激な増加にがんがみ、資源的に無限性を有す
るとも考えられるアルコール燃料が特に内燃機関用燃料
として重大な関七・を持たれるに到った。
本発明において、アルコールとは現在栽培等により生産
がTjJ能な植物源9例えば澱粉とか繊維素などから醗
酵又は化学的方法に依って主として得うレるメタノール
、エタノール、プロパ/−A’及びブタノールなどであ
る。
化be料である石油どか石炭が王として炭化水素からな
るのに対し、アルコールはOH基を有するため1本質的
にその有する発熱閂は炭化水素より小さい。
この本質的な相違に基つく欠点が、アルコールを燃料、
特に内燃機関に使用した場合に各種の而で発生する。例
えば、アルコールを自動車エンジンに使用した場合1.
@、なjAI速ができないとか、金属部の腐食を起こし
、6ケ月泣で腐食yi象が具体的に埃れてくる。又ゴム
質バッキングなどを膨潤さず傾向がある。発熱−の小さ
いことにより、単位門当りの走行距離、がガソリンに比
し小さい。
アルコール燃料り持っ本質的な上記したような欠点はあ
っても、そのアルコールの有するエネルギーをより多く
有効に使うだめの改良が望まjしている。
本発明の目的はアルコールを王として内燃機関に使用す
る」結合に起る前記諸欠点を防止又は数台することンこ
あり、具体的に述べれば次の通りであるQ 巾)燃比の向]二、すなわち、アルコール嚇位量当りの
走行距離の向上。
(2)  エンジンの腐食時IF。
(3)  加速の迅速化の改良。
(4)  バッキング材の膨潤防止。
(5)保存中安定性の向上。
(6)  アルコールが無水でなくとも1更用できるよ
うにすること。
本発明者は前記°アルコール燃料のもつ前記諸欠点を防
止又は改善するため鋭意研究の結果、!14定植物の抽
出成分を有効成分としてアルコールに(,4>加すると
前dピ諸欠点が著しく改善されること及びその有効成分
を抽出する添加剤の製法を見出し本発明を完成するに到
った。
+究明は、精油成分含有植物の一挿又は二種以トの植物
から抽出した成分含有液を有効成分とするアルコール燃
料添加剤及び精油成分含有植物の一棟又は一種以上の萌
物かCつその有効成分を熱水。
好ましくは70〜90cの熱水v」−漬抽出し、前4己
抽出液を所定濃度に達するまで好ましくは減圧Fで#縮
することを%徴とするアルコール燃料添加剤の製法、で
ある。
本発明のアルコール燃料のみ加削の有効成分をa有する
特定植物は精油成分含有植物であって。
例えば1次の科に楕する植物である。すなわち。
カヤツリグサ、七り、キク、サトイモ、ビヤクダン、イ
ネ、モクレン、スイレン、ヒメハギ、ショウガ科などに
属する植物である。、有効成分が前記植物の根、茎、#
等に含まれ、多少含有駿の相違はあるが1司れも1史用
できる、っ 精油成分の種類については1例えば次のR1行物に詳細
が記載されている。
原色和漢図鑑Jニ  著者 難波恒雄 R保R社 大阪市東区上町1丁目17 発N前記fl1
行物によJlば、前記植物に含有さJする化合→勿とし
ては、 niagnocurar−ins、hines
ol、cyporens、cnidj−Litlu。
bomogentisic acid、5aussur
ealactone、atractylcxiin 、
o −euda++rma l 。
cyperol、ligus tilids 、agi
、ycOne 、tso−alanto’lac to
ne 、1socyporu t 。
neocnidilide、magnolol、cyp
erotundone、ari8tolono、↑3f
3LJd1.Iulltil。
y−eutiesmo’i 、blルylpht)誦、
などが例示されている。
前記特定値、吻から本発明のアルコール燃料添IJII
剤は、前記特定植物の一棟又は二棟以Fから、熱水好ま
しくは、70〜9UC1,I)熱水により浸漬抽出し、
di過して得た有効成分を含有する抽出jE故を1縮し
所定濃度の水溶液として得られる。
本発明の添〃口削は疵加削自身水浴液であり、yアルコ
ール自身も無水である套装がないことも入きな特長であ
り効果である。25%程度までの水分を含有するアルコ
ールでも本添加剤を添Ull tJIば燃料として使用
できることは産業りの貢献は大きい。
前記特定植物をほぼ10倍赦、すなわち1に7の4fI
物に対し10tの熱水(好ましくは70〜90C)で1
回又は2回以上に分割抽出j+過して得たd−成約81
をその約7〜τに(好ましくは減圧F)a縮して得た水
溶液がそのまま添加剤として使用される。
アルコール:水が70:30〜81:19の含水アルコ
ールを、自動車エンジンに使用すれば。
着火後エンン/は直に停it−,L、て、使用できない
が。
この程度のよ水アルコール(エタノール)にU。
6〜1谷1%の本発明の前記添1)I11削を添加すれ
ば。
無水アルコールを使用して走った距離と比較してアルコ
ール当りの走行距離は約1.5倍すなわち50チも走行
距離が増すると酉う全り嶌<べき効果が得られた。
本発明の〜添加剤を添加したアルコール燃料を使用す7
tば、腐食現象は認められず、添加すれば直に効力を発
揮し、保存しても効力の変化は殆ど認めら71なかった
。さらに加速の迅速化にも効果があることが確認された
特定値物の種類(こより多少の差異はあるが何れの植物
の抽出7夜も添加剤として効果が認められた、。
特定植物−陣からの抽出液でも効果は殆ど同様に認めら
れた。
次に本発明を実施例、試験例及び比較例により説明する
実施例1 製法例 前記精油ぎ有植物として例示し、た10神の材V(二属
する植物各1oor計1. U)00 yを61 ノ水
に浸漬し8ULI Cに加熱丁、有効成分を約30分間
1111出処理後、放冷して 、)T過し、再度47の
水により同様加熱浸漬抽出を繰り返えし第1回1」の1
11欣とをけして約8tの抽出2Iie、を得だ5.こ
の有効成分含有dI液を真空蒸発して−まで濃縮して2
1の水溶液を得だ5.この液が本発明のアルコール燃亭
↓添加剤である。
試験例1 日産自動東ローレル2.LIOU°0(1979年型)
を使用して走行実用試験を行った1、%は存酸基卓によ
った。
Δ、エタノール(75チ)半水(24,5%)十本添υ
口剤(0,5%)のアルコール燃料。
B エタノール(75%)水(25チ)のアルコール燃
料 C,ガソリン A及びBについては圧権比(8又は9:1)。
混合比(8又は9:1)、点火時期はCに比し5゜甲く
調整した5゜ Aはガソリンを燃料とした場合と同様に走行し、特別異
伏fAi認められなかつ、γ1.高床、徐行に於いても
ガソリン同様にして格別の異状は認めらtLなかった。
走行距離ば46−であった Bを使用した場合は1着火後直にエンジ/は停止I〜エ
ンジン用燃料としては使用できなかった。
C,ガソリンを使用した」4合の走行距離は76藤であ
った。
試験例2 本発明の添加剤を添加したエタノールと水分との関係を
試験した結果を表示すれば次の通っである。たたし1表
に於て エタノール含有量 である。
第    1    表 エタノール  水    添υ[1削 走杓竹徊ltl
Km/ l   エタ、)稍幼率チ     %   
  チ ガソリンの、嚇合の走行距離は7.6 Km / lで
あっ7り1本試験例も試験例1と同様日産自動東口〜レ
ル2、IJOOoC(1979平型)を使用し2て走行
試験を行なった。
以F、実施例、試験例及び比較例により本発明のアルコ
ール燃料添加剤は特定植物より極めて容易に抽出製造さ
れ、しかも含水アルコール燃料に使用されs7j’つガ
ンリ/と同様に同一エンジンが使用さt1+だだ本質的
に発熱暖か小さいことにより中位祉当りの走行距離は短
いが、無水アルコールに比し1.5倍の走行距離走行で
きるということは全く驚異的効果であるヮ 又工/ツノの腐食、パソ代ング類の膨潤現象も認められ
ず、大気汚染の心配もないことが明となった。産呆F貢
献すること人なる発明であることが確認された。
特許出願人   楊 傅 振 代理人 弁理上 横 H」   音 手続曲正書(自発) lid和5和平7年1041 3日庁長官若杉和夫殿 1 事件の表示 昭R+ 57 jt1% 許 願第91407 ′;3
3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 イ]シバ:1 東京都足立区扇2−7−22氏  is
(?M・) 古  橋  清  久4、代理人 住 所 東京都港区西新橋1丁目6番14号デトロイト
ビル8階電話03(580)7666氏 ?X(699
5)弁理士 海 津 保 三5、 補正命令の日付  
自発 6 補正により増加1″る発明の数 なし7 補正の対
象 明細書全文 i :’l 9 +。
8 袖正ノ)(伺、′i 別紙の通り 9、添付書類の目録 (11訂正明細書       
 1通関     細     膚 1、発明の名称 アルコール燃料添加剤及びその製法 2、特許請求の範囲 1)1sまたは2s以上の精油成分含有植物体から抽出
した水性抽出液を有効成分とするアルコール燃料添加剤
料添加削。
ま九はこれ の混合物から選ばれる。%許請才の範囲第
1項に記載のアルコール燃料添加も 迦」i 01種または2種以上の精油成分含 植物体することを
特命とするアルコール燃料添加剤の製法。
9)前配水性抽出液が植物の約1o侑Tr+の熱の製法
法。
3、発明の詳細な説明 本発明はアルコール燃料の待つ欠点を改良するのに好適
な添加剤及びその染法に係シ、特に特定植物からの抽出
成分を有効成分とするアルコール燃料の添加剤及びその
委法に!9!lする。
近来、化石燃料である石油とか石炭の有限性ならびKそ
のt費の急激な増加Kかんがみ、資源的に無限性を有す
るとも考えられるアルコール溶料が特に内燃機関用燃料
として重大な関心を持たれるに到った。
本発明において、アルコールとは塑、在爺培等により生
産が可能な植物源、例えば澱粉とが織#1素などからW
i酵または化学的方法によって主として得られるメタノ
ール、エタノール、プロパツール及びブタノールなどの
低級アルカノールである。
化石燃料である石油とか石炭が主として炭化水素からな
るのに対し、アルコールはOH基を有するため、本質的
にその有する発#童は炭化水素より小さい。
この本質的な相異に基づく欠点が、アルコールを燃料、
特に内燃機関に使用した場合に各種の面で発生する。例
えば、アルコールを自動車エンジンに便用した菟合、急
な加速ができないとか、金属部の腐4#を起こし、3ケ
月位で腐食現象が具体的に現れてくる。またゴム質バッ
キングなどを腋潤さぞる珀向かある。発熱1の小さいこ
とにより、里位清当ジの走行子離がガソリンに比し小さ
い。
アルコール・−料の持つ木質的な上記したような欠点社
あっても、そのアルコールの有するエネル千をより多く
有効に使うための改良が望まれている。
したがって、本発明の甲的にアルコールを主として内燃
機−に使田する錫分に起る前記諸久膚を防止または改善
することにあり、具体的にその改良点を述べれば次の通
シである。
fil I燃比の向上、すなわち、アルコール単位量当
妙の走行距離の同上。
(2)エンジンの腐食防止。
(3)加速の迅速化の改良。
(4)バッキング材の膨潤防止っ (5)8存由安定性の向上。
(6)s水アルコールを使用する必要がないこと。
本発明者は前記アルコール燃料のもつ前配諸欠点を防止
または改善するため装量研究の結果、偏熱にもある種の
植物の熱水抽出物を添加剤としてアルコ−、ルに添加す
ると前記諸欠点が著しく改善されることを見出した。
原料植物は特に精油成分を含有する植物に限られる。そ
の熱水抽出物が如何なる有効成分を含有するか、あるい
けその有効成分とアルコール溶料の上記欠点の解消との
理・論的解明はなされていない。しかし、本発明者の実
験結果は上記効果を立証するに充分であって、その発見
は本件技術における特筆すべき改善を達成する本のであ
る。したがって、本発明は技術上全く新規なアルコール
燃料添加剤を提供するものである。
本発明のアルコール燃料添加剤線、精油成分含有植物の
1種または2種以上の植物から抽出した成分含有液を有
効成分とするものである。かかる成分含有液は精油成分
含有植物の1種または2種以上の植物体を熱水、好まし
くは70〜9ocの熱水に浸漬し、その有効成分を抽出
することによシ容易に製造することができる。
本発明のアルコール燃料の添加剤の有効成分を含有する
特定植物は精油成分含有植物である。例えば、次の表に
示す植物が挙げられる。すなわち。
カヤツリグサ、セリ、キク、サトイモ、ビヤクダン、ク
スノキ、ミカン、−<七タレン、スイレン、シン、ショ
ウガ、ヒメハギ、オミナエシ、マツ、ユリ、コシヨウ、
イネ科などに属する植物である。
有効成分は前記植物の根、茎、葉等に含まれ、多少含有
量の相異はあるが何れも使用できる。
上記の科に属する植物名およびそれら植物に含有されて
いる化学成分を下記第1表に示す。その詳細については
難波恒雄著。「原色和漢薬図鑑」(上、下)1株式会社
促育社刊行のものを参照する。
第1表 豐 本発明の添加剤は水性抽出物であるからそれ自体水溶液
であり、またアルコールに添加の際も溶媒の水を随拌し
うるものであるから、アルコール自体も無水である必要
がない。これは本発明の大きな特徴であシ効果である。
通常25X程度までの水分を含有するアルコールでも本
添加剤を添加すれば燃料として使用できることは産業上
の貢献が大きい。
対し約102の熱水(好ましくは70〜90C)□ で
抽出を行なう。抽出は1回または2回以上に分割して行
なうことができ、かくしてr遇稜約8を程度の抽出液が
得られる。この抽出液はそのままアルコール燃料添加剤
として使用できる。一般には上記の8tを約1/4〜1
/3に(好ましくは清圧下で)II!縮してaX液とし
て保存するのが便利である。その際、この原液は腐敗の
おそれがあるので、燃料に用いるアルコールを加えてお
けば腐敗を防止することができる。水性抽出液はアルコ
ールに完全に溶零して透明系を形成する。抽出液中の水
分の多少は添加するアルコール燃料の本来の含水量と関
係するが、大体前記の手段で得られる熱水抽出原液はそ
の1まの濃度のもので1.2〜4容積%、1/4濃縮液
では対応して0.3〜1容積%の−1合でアルコールに
添加する。
通常、アルコール:水の容積比が70:30〜81:1
9の範囲の含水アルコールを自動車エンジンに使用すれ
ば、着火後エンジンは直ちに停止して、使用できないが
、この程度の含水アルコール(エタノール)K前記容積
の本発明のf加削を添加すれば、無水アルコールを使用
して走った距離と比較してアルコール当)の走行距離は
約1.5倍すなわち50に4走行罪離が増すという全く
驚くべき効果が得られた。
本発明の添加劉を添加したアルコール燃料を使用すれば
、腐食現象は認められず、添加すれば直ちに効力を発揮
し、保存しても効力の変化は殆ど認められなかった。さ
らに那オの迅速化にも効果があることが確シされた。
特定漬物の穐懺により多少の差異にあるが何れの植物の
抽出液も添加剤として効果が望められた。
断定植物−九からの抽出液でも効果は殆ど同様に認めら
れた。
次に本発明全実施例、試験例および比緻例によシ駈明す
る。
多旋例1 前詔精油含有槽彎として前記第1表の7i1+4゜5.
6,7,9,10,15.16及び21の10種の植物
各100 f計10002を6tの水に浸漬し80rK
加熱下、有効成分を約30分間抽出処理後、放冷して、
を過し、再■4tの水によシ園1様力i= $ ! e
抽出を換り返し第1回目のP液とを合して約8tの抽出
P液を得た。この有効成分含有ト液を真空蒸発して1/
4まで筒棒して2tの濃厚水溶液を騙た。この濃厚液を
そのままで本発明のアルコール燃料添加剤として使用す
る。
日量自動車o−tzル2,0OOCC(1979年型)
を使用して本実施例の添加剤を添加したエタノール燃料
の走行実用試験を行った。%は容量基準で表わす。
A:エタノール(75%)千木(24,5%)千木発明
の添加剤(0,5%)のアルコール燃料。
B:エタノール(75%)千木C25%)のアルコール
燃料。
C:エンジン。
AおよびBのエタノール燃料の場合は圧縮比(8まだは
9:1)、混合片(8または9:1)、点火時期はCの
ガノリ/に比しデ早く調整した。
Al7)場合は、ガソリンを燃料とした場合と同様に走
行し、特別異状は望められなかった。高速、徐行に於い
てもガソリン同様にして格別の異状はyめられなかった
。走行距離は4.3Kmであった。
B全使用した場合は、若人後直ちにエンジンは停止しエ
ンジン用燃料としてFX1更戸で@なかった。
Cのガソリンを使用した屡合の走行「離は7.6Kmで
あった。
実施例2 実施例1の添加剤を添加したエタノール学科の水分含量
とr加削含量に対する関係を実施例1とl和様に日量自
動車ローレル2.000 (’f、 (1979年型)
を使用して試験した結果を対照φ1と比較して表示すれ
ば第2Pの通りである。ただし、この表において エタノール含有量(%) である。
(月下余白) 第2表 エタノール  水  添加剤 走行距@Km/l  エ
タノール効率%    %    % ガソリンの場合の走行距離は7.6 Krr7L でめ
った。
実施例3 エタノール系燃料に代えてメタノール系燃料に実施例1
で得た抽出液(但し濃縮を行なわない原液のまま使用す
る)を添加した場合の水分含量と添加剤含量に対する関
係な実施例2と同一条件で比較した広隨は享3表の、枦
りである。メタノール効率の測定はエタノール効率の測
定に準する。
塵  3 表 メタノール(%) 水(96’)  *加削(%)走行
Km/lメタノール効率100     0   1)
      3.04    1.0085    1
4、’5  0.5    3.11     ]、、
2080    19.2  0.8    3,15
    1.3078    20.8   1.2 
   3.41    1.4475    23.5
   1.5    3.32    1.4670 
   27   3     2.39    1.1
260+ブタノール1820    2     3.
96     1.67 “70+ブタノール8  2
0     2      3.701.56  米米
メタノールとして(資)出 以上の結果からX発明の添加剤の添加によりメタノール
−料のメタノール幼名を1.46倍まで向上させること
か判った。また、別にブタノールを添加したメタノール
焼料の走FKm/lは3.96Kmと最大値を示した。
これはメタノール、エタノール、ブタノールなどの混合
アルコール燃料でも不発明の添加剤が効率よく使用でき
、それKよってカロリーの調整ができることを示す。
実施例4 各種精油含有#I物を実施例1と同様操作で下記944
表記載の植物を用いて抽出した抽出液(未濃@)を下記
組成に従って処方した。
エタノール系組成   メタノール系組成エタノール 
75%    メタノール 78、%水  分   2
3.8%       水  分   20.5 N添
加剤  1.2%    添加剤  1.5%日産自動
車o−レル2,000cC(1979年型)を実験車と
して、上記の各溶料系の着火性、加速性、走行性および
燃比を測定し九。結果を第4表に示す。実験は各植物の
抽出液単独使用の場合と、それらの混合抽出液使用の場
合について比較した。
(以下余白) 測定結果から、各植物の抽出液は対照と此賛して伊れの
アルコール系においても着火性、加速性および走行性の
向上に有効であることが判る。ガソリンと較べてそれら
の評古は必すしもよ(ないが、全ての抽出液を均等に混
合した実験では便れの項目でも同等に評価された。これ
は各抽出能の含有成分による相乗効果であると思われる
。また、各植物に含1れる精油含有への多少にも影響さ
れて件部の評価に差を生じさせていることが判った。
以上、壽施例および比較例により本発明のアルコール燃
料添加剤は特定植物より極めて容易に抽出製造されるこ
と、含水アルコール燃料に使用できること、かつガソリ
ンとPi−エンジンが圧縮比、混合圧、戸火時期などの
僅かな調整をすることによってず用できることが明らか
となった。本質酌に発熱量が小さいことにより逆位墳当
りの走行鉗離は知いが、無水アルコールに此し1.5倍
の走行距−−行できるということに全く驚異的効果であ
 1・る。
またエンン/の腐食、バノモンダ翰の膨潤現よも望めら
れず、大気汚染の6酊もないことが明らかとなった。産
業上貢献すること大なる発明であることが確ψされた。
特許出願人 : 方 禍 清 入 代理人:弁理士海津保三 同  :弁理士平山−幸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)精油成分含有植物の一種又は二種以上の植物から抽
    出した成分含有液を有効成分とするアルコール燃料添加
    剤。 2)精油成分き有植物の一種又は二種以1−の随物から
    その伸動成分を熱水、H4しくは/U〜90Cの熱水に
    浸漬抽出し、前記抽出液を所定濃度に達するまで好まし
    くは減11−ドで譲縮することを特徴とするアルコ−・
    ル燃ネ↓添IJII剤の製法。
JP57091407A 1982-05-31 1982-05-31 アルコ−ル燃料添加剤及びその製法 Granted JPS58208387A (ja)

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