JPS5820810A - 湖岸等の裸地の侵食を防止するための護岸構造 - Google Patents
湖岸等の裸地の侵食を防止するための護岸構造Info
- Publication number
- JPS5820810A JPS5820810A JP11832081A JP11832081A JPS5820810A JP S5820810 A JPS5820810 A JP S5820810A JP 11832081 A JP11832081 A JP 11832081A JP 11832081 A JP11832081 A JP 11832081A JP S5820810 A JPS5820810 A JP S5820810A
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- JP
- Japan
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- mat
- lake
- water
- revetment
- bare ground
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B3/00—Engineering works in connection with control or use of streams, rivers, coasts, or other marine sites; Sealings or joints for engineering works in general
- E02B3/04—Structures or apparatus for, or methods of, protecting banks, coasts, or harbours
- E02B3/12—Revetment of banks, dams, watercourses, or the like, e.g. the sea-floor
- E02B3/122—Flexible prefabricated covering elements, e.g. mats, strips
- E02B3/126—Flexible prefabricated covering elements, e.g. mats, strips mainly consisting of bituminous material or synthetic resins
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は湖岸、海岸、河川等における裸地の侵食を防
止するための護岸構造に関するものである。
止するための護岸構造に関するものである。
わが国では、発電用、多目的用水などのダムは森林地帯
に建設されておシ、湖水の水位の昇降によって発生する
湖岸の裸地の侵食によって、林地の崩落や道路の破壊な
どが最近社会問題となり、その防止対策は゛目下の急務
となっている。
に建設されておシ、湖水の水位の昇降によって発生する
湖岸の裸地の侵食によって、林地の崩落や道路の破壊な
どが最近社会問題となり、その防止対策は゛目下の急務
となっている。
ことに、水資源の合理的利用を図るため、最近では揚水
発電用ダムの建設が進められている。このダムでは水位
の昇降の差が1日のうちで10mにも及ぶものがあり、
それによる湖岸の侵食は甚大である。
発電用ダムの建設が進められている。このダムでは水位
の昇降の差が1日のうちで10mにも及ぶものがあり、
それによる湖岸の侵食は甚大である。
すなわち、水位の下降によって湖岸の土中の浸透水とと
もに土石が流出したシ岩盤に沿って土石が崩落する。さ
らに、この崩落が引金と彦っで、それによシ上部の土石
層が不安定となり、二次的に崩壊が進行してついには上
方の林地まで崩落するに至る。
もに土石が流出したシ岩盤に沿って土石が崩落する。さ
らに、この崩落が引金と彦っで、それによシ上部の土石
層が不安定となり、二次的に崩壊が進行してついには上
方の林地まで崩落するに至る。
従来、水位の昇降に伴う水による侵食から裸地を保嘩す
る護岸構造として、内部に玉石を入れた蛇篭を裸地にア
ンカーで固定したものがある。しかし、蛇篭と蛇篭との
間に空隙が生じ、裸地をまんべんなく覆うことができず
、土石の流出を完全には防止できないばかりか、蛇篭は
浮力により浮き上がシ易いため、湖岸が侵食されるおそ
れがあった。
る護岸構造として、内部に玉石を入れた蛇篭を裸地にア
ンカーで固定したものがある。しかし、蛇篭と蛇篭との
間に空隙が生じ、裸地をまんべんなく覆うことができず
、土石の流出を完全には防止できないばかりか、蛇篭は
浮力により浮き上がシ易いため、湖岸が侵食されるおそ
れがあった。
・、・他の護岸構造として、裸地にネットを張ってその
上からコンクリートなどを施工したものがある。
上からコンクリートなどを施工したものがある。
しかし、コンクリートはその表面では湖水に対して強い
が、通水性が悪いため、コンクリートの裏側の土中に入
った浸透水はコンクリートを通って湖水側へ流出できず
、同浸透水の水頭よりも湖水の水位の昇降による水頭が
下がった場合に、コンクリートの裏側に土中の浸透水に
よる水圧がかかつて崩落するおそれがあった。又、コン
クリートの施工は渇水期を待たねば行うことができず、
施工上の問題があった。
が、通水性が悪いため、コンクリートの裏側の土中に入
った浸透水はコンクリートを通って湖水側へ流出できず
、同浸透水の水頭よりも湖水の水位の昇降による水頭が
下がった場合に、コンクリートの裏側に土中の浸透水に
よる水圧がかかつて崩落するおそれがあった。又、コン
クリートの施工は渇水期を待たねば行うことができず、
施工上の問題があった。
本発明は繊維を圧縮加工した護岸マットを裸地に敷設す
ることにより、通水性を良好なものとし、裸地の崩落を
防止したものである。
ることにより、通水性を良好なものとし、裸地の崩落を
防止したものである。
以下、この発明を具体化した一実施例を第1〜2図に従
って説明すると、1は周知の天然繊維や化学繊維を圧縮
加工し平板状とした護岸マットであって、通水性及び可
撓性に富み、マント1の上面全体に網状のネッl−2を
一体的に設け、同マッド1を併設してコイル3により互
いに結合している。4は各マットlの下端縁に連結した
錘である。
って説明すると、1は周知の天然繊維や化学繊維を圧縮
加工し平板状とした護岸マットであって、通水性及び可
撓性に富み、マント1の上面全体に網状のネッl−2を
一体的に設け、同マッド1を併設してコイル3により互
いに結合している。4は各マットlの下端縁に連結した
錘である。
このように構成した護岸マット1けその錘4を下側とし
て湖岸Sに敷設され、マット1の上面に縦横に配置した
ワイヤー5を止め金具6でマット1に対し固定するとと
もに、マット1をアンカー7で湖岸8に対し固定してい
る。
て湖岸Sに敷設され、マット1の上面に縦横に配置した
ワイヤー5を止め金具6でマット1に対し固定するとと
もに、マット1をアンカー7で湖岸8に対し固定してい
る。
この敷設時において、マット1はその可撓性によシ湖岸
Sの表面に沿って変形し、しかも錘4の重量で湖岸Sの
表面に密着する。この敷設は渇水:1に 期に限らずいつでも行うことができる。
Sの表面に沿って変形し、しかも錘4の重量で湖岸Sの
表面に密着する。この敷設は渇水:1に 期に限らずいつでも行うことができる。
又、マット1は通水性が良いため、湖水りの水位が変化
しても、湖岸Sの土中の浸透水のみがマット1の繊維間
にできる通水空間を通過して湖水りに戻り、細かい土砂
はマット1により遮断されて湖水り側へ流出せずにマッ
ト1の裏側で止まる。
しても、湖岸Sの土中の浸透水のみがマット1の繊維間
にできる通水空間を通過して湖水りに戻り、細かい土砂
はマット1により遮断されて湖水り側へ流出せずにマッ
ト1の裏側で止まる。
従ってマット1の裏側に土中の浸透水による水圧がかか
らず、崩落することはなくなる。
らず、崩落することはなくなる。
なお、湖岸侵食の原因としては、前述した水位の昇降に
伴う水による侵食以外に、強風時における波力による侵
食及び冬期における凍上、凍結融解による侵食が考えら
れる。前者については、マット1が湖水りと湖岸8との
間を遮断するため、湖岸8に波力が直接作用せず、湖岸
Sの土石の侵食を防止することができる。又、後者につ
いては、マット1が湖岸Sを覆うため、地表面よりの放
熱を防止して地中温度の低下を防ぎ、凍上、凍結融解作
用を軽減若しくは防止することができる。
伴う水による侵食以外に、強風時における波力による侵
食及び冬期における凍上、凍結融解による侵食が考えら
れる。前者については、マット1が湖水りと湖岸8との
間を遮断するため、湖岸8に波力が直接作用せず、湖岸
Sの土石の侵食を防止することができる。又、後者につ
いては、マット1が湖岸Sを覆うため、地表面よりの放
熱を防止して地中温度の低下を防ぎ、凍上、凍結融解作
用を軽減若しくは防止することができる。
以上詳述したように、本発明の護′岸構造においては、
繊維を圧縮加工して形成した護岸マット1を裸地に敷設
したので、繊維間の通水空間を通じて通水性が良好なも
のとなり、裸地の崩落を防止することができる効果があ
る。しかも、繊維の持つ可撓性によりマットは裸地表面
に良くなじむという見逃がせない効果もある。さらに、
同マット10表面をネット2等の補強部材で覆ったので
、マット1の崩落を完全に防止することができる効果が
ある。
繊維を圧縮加工して形成した護岸マット1を裸地に敷設
したので、繊維間の通水空間を通じて通水性が良好なも
のとなり、裸地の崩落を防止することができる効果があ
る。しかも、繊維の持つ可撓性によりマットは裸地表面
に良くなじむという見逃がせない効果もある。さらに、
同マット10表面をネット2等の補強部材で覆ったので
、マット1の崩落を完全に防止することができる効果が
ある。
第1図は本発明の護岸マットを敷設した状態を示す平面
図、第2図はその断面図である。 護岸マット1、ネット2、錘4゜ 特許出願人 平 塚 寿 カ ニ 上 善 蔵 立 野 清
図、第2図はその断面図である。 護岸マット1、ネット2、錘4゜ 特許出願人 平 塚 寿 カ ニ 上 善 蔵 立 野 清
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 l 繊維を圧縮加工して繊維間に通水空間を形成した護
岸マント(1)を裸地に敷設するとともに、同マット(
1)の表面をネット(2)等の補強部材で覆ったことを
特徴とする湖岸等の裸地の侵食を防止するための護岸構
造。 2 護岸マット(1)の下端部に錘(4)を設けた特許
請求の範囲第1項に記載の湖岸等の裸地の侵食を防止す
るだめの護岸構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11832081A JPS5820810A (ja) | 1981-07-28 | 1981-07-28 | 湖岸等の裸地の侵食を防止するための護岸構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11832081A JPS5820810A (ja) | 1981-07-28 | 1981-07-28 | 湖岸等の裸地の侵食を防止するための護岸構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5820810A true JPS5820810A (ja) | 1983-02-07 |
Family
ID=14733745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11832081A Pending JPS5820810A (ja) | 1981-07-28 | 1981-07-28 | 湖岸等の裸地の侵食を防止するための護岸構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820810A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61221418A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-10-01 | Takahiro Suzuki | 覆網工法及び網体 |
JPH04102621A (ja) * | 1990-08-20 | 1992-04-03 | Sogo Riyokuka Kk | 表土保護シートと土壌侵食防止方法 |
US5209079A (en) * | 1990-06-08 | 1993-05-11 | Nippondenso Co., Ltd. | Control apparatus for air conditioner used for vehicles |
-
1981
- 1981-07-28 JP JP11832081A patent/JPS5820810A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61221418A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-10-01 | Takahiro Suzuki | 覆網工法及び網体 |
JPH0311332B2 (ja) * | 1985-03-25 | 1991-02-15 | Takahiro Suzuki | |
US5209079A (en) * | 1990-06-08 | 1993-05-11 | Nippondenso Co., Ltd. | Control apparatus for air conditioner used for vehicles |
JPH04102621A (ja) * | 1990-08-20 | 1992-04-03 | Sogo Riyokuka Kk | 表土保護シートと土壌侵食防止方法 |
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