JPS5820760Y2 - 蝶番取付用スペ−サ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は蝶番取付用スペーサに関するものである。

第１図に示すように、ドア１とこのドア１を開閉自在に
取付ける枠２との間のすき間ａを調整するため、蝶番３
に介在するスペーサＡはその介在の際、蝶番取付用のビ
ス（図示省略）を全部取外して取付けなければならない
という面倒があった６したがって、この考案の目的は、
簡単に介在できる蝶番取付用スペーサを提供することで
ある。

この考案の一実施例を第２図に示す。

すなわち、この蝶番取付用スペーサは、蝶番３の取付板
４のねじ挿通孔５・・に対応して、ねじ通孔６・・を穿
設するとともに、ねじ通孔６・・から周縁７寸で同方向
に延びるねじガイド溝８・・を形成したものである。

このスペーサＡは、互いに並設される一対のスペーサＡ
１．Ａ２からなり、その対向縁９，９′にねじガイド溝
８・・が設けられている。

このスペーサＡを取付板４と枠２との間に介在するとき
は、取付板４のビス（図示省略）をそれぞれわずかゆる
め、これによって形成されたすき間にスペーサＡの互い
に平行になっているねじガイド溝８・・を通して、ねじ
通孔６・・へねじが位置するように差し込み、ゆるめで
あるねじを再度ねじ込むようＶＣする。

オたスペーサＡを外すときは、ねじを同様にゆるめて同
図矢印のようにねじガイド溝８・・を利用して行う。

なネ・、スペーサＡを２分割にするとドア１の上下、前
後の寸法調整が容易にできる。

以上のように、こゐ考案の蝶番取付用スペーサは、スペ
ーサの周縁とねじ通孔との間に同方向に延びるねじガイ
ド溝を穿溝したため為ねじを外さずにゆるめるだけで簡
単に着脱できるとともにスペーサを取付板の横方向に２
分割する一対により形成したので、ドアの上下の寸法調
節のみならず、扉枠とドアー側面とが傾いた場合の前後
の寸法調節も片方のスペーサのみを使用することにより
簡単にできるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はドアの取付状態を示す正面図および第２図はこ
の考案の一実施例にかける蝶番取付用スペーサの斜視図
である。 １・・・ドア、２・・・枠、３・・・蝶番、４・・・取
付板、５・・・ねじ挿通孔、６・・・ねじ通孔、７・・
・周縁、８・・・ねじガイド溝、Ａ・・・スペーサ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 蝶番の取付板の約半分の大きさをもつ二対よりなり、そ
   の取付板のね１３通孔に対応してそれぞれねじ通孔を穿
   設し、かつ前記取付板の両側から横方向に差込む際の差
   込め側となる側縁から各ねじ通孔捷でガイド溝を形成し
   た蝶番取付用スペーサ。