JPS58207382A - 4−ブタノリド類の製造方法 - Google Patents

4−ブタノリド類の製造方法

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JPS58207382A
JPS58207382A JP57088934A JP8893482A JPS58207382A JP S58207382 A JPS58207382 A JP S58207382A JP 57088934 A JP57088934 A JP 57088934A JP 8893482 A JP8893482 A JP 8893482A JP S58207382 A JPS58207382 A JP S58207382A
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茂 田代
Toshiro Isotani
磯谷 俊郎
Kazunori Yamataka
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアクリル酸エステルとアルデヒドから4−ブタ
ノリド類を製造する新規な方法、特に電解還元カップリ
ング反茫による製造方法に関するものである。
本発明でいう4−ブタノリド類とけ、4−ブタノリドす
なわちγ−ブチロラクトンとその4−位モノ置換体のこ
とである。
4−ブタノリド類、特に4−アルキル−4−ブタノリド
は、特有の香気を有し、食品用、香粧品用の香料として
用いられるほか、香料、医薬品。
農薬などの琴造中間体としても有用である。例えハ4−
 n−プロピル−4−ブタノリドはクマリン様の香気を
、また4 −n−へキシル−4−ブタノリドは濃厚な場
合はナツツ様香気を、希薄な場合はピーチ様の芳香をそ
れぞれ有しており、それぞれ香料とし2て知られて・い
る。
アクリル酸エステルとアルデヒドの電解還元カンブリン
グ反欝により、4−ブタノリド類を製造する方法として
は次の様な方法が提案されている。
即ち、ジメチルホルムアミドを溶媒とし、アルデヒド、
アクリル酸エステル類、トリメチルクロルシランの混合
物を均−系で鉛電極を用いて電解還元する方法[「Te
trahedron Letters J 、 @ 2
1巻第5029〜5032ページ(1980年)〕や、
エエタールとプロパナールの混合物をリン酸カリウム水
溶液中において、木調で活性化した黒鉛電極を用いてア
クリル酸エステルとカップリングさせる方法([Zh、
 Org、Khim、J 、第11巻、第9号、第19
84−1985ページ(1975年)]などである。
前者は均−系において電解を行なっているが、一般的に
均−系で電解を行う場合、溶媒系は水−プロトン性溶媒
、水−非プロトン性極性溶媒、非プロトン性極性溶媒の
3棟が考えられる。本発明者らは1泊−系における電解
還元カップリング反茫を種々検討した結果、特願昭56
−155746号に開示している次の様な知見が得られ
た。即ね、水−プロトン性溶媒では電流効率が極めて低
いことが確められた。この理由はよくわからないが、ア
ルデヒドの一部が溶媒によるアセタール化、ヘミアセタ
ール化を受けることがその原因の1つとも考えられる。
まだ、水−非プロトン性極性溶媒の場合、4−ブタノリ
ドのアルデヒド基皇の選択率は極めて低い。この場合、
水の電解によって若干生成するものと思われろ水酸イオ
ンが非プロトン性極性溶媒によって働きを強められ、ア
ルデヒドにとって望ましくない副反応が起つたためとも
考えられる。1.7’yがって、均−系で収率及び電流
効率の両方を高く維持して電解を行う+ぬj(は、水と
の相溶性や電導性支持塩の溶解度を考慮して、非プロト
ン性極性溶媒を単独で用い、且つトリメチルクロル/ラ
ンなどの特別な試薬を用いるという工夫が必要になると
思われる。しかしながら、ジメチルホルムアミドのよう
な高価な溶媒を用いなければならないし、1をトリメチ
ルクロル/ランにアルデヒドと等モル使用する必要があ
り−1このトリメチルクロル/ランは高価である上に、
水分によって容易に加水分解されるため取扱いに注意し
、なけれ′げならないなどの問題がある。
仙方、後者の場合は、使用する電極の製造がむずかしい
hK炭素電極は機榊的強度を欠き、通常工業的に使用さ
れているフィルタープL/ス型電槽などに装置すると匍
1セ、たり、ひび割れを生じたり、水銀の使用に起因す
る公害問題を解決しなければならないなどの欠点がある
。さらに、この方法でば4−ブタノリドが4−メチル−
4−ブタノリド及び4−エチル−4−ブタノリドの混合
物として得られるので分離精製が煩雑になるという欠点
もある。
本発明者らは、このような従来の4−ブタノリド類の製
造方法における種々の欠点を克服し、工業的に容易に実
施しうる方法を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、単−
室電解槽で、支持電解質に特定の無機塩を用い、相間移
動触媒機能を有する電導性物質の存在下、水性エマルジ
ョン状態で。
アクリル酸エステルを設定濃度以上にし、且つ水相中の
pHを設定し7て電解還元することにより、簡略化され
た装置で、極めて高収率、且つ高電流効率で容易に4−
ブタノリドを製i告しうろことを見出した。
本発明は以上に述べた知JF、に基づいてなされたもの
であり、高価な添加物や取扱いに注意を要する添加物な
しに、しかも温和な条件下で4−ブタノリド類を高収率
かつ高電流効率で得るとともに、生成物の単離操作を容
易にし、さらに、陰極を機械的強度が強く、且つ毒性の
ない本のと17、電導性物質の分離、回収が容易にでき
、簡略化された装置により、工業的に有利な4−ブタノ
リド類の製造する方法を提供することを目的とするもの
である。
上記目的を達成した本発明の4−ブタノリド類を製造す
る方法は、アクリル酸エステルとアルデヒドの混合物を
陰極として、鉛又は鉛合金、カドミウム、陽極として、
鉄又は鉄合金、鉛又は鉛合金からなる隼−室電解槽で、
リン酸塩からなる無機塩と第四級アンモニウム塩及び第
四級ホスホニウム塩からなる群より選ばれた少なくとも
1種の相間移動触媒機能を有する電導性物質の存在下、
水性エマルジョン状態で、該水性エマルジョン中のアク
リル酸エステル濃度を1.0重量%以上にし。
はつ水相中のpHを6〜9の範囲にして電解還元を行う
ことを特徴とするものである。
本発明の反えは、だいたい以下の反応式、に従って進行
する。
(式中の&は置換又は未置換のアルキル基、アリール基
、アラルキル基、アルケニル基、又はアルキニル基、R
′はアルキル基である。)本発明は上記に示した反応を
単−室電解槽で電解反応を行うこ−とが本質であり、単
に高電流効率及び高収率のみを実現するだけでは目的は
達成されず、水素発生を抑制し爆発性混合気体の生成を
防止することではじめて′達成できるのである。そのた
め、無機塩と相聞移動触媒機能を有する電導性物質を用
い、水性エマルジョン状態で該水性エマルジョンの水相
中のpHを設定範囲にし、且つ水性エマルジョン中のア
クリル酸エステルを設定濃度以上にするという3つの特
徴を組み合せる仁と、が必要なのである。
本発明においては、この反応を水性エマルジョン状態す
なわち、水相と有機相からなる不拘−相中+行うことが
必要である。この場合水相中のpHは、本発明では軍警
な意味をもっている。即ち、水相中のpH2il−6〜
9の範囲にする必要がある。pH6以下の酸性域、pH
9以上のアルカリ性埴では、アクリル酸エステル及びア
ルデヒドは不安定になり副反応が起りアクリル酸エステ
ル及びアルデヒド基準の4−ブタノリド類の反応収率が
低下する。
% K pH6以下の酸性域では、プロピオン酸エステ
ルの生成量が増加しアクリル酸エステル基準の反応収率
が低下する。また電極の消耗が増加する。
水性エマルジョンの水相中には、リン酸、及び相間移動
触媒機能を有する電導性物質が主に含まれ、これらがp
Hに影響を及ぼす、特にリン酸塩が影響を与える。水層
のpHを6〜9の範囲にするためには、リン酸塩すなわ
ちリン酸のアルカリ金属塩をpH6〜9にする必要があ
る。リン酸のアルカリ金属塩をpH6〜9にするために
は、リン酸又はリン酸二水素塩をアルカリで中和するか
、アルカリ金属の水酸化物又はリン酸−水素塩をリン酸
で中和しなければならない。
本発明に用いる無機塩としては、リン酸単独又はリン酸
塩とホウ酸塩の混合物として用いる。リン酸塩とホウ酸
塩の混合物を用いた場合、電極の消耗が減少する。
本発明に用いる無機塩のカチオンとしては1例えばナト
リウム、カリウム、リチウム、セシウム及びルビジウム
のアルカリ金属カチオン、及びアンモニウムイオンであ
って、経済的理由から好ましくはナトリウム及びカリウ
ムである。
無機塩の使用量については、エマルジョンの電気抵抗が
極端に大きくなくて電解が円滑に行なえる量であれば特
に制限はなく通常水相中の濃度が1〜30重量%の範囲
になるように用いられる。
本発明に用いられるアルデヒドとしては特に限定はしな
いが、工業的には炭素数2〜13の脂肪族アルデヒドが
好ましく、さらに好ましくは飽和直鎖アルデヒドである
。例えば、プロパナール。
ブタナール、ペンタナール、ヘキサナール、ヘプタナー
ル、オクタナール、ノナナールなどである。
本発明において、無機塩と相間移動触媒機能を有する電
導性物質側えは第四級アンモニウム塩又は第四級ホスホ
ニウム塩をそれぞれ使用して水性エマルジョン状態で電
解を行うことによゆ著しく収率が向上する。
本発明で用いる第四級アンモニウム塩及び第四級ホスホ
ニウム塩はその種類によって効果の程度が違っている。
又、アルデヒドの種類によっても第四級アンモニウム塩
及び第四級ホスホニウム塩の効果の程度が違ってくるー
すなわち、炭素数が2〜4のアルデヒドの場合、後述す
る一般式中の炭素数の総和が10以上25以下の第四級
アンモニウム塩及び第四級ホスホニウム塩を用いること
が好ましい。lO以下25以上では電流効率及び反応収
率が低下する。炭素数が5〜13のアルデヒドの場合、
後述す゛る一般式中の炭素数の総和が10以上20以下
のものを用いることが好ましく。
炭素数の総和が16のものを用いることがより好ましい
。炭素数の総和が10以下20以上では電流効率及び反
応収率が低下する。
前述した第四級アンモニウム塩及び第四級ホスホニウム
塩は一般式 (式中のR+1. FL21 R3,友び凡4はそれぞ
れ同−若しくは異なるアルキル基又はアラルキル基であ
ってこれらの基の総和はlO〜20であり、X−はアニ
オンの一価に相当するユニットである) で示される化合物である。この第四級アンモニウム塩及
び第四級ホスホニウム塩としでは、一般的にBl、Bl
、R3及びR4がメチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基、アミル基からなる群から選ばれたアルキル基で
あるものが好ましく、なかでもR1,R”、R3,及び
R4のうち少なくとも3個が炭素数3以上のアルキル基
であるものがより好ましい。
更に、好ましくはアルキル基が全てブチル基である。こ
のようなものとしては、例えばテトラ(n又はiso 
)−プロピル、テトラ(n又はiso ) −ブチル、
テトラ(n又けiso )−アミル、エチルトリプロピ
ル、エチルトリブチル、エチルプロピルジブチルのアン
モニウム塩及びホスホニウム塩などが挙げられる。
水性エマルジョンの水層中の第四級アンモニウム塩及び
第四級ホスホニウム塩の量としては0.01重量%以上
あればよく、0.1重量%以上5重量%以下が好ましい
。第四級アンモニウム塩及び第四級ホスホニウム塩の量
が少なすた゛ると一電流効率及び反応収率が低下する。
第四級アンモニウム塩又は第四級ホスホニウム塩の対ア
ニオンX−(一般式中に示したX−と同一)としては、
例えばリン酸イオン、硫酸イオン、ハロゲンイオンなど
が用いられるが、これらのうち、リン酸イオンが好まし
い。硫酸イオン、ハロゲンイオンなどは、反茫収率や電
流効率が若干減少する。なかでもハロゲンイオンは電極
の消耗を増加させるという問題があり好ましくない。
本発明に用いられるアクリル酸エステルとしては、水1
(対する溶解度の点などからアクリル酸の低級アルキル
エステルが好ましく、さらには安価でかつ工業的に入手
容易なアクリル酸メチルエステル(以下アクリル酸メチ
ルと略記する。)が最も好ましい。
本発明にお覧、八てlハ、電解液中のアクリル酸エステ
ルの製団をi、 o y量%以上にする必要があり、1
.5重量%以上であればより好ましい。1.0重量%以
下の場合多量の水素ガスが発生し、電流効率の低下に加
え陽極で発生した酸素ガスとで爆鳴気を作り安全上好ま
しくない。1.0重量%以上、1.5重量%以下の場合
、水素ガスは発生するが、少量の窒素ガス等の不活性ガ
スで希釈することで爆鳴気の生成を防ぎ電解を行うこと
ができる。1.5重量%以上では水素ガスの発生はほと
んどなく問題なく電解を行うことができる。
電解液中のアクリル酸エステルを設定濃度以上で行う方
法としては、高濃度より電解を開始し設定濃度まで行う
回分式、又はアクリル酸エステルを連続添加し設定濃度
に維持して行う連続式などである。
本発明に用いる陰極材料としては、鉛又は鉛を主成分と
して含む合金、カドミウム等であるが。
公害をひきおこす問題もなく、機棹的強度も十分であり
、複極式の□フィルタープレス型の電槽に用いても長期
安定した運転を続けることが可能な鉛又は鉛を主成分と
して含む鉛合金が好ましい。鉛合金としては1例えばア
ンチモンを含む硬鉛、鉛−錫合金などを挙げることがで
きる。
本発明に用いる陽極材料としては、鉄又は鉄を主成分と
して含む鉄合金、鉛又は鉛を主成分として含む鉛合金な
どがあるが、好ましくは鉄又は鉄を主成分として含む鉄
合金である。鉄合金としては、例えば炭素鋼、ステンレ
スなどである。鉛又は鉛を主成分として含む鉛合金は消
耗が著しい。
本発明に用いる電解槽は、前述した陽極及び陰極を用い
7’7M−室電解槽である。単一電解槽としては、例え
ずフィルタープレス型、タンク式などがあるが工業的に
はフィルタープレス型が好ましい。フィルタープレス型
について詳しく述べると、陰極板と陽極板とを平行に対
向させ、両極の間に電極間隔を規定するポリプロピレン
の板が有り、このポリプロピレンの板の中央部には電解
液が流通する様に開孔部を有しており、電極の通電面積
はこの開孔部の大きさにより、又電極間隔はこの板の厚
みによって規定される電解槽である。
電解液は、反応物であるアクリル酸エステル、アルデヒ
ド及びそれらの電解生成物である4−ブタノリド、アジ
ピン酸ジエステル、プロピオン酸エステル、アルコール
などの反応物に由来する物質と水及び電導性を高めるた
めの電導性物質の混合物であり、有機相と水相の2相系
として存在している。又、場合によってはアクリル酸エ
ステルの重合防止剤を添加することも可能であり、エマ
ルジョンの安定化のために乳化剤などを用いることも、
更に、エマルジョン形成に悪影響をおよぼさない限り溶
媒を加えることも可能であるが、通常これらの添加剤や
溶媒を用いずに電解を行うことが好ましい。
電解液中のアルデヒドのアクリル酸エステルに対するモ
ル比は収率の点から1〜10が好まし7く、更に、生成
物の分離という点を考慮すると1〜5が好ましい。
エマルジョン中の有機相の全エマルジョンに対する体積
比は、生成物の分離の容易さから0.5以下が好ましい
電解の際の温度については、電解液の沸点以下の温度で
あれば倒産でもよいが、通常は、アルデヒド及びアクリ
ル酸エステルの熱変性を防ぐため20〜60’C,特に
20〜4f)Cが好ましい。
陰極面上での電流密度についてはI A / dm”〜
50A/dm2が好捷しい。IA/dm2以下では生産
性が低下し広面積の電極が必要となり、50A/dm2
以上では液抵抗による発熱が激しく実用的でない。
通常は5〜20A/dm2で行なわれる。
電解反応液は、水相と有機相が可及的微粒状に懸濁した
状態で陰極面上に供給されることが望ましく、そのだめ
タンク式電解槽においては電解液を十分にかきまぜてお
くことが必要であり、又、フィルタープレス型電解槽に
おいては、電解反応液の流通線速度はエマルジョンが十
分形成される速度以上であることが好ましく、通常10
0〜400cm/秒の範囲で行なわれる。
本発明においては、電解反応液の処理は通常次のように
して行なわれる。すなわち、まず電解反応液を有機相と
水相との2相に分離したのち、有機相に分配している電
導性物質を少量の水で抽出する。次いで有機相の蒸留を
行い、壕ずアルコールなどの低沸点副生物を除去したの
ち、未反応原料を回収し、次に生成物を得る。一方、水
相についてはアルコールなどの低沸点副生物を蒸留によ
って除去したのち、電導性物質を含む残液を電解液の水
相とし2て循環再使用する。本発明方法はこのような処
理によって生成物の分離を極めて容易に行うことができ
、かつ電導性物質の回収も極めて容易に行うことができ
る。
本発明の利点を列挙すれば以下の通りである。
l)支持電解質に特定・の無機塩を用い、相間移動触媒
機能を有する電導性物質の存在下、水性エマルジョン状
態で、アクリル酸エステルを設定濃度以上にし、且つ水
相田のpHを設定して電解還元することにより、従来用
いられていた陰極室と陽極室とに隔離された電解槽及び
陽極液を必要としない設備的に簡略化された単−室電解
槽で、高価な試薬等を用いることなく、4−ブタノリド
類を極めて高い電流効率で且つ優れた選択率で得ること
ができる。また、同時に一部副生するアジピン酸エステ
ルも工業的に極めて重要なものである。
2)生成物の分離が極めて容易である。即ち、電解槽を
でたエマルジョンは静置するなどの簡単す操作だけで、
アクリル酸エステル、アルデヒド、及び4−ブタノリド
を主成分とする有機相と、水と電導性物質を主体とする
水相とに容易に分離できる。この有機相のみを取り出し
2蒸留すれば生成物は容易に単離精製できる。この蒸留
において、均−系のように多量の溶媒を蒸留回収する必
要がなく、用役費は非常に低くなる。電解液を2相分離
し、たのち水相は若干の処理後その豊ま次の電解に供し
うる。
3)4−ブタノリド中の電導性物質を容易に分離回収か
で六る。即ち、前記2)で述べた様に、有機相と水相は
容易に分離でき、この有機相中の電導性物質は、水で抽
出すれば極めて容易に分離回収できる。
以上述べたように木発明け、アク1;ル酸エステルとア
ルデヒドとから4−ブタノリド類を製造するにあたって
、非常に有利な工業的製法を提供したという点で大きな
意味を有するものである。
次に1本発明をさらに具体的に説明するために実施例を
示す。なお、選択率、電流効率の計算は次の計算式にて
行なった。・ (以下余白) アクリル酸エステル基量の4−ブタノリド類の選択率ア
ルデヒド基準の4−ブタノリド類の選択率アクリル酸エ
ステル基準のアジピン酸エステルの選択率但し、電流効
率は2フアラデーの電気量より生成物1モルが生成する
として求めた。
実施例1 リン酸二水素カリウム46.8g、純度85%の水酸化
カリウム16.3gを水で溶解し、これにテトラ−n−
ブチルアンモニウムホスフェートの50%水浴液13.
7gを加え、このプぐ溶液をリン酸にてpHを7に調整
し、次いでブタナール60.2 g 、アクリル酸メチ
ル240gを加え総液量が600 gになる様に水−を
加えた。この液を電解液タンクに仕込み電解槽に循環し
た。
電解槽は両極とも2 cmX 30cmの通電面積を有
し、陰極は厚さ4+nmの鉛板、陽極は厚さ2mmの炭
素鋼板を用い両極の間に通電面積が2−Ocmx 30
amに保持されるように開孔部を有する厚さ2mfll
Iのポリエチレンの板を置いて電極間隔を2mmに規定
した。電解槽は液の供給口と流出口を有するものを用い
た。電極間に液を2m沙で流し、電流密度を10 A/
drn2に、液の温度を25〜30℃に保持して電解を
行なった。又、電解反応開始と同時に電解液タンクにア
クリル酸メチル、ブタナールをそれぞれI LOg/H
r 、7−7 g/Hrで連続添加し、6時間後電解反
応を停止した。電解反応中発生ガス中の水素ガス濃度を
測定したところ11777%以下であった。電解反応停
止後、電解液をガスクロマトグラフィーで分析したとこ
ろ、アクリル酸メチル濃度は3.49重量%、アクリル
酸メチル基量の4−ロープロピル−4−ブタノリドの選
択率80.2係、アジピン酸ジメチルの選択率1.1 
% 、ブタナール基量の4− n−プロヒル−4−ブタ
ノリドの選択率95J% 、4  n−プロピル−4−
ブタノリドの電流効率は91.1%であった。
実施例12 陰極を鉛板のかわりに厚さ2mm0カドミニウム板、陽
極を炭素鋼板のかわりに厚さ4mmの鉛板、テトラ−n
−ブチルアンモニウムホスフェートのかわりにテトラ−
n−アミルアンモニウムホスフェートの50係水溶液1
6.1gを用いた池は実施例1と同様にして電解反応で
行なった。電解反応開始生ガス中の水素ガス濃度を辿(
定したところ0.1マ/V係以下であった。電解反応終
了後、電解液をカスクロマトクラフィーで分析したとこ
ろ、アクリル酸メチル濃度は5.34重量%、アクリル
酸メチル基憔の4’n−プロピル−4−ブタノリドの選
択率91.2%、アジピン酸ジメチルの選択率1.0%
ブタナール基準の4− n−プロピル−4−ブタノリド
の選択率86.0%・4− n−プロピル−4−ブタノ
リドの電流効率は83.0%であったっ実施例3 テトラ−n−ブチルアンモニウムホスフェートのかわり
にテトラ−n−ブチルアンモニウムサルフェートめ50
alb水溶液14.2 gを用いた他は実施例1と同様
にして電解反応を行なった。電解反応中発生ガス中の水
素ガス濃度を測定したところ0.1マ/Vチ以下であっ
た。電解反応終了後 電解液をガスクロマトグラフィー
で分析したところ、アクリル酸メチル濃度は4.37重
量%・アクリル酸メチル基憔の4− n−プロピル−4
−ブタノリドの選択率81.296 、アジピン酸ジメ
チルの選択率1.0 % 、ブタナール基量の4− n
−プロヒル−4−ブタノリドの選択率8B−04r −
4−n−プロピル−4−ブタノリドの電流効率は83.
5%であったっ実施例4 仕込みのアクリル酸メチル量を24.0gから8gへ、
ブタナールを60.2gから20.1gへ変更した他は
実施例1と同様にして電解反応を行なった。電解反応開
始生カス中の水素ガス濃度を測定した結果、最高で2 
、0 ’v/v%、平均値はi、8 v/v%であった
。、!解反応終了後、電解液をカスクロマトグラフイー
で分析したところ、アクリル酸メチル濃度は1.33重
量係、アクリル酸メチル基憔の4− n−70ビル−4
−ブタノリドの選択率80.5 % 、アジピン酸すメ
チルの選択率1.2%・フタナール基憔の4− n−プ
ロビル−4−ブタノ11ドの選択率952% −4−n
−プロヒル−4−7タノリドの電流効率は90.2%で
あった。
実施例5 テトラ−n−ブチルアンモニウムホスフェートのかわり
にテトラ−n−ブチルホスホニウムホスフェートの50
チ水浴液14.2 gを用いた他は実施例1と同様にし
て電解反応を行なった。電解反応中発生ガス中の水素ガ
ス濃度を測定した結果0.1vZvチ以下であった。電
解反応終了後、電解液をガスクロマトグラフィーで分析
した結果、アクリル酸メチル濃度は3.59重量%、ア
クリル酸メチル基憩の4− n−プロヒル−4−ブタノ
リドの選択率81.0%、アノビン酸ジメチルの選択!
1.0%。
フタナール基準の4n−プロピル−4−ブタノリドの選
択率95.3%、4−n−プロピル−4−ブ実施例6 リン酸二水素カリウム46−8 g −純gl 85%
の水酸化カリウム163gを水で溶解し、これにテトラ
−n−ブチルアンモニウムホスフェートの50係水溶液
13.7 gを加え、この水溶液全11ン酸にてpHを
7に調整し、次いで、ヘプタナール95.5g、アクリ
ル酸メチル240gを力Cえ総液量が600gになる様
に水を加えたっこの液を電解液タンクに仕込み電解槽に
循環した。電解槽は実施例1と同一のものを用い、実施
例1と同一の電解反応条件で電解反応を行なった。又、
電解反応開始と同時に電解液タンクにアクリル酸メチル
、ヘプタナールをそれぞれ1(L 1 g/Hr −1
3,3g/Hr 、で連続添加し、6時間後電解反応を
停止した。電解反応開始生カス中の水素ガス濃度を測定
した結果、0.4v/マチ以下であった。電解反応停止
後、電解液をガスクロマトグラフィーで分、析した結果
、アクリル酸メチル濃度は3.27重量%、アクリル酸
メチル基應の4−n−へキシル−4−ブタノリドの選択
率62,0%。
アジピン酸ジメチルの選択率301%、ヘプタナール基
準の4− n−へキシル−4−ブタノリドの選択率78
.5チ、 4− o−へキシル−4−ブタノリドの電流
効率は65.2%でちった。
実施例7 仕込みのアクリル酸メチル量全24.0gから80gへ
、ヘプタナールを95.5 gから318gへ変更しt
h池は実施例6と同様にして電解反応を行なった。
電解反応中発生ガス中の水素カス濃度を測定した結果、
最高で2.6マ/マチ、平均値は2.lv/v%であつ
ケ。電解反応終了後、電解液をガスクロマトグラフィー
で分析した結果、アクリル酸メチル濃度は1.2重量係
、アクリル酸メチル基撫の4−n−へキシル−1=ブタ
ノリドの選択率61.9 %−+アジピン酸ジメチルの
選択率30.2%、 ヘフy + −ル基準)4− n
−へキシル−4−ブタノリドの選析妻は78.7%、4
−n−へキシル−4−ブタノリドの電流効率は64.3
チであったっ 実施例8 リン酸二水素ナトリウム41.3g・水酸化ナトリウム
99g、四ホウ酸ナトリウム12.0gを水で溶解し、
これにエチルトリーn−ブチルアンモニウムホスフェー
トの50係水溶fi12.3gを加え、この水溶液をリ
ン酸にてpHを7に調整し、次いで、ヘプタナール95
.5g+アクリル酸メ酸層チル24.0 ’)加え総液
量が600 g Kなる様に水を加えた。この液を実施
例6と同様にして電解反応を行なった。
電解反応中発生ガス中の水素ガス濃度を測定した結果、
Q、3v/vチ以下であった。電解反応停止後、電解a
tガスクロマトグラフィーで分析した結果、アクリ、ル
酸メ千−ル濃度は327重8%、アクリル酸メチル基準
の4− n−へキシル−4−ブタノリドの選択51g 
57.04  アジピン酸ジメチルの選択率2t、5%
、ヘプタナール基準の4− n−へキシル−4−ブタノ
1)ドの選択率72.0%、4−n−へキシル−4−ブ
タノリドの電流効率は60.0チであった。
実施例9 テトラ−n−フ゛チルアンモニウムホ7フエートの代わ
ってテトラ−0−ブチルホスホニウムホスフェートの5
0チ水溶液14.2 gを用いた他は実施例6と同様に
して電解反応を行なった。雪解反応中発生ガス中の水素
カス濃度を測定した結果、0 、4V/マチ以下であっ
た。雷撃反応終了後、電?q液をガスクロマトグラフィ
ーで分析lた結果、アクリル酸メチル濃度は3.34 
’IIE ft%、アクリル酸メチル基量(7) 4−
 n−ヘキー・ルー4−ブ々ノ1)トの選択率は63.
1%、アジピン酸ジメチルの選択率29.2%。
ヘプタナール基量の4− n−へキシル−4−ブタノリ
ドの選択率は79−1% 、4− n−へキシル−4−
ブタノ1)ドの電流効率は658壬であった。
比較例 J)ン酸二水素カリウム468gを水で溶解し、こnに
テトラ−n−ブチルアンモニウムホスフェートの50%
水溶液]37g、ヘプタ”−ル0.15g。
アクリル酸メチル24・1gを加え総液量が600gに
なる様に水を加えた仕込み液(水相中のpHに・1.2
であった。)を用いる池は実施1列6と1tyi株に1
〜で電解反応を祈なつ7ヒ、鴬糸反応甲苗生カス中の水
素カス濃度金側足した結果、平均値で6.1v/v %
であった。電解反応終了後、電解液をカスクロマトグラ
フィーで分析した結果、アクリル酸メチル濃度は5.0
重量係、アクリル酸メチル基量の4−〇−へキシル−4
−ブタノリドの選択率3F1.5% 。
アジピン酸ジメチルの選択率6.9%、ヘプタナール基
漁の4− n−へキシル−4−ブタノリドの選択率6n
、l(1、4−n−へキシル−4−ブタノリドの電流効
率は35.2%であった。
特許出願人 旭化成工業株式会社 、1転 手続補正書(自発) 昭和57年8月−0日 特許庁長官 若 杉 和 夫殿 1、事件の表示   昭和57年特許願第 88934
  号2 発明の名称 4−ブタノリド類の製造方法 a 補正をする者 事件との関係   特許出願人 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2番6号4、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」及び 「発明の詳細な説明」の欄 5、 補正の内容 (1)明細書第1〜4頁の「特許請求の範囲」を別紙の
如く訂正する。
(2)同第9頁第9行の「リン酸塩からなる無」を(4
)同第11頁第7行の「リン酸、及び」を「リン酸塩、
及び」に訂正する。
(5)同第11頁第17行の「リン酸単独」を「リン酸
塩単独」に訂正する。
(6)同第11頁第18〜19行の「リン酸塩とホウ酸
塩の混合物として用いる。リン酸塩とホウに第四級アン
モニウム塩及び第四級ホスホニウム塩のアニオンとして
硫酸イオンを用いる場合それらの硫酸塩は水相中に主と
して溶解するため、水相中には硫酸イオンが一部存在す
ることになる。即ち、無機の硫酸塩が一部存在してもも
ちろん問題ない。リン酸塩とホウ酸塩の混合物を用いた
場合、」に訂正する。
(7)同第13頁最下行〜第14頁第4行のR3R3 (式中のR” ’r R2v R3及び・・−・−・・
・ユニットである)」 R1−R1 1 (第4級アンモニウム塩)、(第四級ホスホニウム塩)
(式中のR’、R2,R3及びR4はそれぞれ同−若し
くは異なるアルキル基又はアラルキル基であって、これ
らの基の炭素数の総和は10〜25であり、Xは酸基で
あり、nは整ある。)」 に訂正する。
(8)同第14頁第12〜13行の「更に、好ましくは
アルキル基が全てブチル基である。」を「特に、炭素数
が5〜13のアルデヒドの場合、アルキル基が全てブチ
ル基であることが好ましい。」に訂正する。
(9)同第15頁第6行の[対アニオンX−(一般式中
に示したXと同一)」を「対アニオンX(一般式中に示
したXと同一)」に訂正する。
00)同第25頁第5行の「力Yミニラム」ヲ「力rミ
ウムJに訂正する。
以上 特許請求の範囲 1、 アクリル酸エステルとアルデヒrの混合物を陰極
として、鉛又は鉛合金、力Pミウム、陽極として、鉄又
は鉄合金、鉛又は鉛合金からなる単−室電解槽で、リン
酸塩を含む無機塩と第四級アンモニウム塩及び第四級ホ
スホニウム塩からなる群より選ばれた少なくとも1種の
相間移動触媒機能を有する電導性物質の存在下、水性エ
マルジョン状態で、該水性エマルジョン中のアクリル酸
エステル濃度を1.0 ii(量チ以上にし、且つ水相
中のpHを6〜9の範囲にして電解還元を行うことを特
徴とする4−ブタノリド類の製造方法 2、陰極が鉛又は鉛合金、陽極が鉄又は鉄合金である特
許請求の範囲第1項記載の方法 3、 リン酸塩がリン酸のアルカリ金属塩である特許請
求の範囲第1項記載の方法 4 アルカリ金属がナトリウム及びカリウムである特許
請求の範囲第3項記載の方法 5、 水性エマルジョン中のアクリル酸エステル濃度が
15重量%以上である特許請求の範囲第1項記載の方法 6、 アルデヒドが炭素数2〜13の脂肪族アルデヒr
である特許請求の範囲第1項記載の方法7、 アルデヒ
ドが炭素数2〜4の脂肪族アルデヒドであり、第四級ア
ンモニウム塩及び第四級ホスホニウム塩が一般式 (第四級アンモニウム塩)   (第四級ホスホニウム
塩)(式中のR’ + R” + R3及びR4はそれ
ぞれ同−若しくは異なるアルキル基又はアラルキル基で
あって、これらの基の炭素数の総和は10〜25であり
、Xは酸基であり、nは整数であってXのイオン価数に
対応する値である。) で示さnる化合物である特許請求の範囲第1項記載の方
法 8、一般式中のR1、R2、R3及びR4がいずれもア
ルキル基であり、こ几らのアルキル基の炭素数の総和が
X4〜20である特許請求の範囲第7項記載の方法 9、 アルデヒドが炭素数5以上の脂肪族アルデヒドで
あり、第四級アンモニウム塩及び第四級ホスホニウム塩
が一般式 (第四級アンモニウム塩)  (第四級ホスホニウム塩
)(式中のR1、R2、R3及びR4はそれぞれ同−若
しくは異なるアルキル基又はアラルキル基であって、こ
れらの基の炭素数の総和は10〜20であり、Xは酸基
であり、nは整数であってXのイオン価数に対応する値
である。) で示さtLる化合物である特許請求の範囲第1項記載の
方法 10、 一般式中のR1、R21R3及びR4がいずれ
もアルキル基である特許請求の範囲第9項記載の11、
  アルキル基がいずれもブチル基である特許請求の範
囲第10項記載の方法 12、 一般式中のXがリン酸イオンの一価に相当する
単位である特許請求の範囲第7功及び第9項記載の方法 13、  水性エマルジョンの水層中の第四級アンモニ
ウム塩の湯風が0.01重量多以上5重量%以下であ−
る特許請求の範囲第7項及び第9項記載の方法 14アクリル酸エステルがアクリル酸の低級アルキルエ
ステルである特許請求の範囲第1項記載の方法 15、  アクリル酸の低級アルキルエステルがアクリ
ル酸メチルである特許請求の範囲第14項記載の方法 :1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 アクリル酸エステルとアルデヒドの混金物を陰極
    として、鉛又に鉛合金、カドミウム、IsI極として、
    鉄又は鉄合金、鉛又は鉛合金からなるim、 −y 冨
    @槽で、リン酸塩からなる無機塩と第四級アンモニウム
    塩及び第四!、経ホスホニウム塩からj(る群より夕ば
    れた少tc くとも1種の相間移動触媒p!#、節を有
    する電導性物質の存在下、水性エマルジョン状態で、i
    水性エマルジョン中のアクリル酸エステル瀝ずを1.0
    重量%以上にし、且つ水相中のpHを6〜9の範囲にし
    て電解還元を行うことを特徴とする4−ブタノリド類の
    製造方ケ 2 陰極が鉛又は鉛合金、陽極が鉄又は鉄合金である特
    許請求の範囲第1項記載の方法 3.11ン酸塩がリン酸のアルコフリ金属塩である特許
    請求の範囲第1墳記載の方法 4、 アルカリ金属がナトリウム及びカリウムである特
    許請求の範囲第3項記載の方法 5、水性エマルジョン中のアクリル酸エステル゛濃庫2
    が1.5重量%以上である特許請求の範囲第1項記載の
    方法 6、 アルデヒドが炭素数2〜13の脂肪族アルデヒド
    である特許請求の範囲第1項記載の方法7、 アルデヒ
    ドが炭素数2〜4の脂肪族アルデヒドであり、第四級ア
    ンモニウム塩及び第四級ホスホニウム塩が一般式 (第四級アンモニウム塩)(fa四級ホスホニウム塩)
    (式中のBl、H,2,R3,及びR4けそれぞれ同−
    若しくは異なるアルキル基又はアラルキル基であってこ
    れらの基の炭素数の総和は10〜25であり。 X−けアニオンの一価に相当するユニットである)で示
    される化合物である特許請求の範囲第1項記載の方法 & 一般式中のB1. B2. B3.及びR4がいず
    れもアルキル基であり、これらのアルキル基の炭素数の
    総和が14〜20である特許請求の範囲第7項記載の方
    法 9、 アルデヒドが炭素数5以上の脂肪族アルデヒドで
    あり、第四級アンモニウム塩及び第四級ホスホニウム塩
    が一般式 (第四級アンモニウム塩)    (第四級ホスホニウ
    ム塩)(式中のRI R2B3及びR4けそれぞれ同−
    若しくは異なるアルキル基又はアラルキル基であってこ
    れらの基の炭素数の総和は10〜20であり、X−ハア
    ニオンの一価に相当するユニットである)で示される化
    合物である特許請求の範囲第1項記載の方法 1〇  一般式中のR1,R2,B3.及びR4がいず
    れもアルキル基である特許請求の範囲第9項記載の方法
    11、アルキル基がいずれもブチル基である特許請求の
    範囲第10項記載の方法 1z  一般式中のX−がリン酸イオンの一価に相当す
    る単位である特許請求の範囲第7項及び第9項記載の方
    法 i  水性エマルジョンの水層中の第四級アンモニウム
    塩及び第四級ホスホニウム塩の濃度が0,01重量%以
    上5重量%以下である特許請求の範囲第7槍及び第9項
    記載の方法 14、アクリル酸エステルがアクリル酸の低級アルキル
    エステルである特許請求の範囲第1項記載の方法 15、アクリル酸の低級アルキルエステルがアクリル酸
    メチルである特許請求の範囲第14項記載の方法
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014524517A (ja) * 2011-08-24 2014-09-22 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア γ−ヒドロキシカルボン酸エステル及びγ−ラクトンの電気化学的生成のための方法
CN107699917A (zh) * 2017-10-14 2018-02-16 南阳师范学院 一种电化学合成内酯的方法

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