JPS5820690B2 - 連結杆の製造方法 - Google Patents
連結杆の製造方法Info
- Publication number
- JPS5820690B2 JPS5820690B2 JP7900177A JP7900177A JPS5820690B2 JP S5820690 B2 JPS5820690 B2 JP S5820690B2 JP 7900177 A JP7900177 A JP 7900177A JP 7900177 A JP7900177 A JP 7900177A JP S5820690 B2 JPS5820690 B2 JP S5820690B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- manufacturing
- connecting rod
- punching
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、エンジン等のピストンとクランクとを連結す
る連結杆の製造方法に係るものである。
る連結杆の製造方法に係るものである。
従来、連結杆を製造するにあたっては、クロームモリブ
デン鋼等の滲炭鋼を使用して、熱間鍛造規準、浸炭防止
銅メッキ、大小両端面加工、大小孔部加工、油孔加工、
滲炭焼人、焼戻、大小両端面研削加工、大孔研削加工、
小孔研削加工、大小孔部ホーニング加工、犬小端孔平行
出し工程等の13工程を必要とし、多大な作業工数が必
要とされ、安価に製作することができなかった。
デン鋼等の滲炭鋼を使用して、熱間鍛造規準、浸炭防止
銅メッキ、大小両端面加工、大小孔部加工、油孔加工、
滲炭焼人、焼戻、大小両端面研削加工、大孔研削加工、
小孔研削加工、大小孔部ホーニング加工、犬小端孔平行
出し工程等の13工程を必要とし、多大な作業工数が必
要とされ、安価に製作することができなかった。
本発明は、連結杆の製造に際して、板材を打ち抜き加工
により母材を成形し、打ち抜き加工により母材に打ち抜
かれた孔部を転圧加工により抑圧、成形せしめて仕上げ
ることにより、製造工程を大巾に削減して3工程とし、
しかも作業容易な打ち抜き加工および転圧加工におきか
えることにより、作業工数を大巾に削減し作業能率を著
しく向上して、製造原価の低減を計ろうとするものであ
る。
により母材を成形し、打ち抜き加工により母材に打ち抜
かれた孔部を転圧加工により抑圧、成形せしめて仕上げ
ることにより、製造工程を大巾に削減して3工程とし、
しかも作業容易な打ち抜き加工および転圧加工におきか
えることにより、作業工数を大巾に削減し作業能率を著
しく向上して、製造原価の低減を計ろうとするものであ
る。
以下、図面を用いて本発明の実施例について詳細な説明
を行なう。
を行なう。
第1図、第2図は従来の製造方法によって製作された連
結杆で、1はピストンピンを介してピストンに連結する
だめの小径の孔部、3はクランクピンを介してクランク
に連結するだめの大径の孔部、5は連結部、4は油孔で
ある。
結杆で、1はピストンピンを介してピストンに連結する
だめの小径の孔部、3はクランクピンを介してクランク
に連結するだめの大径の孔部、5は連結部、4は油孔で
ある。
第3図、第4図は本発明に係る製造方法により製作され
た連結杆で、6は母材、7はピストンピンを介してピス
トンに連結するだめの小径の孔部、9はクランクピンを
介してクランクに連結するための大径の孔部、11は連
結部、12は油孔である。
た連結杆で、6は母材、7はピストンピンを介してピス
トンに連結するだめの小径の孔部、9はクランクピンを
介してクランクに連結するための大径の孔部、11は連
結部、12は油孔である。
13,13.13は肉抜き孔で、板材を打ち抜き加工に
より打ち抜いて製造するために、連結部11は第4図に
示すように部分的に板厚を薄くすることができず、した
がって肉抜きによって重量の軽減を計るものである。
より打ち抜いて製造するために、連結部11は第4図に
示すように部分的に板厚を薄くすることができず、した
がって肉抜きによって重量の軽減を計るものである。
本発明による連結杆の製造方法を工程にl〜たがって説
明すれば、まず炭素鋼板をプレス機等を用いて外径、大
小の孔部9,7および肉抜き孔13゜13、・・・を打
ち抜き加工する。
明すれば、まず炭素鋼板をプレス機等を用いて外径、大
小の孔部9,7および肉抜き孔13゜13、・・・を打
ち抜き加工する。
この打ち抜き加工は、精度の良好なファインブランキン
グ加工を用いることができ、したがってパリ取り、その
他特別な仕上げ作業は不要と々る。
グ加工を用いることができ、したがってパリ取り、その
他特別な仕上げ作業は不要と々る。
ファインブランキング加工については、通常行なわれる
ものと同じであるので、ここに詳細な説明を省略する。
ものと同じであるので、ここに詳細な説明を省略する。
つぎに、ドリルによって適宜な位置に油孔12の加工を
行なう。
行なう。
つぎに、回転自在のローラーを孔部7゜9面に押圧せし
めて転勤せしめる転圧加工(バニシング加工)を行なう
ことにより、孔部7,90寸法を正確に仕上げるととも
に、孔面の硬度を増加し、かつ平滑にする。
めて転勤せしめる転圧加工(バニシング加工)を行なう
ことにより、孔部7,90寸法を正確に仕上げるととも
に、孔面の硬度を増加し、かつ平滑にする。
この転圧加工(バニシング加工)については、通常行な
われるものと同じであるので、ここに詳細な説明を省略
する。
われるものと同じであるので、ここに詳細な説明を省略
する。
以上のように、本発明は、板材を打ち抜き加工により母
材を成形し、前記打ち抜き加工により前記母材に打ち抜
かれた孔部を転圧加工により抑圧成形せしめる連結杆の
製造方法であるから、作業工数を大巾に削減して作業能
率を著しく向上することができるとともに、安価な炭素
鋼板を用いることを可能とし、製造原価を著しく低減す
ることができるものである。
材を成形し、前記打ち抜き加工により前記母材に打ち抜
かれた孔部を転圧加工により抑圧成形せしめる連結杆の
製造方法であるから、作業工数を大巾に削減して作業能
率を著しく向上することができるとともに、安価な炭素
鋼板を用いることを可能とし、製造原価を著しく低減す
ることができるものである。
なお、低廉な炭素鋼板を用いて原価低減を計る際に、孔
部の内面の硬度が不足して、孔部とピストンピン、クラ
ンクピンとの間に介在するローラー、ニードル等のベア
リングの転動圧力に耐えられない場合には、孔部の内面
に別途に製作した硬度の高い環状のアウターレースを嵌
装すればよい。
部の内面の硬度が不足して、孔部とピストンピン、クラ
ンクピンとの間に介在するローラー、ニードル等のベア
リングの転動圧力に耐えられない場合には、孔部の内面
に別途に製作した硬度の高い環状のアウターレースを嵌
装すればよい。
第1図、第2図は従来の製造方法による連結杆のそれぞ
れ平面図、側面図、第3図、第4図は本発明に係る製造
方法による連結杆のそれぞれ平面図、倶j面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明 6・・・母材、
7,9・・・孔部。
れ平面図、側面図、第3図、第4図は本発明に係る製造
方法による連結杆のそれぞれ平面図、倶j面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明 6・・・母材、
7,9・・・孔部。
Claims (1)
- 1 板材を打ち抜き加工により母材6を成形し、前記打
ち抜き加工により前記母材6に打ち抜かれた孔部7,9
を転圧加工により抑圧、成形せしめることを特徴とする
・連結杆の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7900177A JPS5820690B2 (ja) | 1977-07-04 | 1977-07-04 | 連結杆の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7900177A JPS5820690B2 (ja) | 1977-07-04 | 1977-07-04 | 連結杆の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5413456A JPS5413456A (en) | 1979-01-31 |
JPS5820690B2 true JPS5820690B2 (ja) | 1983-04-25 |
Family
ID=13677681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7900177A Expired JPS5820690B2 (ja) | 1977-07-04 | 1977-07-04 | 連結杆の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820690B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014196791A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 本田技研工業株式会社 | 車両用動力伝達装置 |
-
1977
- 1977-07-04 JP JP7900177A patent/JPS5820690B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014196791A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 本田技研工業株式会社 | 車両用動力伝達装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5413456A (en) | 1979-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3927450A (en) | Method of manufacturing hollow, circular-shaped workpieces | |
CA2138899C (en) | Engine crank pin rolling equipment, rolling tool and method of rolling adjacent and offset crank pins | |
KR20050055742A (ko) | 단방향 클러치용 분말 금속 클러치 레이스 및 그 제조 방법 | |
CN106488816B (zh) | 锻造曲轴的制造方法 | |
JPH06246546A (ja) | 転がり軸受の軌道輪製造方法 | |
JPWO2015075934A1 (ja) | 鍛造クランク軸の製造方法 | |
CN100519052C (zh) | 在曲轴支承轴颈和凸缘之间的过渡区进行深度轧制的方法 | |
US4821388A (en) | Method for processing a nut seat on a wheel | |
JP2001524606A (ja) | 点接触による焼結金属粉末の高密度化 | |
JP6287631B2 (ja) | 鍛造クランク軸の製造方法 | |
JP4080182B2 (ja) | シェル形針状ころ軸受用軌道輪およびその製造方法 | |
JPS5820690B2 (ja) | 連結杆の製造方法 | |
JPH10193016A (ja) | 軸受軌道輪の製造方法 | |
CN111822647B (zh) | 一种制冷压缩机用滚动活塞的制造方法 | |
JPH0565849A (ja) | 内燃機関のシリンダボア | |
JP2002181047A (ja) | スラスト軸受およびその製造方法 | |
JP2009108995A (ja) | 二つ割り軸受用外輪の製造方法 | |
JP4284951B2 (ja) | 玉軸受用軌道輪の製造方法 | |
JPH0191931A (ja) | ロッカアームの製造方法 | |
JP2001025838A (ja) | 焼結金属製スプロケット | |
JPH0468486B2 (ja) | ||
JP2005180571A (ja) | クランクシャフト | |
JPH06198351A (ja) | コイニング加工方法 | |
JPS62292362A (ja) | 被加工軸のロール加工方法 | |
JPS6082243A (ja) | 滑車の製造方法 |