JPS5820652Y2 - 起振体用振子軸 - Google Patents

起振体用振子軸

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Publication number
JPS5820652Y2
JPS5820652Y2 JP83779U JP83779U JPS5820652Y2 JP S5820652 Y2 JPS5820652 Y2 JP S5820652Y2 JP 83779 U JP83779 U JP 83779U JP 83779 U JP83779 U JP 83779U JP S5820652 Y2 JPS5820652 Y2 JP S5820652Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pendulum shaft
lubricating oil
shaft
bearing
pendulum
Prior art date
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Expired
Application number
JP83779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55101939U (ja
Inventor
茂 長谷川
Original Assignee
三笠産業株式会社
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Publication date
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Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は起振体に組込まれる振子軸の改良に関する。
振動機械、例えば、道路建設に用いられる轍圧機械など
は、振動により路面に轍圧作用を加えるものであって、
この種の機械には振動発生装置として起振体が装着され
ており、この起振体には、振動源として偏心錘部を有す
る振子軸が組込まれている。
従来の起振体ならびに振子軸は、第1図に示すように筐
体2に軸受3を介して振子軸4が組込まれていて、この
振子軸4の一端に固着されたブーツ6を駆動源(図示せ
ず)により回転せしめるよう構成されている。
振子軸の一部は、図示するよう偏心錘部4aが形成され
ているから振子軸4を回転せしめることにより振子軸4
が振動し、この振動は、軸受3を介して筐体2に伝達さ
れ、更に筐体2に装着された標圧板1に振動を与える。
また、軸受3の潤滑のために筐体2の内部には潤滑油1
0が装入されており、振子軸4の回転にともない、振子
軸4の偏心錘部上面4bが前記潤滑油面を叩き、潤滑油
10に飛沫を生ゼしぬ軸受3を潤滑するよう構成されて
いる。
以上のような従来の振子軸の問題点は、上記した偏心錘
部上面4bが潤滑油面を叩いて、潤滑油10に飛沫を生
せしめる結果として、振子軸を長時間作動させると、潤
滑油の温度が上昇するということである。
一般に潤滑油は、定められた温度範囲で使用することに
より所定の粘度を保ち、これにより常に軸受に適正な油
膜を形成せしめその潤滑機能を果す訳であるが、潤滑油
の温度が上昇するとその粘度が低下し、このため適正な
油膜の保持が困難となり、結果として軸受の潤滑面が焼
付くなど故障につながるものである。
本考案は上記した従来の振子軸に改良を加え、潤滑油の
温度上昇による問題点を解決したものでその要旨とする
ところは、振子軸の偏心錘部を密閉する円筒体を前記振
子軸の軸部に固着せしめてなるもので、以下実施例を図
面により詳述する。
第2図は偏心錘部を密閉するための筒体7を形成する半
割筒体の斜視図を示すもので、金属薄板で形成された2
つの半割筒体7 a 、7 a’の端面には、その中心
部に透孔7c、7c’が穿設されている。
この両半割筒体7a、7a’は、第3図に示す如く、夫
々の透孔7 c 、7 c’を振子軸4の軸部5の両端
に嵌装して相対する端縁7 b 、7 b’を突合わせ
、該端縁を溶接8して両筒体7 a 、7 a’を一体
とすると共に、振子軸4の軸部5と透孔7 c 、7
c’とを溶接9により固定して、−個の筒体7とし、振
子軸4の偏心錘部4aを完全に外部から密閉する。
従って本考案の振子軸を装着した起振体は、作動に当っ
て円筒体7の一部が常に潤滑油10内に浸漬された状態
で回転し、潤滑油は円筒体7の表面に沿って循環する。
勿論起振作用は、従来の振子軸4と同様であり、振子軸
4の偏心錘部4aが潤滑油と全く隔離された状態で回動
することにより、振動を発生する。
以上詳述したように本考案による振子軸は、起振体に装
着した場合、偏心錘部4aの回転に伴う起振作用はもと
より、潤滑作用は潤滑油10が振子軸に装着した円筒体
7の表面に付着した状態で両端の軸受部3へ及ぶことに
よって行なわれるので、従来のように偏心錘部4aが潤
滑油面を叩くことによる潤滑油の温度上昇は確実に回避
され、従って常に潤滑油は所定の温度を保ち、結果とし
て軸受は、長時間の運転でも適正な油膜を保持し得るか
ら、軸受部の点検頻度も少なくてすみ、又焼付などによ
る故障も防止できる。
加えて従来よりも油量を増すことも可能で、給油操作を
延長でき、又給油芯れによる軸受事故も防止できるなど
の実益を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の振子軸を装着した起振体の断面図、第2
図、第3図は本考案の実施例を示すもので、第2図は半
割円筒体の構成を示す斜視図、第3図は振子軸の一部を
切除した斜視図である。 1・・・・・・盤圧板、2・・・・・・筐体、3・・・
・・・軸受、4・・・・・・振子軸、6・・・・・・プ
ーリ、7・・・・・・円筒体、8,9・・・・・・溶接
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振子軸の偏心錘部を密閉する円筒体を前記振子軸の軸部
    に固着せしめたことを特徴とする起振体用振子軸。
JP83779U 1979-01-11 1979-01-11 起振体用振子軸 Expired JPS5820652Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP83779U JPS5820652Y2 (ja) 1979-01-11 1979-01-11 起振体用振子軸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP83779U JPS5820652Y2 (ja) 1979-01-11 1979-01-11 起振体用振子軸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55101939U JPS55101939U (ja) 1980-07-16
JPS5820652Y2 true JPS5820652Y2 (ja) 1983-04-30

Family

ID=28802455

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JP83779U Expired JPS5820652Y2 (ja) 1979-01-11 1979-01-11 起振体用振子軸

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JPS55101939U (ja) 1980-07-16

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