JPS5820452A - 棒状体の印字方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鉛筆類のような細い棒状体に印字する方法及
び装置に関し、詳しくは、金色の文字や図案、白色の文
字や図案などが予め印字された色違い印字部をもつ細い
棒状体にさらに印字する方法及び装置に関する。

従来から、既製の鉛筆類を利用した名人れ印刷、図案印
刷などの特注は珍らしくない。

このような特注を受けた場合、手軽に使用できる装置が
あれば、稼働中の大型印字装置を臨時に使用したり、手
作業に頼らずにすむので、非常に便利であってはやくか
ら手軽に使用できる印字装置の提案が望まれていた。

本発明は、かかる要望に対して提案するもので棒状体に
予め印字された色違い印字部の反射率の違いで、該棒状
体の印字用指定面を決め、この指定面に印字するための
装置を鉛筆類を例にとって図面により説明する。

図示せざる棒状体は、金色、銀色、白色等任意の色彩に
予め印字された色違い印字部をもった断面六角形の鉛筆
である。棒状体の色違い印字部は、色によって反射光の
反射率が異なる。

印字装置（Ａ）は、送出機（１）と検出機（２）と印字
機（３）とに大別され、これらの各機は一つの小型機枠
（ａ）の長さ方向に順次配設される。

送出機（１）は、棒状体を貯蔵する貯蔵器００１）の下
方において棒状体を貯蔵器（１０１）から順次取出すし
かして、回転カム（１０２）は、棒状体を貯蔵器００１
）から１本づつ取出°すことを目的とするから、このカ
ムに代えて、周知の振動落下方式を採用してもよい。送
出帯（１０３）は、無端連鎖の片側に送出杆（１０４）
を突設した構成を図示しであるが、無端連鎖に限定され
るものではなく、同効のベルトに送出杆α０４）を片側
へ突設して構成してもよく、棒状体を間欠的に検出機（
２）へ送出す。回転カムα０２）は、送出帯００３）を
駆動する第１のモーター（Ｍｌ）から入力しても上いし
、別にモーターを具備せしめてもよい。

送出機（１）の次に備えられる印字用指定面検出機（２
）は、棒状体の色違い印字部による反射光の反射率の違
いをキャッチして、これから印字すべき印字用指定面を
検出決定する光電管（２０１）と、この光電管の直下に
備えられ、棒状体が送出機（１）から送出されて挿入さ
れる凹溝（２０２）をもった定盤（２０３）とこの定盤
の片端側（送出機（１）側と反対側の片端側）に備えら
れ、かつ中心に棒状体回転用の回転孔（２０５）をもっ
た回転盤（２０４）とリミットスイッチ＠Ｊ６）及び回
転カム■乃とで構成される。光電管Ｃ０１）は、リミッ
トスイッチ（２０６）及び図示せざる印字用指定面停止
用タイマーなどに電気的に接続され、棒状体の色違い印
字部による反射光の反射率の違いにより、よく反射する
印字部（たとえば、金色の印字部）をキャッチすると後
述するように印字用指定面停止用タイマーへ停止指令を
出し、該指令を受けたタイマーによって、棒状体の印字
用指定面が光電管（２０１）と対面し決定される。定盤
ｅ０３）は、光電管（２０１）と対向する面に円弧状の
凹溝（２０２）をもっているが、この［ＥＩ溝は定盤（
２０３）の長さ方向に設けられる。送出機（１）から送
出される棒状体は、定盤（２０３）の凹溝（２０２）内
で、棒状体の中心線の周りに回る。定盤（２０３）の片
端側（送出機（１）側と反対側の片端側であって、棒状
体の進行方向側の片端側）に備えられる回転盤（２０４
）は、棒状体を回転せしめるための回転孔（２０５）を
中心にもち、定盤（２０３）の凹溝（２０２）内に送ら
れてきた棒状体を回転せしめるが、回転盤ｅ０４）の回
転は第２のモーター（Ｍ２）によってなされる。第２の
モーター（Ｍ、）は、光電管（２０１）　、リミットス
イッチ（２０６）印字用指定面停止用タイマーなどに電
気的に接続され、棒状体の色違い印字部におけるよく反
射する印字部（たとえば、金色の印字部）を光電管ｅ０
１）がキャッチして、印字用指定面停止用タイマーに棒
状体停止の指令を出すと後述するようにこの指令で第２
のモーターＣＭ、）が停止し、棒状体の印字用指定面が
検出決定され、この指定面が光電管（２０１）と対面す
る。回転盤（２０４）の回転孔（２０５）　５− に棒状体の進行方向側の片端が嵌挿すると、リミットス
イッチ（２０６）のスイッチ杆が、回転カムＱ０７）の
四部に嵌まり、第２のモーター債２）を駆動せしめ回転
盤Ｃ０４）及び回転孔（２）５）に嵌挿している棒状体
を回転せしめ、光電管（２０１）が、棒状体の色違い印
字部の反射率の違いで、印字用指定面停止用タイマーへ
棒状体の回転停止指令を出すと、棒状体を幾回転か回転
せしめた後、第２のモーター幌）は停止し棒状体の印字
用指定面が検出決定される。棒状体の印字用指定面検出
決定の作用をもう少し詳述すると、光電管（２０１）は
棒状体の色違い印字部における高い反射率の印字部（た
とえば、金色の印字部）をキャッチすると、印字用指定
面停止用タイマーへ棒状体の回転停止指令を出すが、該
指令を受けた該タイマーは、棒状体をすぐには停止せし
めず幾回（たとえば、２〜３回位）か回転を継続せしめ
光電管■０１）が、棒状体の低反射率の印字部或は低反
射率の無印字面をキャッチしたとき、第２６− のモーター債？）を停止せしめ、棒状体の印字用指定面
を検出決定する。第２のモーター囚、）は、リミットス
イッチ（２０６）のスイッチ杆が、回転カム（２０７）
の四部に嵌まると回り始めるが停止は、上記したように
印字用指定面停止用タイマーによるため、リミットスイ
ッチ（２０６）とは無関係になり、このスイッチのスイ
ッチ杆が、回転カム（２０７）の凹部から列れても暫く
は回転を続け、棒状体を幾回か回転せしめる。そして、
棒状体が回転を停止し、団子用指定面が検出決定された
とき、リミットスイッチ００６）のスイッチ杆は、回転
カム（２０７）の四部直前に位置し、次回の棒状体回転
にそなえる。

印字機（３）は、機枠（ａ）上に取付けられた活字枠（
３０１）と、この活字枠に対向配置された上下動可能な
可動定盤（３０２）と、この可動定盤を押上げる押上げ
用カム（３０３）と、可動定盤引下げ用のばね（３０５
）を備えた可動定盤支承用の可動□支承杆（３０６）と
、この可動支承杆の上動又は下動と連動して長尺包括又
は長尺金属箔（３０７）を１ピツチづつ間欠的に送る送
り機構（３０９）とで構成され、長尺金属箔（３０７）
は、活字枠（３０１）と可動定盤（３０）との間を通し
て、２本の軸に巻回し張架される。活字枠（３０１）の
可動定盤（３０２）と対向する面には所定の活字を脱着
可能に取付け、可動定盤（３０２）の活字枠（３０１）
との対向面には、棒状体固定用の凹溝（３１０）を凹設
する。可動定盤（３０２）の凹溝（３１０）と反対側の
面には可動支承杆（３０６）を取付け、この支承杆には
可動定盤引下げ用のばね（３０５）を巻装せしめる。可
動定盤（３０２）の可動支承杆取付側と同じ面に設けた
支承片（３１１）には、押上げ用カム（３０３）に常時
当接する転子（３１２）を軸着し、この転子が押上げ用
カム（３０３）によって極限まで押上げられると、可動
定盤（３０２）が極限まで押上げられ、棒状体の印字用
指定面に活字枠０ｏ１）の活字及び長尺金属箔（３０７
）によって、所定の印字がなされる。所定の印字が終了
した可動定盤（３０２）は１可動支承杆（３０６）の引
下げ用ばね（３０５）によって、可動支承杆（３００と
一緒に降下し、原位置まで戻って停止するが、可動支承
杆（３０６）が下動を開始すると、これに連結された送
り機構（３０９）が連動し、一対の送りロール（３１３
）（３１４）を間欠的に回転せしめて長尺包括又は長尺
金属箔（３０７）を使用済部分を移動せしめ、未使用部
分を活字枠（３０１）と可動定盤ＧＯのとの間に位置せ
しめる。送り機構（３０９）は、可動支承杆（３０６）
に連結きれた連結杆、片方の送りロール（３１３）の軸
端に設けられた型車、この型車に噛合していて連結杆の
動きで型車を間欠側に回す爪などで構成し、可動支承杆
（３０６）の上動又は下動によって、型車及び一対の送
りロール（３１３）（３ｔ４）を間欠的に回し、長尺包
括又は長尺金属箔（ａｏ７）を間欠的に送って、該箔の
未使用部分で棒状体の印字用指定面に印字を行なうよう
にする。

次に、作用を説明すると送出機（１）における棒状体は
、送出帯（１０３）によって検出機（２）に送出された
棒状体は、光電管Ｃ２０１）、回転盤ｅ（２）及び回転
孔（２０５）、リミットスイッチｅ２Ｄ８）及ヒ回転カ
ム（２０′７）　９− 印字用指定面停止用タイマーなどによって回転したあと
、印字用指定面が検出決定される。

棒状体の印字用指定面が検出決定されると、送出機（１
）から次の棒状体が送り出され、この送り出された棒状
体に押されて、印字用指定面が検出決定された棒状体は
、印字機（３）へ押送される。

棒状体が印字機（３）へ送られてくると、押上げ用カム
（３０３）で可動定盤（３０２）が押上げられ、活字枠
（３０１）の活字及び前記した箔（３０７）によって、
棒状体の印字用指定面に所定の印字がなされ、所定の印
字がなされた棒状体は検出機（２）から送られてくる次
の棒状体によって受器（図示せず）へ押出され貯蔵され
る。

上記から明らかなように、最初の棒状体が送出よって印
字用指定面を検出決定されるまでの時分と、最初の棒状
体が検出機（２）がら印字機（３）へ送られて所定の印
字がなされ、可動定盤（３０２）が１０− 原位置へ復帰するまでの時分とはすべてほぼ同じ時分で
あり、これらの時分が狂うと円滑な印字作業を行ないえ
ない。

本発明は上述のように、棒状体に予め印字された色違い
印字部の反射率の違いで該棒状体の印字用指定面を決め
、この指定面に印字すること、及び予め印字された色違
い印字部をもつ棒状体を貯蔵器から印字用指定面検出機
へ送出す送出機と、該送出機から送られてきた棒状体の
色違い印字部の反射率の違いを検知して印字用指定面を
検出決定する検出機と、その検出決定された印字用指定
面に印字する印字機とを順次に配設したことを特徴とす
るから、既製の鉛筆類に特注名人れ、特注図案などの印
字を行なう必要がある場合に使用すれば、稼動中の大型
印字装置を臨時使用したり、手作業に頼らずに行ないえ
ると共に、手軽に印字しえて頗る便利である。

よって所期の目的を達成できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明印字方法に使用する装置の一例の概略を示
すもので、第１図は印字機の一部を省略して表わした斜
視図、第２図は第１図で省略した印字機の一部を表わす
斜視図である。 図中、（Ａ）は印字装置、（ａ）は機枠、（１）は送出
機、（２）は印字用指定面検出機、（３）は印字機であ
る。 特許出願人　　　株式会社　トンボ鉛筆１４開ＢＨ３８
−２０４５２（５）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）棒状体に予め印字された色違い印字部の反射率の
   違いで、該棒状体の印字用指定面を決め、この指定面に
   印字することを特徴とする棒状体の印字方法。
2. （２）予め印字された色違い印字部をもつ棒状体を貯蔵
   器から印字用指定面検出機へ送り出す送出機と、該送出
   機から送られてきた棒状体の色違い印字部の反射率の違
   いを検知して印字用指定面を検出決定する検出機と、そ
   の検出決定された印字用指定面に印字する印字機とを順
   次に配設したことを特徴とする棒状体の印字装置。