JPS5820419A - 強化プラスチックス成形法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内部に樹脂層をもったサンドウィッチ構造の
強化プラスチックス（以下ＦＲＰと言う）成形法に関す
る。

従来、上記ＦＲＰの成形法として、高粘度に調整された
樹脂を発泡体で挾み、さらにガラス基材で覆って加熱加
圧成形する方法が知られている。この方法は、加圧する
ことにより内部の高粘度の樹脂が発泡体を通って表面に
滲み出し、ガラス基材中に充填されるものである。しか
し、樹脂が発泡体を通過するとき気泡を含み製品中に気
泡がそのまま残り、また、立体的なものを成形する場合
、発泡体をかなり圧縮しても樹脂が表面のガラス基材に
均等に充填されない欠点がある。

本発明は、上記の欠点を除去するもので、発泡体自体に
樹脂を含浸することにより気泡の発生を防ぎ、また、こ
れによって低圧にて成形しても表面のガラス基材に樹脂
が元号に充填され、内部は樹脂で満たされた発泡体層と
なり、表面力Ｆ　ＲＰ層、内部が樹脂層のサンドウィッ
チ構造の成形品を製造するものである。本発明において
発泡体に樹脂を含浸させる場合、図面に示すように、発
泡体１を樹脂液２に導ひく。樹脂液２中において発泡体
１をロール３で圧縮することにより発泡体１中の空気は
追い出され、その後発泡体１が元の状態に戻るとき樹脂
液１が充分含浸される。

次に、本発明の詳細な説明する。

実施例１ ４０朋厚の３０倍発発泡質ウレタンフオームにエポキシ
樹脂を含浸し、この両表面をガラスマットで覆った。こ
れを温度１６０℃、圧力ＩＫｇｌｃｒｄにて加熱加圧し
、ＩＯ＋、＋ｉ／！Ｊの板を成形した。

実施例２ 実施例１と同様のウレタンフオームに不飽和ポリエステ
ルに樹脂を含浸し、この表面をガラスマントで覆った。

これを圧力ＩＫｇ／ａｄで加圧し常温で成形してＩＯ＋
ｌｌ１ｌｌＩ！ｌの板□とした。

実施例１，２で碍た成形品は、いずれも表面が０５龍ｊ
１のＦＲＰＩｉｌとなり、内部はウレタンフオームに樹
脂が充填された層となっており、気泡は皆無であった。

上述のように本発明は、発泡体に樹脂を含浸させるので
、加圧成形の際樹脂に気泡が含まれることはなくなり、
しかも極めて低い圧力で表面のガラス基材に樹脂が充分
に充填され、立体形状や凹凸に富んだ成形品も良好に成
形できる点、本発明のＴ業的価値は極めて大なるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明において発泡体に樹脂を含浸させる状態を
示す説明図である。 １は発泡体、２は樹脂液、３はロール ％打出願人 新神戸電機株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 発泡体に樹脂を含浸しこの表面をガラス基材で覆い、低
   圧にて加圧成形することを特徴とする強化プラスチック
   ス成形法。