JPS58203928A - グリオキサ−ルの製造法 - Google Patents

グリオキサ−ルの製造法

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JPS58203928A
JPS58203928A JP57085264A JP8526482A JPS58203928A JP S58203928 A JPS58203928 A JP S58203928A JP 57085264 A JP57085264 A JP 57085264A JP 8526482 A JP8526482 A JP 8526482A JP S58203928 A JPS58203928 A JP S58203928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper
phosphate
catalyst
glyoxal
ethylene glycol
Prior art date
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Pending
Application number
JP57085264A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiro Nojiri
野尻 直弘
Takashi Yokoi
隆 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemical Co Ltd filed Critical Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Publication of JPS58203928A publication Critical patent/JPS58203928A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エチレングリコール及び/又はグリコールア
ルデヒドからグリオキサールを製造する方法に関するも
のである。
本発明の方法を用いれば、高い収率でグリオキサールを
製造することができる。
グリオキサールは、パーマネントプレス加工等の繊維加
工剤、紙力増強剤等の紙加工剤、軟弱地盤用グラフト剤
等の土盤改良剤などの幅広い用途を持つ有用な化合物で
ある。
従来力らエチレングリコールまたはグリコールアルデヒ
ドを原料とするグリオキサールの気相法による製造用触
媒又は製造法に関しては、例えば特公昭48−1364
号、II#開昭52−17408号、pJ55−551
29号各公報等で公知であるが、グリオキサールの収率
は未だ満足できるものではなく、特に高い空時収量を目
的とする工業的に有利な反応条件で畦、公知の触媒を用
いるとグリオキサールの収率が低いという欠点がある。
又、液相内においても同様の欠点がある。
−i、 原uo−cチレンクリコールはエチレンオキシ
ドの水和により安価に入手でき、将来も現行法又はオキ
ソガスを用いた新方法により容易にかつ安価に入手され
ると予想される。またグリコールアルデヒドも直接に、
又はホルムアルデヒドなどを経由する間接法により、オ
キソガスを原料として将来は安価に入手できると思われ
る。又、グリ、lキサールの用途も今後伸びると予想さ
れるのでエチレングリコール又はグリコールアルデヒド
を原料としたグリオキサールの効率的な製造法は今後ま
すます重要表プロセスになると考えられる。
本発明者らは、上記の様な状況を踏まえ、高い空時収量
を目的とした反応条件においても烏いグリオキサール収
率が得られる触媒及びこれを用いるグリオキサールの製
造条件について鋭意検討を行ない本発明に到達したもの
である。
即ち本発明は、エチレングリコール及び/又はグリコー
ルアルデヒドを分子状酸素の存在下、気相接触酸化して
グリオキサールを製造する方法において該触媒が銅にア
ルカリ土類金It リン酸塩、種以上を添加したもので
あることを特徴とするグリオキサールの製造法を提供す
るものである。
本発明の方法に使用される触媒の主成分である銅は、非
担持又は担持のいずれの形でも使用できる。非担持のば
あいの形状とじ又は粒状、網状、切屑状及び線状などが
好ましい。相持のばあいの担体としては20m”/f以
下のいわゆる小表面積のものが好ましく、例えばα−ア
ルミナ、シリコンカーバイドなどが挙げられる。銅の担
持は公知の例えば酸化物の形で沈着するか、硝酸塩など
の形で含浸又は蒸発乾固後熱分解するなどの方法が用い
られる。相持率は1〜30重t%、好ましくは2〜20
重′m1%である。場合によっては該担持型の触媒をα
−アルミナなどの不活性材料によって希釈してもよい。
本発明の方法に用いられる触媒は、銅に助触媒と1−7
Cリン酸マグネシウム、リン酸カルシウムなどのアルカ
リ土類金属リン酸塩、リン酸アンモニることによって、
目的生成物であるグリオキサールの収率が向上する。こ
の銅への上記助触媒の添加は、触媒としての銅の酸化還
元に′関与し、−酸     )化埃素、炭酸ガスなど
の燃焼生成物を増加させずに、エチレングリコール及び
グリコールアルデヒドの転換率を高め、又触媒寿命の面
でも有効に作用していると考えられる・ 上記助触媒の添加量は、銅に対し]Op四1〜30重祉
%、好ましくは20 ppm〜10重i%の範囲であ抄
、一般的には銅の表面積の大小により添加量を加減する
。添加量が多すぎると活性点である銅の表面を被覆し過
ぎて活性を失うし、少なすぎると活性点の質を変えるこ
とが出来ず添加効果が無い。目やすとしては銅の表面に
対し1〜10%程度の量を添加する。もちろん担体を使
用する場合は、担体の表面積も考厘してその分余分に添
加するべきである。
上記助触媒の添加方法は公知の手法を用いることができ
、リン酸塩は例えば水溶液の形で銅触媒上に含浸担持す
るのが普通であるが、担体上に銅を担持する前又は同時
に担持するなどの方法も6’f能である。パラジウムは
、塩化パラジウム、酢酸パラジウムなどのパラジウム塩
を溶媒たとえば水などに溶解して、リン酸塩と同様な方
法で触媒上に担持される。
本発明の方法に用いられる触媒は、その調製法に応じて
各種の方法で任意の段階で実施される。
例えば塩類の熱分解のために空気又は不活性ガス中で焼
成され、その彼水素で還元されて反応に供される 本発明の方法で行われる酸化反応は、気相流通式反応器
を用い、触媒は流動床、充填床等の形で使用されるが充
*宋として用いられるのがより−賎′的である。
上記酸化反応の条件としては、反応温度は180〜70
0℃、好ましくは250〜600℃が選ばれる。反応圧
力は0.8〜3気圧、好ましくは1〜2気圧で操作され
る。反応ガスとして供される酸素と原料エチレングリコ
ールのモル比は4:l以下が用いられるが0.7〜2.
5 : 1の範囲で用いるのが好ましい。酸素は純酸素
の形で供給してもよいが経済的な面から空気の使用が好
ましい。該反応ガス中には例えば窒素、炭酸ガス、水蒸
気などの希釈剤を加えることが好ましく、酸素に対する
希釈剤のモル比は5〜200:1、好ましくは6〜20
:1の範囲で加えられる。本発明の方法においては、上
記反応の廃ガス自体を希釈剤として使用することもでき
る。反応器内のガスの滞貿時間は0.1〜20秒、好ま
しくは0.5〜5秒である。
エチレングリコール、酸素を含む原料反応ガス中に例え
ばハロゲン化炭化水素などの抑制剤を少量加えることが
望ましい。抑制剤の例としては三臭化エチレンなどの臭
素化炭化水素、二塩化エチレンなどの塩素化炭化水素、
HBr、HClなどであり、抑制剤の添加量は原料エチ
レングリコールに対し0.01〜1重量%特に0.05
〜0.5重&t%加えるのがよい。
次に実施例、比較例を挙げて本発明を更に1細に説明す
る。
実施例−1 平均粒径1.5〜2.Ovmの銅粒子36fを、リン酸
マンガン(Mn(HzPO4)z・2Hz01 o、0
3s tを水100++/に溶解した水溶液中に浸し、
ロータリエバポレーター中80℃で蒸発乾固し触媒とし
た。
この触媒6 witを外径20mmのガラス製反応器に
充填し触媒層とした。この層にエチレングリコールと水
の等モル液を5.4ml/時間の速度で供給し、同時に
空気を1501//分、窒素を420nl1分の速度で
ボンベより予熱・混合器を通して触媒層に導入した。こ
の時の反応ガスの組成は、モル比でエチレングリコール
: o2: N、 :市0= 1.00: 1.15 
: ] 9.68 : 1.00であり接触時間は0.
5秒であった。電気炉にて上記反応器を380℃に加熱
し、該反応器出口ガスは直接水中に導き入れた。液中の
原料及び生成物を液クロマトグラフで、排ガスをガスク
ロマトグラフで分析した。
その結果グリオキサールの収率、選択率は各々53七ル
%、66モル%であった。
実施例−2〜6 %−1に示した助触媒原料を実施例−1で用いた助触媒
原料(リン酸マンガン)と等モルになる様に使用した他
は実施例−1と同様にして銅触媒を調製し、反応に使用
した。反応結果は表−1に示した・ 比較例−1〜2 助触媒を加えない銅粒子及び第2種リン育銅(銅: 9
2.65〜94.47重it%、4!:5.5〜7.0
車i%、燐: 0.03〜0.35重t%)の切削をそ
れぞれ触媒として用いた他は実り例−1と同様に反応を
行わせた。その結果を表−1に示す。
比較例−3 助触媒原料としてリン酸カルシウムを実施例−1と等モ
ル量使用した他は実施例−1と同様に触媒を調製し、反
応を行った。結果を表−1に4くす。
実施例−7 実施例−3の触媒を使用し、エチレングリコールモル比
1.00の代妙にグリコールアルデヒドモル比0.30
を加えた以外は実施例−1と同様に反応を行なった。そ
の結果グリコールアルテヒドの転化率100%、グリオ
キサールの選択率80%という結果を得た・ 実施例−8 粒径0.8〜1.3 taxの市販の銅粒子を用いた他
は実施例−5と同様にしてパラジウムを添加した触媒を
調製した。実施例−1と同じ反応装置を使用し、エチレ
ングリコールと#!素のモル比1:2、ニーfレンゲリ
コールの濃度9.3 重ii%(窒素ガスで希釈)、臭
素として5 ppm相当の三臭化エチレンを含む反応ガ
スを原料として、接触時間1秒、反応偏度380℃で反
応を行なったところグリオキサールの繕又率74モル%
を得た0 (以下余白) 以上の実施例、比較例から、本発明の方法を用いれば、
亮い空時収曖を目的とする反応条件下においても^いグ
リオキサール収率が得られることが明らかである。
特許出願人  三菱油化株式会社 代理人 弁理士 古 川 秀 利 代理人 弁理士 長 谷 正 久 )

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エチレンクリコール及ヒ/又はグリコールアルデヒドを
    分子状酸素の存在下、気相接触酸化してグリオキサール
    を製造する方法において該触媒が銅にアルカリ土類金属
    リン酸塩、リン酸アンモニウム、リン酸鉄、リン酸マン
    ガン及びパラジウムから選ばれた化合物又は金属の一種
    以上を添加したものであることを特徴とするグリオキサ
    ールの製造法。
JP57085264A 1982-05-20 1982-05-20 グリオキサ−ルの製造法 Pending JPS58203928A (ja)

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