JPS58203755A

JPS58203755A - 全身物理療法のための装置

Info

Publication number: JPS58203755A
Application number: JP58060637A
Authority: JP
Inventors: アルフオンソ・パノツゾ
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-04-07
Filing date: 1983-04-06
Publication date: 1983-11-28
Also published as: CH656066B; DE3308854A1; IT1193076B; IT8285547A0

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は椅子、特に病人用の椅子となる装置に関する。

詳細にいえば、本発明による装置は、位置を調節可能な
座部となる部分と、モータによる制御装置を備え移動可
能な背もたれおよび足乗せを含んでいる。さらにまた本
発明による装置は、使用者の手で握るようになされたハ
ンドグリップを含んでいる。このハンドグリップは足乗
せに固定されているので、使用者のからだのすべての部
分な劫かすとぎに便利である。使用者のすべての動作の
範囲および繰返しのパターンは、使用者側の個別的な要
求に基づいて最も都合のよい状態に決めることができる
。

使用者の声によって作動する適当な安全装置を設けるこ
とによって、緊急の場合に装置を停止させるようにする
ことができる。また、別の安全装置を設けて、使用者の
手足が予め定めた限界を越えてのびようとしたときに装
置が停止し且つ装置の可動部分が後退するようにするこ
ともできる。

どちらの場合にも警報装置が作動して光または音番τよ
って警報を与え、装置を監視する人に警戒態勢をとらせ
ることができる。

病人の身体や手足の運動機能を回復させる場合、病人に
とってそのための訓練は困難であるばかりでなく、生理
的状況に加えて外傷の程度がひどいときには動くことが
不可能なこともある。いづれにしろ、「物理療法」と呼
ばれる特別な方法によって決められた範囲およびパター
ンで身体の各部を動かす訓練を行なう必要がある。

身体のいくつかの部分を楽に動かすことができるように
するための装置はいままでにも紹介されている。しかし
、これらの装置ではいづれも手足と胴部とを同時に動か
すことはできなかった。したがって上述した物理療法に
おける訓練は、特殊な物理療法士が直接、手とり足とり
して行なわなければならなかった。物理療法士は常に病
人のそばにいて病人の身体を望ましい方法で動かしてや
る必要があった。

物理療法士を使うには多大な費用がかがり、これらの費
用は病人あるいはその家族、または保険機関その他の病
気保障基金がら支払われること忙なる。

本発明によれば、病人の身体の各部によって繰返し行な
われるべき動作のパターンおよび範囲に関する正確なパ
ラメータを決めて訓練の種類を決定してから装置を適当
に調節することにより、予め定めた種類の動作を最適な
時間間隔で繰返し行なうことができる。動作の種類およ
び繰返しの時間間隔は、使用する病人によって個々に変
えることができる。このよう疋して病人は自分−人で、
あるいは専門的な物理療法士以外の人の手を借りるだけ
で、適当な物理療法の訓練を行なうことができる。

本発明の望ましい一実施例を示す添付図面を参照しつつ
、以下に本発明の詳細な説明する。

本発明による装置は、座部２がスライドするところのフ
レーム１を含んでいる。座部２は車輪ろを有している。

前方の対になった車輪は歯車を介してラック４と連結さ
れている。歯車はラック４に沿って移動し、レバー５に
よってどの位置にでも固定される。

座部２には背もたれ６がヒンジで結合されている。背も
たれ６は、肘かげ６ａと、頭をもたれさせる部分６ｂと
を備えている。座部２はビン７に結合され、背もたれ６
と一体となったシリンダ８のピストンはビン９に結合さ
れている。ピン９はスライド１０に沿って移動可能であ
る。

このスライド’１０はガイ）”１１に沿って移動可能で
あり、ラック１２によって制御される。ラック１２上で
は、シャフト１６にキー止めされた歯車が作動する。回
転可能なシャフト１６は、チェ−ン伝達機構１４を介し
て減速ユニット１５に連結されており、減速ユニット１
５はモータ１６によって制御される。したがってモータ
１６は座部２に関する背もたれ乙の枢動を制御する。

背もたれろの傾斜角度変化の範囲、動作の速度および１
分間当りの動作回数は、調節可能なプログラム装置によ
って決定される。このプログラム装置（プログラムされ
た装置）は例えば側部に設けた。ａネル１７上に備えて
もよい。

病人の足は足乗せ１８上に置くようにする。足乗せ１８
はガイド″１９に沿って移動可能であり、第１図に実線
で示した初期位置と、符号１８′を付して破線で示した
位置との間を往復動することができる。

第２図にはラック２０が歯車２１によって作動される状
態が示されている。歯車２１は減速装置２２によって作
動され、減速装置２２はモータ装置２６によって作動さ
れる。ラック２０は足乗せ１８の動きを制御する。符号
２４．２５は、足乗せ１８の動きの終端および範囲を制
御するための装置を示す。機素２４３２５の長手方向位
置を調節することにより、使用者が望む範囲で足乗せ１
８が移動するようにグることかできる。

足乗せ１８の移動速度や、足乗せ１８の往復動と背もた
れ６の往復動との間の位相差も、制御・ξネル１７に備
えた適当な制御装置で調整するようにすることができる
。

符号２６は、足乗せ１８に結合されたノ・ンドル棒を示
ス。ハンドル＠２６はノ・ンドグリップ２７を備えてお
り、使用者はこのノ・ンドグリップ２７を手で握ること
ができる。このようにして使用者は、手をノ・ンビグリ
ップ２７に置いたまま所望の動作を非常に楽Ｌ（行なう
ことができる。

また、移動可能な押ボタ／装置を設け、遠く離れた位置
かう本発明の装置の動きを制御できるようにしてもよい
。さらに、ハンドル棒２６に適当な制御装置を設け、個
々の要求に応じて背もたれろの動きと足乗せ１Ｂの動き
とを分けて行なえるようにしてもよい。

以上、主として本発明の実施例に基づいて説明したが、
本発明の本質を離れることなく他の多くの実施例が考え
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による装置の一実施例の概略側面図。第
２図は本発明による装置の一実施例の制御装置を示す概
略平面図。第６図は本発明による装置の一実施例の概略
正面図。１・・・フレーム　　　　　２・・・座部６・・・背も
たれ　　　　　１６・・・モータ１８・・・足乗せ　　
　　　２６・・・モータ装置２７・・・ハンドグリップ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　フレーム（１）と、該フレーム（１）上に設
けらり。その位置を調節可能な座部（２）と、該座部（２）にヒ
ンジ結合され、予め決めた範囲内で枢動可能な背もたれ
（６）と、該背もたれ（６）を作動するための装置と、
該装置を作動するためのモータとを含み、前記座部に座
った使用者が予め決められた治療パターンに従って背中
を繰返し動かすことができるようになされた全身物理療
法のための装置。
（２）予め決められた鰐囲内で移動可能なガイドに装架
され且つ調節された速度で交互に動くことが可能な足乗
せｕ樽と、該足乗せｏｇＩの動きを調節する　　−ため
のモータ装置とを含み、使用者が脚を強制的に動かされ
、予め決められたパターンおよび予め決められ且つ調節
可能な範囲で動作が行なえるようになされていることを
特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の全身物理療法
のための装置。
（３）前記足乗せ（１８１に固定され且つ使用者の手を
乗せるようになされ、前記足乗せ（１８）の動きに追従
して移動可能なハンドグリップを含むことを特徴とする
特許請求の範囲第１項または第２項に記載の全身物理療
法のための装置。
（４）前記全身物理療法のための装置の作動を停止させ
るだめの停止装置であってその位置を調節可能な停止装
置を含み、それにより、前記全身物理療法のための装置
の作動中は前記足乗せ（１８が予め決められた範囲内で
動（ように調節可能であることを特徴とする特許請求の
範囲第１項ないし第３項のいづれかに記載の全身物理療
法のための装置。
（５）音声によって作動される第１の安全装置と、緊急
の場合に前記全身物理療法のための装置の作動を停止さ
せるためのマイクロホンとを備えていることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項ないし第３項のいづれかに記載
の全身物理療法のための装置。
（６）使用者の手址が予め定められた限界の位置に達し
たときに前記全身物理療法のための装置の作動を停止さ
せ且つ該装置の可動部を後退させるように動かすための
第２の安全装置を含むことを特徴とする特許請求の範囲
第１項ないし第６項のいづれかに記載の全身物理療法の
ための装置。
（７）前記全身物理療法のための装置を監視する人に警
戒態勢をとらせるための光または音による警報装置を含
むことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第３項
のいづれかに記載の全身物理療法のための装置。