JPS5820360B2 - 岩盤破砕装置 - Google Patents

岩盤破砕装置

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JPS5820360B2
JPS5820360B2 JP12379379A JP12379379A JPS5820360B2 JP S5820360 B2 JPS5820360 B2 JP S5820360B2 JP 12379379 A JP12379379 A JP 12379379A JP 12379379 A JP12379379 A JP 12379379A JP S5820360 B2 JPS5820360 B2 JP S5820360B2
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JP
Japan
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rock
main body
drilling rod
drilling
rod
Prior art date
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Expired
Application number
JP12379379A
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English (en)
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JPS5648498A (en
Inventor
赤沼重威
中村城治
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
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Priority to PCT/JP1979/000299 priority patent/WO1980001931A1/ja
Priority to GB8030036A priority patent/GB2060838B/en
Priority to DE792953594A priority patent/DE2953594A1/de
Priority to SE8007952A priority patent/SE447924B/sv
Publication of JPS5648498A publication Critical patent/JPS5648498A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は穿孔後、高圧水を注入して岩盤を破砕する岩
盤破砕装置に関する。
近年リンパ装置の能力はブルドーザの大型化に伴い弾性
波伝播速度(Vp )で2500F71/s程度の岩盤
まで掘削できるようになったが、地表にあって我々が施
工すべき岩盤はVp=2000〜4000m/sと硬い
ものが多く、その大部分は発破によって施工されている
しかし発破は近年、安全面、公害面で規制が強化されつ
つあり、将来は発破工法に代る機械工法が必要となるこ
とが予想される。
ところがリンパ装置のみでこのような硬い岩盤を掘削す
るには超大型の強力なブルドーザが必要となり、技術的
、経済性、作業性から見て単に大きなブルドーザとリッ
パ装置とを組合わせての施工は得策ではない。
リッピングの前に岩盤の自然の亀裂に圧力水を注入して
これを広げて岩盤をゆるめ強度な低Fさせた後にリッピ
ングすれば現行の中型クラスのリンパ装置で上記Vp=
4000rrt / B程度の岩盤を掘削することも可
能になり、技術的、経済的にも有利である。
この発明は岩盤の亀裂に圧力水を注入して岩盤を予備破
砕する岩盤破砕装置に係るもので、その目的とするとこ
ろは、破砕すべき岩盤の穿孔と、高圧水の注入による岩
盤の破砕が連続して行なうことができる岩盤破砕装置を
提供することにある。
以下この発明の一実施例について詳述する。
図において1はこの装置の本体で、ガイドセル2に移動
自在に取付けられている。
本体1内には第2図に示すように流体圧により往復動す
る打撃ピストン3が収容されており、切換え弁4を介し
て供給される油圧や空気圧などにより本体j内を往復動
し、本体1の先端に嵌合された穿孔ロッド5の上端を打
撃できるようになっている。
上記穿孔ロッド5の中心部には通路5aが形成されてい
て、この通路5aの一端は打撃ピストン3の中心部に挿
通された連通管6の一端に液密に接続されており、連通
管6の他端は本体1の頭部1aに達していて、本体10
頭部1aに空気管路7及び高圧水管路8より供給された
空気圧及び高圧水を穿孔ロッド5内の通路5aを経て穿
孔ロッド5先端へ圧送できるように構成されている。
また上記本体1の下部には穿孔ロッド5の上端と係合し
て、これと一体に回転する歯車9が収容されており、こ
の歯車9は本体l側部に取付けられた回転駆動源10に
より回転される駆動歯車11が噛合されていて、上記回
転駆動源10により□穿孔ロッド5が回転駆動されると
共に、穿孔ロッド5の先端に取付けられたピット12に
より岩盤Aが穿孔できるようになっている。
一方上記本体1は回転駆動源13によりガイドセル2に
沿って回転されるチェーンなどの駆動手段14に一部が
係止されていて、該駆動手段14によりガイドセル2に
沿って上下動されると共に、上記各回転駆動源10.1
3には、油圧供給源15より切換え弁16及び17を介
して供給され、また本体1内の打撃ピストン3駆動用の
油圧及び高圧水注入用の油圧は油圧供給源18より供給
される。
油圧供給源18より吐出される油圧の一部は上記切換え
弁を経て本体1内へ供給され、打撃ピストン3の往復動
に供すると共に、一部は切換え弁19より増圧器20の
大径側油圧室20a側へと供給され、空気圧により加圧
された水タンク21より逆止弁22を介して小径側加圧
室20bに導入された水を、加圧ピストン20cにより
高圧に加圧できるようになっている。
加圧室20bにより加圧された高圧水は管路8及び逆止
弁24を介して本体10頭部1aへ供給され、さらに連
通管6及び穿孔ロッド5内の通路5aを経て、穿孔ロッ
ド5先端のピット12に達し、ピット12により穿孔さ
れた岩盤Aの孔aより岩盤Aの亀裂すへ注入される。
なお上記水タンク21は第5図に示すように複数槽より
構成し、これら各種21a。
21b内に粘度の異なる水を収容して、これら水を選択
的に加圧室20bに導入した後、本体1を経て岩盤Aの
孔a内へ注入してもよく、水の粘度を変えるにはベント
ナイトなどの混合量を調整すればよい。
一方上記ガイドセル2の下端側には穿孔ロッド5を任意
位置でクランプするクランプ機構25及びズリの供給装
置26が設けられている。
クランプ機構25は第3図に示すように、ガイドセル2
に対して移動及び固定自在な基台27に弾性マクント2
7aを介してコ字形のフレーム28が取付けられ、この
フレーム28内にクランプすべき穿孔ロッド5が挿通さ
れていると共に、フレーム28には穿孔ロッド5を挾ん
で対向する位置に一対のクランプシリンダ29が設けら
れていて、このクランプシリンダ29より川沿するクラ
ンプ爪30により穿孔ロッド5の任意な位置がクランプ
できるようになっている。
また上記フレーム28には取付は板32を介して加振器
33が取付けられ、クランプ爪30により穿孔ロッド5
をクランプした状態で加振器33を作動させることによ
り、穿孔ロッド5に振動が加えられるようになっている
また穿孔された孔a内にズリを供給するズリ供給装置2
6は第4図に示すように、ガイドセル2に支持されたホ
ッパ34を有しており、このホッパ34の下部に流体圧
シリンダ35により往復動する定量供給体36が設けら
れている。
この定量供給体36はホッパ34内より供給室37内に
落下したシールに必要な一定量のズリ落丁口38へと押
出すもので、シュート39の上端が取付けられていて、
シュート39とともに移動すると共に、シュート39は
蛇腹状の案内管40内に収容されていて、落下口38よ
り落下するズリを孔a内へ案内する作用をなす。
なおズリの落丁を促進するため落F口38の上方に空気
の放出口(図示せず)を設けてもよく、またズリの定量
供給手段としてはロータリフィーダなどを利用してもよ
い。
さらにシールに使用するズリは他の砂や土、オガクズ及
びこれらの混合物などでも勿論よい。
しかしてこの装置の使用に当っては第6図に示すように
旋回掘削機41の作業機42やその他の建設機械に装着
し、かつ各種供給源や増圧器20及び制御系などを搭載
すれば、移動が容易で能率も向上する。
なお第7図に示すようにプーム43を伸縮自在な構造と
しておけば、本体1の水平方向の移動を、旋回掘削機4
1を停止した状態で可能である。
また水平方向の移動方法としては、第8図aに示すよう
にプーム42aと起伏とアーム42bの前後動を組合せ
ても可能でさらに第8図すに示すように、プーム42a
を中折れ式として、各プーム42a間に渡したシリンダ
42cによりプーム42aを屈折することにより、本体
1を水平方向へ移動することも可能である。
次に旋行に当ってはまず第9図に示すように破砕すべき
岩盤A上に旋回掘削機41を位置させ、この状態で本体
1に圧力を供給して、穿孔ロッド5に回転を与えながら
、打撃ピストン3により上端を打撃して、先端のビット
により岩盤Aに穿孔する。
穿孔が進むに従い本体1をガイドセル2に沿って下降さ
せ、孔aが所望の深さに達したら穿孔を中止して、次に
ズリ供給装置26により一定量のズリを孔a内へ投入す
る。
孔a内に投入されたズリは第10図に示すように、ビッ
ト12の斜面に沿って堆積し、ビット12の周囲をシー
ルする。
なおこのときクランプ機構25により穿孔ロッド5をク
ランプ機構た状態で加振機33を作動ささせて、穿孔ロ
ッド5に振動を加えることにより孔a内に投入されたズ
リは孔aの下方への落1”が促進され、より一層aのシ
ール効果も増大する。
次にこの状態で増圧シリンダによりビット12の先端に
高圧水を注入すると注入された高圧水は孔aより亀裂す
へと浸入し、亀裂すをさらに拡開して岩盤Aの予備破砕
に供する。
以F上記動作を繰返しながら岩盤Aを次々と破砕した後
、旋回掘削機41に後続する建設機械45によりリッピ
ング作業を行うことにより、岩盤の破砕掘削が能率よく
行なえるようになる。
なお第11図はガイドセル2の下端に小型のブレード4
6を設けた別の実施例を示すもので、このブレード46
を利用して穿孔前に表土の排除が行えるようにしたもの
である。
この発明は以上詳述したように、穿孔径破砕に供する高
圧水を、打撃ピストン内を貫通する連通管を介して穿孔
ロッド内へ流通するように構成したから、複雑な回転継
手などを使用することなしに穿孔ロッドの先端に高圧水
の供給が可能となる。
また本体を旋回掘削機などの建設機械に装着することに
より、移動が容易となるため、広範囲な穿孔及び破砕が
能率よく行なえるようになると共に、ガイドセルの下部
にブレードを設けておけば、穿孔前に岩盤上に堆積した
表土の除去も行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は全体的な概
略図、第2図はこの装置の断面図、第3図はクランプ機
構の詳細図、第4図はズリ供給装置の詳細図、第5図は
給水手段の他の実施例を示す説明図、第6図は旋回掘削
機の作業機に装着した状態の側面図、第7図及び第8図
a、bは別の作業機に装着した他の実施例を示す説明図
、第9図は旋行状態を示す説明図、第10図はビットシ
ール状態の説明図、第11図はガイドセルにブレードを
取付けた他の実施例の説明図である。 1は本体、3は打撃ピストン、5は穿孔ロッド、5aは
通路、6は連通管、12はピント、42は作業機、Aは
岩盤、aは孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 本体1に設けた回転自在な穿孔ロッド5により破砕
    すべき岩盤Aを穿孔後、穿孔された孔a内にズリ供給装
    置26よりズリを投入して穿孔ロッド5先端のピット1
    2周囲を液密にシールすると共に、上記穿孔ロッド5内
    の通路5aを経てビット12先端に高圧水を注入して岩
    盤Aの破砕に供するものにおいて、上記本体1内に打撃
    ピストン3内を貫通し、かつ一端が本体1頭部の高圧水
    供給口に、また他端は穿孔ロッド5内の通路5aに夫々
    接続する連通管6を設けてなる岩盤破砕装置。 2 本体1を建設機械の作業機42に取付けてなる特許
    請求の範囲□第1項記載の岩盤破砕装置。 3 本体1の上下動を案内するガイドセル2の下部にブ
    レード46を設けてなる特許請求の範囲第1項記載の岩
    盤粉砕装置。
JP12379379A 1979-03-13 1979-09-28 岩盤破砕装置 Expired JPS5820360B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/209,704 US4363518A (en) 1979-03-13 1979-03-13 Method and apparatus for fracturing rock beds
JP12379379A JPS5820360B2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28 岩盤破砕装置
PCT/JP1979/000299 WO1980001931A1 (en) 1979-03-13 1979-11-22 Process and apparatus for pulverizing base rock
GB8030036A GB2060838B (en) 1979-03-13 1979-11-22 Process and apparatus for pulverising base rock
DE792953594A DE2953594A1 (en) 1979-03-13 1979-11-22 Process and apparatus for pulverizing base rock
SE8007952A SE447924B (sv) 1979-03-13 1980-11-12 Forfarande och apparat for foruppspreckning av ett berglager

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12379379A JPS5820360B2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28 岩盤破砕装置

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JPS5648498A JPS5648498A (en) 1981-05-01
JPS5820360B2 true JPS5820360B2 (ja) 1983-04-22

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JPS603396A (ja) * 1983-06-17 1985-01-09 株式会社奥村組 トンネルの掘削方法
US9739128B2 (en) * 2013-12-31 2017-08-22 Energy Recovery, Inc. Rotary isobaric pressure exchanger system with flush system

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JPS5648498A (en) 1981-05-01

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