JPS5820345Y2 - ガスメ−タ−用ダイヤフラムの製造金型 - Google Patents

ガスメ−タ−用ダイヤフラムの製造金型

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Publication number
JPS5820345Y2
JPS5820345Y2 JP8798180U JP8798180U JPS5820345Y2 JP S5820345 Y2 JPS5820345 Y2 JP S5820345Y2 JP 8798180 U JP8798180 U JP 8798180U JP 8798180 U JP8798180 U JP 8798180U JP S5820345 Y2 JPS5820345 Y2 JP S5820345Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
convex member
diaphragm
material sheet
upper mold
Prior art date
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Expired
Application number
JP8798180U
Other languages
English (en)
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JPS5711021U (ja
Inventor
孝 金場
一夫 今西
Original Assignee
内外ゴム株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 内外ゴム株式会社 filed Critical 内外ゴム株式会社
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Publication of JPS5711021U publication Critical patent/JPS5711021U/ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は合成繊維の織布に耐ガス性合戊ゴムを被覆し
た素材シートを使用して、ガスメーター用ダイヤフラム
を製造するための金型に関する。
従来のガスメーター用ダイヤフラムを製造する金型の構
造は大別して次の5例が知られている。
(1)金属製の雄雌型。
一般にガスメーター用ダイヤフラムはメーターに取付け
たとき、作動を鋭敏にするため・に厚みは0.15〜Q
、3Qmm程度の薄膜で構成されている。
従って金属製雄雌型で加圧加熱成形するときは素材シー
トが薄いために金型と素材シートの間の気体の残存によ
る外観不良が発生しやすく、金型の精度は特に高いもの
が要求されるため、一般に高価であり、金型寿命も短く
量産には不適当な金型である。
(2)雄雌いずれかがゴム製で、他は金属製の金型。
この金型はゴム製型が加圧加熱を繰返されることにより
早期に寸法変化をおこし量産には不適である。
(3)雄型のみで周辺部を固定する金型。
この金型は素材シートに張力を加えて雄型にそった形状
にし周辺部を固定するため、張力が不同になりやすいの
で製品寸法のバラツキが大きくまた成形に長時間を要す
る欠点がある。
(4)下型を金属の雌型とし、上型より空気を圧入して
成形する金型°。
この金型は周辺部を固定して空気を圧入し張力をあたえ
て成形するため、製品を使用した場合収縮をおこし計量
体積が減少する経時変化をおこす欠点がある。
(5)所要形状の金属製雌型の上面に素材シートを置き
、素材シート周辺を固定することなく上型と下型の間隙
に位置せしめ、つぎに雄型を所定の位置まで降下させて
素材シートを押下げる時に素材シートを引張ることなく
すべらして雌型表面に部分的に接触させた後素材シート
の周辺を加圧固定し空気等の圧力流体により雌型形状に
加圧加熱成形するようにしたダイヤフラムの製造方油(
特公昭5O−28978)に用いる金型もある。
またこの実施例中には素材シートを雌型上に置き、雄型
を降下すれば雄型に懸下された押圧型が先に降下してシ
ートの周辺に接触する。
続いて雄型がさらに降下するに従いシートは雄型凸部に
より押下けられる。
この際シートの周辺は雌型の平坦部と押圧型のわずかの
間隙にはさまれているのでしわが寄らずにすべるもので
あるとの記載があり、雌型に緊密に接触さすために空気
をふきこみまたは吸引する方法が例示されている。
この方法においてはガスメーター用ダイヤフラムの素材
シートの厚みは0.15〜0.30mm程度の薄膜であ
るため押圧型と雌型との間は厳密に平行であり、かつ素
材シートの上に同時に均一に押圧型が接触することが必
要である。
しかし押圧型の使用経時によるひずみのため、押し圧力
(摩擦力)の不均一を生じ、また雄型が下降するとき押
圧型のわずかなフレにより押圧型が同時に均一に接触す
ることはむつかしく、素材シートが常に均等にすべりこ
む条件を満足さすには不充分な点があり、製品の深さの
バラツキを更に少なくするためには改良の余地が残され
ていた。
この考案は上記第5例の金型に改良を加え、ダイヤフラ
ムの寸法精度を更に向上することを目的としたガスメー
ター用ダイヤフラムの製造金型を提供するものである。
以下この考案を図示の一実施例により詳述する。
この考案の金型は、第1図に示すダイヤフラムAの形状
をした凸形部材7を下面中央部に有する上型1と、上面
中央部に凹溝部を有する凹形状の下型2とよりなり、上
型1に懸垂した押圧型3は遊隙4を設けて分割し、押圧
型の側面は遊隙5を設けて連結板6に余裕のあるキリ穴
をあけボルトで押圧型3に連結板6をとりつけ、上型1
の凸形部材7は周囲に隙間8を設けて上型1にはめこむ
ようとりつけ、凸形部材7と上型にはめこむ部分9との
間に薄板10を挿入し、凸形部材7を上型1にとりつけ
るボルト11にはばね座金12を用い、ボルト11には
たて溝13を設け、上型の凸形部材7が薄板10に接す
る面にはたて溝13と連通する溝14を設けることによ
り構成されている。
次に上記金型を用いてダイヤフラムAを製造する過程を
説明すると、第6図aの下型2のバッキング溝15にバ
ッキング16を挿入し、この上にダイヤフラム素材シー
ト17を載設して上型1を下降させると、先づ押圧型3
が素材シート17に接触するが、押圧型3には遊隙4を
設けて分割してあり、かつ分割した押圧型3の側面は遊
隙5を設けて連結板6をとりつけであるので、第6図す
に示すように押圧型3の一部3a、3a’が先づ素材シ
ート17に接触し、ついで順次に他の部分3b、3b′
が接触して、押圧型が素材シート17に均等に接触する
その後上型1の凸形部材7が下降して、押圧型3により
均等に押えられた素材シート17はすべりながら凸形部
材7にそって成形されると共に、上型1の下降により金
型がとじ、素材シート17が加圧加熱される。
素材シート17は合成繊維に耐ガス性合或ゴムを被覆し
た構造のため、合成繊維は加熱により収縮をおこして素
材シート17は凸形部材7に密着し、凸形部材7と素材
シート17の間の気体はばね座金12の溝よりボルト1
1に設けであるたて溝13を通って排出され、他方凸形
部材7の斜面部と素材シート17との間の気体は隙間8
および凸形部材7が薄板10に接する面の溝14を通っ
てたて溝13より排出され、素材シート17はダイヤフ
ラムの形状をした凸形部材7に沿って緊密に成形される
ようになる。
なお薄板10はその厚みを変化さすことにより凸形部材
7の高さを自由に変えることか′できるものである。
この考案は以上詳述したように、成形時素材シート17
に押圧型3が均等に接触した後、素材シート17がすべ
りながら凸形部材7に沿って加熱成形されると共に、凸
形部材7と素材シート17との間の気体はボルト11に
設けたため溝13を通って排出されるので、素材シート
17は凸形部材7に沿って正確に成形されるようになり
、これによって寸法のバラツキや外観不良の少ないダイ
ヤフラムを製造することができる。
また薄板10の厚みをかえることによりダイヤフラムA
の深さ寸法を変化させることができるので、深さの異な
る新規の金型をその都度製作する必要がない利点も併せ
て有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はガスメータ
ー用ダイヤフラムの斜視図、第2図はこの考案の金型の
断面図、第3図は押圧型の斜視図、第4図は凸形部材の
斜視図、第5図は凸形部材をとりつけるボルトの斜視図
、第6図aないしCはダイヤフラムの製造過程を示す説
明図である。 1は上型、2は下型、3は押圧型、7は凸形部材、11
は上型に凸形部材をとりつけるボルト、Aはダイヤフラ
ム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 成形すべきダイヤフラムAの形状をした凸形部材7を有
    する上型1と、凹形形状の下型2とよりなるダイヤフラ
    ムの製造金型において、上型1に懸架した押圧型3を誘
    隙4を介して複数に分割し、押圧型3の側面は遊隙5を
    介して連結板6により互に連結し、上型1の凸形部材7
    は周囲に隙間8を設けて上型に嵌着し、かつ凸形部材7
    と上型1の間には薄板10を介在させて、凸形部材をボ
    ルト11により上型1に固定すると共に、上記ボルト1
    1にはたて溝13を、また上型1の凸形部材7が薄板1
    0に接する面には、上記たて溝13と連通する溝14を
    設けてなるガスメーター用ダイヤフラムの製造金型。
JP8798180U 1980-06-25 1980-06-25 ガスメ−タ−用ダイヤフラムの製造金型 Expired JPS5820345Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8798180U JPS5820345Y2 (ja) 1980-06-25 1980-06-25 ガスメ−タ−用ダイヤフラムの製造金型

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JP8798180U JPS5820345Y2 (ja) 1980-06-25 1980-06-25 ガスメ−タ−用ダイヤフラムの製造金型

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Publication Number Publication Date
JPS5711021U JPS5711021U (ja) 1982-01-20
JPS5820345Y2 true JPS5820345Y2 (ja) 1983-04-27

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ID=29450072

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JP8798180U Expired JPS5820345Y2 (ja) 1980-06-25 1980-06-25 ガスメ−タ−用ダイヤフラムの製造金型

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JP5967644B2 (ja) * 2012-03-30 2016-08-10 広島県 プレス成形装置及びプレス成形品の成形方法

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JPS5711021U (ja) 1982-01-20

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