JPS58203163A - 長尺繊維製品にその特性を表示するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば製織品、編成品、フリース又は類似のも
の等の長尺繊維製品にその特性を表示するための装装置
に関する。

製織品、編成品、フリース又は類似のもの等の長尺繊維
製品は公知のようにその製造と仕上げの経過中に極めて
強力な化学的、熱的、機械的等の条件にさらされる。例
えば化学的な負荷としては、合成樹脂や結合剤や種々の
溶解媒体と化合されて川（・られる酸、アルカリ、染料
、触奴等によるもの、又は界面活性剤等が考えられる。

また機械的負荷は長尺繊維製品への引張り力及び押し力
のみに限定されるものでなく、強力な圧縮や曲は等が□
特に変動負荷状態で又は表面への処理作用にお℃・て加
えられ、それは例えばけば立で、剪断、研磨、型押し又
は類似のプロセス等の場合に頴著である。温度に関して
は長尺繊維製品は２５０°Ｃまでの乾燥熱又は湿気熱に
さらされる。これらの全ての作用は交互にかつ部分的に
は多重に重なり合って発生し、その都度の条件に応じて
それぞれ数秒間続く。

当然ながらこれによって長尺繊維製品は大体は皆しく変
化し、それは組織や外観だけでなく、例えは縮みや圧縮
等によってそのサイズにも変化が生じ得る。

従来の方法では、上記のような長尺繊維製品に、人間の
目で難なく読み取れる文字記号（浄書）又はそれ自体公
知構造の判読器で判読可能なコードを以ってマーキング
を行ない、しかもそのマーキングか考えらｌれる全ての
負荷においても良好状態を保ち、それによって長尺繊維
製品にその製造から仕上げまでの全生産プロセスにおい
て付随し続は得る特性表示用認識標を与えることは丑だ
不可能である。

この関係において、例えばマーキング糸を用いて長尺繊
維製品の表面又は内部に接着、縫付は等によって付与さ
れる公知の表示部は、化学的な負荷や着色等に対してそ
の特性表示機能を損うことなしに抵抗することはできな
いので除外する。

あらゆる種類の繊維製品の長尺製織品にネーム又は品質
マークを、特にその製造元の証明のために付与する装置
は既に提案されており、その認識標は所望のマーキング
に応じて配置されたニードル群を用いて形成される穴又
は打ち抜き記号から成っている。このニードル群は手で
又は機械によって操作される押し抜き器から形成される
が、織機から仕上げ装置までの連続した各製造機械の１
部分として、彎成し、製造中断又は特別な作業工程への
切換えなしにマーキングを行なうことも可能である。

しかし上記のような単にニードル群によって長尺製織品
に形成される穴を用いてのマーキングは、目で容易に又
は文字記号として判読されることはできず、しかもその
表示機能は、長尺繊維製品が圧縮又は縮み工程等を受け
ることによって、そのニードルで形成された穴か認識不
可能になった場合にすでに失われてしまう。いずれにせ
よこのようなニードル群によって繊維製品の長尺製織品
に形成される大我マーキングは、それ自体公知構造の判
読器による自動的判読には適していない。更にニードル
によって形成される大成パターンは、前述のように長尺
繊維製品に発生ｌ、易い形状変化に対抗して誤りのない
自動判読を可能とし得る程の形状安定性を有し得ない。

コードを備えた認識標担体の自動判読にはいくつかの形
式か公知であり、かつそのために適した自動判読器に、
も種々の構造か公知である。

１ 例えは、判読器内にカード等の認識標担体がそう人され
るか又は該判読器の所を認識標担体が通過案内され、そ
れによって判読器が認識標担体の、コードを備えた範囲
を検出するようになっている。この公知技術に関しては
例えばＶイソ連邦共和国特許出願公開第２３３８５６１
号、同じ＜２２５７０２１号、更に同じく第２２６５１
８２号明細書に示されている。このコードの自動判読と
いう形式の全ての場合にお（・て認識標担体は形状安定
的な組織構造を有し、その機構的強度に基づいて、認識
標担体の変形によってコードに影響が生じ判読器の判読
ミスを引起したりもすることが防がれている。

更に繊維製品、特に上着等の衣料品に挿入する芯材を合
成樹脂によって補強し、それによって該衣料品に融着可
能な補強材料を付与することは公知である（ドイツ連邦
共和国特許出願公告第１４３５４５８号明細書、同国特
許第１６６５０７２号明細書参照）。

本発明の課題は冒頭に述べた形式の装置において、容易
に判読可能な文字記号及び（又は）自動判読可能なコー
ドな長尺繊維製品が有し、そのマーク部か長尺繊維製品
の処理工程を妨害することなく、かつ剛形状ではないに
も拘わらず誤りなく判読可能であり、更に長尺繊維製品
の全製造プロセス中にその文字記号又はコードの可読性
を変えたり該文字記号又はコードを破損したりする影響
を受けることなく、しかも冒頭で述べた長尺繊維製品に
その処理及び仕上げプロセス中で与えられる化学的、熱
的及び（又は）機械的な極端な負荷に左右されることの
ない装置を提供することである。

上記の課題は本発明によれば、製造及び仕上げ加工時に
長尺繊維製品上に作用する全ての負荷に対して十分に抵
抗力のある認識標担体が該長尺繊維製品上に配設されて
おり、該認識標担体の表面に特性表示のための認識標を
形成する着色層が配置されており、しかも該認識標担体
をその着色層と共に被う付着層が形成されており、この
付着層によって、該付着層内に埋設された認識標担体と
長尺繊維製品の結合及び着色層と認識標担体の結合かそ
れぞれ十分に持続的に確保されており、該付着層が、製
造上の理由から長尺繊維製品に与えられる各作用のもと
でも十分に透明度を保ち得る熱可塑性プラスチックから
成っており、しかも該付着層が前記認識標担体と同様に
、製造経過における長尺繊維製品の各処理工程を何ら妨
げることかないように形成されていることによって解決
された。

本発明の結果、認識標担体と表示内容を形成する着色層
と付着層とから成る６層構造によって、製造時の全ての
影響に抗して実際的に完全な抵抗力を有する特性表示装
置が得られている。

認識標担体と着色層とが製造時の各作用によって実質的
に変化を生じ、伝達されるべき表示内容か損なわれるよ
うなことがあってはならない。

従って”認識標担体と着色層自体とがそれぞれ化学的に
抵抗機能を与えられて上記のような加工時の各影響に抗
し得なければならない。このことは同時に認識標担体上
での着色層の極めて弱い付着性及びそれに応じた、マー
キングされるべき長尺繊維製品への認識標担体の弱い付
着性とを必ずもたらす。この問題点は本発明によれば付
着層の配設によって解決されており、該付着層によって
一方では認識標担体への着色層の恒久的な装着、他方で
は認識標担体と長尺繊維製品との恒久的な結合が行なわ
れ、そして処理工程時に発生する各影響のもとでも少な
くとも付着層の透明度は、付着層を通しての着色層の可
読性か損なわれない程度に保たれる。更に認識標担体を
、長尺繊維製品に生じる形状変化に関与しないような材
料から形成することによって、そのような形状変化が文
字記号又はコードの判読性を損わないようになっている
と有利である。この認識標担体によって、更には付着層
との結合によっても、認識標範囲内での長尺繊維製品の
補強が形成されており、それによって該長尺繊維製品を
折ったりそらせたり曲げたり重ねたりサイズを変えたり
して使用する際にも、その認識標の判読ミス及び破損が
生じないように保証されている。

更に認識標担体は、不必要な圧力な長尺繊維製品に負荷
しないために、できるだけ薄く形成されなければならな
い。更に認識標担体への文字記入を容易に自動化できる
ようにするために、該担体の表面への着色層のプリント
付与が可能でなければならない。有利な実施例によれば
認識標担体はグラスファイバ織物か又はグラスファイバ
製スライバから成っているとよい。プリントインキから
成る着色層はこのようなグラスファイバ織物又はグラス
ファイバ製スライバ上に極めて不十分にのみ付着され得
るか、しかしこれは本発明との関係において何ら欠点で
はなく、何故なら既に述べたように着色層と認識標担体
との間の付着は付着層によって与えられ、該付着層が着
色層を認識標担体上に恒久的に固定せしめ°ているから
である。プリントされた着色層は当然、文字記号及び（
又は）自動判読可能なコードとして形成可能である。

認識標担体がグラスファイバ織物又はスライバから成っ
ている場合、その織物又はスライバの個々の糸又はファ
イバは互いにずれ易く、従って長尺繊維製品上への付着
層による認識標担体の固定が行なわれる前に、そのプリ
ントされた着色層、即ち文字記号又はコードが織物のゆ
がみ及び糸やファイバの相互のずれ等に基づいて判読不
可能になってしまうことがある。この問題点は本発明の
１実施例によれは、例えばグラスファイバ織物である認
識標担体に着色層が施される前に該認識標担体の、着色
層用に規定された前面と反対側の背面側で長尺繊維製品
上に、該認識標担体の繊維組織、即ちその糸又はファイ
バの相互の位置及び配置を固定するための基層が配設さ
れるようになっていることによって解決されている。こ
の基層によって、プリントの瞬間からそのプリントされ
た認識層担体を長尺繊維製品上に熱封するまでの間の前
記の織物ゆがみ及び糸又はファイバのずれ動きが防がれ
る。従って認識標担体上のプリント図は明瞭に判読可能
に保持される。また基層を長尺繊維製品に接着又は溶着
し、それによって長尺繊維製品上への認識標担体の恒久
的な固定を助成すると有利である。また基層が付着層と
同じ材料から成っていると有利である。この際に注意す
べき点は、プリントされた認識標担体が付着層によって
熱封されるまでの間に、認識標担体の基層が該担体の、
着色層を備えた方の表面にかぶさってくることのないよ
うにし、それによって着色層か基層の材料上にではなく
認識標担体の上に直接に施されるように保証することで
ある。

本発明の別の実施例によれば、認識標担体か、長尺繊維
製品の少なくとも着色層の範囲に該着色層の判読ミスを
防ぎ得る形状安定性を与えるように形成されて（・る。

この位置固定のためには他に当然ながら付着層も寄与し
て℃・る。

本発明の装置が長尺繊維製品のための複数の穴から成る
付加的なマーキングと共に用いられる場合、本発明の１
実施例によれは、この穴か長尺繊維製品の、それ自体公
知構造の自動判読可能なコードを形成するために、長尺
繊維製品内に設けられて該製品の走゛過時に判読器によ
って検出されるパターンフィールド内に配置されており
、該パターンフィールドは着色層を有する認識標担体に
直接に接続しているか又は該担体を含有しており、しか
も長尺繊維製品がパターンフィールドの範囲内でも付着
層によって適切に補強されていることによって、判読器
によるコードの判読ミスか回避され得る程度の形状安定
性か該パターンフィールドに与えられていると有利であ
る。この付着層と場合によっては認識標担体とによって
形成される補強機能と、それによって得られるパターン
フィールドの形状安定性とによって、該パターンフィー
ルドの寸法及び、コード素子を形成する各穴の間隔と直
径を比較的大きく形成することが可能となり、これは判
読正確さ及び判読確実さにも著しくプラスに作用する。

認識標担体かグラスファイバ織物又はスライバとして形
成されている場合、この認識標担体をパターンフィール
下上まで延ばしそこでやはり付着層内に埋設するように
してもよい。

この付着層は本発明の範囲内で種々に形成可能である。

即ち例えば付着層が、長尺繊維製品の中又は上に熱融着
可能か又は該製品及び認識標担体に接着又は直着可能な
面状組織から成っていることも可能である。この前提に
立って付着層をボリフ０ロＶレン製シートから形成する
ことは特に有利である。しかし当然ながら該付着層を熱
可塑性の製織品又はフリースから形成することも可能で
ある。

次に図示の実施例につき本発明を説明する。

第１図に符号１で示された長尺繊維製品は例えば長尺製
織品であるが、編成品、フリース又は類似のもので・あ
ってもよい。この長尺繊維製品１上には、その製造と仕
上げの際に作用する全ての負荷に対して十分に抵抗力の
ある認識標担体２が配置されており、この認識標担体２
はできるだけ薄く形成され、その表面上には、記号（浄
＠）としてプリントされた着色層３かあるいはコードを
用いて特性表示が形成されている。図示の例では認識標
担体２がグラスファイバ織物から成る帯材であり、この
帯材の上に認識標としてプリントされた着色層３の判読
性を守るために該着色層３のプリント前に、認識標担体
２の背面、即ちその認識標担体である帯状グラスファイ
バの、前記着色層３用に規定された正面と反対側の面に
、当該帯材の繊維組織即ちその糸又はファイバの相互の
位置及び配置を固定するための基層４が配置される１、
この基層４によって、帯材の製織組織又は糸が認識標プ
リント後にゆかんだり又はずれたりしてそのプリント図
を判読不能にしてしまうことが防がれている。この基層
４は長尺繊維製品１と接着又は溶着可能で、かつ付着層
５と同じ材料から成っていると有利であり、この付着層
５は認識標担体２をその着色層３と共に被い、それによ
って一方では認識標担体２と長尺繊維製品１とが、また
他方では着色層３と認識標担体２とがしっかりと結合さ
れ、該付着層５は認識標担体２の基層４と一緒に溶着さ
れる。付着層５は必ず透明な熱可塑性プラスチックから
成り、このプラスチックは製造条件に応じて長尺繊維製
品１に与えられる各作用のもとでもその透明性を十分に
維持し、それによって認識標を形成する着色層３が付着
層を通して常に良好に判読可能である。また付着層５及
び認識標担体２は、製造過程中に長尺繊維製品１への各
処理を妨害しないように形成されている。

認識標相体２は長尺繊維製品１の少なくとも着色層３の
範囲に該着色層３の判読ミスを防ぎ得る形状安定性を与
えるために働いている。更に該認識標担体２は、所与の
化学的及び物理的影響のもとでもかなり良好な化学的中
立性及び特性を維持し、繊維用着色料又は着色工程にお
いて着色されてしまうことはなく、従って認識標担体２
は特性表示のために７０リントされた着色層３の他の色
素に染まることはない。物理的特性に関して認識標担体
２には、まず保水性及び吸水力が低いことが要求される
。また１ｏｏｃから２５０°Ｃまでの温ｍｌ下で、認識
標担体２を形成する材料の特性全体に与えられる影響は
極めて僅かでなければならない。認識標担体２の寸法に
は、最高１４０　’Ｃ，の水中及び最高２５０更に認識
標担体２の視覚的な特性（透明度、反射力）も、製造時
の各条件下で可及的に一様に保たれ、それによって認識
標担体２に施されている着色層３０本来のコントラスト
比が維持されなければならない。これらの条件は例えば
グラスファイバやカーボンファイバ等の鉄性ファイバか
ら成る面状組織、及び、適切な金属又は金属合金製の線
材又は場合によっては薄い小片から成る面状組織等によ
って満たされる。

付着層５は、認識標担体２を位置安定させかつ長尺繊維
製品１の寸法及び繊維組織を安定させるだけでなく、一
方では長尺繊維製品１と認識標担体２との間の固着そし
て他方では認識標担体２とその着色層３との間の固着を
形成せしめ、しかも認識標担体２をその着色層３と共に
製造時の化学的及び機械的全作用に対して守る働きをし
なければならない。従って付着層５を成す材料は長尺繊
維製品１及び認識標担体２への固定において少なくとも
機構的に結合されて、認識標担体２をその上に位置する
着色層３と共に保護的に被わなければならない。更にこ
の場合にも、付着層５の材料の適切な選択によってその
各特性が、製造時の各影響によって全く又は極めて僅か
にしか変わらないようにしなければならない。特に付着
層は透明性を維持し特性表示のための認識標を常に可視
状態に保たなければならない。従って付着層としては、
軟化及び溶融点が１６００Ｃ以上でありかつ他の特性に
おいて上記の各条件を満たす熱可塑性プラスチックの使
用か有利である。それは例えばポリプロピレンであって
、ポリプロピレン共重合体及び（又は゛）適当な混合に
よる他のポリプロ２レン糸重合体である。付着層５は有
利にはシートとして施されるとよ（・が、長尺繊維製品
との結合以前には網状品、編成品、フリース状品等の形
状を有していてもよい。

着色層３用の色素としては、プリントや吹付は等によっ
て又は他の方法によって認識標担体上に局部的に塗付可
能なものの使用が有利である。認ｌ＠＆標担体への着色
層の直接的な付着はまず適切な付着媒介物（接着剤等）
によって行なわれる。しかし認識標担体２上での着色層
３の主要な確保は続いて取付けられる付着層５によって
行なわれる。着色層としては有機的な又は無機的な結合
部材、鉱物性製品、金属、金属合金、金属化合物（例え
ば酸化物）等が用いられ得る。当然ながら上記の各材料
を混合して用いることも可能である。

図示の例のように複数の穴６を用いた付加的なマーキン
グ機構と一緒に用いる構造においては、これらの穴６が
当該の長尺繊維製品１のための、それ自体公知構造の図
示されていない判読器によって判読されるべきコードを
形成している。このために穴６は長尺繊維製品１のパタ
ーンフィールド７内に配置されており、該パターンフィ
ールドｔが判読器によって該長尺繊維製品の走過時に検
出される。このパターンフィールド７は着色層３を有す
る認識標担体２に直接に接続しているか又は該認識標担
体を含有している。長尺繊維製品１はこのパターンフィ
ールド７の範囲内では付着層５で補強されており、それ
によって該パターンフィールド７が十分な形状安定性を
有して判読器によるコードの判読ミスが防がれている。

認識標担体２がグラスファイバ織物又はスライバとして
形成されている場合、該認識標担体２はパターンフィー
ルド７まで延びてそこで付着層５内に埋設されていても
よい。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明・の１実施例を示すものであって、第１図
は文字記号で表示され判読可能な認識標と自動判読可能
なコードとを備えた長尺繊維製品の１部分を上から示し
た平面図、第２図は第１図のｎ−ｎ線に沿って個々の層
の厚さ比を強張して示した断面図、第３図は同じく第２
図の■−■線に沿って示した断面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　長尺繊維製品にその特性を表示するための装置に
   おいて、製造及び仕上げ加工時に長尺繊維製品（１）に
   作用する全ての負荷に対して十分に抵抗力のある認識標
   担体（２）が該長尺繊維製品（１）上に配設されており
   、該認識標担体（２）の表面に特性表示のための認識標
   を形成する着色層（３）が配置されており、しかも該認
   識標担体（２）をその着色層（３）と共に被う付着層（
   ５）が形成されており、この付着層（５）によって、該
   付着層（５）内に埋設された認識標担体（２）と長尺繊
   維製品（１）の結合及び着色層（３）と認識標担体（２
   ）の結合がそれぞれ十分に持続的に確保されており、該
   付着層（５）が、製造上の理由から長尺繊維製品（１）
   に与えられる各作用のもとでも十分に透明度を保ち得る
   熱可塑性プラスチックから成っており、しかも該付着層
   （５）か前記認識標担体（２）と同様に、製造経過にお
   ける長尺繊維製品（１）の各処理工程を何ら妨けること
   かないように形成されていることを特徴とする、長尺線
   に、■製品にその特性を表示するための装置。 ２、認識標担体（２）が可及的に薄く形成されかつその
   表面には着色層（３）がプリント可ＨＦｉである、特許
   請求の範囲第１項記載の装置。 ６、　認識標担体（２）かグラスファイバ織物か又はグ
   ラスファイバ製スライバから成っている、特許請求の範
   囲第１項記載の装置。 ４　認識標担体（２）に着色層（３）が施される前に該
   認識標担体（２）の、着色層（３）用に規定された前面
   と反対側の背面に、該認識標担体（２）の繊維組織、即
   ちその糸又はファイバの相互の位置及び配置を固定する
   ための基層（４）か配設されるようになっている、特許
   請求の範囲第６項記載の装置。 ５、　基層（４）か長尺繊維製品（１）と接着又は溶着
   可能となっている、特許請求の範囲第４項記載の装置。 ６、基層（４）か付着層（５）と同じ材料から成つ−Ｃ
   いる、特許請求の範囲第４項記載の装置。 Ｚ　認識標担体（２）か、長尺線゛維製品（１）の少な
   くとも着色層（３）の範囲に該着色層（３）の判読ミス
   を防き得る形状安定性を与えるように形成されている、
   特許請求の範囲第１項記載の、装置。 ８、　複数の穴を用いた付加的なマーキングな有し、こ
   の穴（６）が長尺繊維製品（１）の、判読器によって自
   動判読可能なコードを形成するために、長尺繊維製品（
   １）内に設けられて該製品（１）の走過時に判読器によ
   って検出されるパターンフィール・ド（７）内に配置さ
   れており、該パターンフィールｌ’（７）は着色層（３
   ）を有する認識標担体（２）に直接に接続しているか又
   は該担体を含存しており、しかも長尺繊維製品（１）が
   パターンフィールド（７）の範囲内でも付着層（５）に
   よって適切に補強されていることによって、判読器によ
   るコードの判読ミスが回避され得る程度の形状安定性か
   該パターンフィールド（７）に与えられている、特許請
   求の範囲第１項記載の装置。 ９　認識標担体（２）かグラスファイバ織物又はスライ
   バとして形成されており、該認識標担体（２、）がパタ
   ーンフィールド（７）上にも延びてそこでやはり付着層
   （５）内に埋設されて（・る、特許請求の範囲第７項記
   載の装置。 １０、付着層（５）か、加熱によって長尺繊維製品（１
   ）に装着されるポリマ又はポリマ混合体から成うている
   、特許請求の範囲第１項記載の装置。 １１、付着層（５）か、長尺繊維製品（１）に熱融着ｉ
   Ｊ能か又は該製品（１）及び認識標担体（２）に接着又
   は溶着可能な面状組織から成つて（・る、特許請求の範
   囲第１項記載の装置。 １２、付着層（５）かポリゾロピレン製シートから成っ
   ている、特許請求の範囲第１１項記載の装置。 １ろ、付着層（５）が製織品又はフリースから成ってい
   る、特許請求の範囲第１１１項記載の装置。