JPS5820198A - グラム染色方法 - Google Patents
グラム染色方法Info
- Publication number
- JPS5820198A JPS5820198A JP11778081A JP11778081A JPS5820198A JP S5820198 A JPS5820198 A JP S5820198A JP 11778081 A JP11778081 A JP 11778081A JP 11778081 A JP11778081 A JP 11778081A JP S5820198 A JPS5820198 A JP S5820198A
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- Japan
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- gram
- staining
- microorganism
- preliminarily
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なグラム染色方法、更に詳細には、グラム
陰性菌の媒染とグラム陰性菌の脱色を同時に行い、簡単
な操作で、グラム陽陰性菌を明瞭に鑑別することのでき
るグラム染色方法に関する。
陰性菌の媒染とグラム陰性菌の脱色を同時に行い、簡単
な操作で、グラム陽陰性菌を明瞭に鑑別することのでき
るグラム染色方法に関する。
細菌等の微生物はダラム陽性確とグラム陰性−とに大別
され、その染色性、形態及び配列の違いにより、ある1
!度の菌種名が推測される。
され、その染色性、形態及び配列の違いにより、ある1
!度の菌種名が推測される。
その鑑別法の中で最4h曽値があり、また最も広く用い
られているものの一つはグラム染色方法である。グラム
染色方法には種々の方法が提案されているが、その中で
最も汎用されている方fIt紘バッカー(Huek・r
)の変法であり、微生物を先ずパラーズアニリン系青色
色素(例えばクリスタルバイオレット、ゲンチアナバイ
オレット等)で前染色し、次いでルゴール液でグラム陰
性菌を媒染し、アルコールでグラム陽性菌の脱色を行い
、更にサフラニン又はツクシン液で対比染色する方法で
ある。
られているものの一つはグラム染色方法である。グラム
染色方法には種々の方法が提案されているが、その中で
最も汎用されている方fIt紘バッカー(Huek・r
)の変法であり、微生物を先ずパラーズアニリン系青色
色素(例えばクリスタルバイオレット、ゲンチアナバイ
オレット等)で前染色し、次いでルゴール液でグラム陰
性菌を媒染し、アルコールでグラム陽性菌の脱色を行い
、更にサフラニン又はツクシン液で対比染色する方法で
ある。
しかし、この方法は、■媒染と脱色を別個に行わなけれ
dなら々いので操作が煩雑である、(2)アルコールに
よる脱色操作において、その処理が不光分であるとグラ
ム陽性菌の脱色が完全に行われず、また過度に行うとグ
ラム陽性−も脱色されてしまう、■媒染剤のルゴール液
は尤に対して不安定であり、長期間の保存が不可能であ
る、■パラローズアニリン系の紫色色素は対比染色の赤
色色素と対比し−い等の欠点があった。
dなら々いので操作が煩雑である、(2)アルコールに
よる脱色操作において、その処理が不光分であるとグラ
ム陽性菌の脱色が完全に行われず、また過度に行うとグ
ラム陽性−も脱色されてしまう、■媒染剤のルゴール液
は尤に対して不安定であり、長期間の保存が不可能であ
る、■パラローズアニリン系の紫色色素は対比染色の赤
色色素と対比し−い等の欠点があった。
そこで、本発明者は、斯かる欠点を克服せんと鋭i!研
究を行った結果、前染色剤とじてパラーーズアニリン系
青色色素を使用し、ピクリン敞又はその塩のアルコール
溶t−t’at染と脱色を同時に行うことにより上記目
的が達成されることを見出し、本発明を完成した。
究を行った結果、前染色剤とじてパラーーズアニリン系
青色色素を使用し、ピクリン敞又はその塩のアルコール
溶t−t’at染と脱色を同時に行うことにより上記目
的が達成されることを見出し、本発明を完成した。
す々わち、本発明は、微生物をパラローズアニリン系實
色色素で前染色し、次いでピクリン酸又はその塩のアル
コール溶液で処理してグラム陽性菌の媒染とグラム陽性
−の脱色とを同時に行うダラム染色方法である。
色色素で前染色し、次いでピクリン酸又はその塩のアル
コール溶液で処理してグラム陽性菌の媒染とグラム陽性
−の脱色とを同時に行うダラム染色方法である。
本発明方法を実施するには、まず常法に従って、臨床材
料、培g!菌等をオブジェクトグラス等に塗抹し、乾燥
し丸後、火炎、エタノール、ホルムアルデヒド等で一定
する。
料、培g!菌等をオブジェクトグラス等に塗抹し、乾燥
し丸後、火炎、エタノール、ホルムアルデヒド等で一定
する。
次いで、これをバラ四−ズアニリン系青色色素で前染色
する。パ″)p−ズアニリン系實色色素としては、例え
にビクトリアブルーB等が挙けられる。当該色素はm!
6にな溶剤に0.05〜IX溶解して前染色液とし、こ
れを上記オブジェクトグラス全面に注ぐが、あるいはオ
ブジェクトグラスを前染色液に浸漬して^σ染色を行う
。後者の場合には約1分間の浸漬で光分な染色が行われ
る。
する。パ″)p−ズアニリン系實色色素としては、例え
にビクトリアブルーB等が挙けられる。当該色素はm!
6にな溶剤に0.05〜IX溶解して前染色液とし、こ
れを上記オブジェクトグラス全面に注ぐが、あるいはオ
ブジェクトグラスを前染色液に浸漬して^σ染色を行う
。後者の場合には約1分間の浸漬で光分な染色が行われ
る。
斯くシて前染色した微生物は充分に水洗した後、ピクリ
ン阪又はその塩のアルコール溶液で処理する。ピクリン
酸又はその塩は通常1〜3%アルコール溶液とするのが
好ましい。
ン阪又はその塩のアルコール溶液で処理する。ピクリン
酸又はその塩は通常1〜3%アルコール溶液とするのが
好ましい。
当該処理は、前染色を行つ九黴生物に前染色叡が溶出し
なくなるまでピクリン酸又はその塩のアルコール溶液を
注ぐか、あるいは当該溶液にオブジェクトグラスを出し
入れする操作を前染色液が溶出しまくなるまで行うこと
によってなされる。斯くするとき、ピクリン酸によって
グラム陽性菌は濃青色に染色され、グラム陽性菌は脱色
される。
なくなるまでピクリン酸又はその塩のアルコール溶液を
注ぐか、あるいは当該溶液にオブジェクトグラスを出し
入れする操作を前染色液が溶出しまくなるまで行うこと
によってなされる。斯くするとき、ピクリン酸によって
グラム陽性菌は濃青色に染色され、グラム陽性菌は脱色
される。
次いで、更に常法に従って、す7ラニン液、ツクシン液
等で対比染色すればグラム陽性菌が赤色に染色されるの
で、凝青色に染色され九グラム陽性自と明瞭に区別でき
、グラム陰陽性−の甑別を行うことができる。
等で対比染色すればグラム陽性菌が赤色に染色されるの
で、凝青色に染色され九グラム陽性自と明瞭に区別でき
、グラム陰陽性−の甑別を行うことができる。
叙上の如く、本発明方法は、■グラム陽性菌は濃青色に
、グラム陽性−は赤色に染色されるので、従来の績紫色
と赤色の対比に比較し明瞭に区別できる、■グラム陽性
菌の媒染とグラム陽性菌の脱色を同時に行い得るので、
操作が簡単である、■ピクリン酸又はその塩のアルコー
ル溶液に過度に浸漬してもグラム陰性菌の青色は脱色さ
れない、■ピクリン酸又はその塩のアルコール溶液は安
定で長期間の保存が可能である等従来法に比較し種々の
利点を有する。
、グラム陽性−は赤色に染色されるので、従来の績紫色
と赤色の対比に比較し明瞭に区別できる、■グラム陽性
菌の媒染とグラム陽性菌の脱色を同時に行い得るので、
操作が簡単である、■ピクリン酸又はその塩のアルコー
ル溶液に過度に浸漬してもグラム陰性菌の青色は脱色さ
れない、■ピクリン酸又はその塩のアルコール溶液は安
定で長期間の保存が可能である等従来法に比較し種々の
利点を有する。
次に実施例を挙けてvl、#4する。
実施例1
試薬:
ec) 前染色液
ビクトリアブルーBlfIを純エタノール20dK溶解
しくA液)、またシェラ酸アンモ=つAo、8)を蒸留
水80mgK溶解しくB1[)、A箪及びBilを混和
してf遇する。
しくA液)、またシェラ酸アンモ=つAo、8)を蒸留
水80mgK溶解しくB1[)、A箪及びBilを混和
してf遇する。
、′
(ロ)媒染脱色液
ピクリン酸2Fを純エタノール100−に溶解する。
θ 対比染色液
ツクシン0.11を蒸留水100wtK溶解し、f遇す
る。
る。
操作:
■ 微生物をオブジェクトグラスに塗抹し、乾燥後火炎
で固定して微生物違法グラスとする。
で固定して微生物違法グラスとする。
■ 前染色液をバットに入れ、これに微生物塗抹グラス
を1分間浸漬する。
を1分間浸漬する。
■ 水洗し、水を充分にきる。
Q 媒染脱色液をバットに入れ、これに前染色し九微生
物迩抹グラスを出し入れし、この操作を前染色液の溶出
がなくなるまで行う。
物迩抹グラスを出し入れし、この操作を前染色液の溶出
がなくなるまで行う。
■ 水洗し、水を充分にきる。
■ 対比染色液をバットに入れ、辷れに媒染脱色液で処
理した微生物塗抹グラスを1分間浸漬する。
理した微生物塗抹グラスを1分間浸漬する。
■ 水洗、乾燥後鏡検する。
結果:
グラム陰性菌は貴實色に、グラム陰性菌は赤色に染色さ
れた。各−〇グラム染色性は第1表のとお9である。
れた。各−〇グラム染色性は第1表のとお9である。
尚バッカーの変法としては、前染色:クリスタルバイオ
レット、媒染ニルゴール筐、脱色:エタノール、対比染
色:す7ラエンを用いた。
レット、媒染ニルゴール筐、脱色:エタノール、対比染
色:す7ラエンを用いた。
以下余白
実施例2
本発明法(実施例1と同じ)と第2表に示す比較@1及
び2によって行った結果は第3表のとおりである。
び2によって行った結果は第3表のとおりである。
嬉2表
以下余白
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 微生物をパラローズアニリン系青色色素で前染色
し、次いでピクリン酸又はその塩のアルコール溶液で処
理してグラム陰性菌の媒染とグラム陰性菌の脱色とを同
時に行うことを1ftfVaとするグラム染色方法。 !、[に対比染色を行う特許請求の範S第1項記載のグ
ラム染色方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11778081A JPH0233358B2 (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | Guramusenshokuhoho |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11778081A JPH0233358B2 (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | Guramusenshokuhoho |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5820198A true JPS5820198A (ja) | 1983-02-05 |
JPH0233358B2 JPH0233358B2 (ja) | 1990-07-26 |
Family
ID=14720129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11778081A Expired - Lifetime JPH0233358B2 (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | Guramusenshokuhoho |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0233358B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4916061A (en) * | 1987-12-14 | 1990-04-10 | Fisher Scientific Company | Gram staining method and kit |
JPH0681073A (ja) * | 1985-08-30 | 1994-03-22 | Daido Steel Co Ltd | 電気めっき用通電ロール合金 |
WO2013139554A1 (en) * | 2012-03-19 | 2013-09-26 | Ventana Medical Systems, Inc. | Gram staining method with improved decolorization of the crystal violet-iodine complex from gram negative bacteria |
CN108593392A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-09-28 | 广州江元医疗科技有限公司 | 一种阴道分泌物染色液及其制备方法 |
-
1981
- 1981-07-29 JP JP11778081A patent/JPH0233358B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0681073A (ja) * | 1985-08-30 | 1994-03-22 | Daido Steel Co Ltd | 電気めっき用通電ロール合金 |
US4916061A (en) * | 1987-12-14 | 1990-04-10 | Fisher Scientific Company | Gram staining method and kit |
WO2013139554A1 (en) * | 2012-03-19 | 2013-09-26 | Ventana Medical Systems, Inc. | Gram staining method with improved decolorization of the crystal violet-iodine complex from gram negative bacteria |
US9023615B2 (en) | 2012-03-19 | 2015-05-05 | Ventana Medical Systems, Inc. | Gram staining method with improved decolorization of the crystal violet-iodine complex from gram negative bacteria |
CN108593392A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-09-28 | 广州江元医疗科技有限公司 | 一种阴道分泌物染色液及其制备方法 |
CN108593392B (zh) * | 2018-01-26 | 2020-09-04 | 广州江元医疗科技有限公司 | 一种阴道分泌物染色液及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0233358B2 (ja) | 1990-07-26 |
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