JPS58201867A - 車輛用w/o型エマルジヨン艶出し剤とその使用方法 - Google Patents

車輛用w/o型エマルジヨン艶出し剤とその使用方法

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JPS58201867A
JPS58201867A JP8365882A JP8365882A JPS58201867A JP S58201867 A JPS58201867 A JP S58201867A JP 8365882 A JP8365882 A JP 8365882A JP 8365882 A JP8365882 A JP 8365882A JP S58201867 A JPS58201867 A JP S58201867A
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Genichi Tokisawa
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ISHIHARA YAKUHIN KK
Ishihara Chemical Co Ltd
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ISHIHARA YAKUHIN KK
Ishihara Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発明は自動車その池の車幅等の塗装面を艶出しかつ保
護するだめの艶出し剤とその使用方法に関するものであ
る。
その目的は、艶出し作業がきわめて簡素で楽でおり、し
かも経口安定性がすぐれかつ塗工後の耐久性が固型ワッ
クス並であるという新規な△ W / O型エマルジョン艶出し剤を提供することであ
り、さらにこの新規な艶出し剤を使用する方法として労
力と作業時間が大幅に節減できるというワックスかけ作
業方法を提供することにある。
従来、自動車のワックスかけは非常に面倒なものであり
、通常、洗車、水切り、ワックス塗布、乾燥、拭き取り
の手順で行われ、1台の自動車のワックスかけに50〜
65分位の時間を要し、またワックス塗布作業や拭き取
り作業はかなりの労力を要し、女性ドライバ〜などに取
りを行ない、この乾燥した塗布にスポンジ又は布でワッ
クスを塗布し、乾燥後ワックスを布で拭き取ることを必
要とするもので、この作業手順の必要性は次のクロき理
由によるものである。
(1)塗布時に多量のワックスを塗布に付着させるため
に塗布しただけでは艶は出ない。
(2)シたがって乾燥後塗面に多量に付着したワックス
を均一に拭き取る必要が生じる。
(3)濡れた塗面にワックスを塗ると、ワックスの乾燥
に返って時間がかかり水切りしてからワックスがけしだ
方が結局早い。
(4)  またこのワックスを未乾燥のまま拭き取ると
、拭き取られて布に付いた多量のワックスが塗面に再付
着するたぬ塗布と布との抵抗が大きくなり、乾燥後拭き
取る場合よりもさらに時間と労力を要するものとなる。
上記の如き理由により従来のワックスかけは前述した手
順により水切りや乾燥に充分な時間をかけて行なう必要
があり、しかもワックス塗布とその拭き取りに多大の労
力を要し、自動車のワックスかけというものを面倒かつ
手間のかかる作業にしているのである。
不発明者はこの点に留意して、鋭意研究を重ねた結果ワ
ックスがけの作業工程を短縮し、洗車後部れた塗布に直
接ワックス塗布をするだけで充分な光沢と耐久性のある
保護被膜が得られるというきわめて効果の高い艶出し剤
とその使用方法を開発したのである。
すなわち、車輛用艶出し組成物において、そのロウ成分
としてオレフィン系、オレフィン系の誘導体、パラフィ
ン系、パラフィン系の誘導体、及びアマイド系より選ば
れる1種又は2種以上の融点90°C以上の高融点ロウ
を該艶出し組成物中に0,1〜5車量係含何せしぬ、か
つ乳化剤としてソルビタン系界面活性剤を該艶出し組成
物中に0.5〜10重量%含何せしめたことを特徴とす
る車輛用W−10型エマルジョン艶出し剤を発明し、こ
のものの使用方法として車輌等を水洗してその濡れたま
まの塗面上に、前記W / O型エマルジョン艷出し剤
を塗工材に含浸させて塗工し、前記濡れた塗面上の水分
を該塗工材の艶出し剤と置換せしめることによってワッ
クスかけ作業を容易ならしめることを特徴とする車輛用
の艶出し剤の1吏用方法を発明したのである。
本発明における艶出し剤は、その含有成分としてロウ成
分、乳化剤、シリコーン化合物、有機溶媒、水を必須成
分として含有し、その他必要に応じて研磨剤、香料、着
色料などを含有するW2O型(油中水滴型)のエマルジ
ョンテアリ、その組成物の中でもロウ成分と乳化剤及び
これらの配合量に特徴を何するものである。
まず、本発明は艶出し組成物中のロウ成分として融点が
90゛C以上の高融点ロウを使用するものである。この
高融点ロウとしてオレフィン系及びそれらの誘導体、パ
ラフィン系及びそれらの誘導体、アマイド系のロウから
選ばれるものを単独又は適宜併用して用いてやればよい
ものである。
このロウの融点が90゛C未満のものではW / o型
エマルジョンの経時安定性や温度変化による安定性が低
下し、通常のワックスの使用期間(約1年)に安定なも
のとなるたぬには融点90°C以上の高融点ロウを使用
する必要が生じるのである。
なお、高融点ロウとして最も融点の高いものでも約15
0°C位であり、したがって90°C以上のロウと云っ
ても実質的には90〜150°Cの融点を有するロウで
ある。
この高融点ロウの配合量としては艶出し組成物中に0,
1〜5重量係であることが必要で、0.1重量係未満の
配合では艶出し剤として効果が低くなり、かつエマルジ
ョンの安定性が悪くなる。一方5重量嘱をこえる配合量
では得られた艶出し剤の流動性が低下しペースト状にな
って作業性がかなり悪いものとなるのである。
なお、この高融点ロウの最も好ましい配合量としては0
,3〜4重量%位が適当である。
前記高融点ロウとしては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、酸化ポリエチレン、酸化ポリプロピレン等のオレフ
ィン系及びそれらの誘導体、マイクロクリスタリンワツ
ク、ス、酸化マイクロクリスタリンワックス等のパラフ
ィン系及びそれらの誘導体、エチレンビスステアリルア
マイド、ステアリン酸アマイドを等のアマイド系、など
、ロウから選ばれるもので、これらの1種だけでもよく
、2種以上を併用してもよいことは点ロウ、例えばミツ
ロウやカルナバワックス等を併用してもよいものである
次に本発明艶出し剤における乳化剤としては、ソルビタ
ン系界面活性剤を使用することが必要となる。
本発明者の実験ではこのソルビタン系界面活性剤以外の
界面活性剤を使用してW / O型エマルジョンの艶出
し剤を調整してもかなり不安定なエマルジョンとなり経
口変化によりエマルジョンが破壊して分離し、ワックス
かけ時に均一な塗布ができなくなるし、また後述する水
と置^ 換がスムーズに達成されないものとなるのである。
このソルビタン系界面活性剤の配合量は艶出し組成物中
に0,5〜10重量係であることが必要となる。
つまりこの配合量が0.5重量係未満では得られたW 
/ O型エマルジョンの安定性が悪く上記のソルビタン
系以外の界面活性剤と同様な結果となり、一方この配合
量が10重量%をこえるとワックス成分が被膜となりに
くく艶が出ないものとなってしまうのである。
なお、このソルビタン系界面活性剤の特に好ましい範囲
の配合量は1〜5重量係位である。
本発明艶出し剤は上記の如き高融点ロウとソルビタン系
界面活性剤を必須成分とし、その他の必須成分としては
当然水、有機溶剤、及びシリコーンオイル等を含有する
ものである。
本発明の艷出し剤の調整方法としては、シリコーンオイ
ル、ロウ成分、ソルビタン系界面活性剤、その他油相の
ものを容器に入れてこの油状混合物を100〜110°
Cに加熱しつつホモミキサーで攪拌し、ここへ約90°
Cの熱水を滴下して行くとW / tO型のエマルジョ
ンが得られ、本発明艶出し剤となるのである。
次に、不発明艶出し剤の使用方法の発明を説明する。
まず、自動車等の車輛を水洗して水で落ちる汚れを予め
落し、その濡れた塗布に直ちに本発明艶出し剤を塗工す
るのである。
つまり、塗工材として吸水性のすぐれた木綿の布などを
使用し、この塗工材に本発明艶出し剤をふりかけて含浸
させ、この布で前記部れた塗面の水滴を拭き取りながら
艶出し剤を塗工して行くのである。
このワックス゛がけ作業によって塗面上の水が不発明艶
出し剤と表面で置換し、艶出し剤が塗布に付き、水がは
じき出されて水滴となりつつ塗工材つまり吸水性布に吸
い取られるのである。
その結果、塗面上には実質的に薄い均一な透明性の良い
艶出し剤液膜が形成され余分なワックス成分が付着する
ことはほとんどないのであ0 る。
したがってワックスかけ後の拭き取りは不要なものとな
るのである。
本発明において大きな特数は、W10型エマルジョンに
よって界面に親水性を何しない艶出し剤が水分を持った
塗面に塗工されるため水をはじき出して水滴とし吸水性
のすぐれた塗工材でこの水を吸ゲスし艶出し剤との置換
が行われ、この艶出し剤がごく薄く塗面に塗工され、か
つ濡れた塗面の水がワックスかけ時の潤滑剤の作用をし
、艶出し剤が労力を要することなく非常に楽に清めらか
に塗工でき、ワックスかけ作業を容易ならしめるという
ことである。
塘た、本発明艶出し剤はそのW / O型エマルジョン
の作用によって水洗では落ちない油性の汚れを落すこと
ができるものであり、ざらにW10型エマルジョンによ
克被膜であるため保護膜の耐久性は強〈従来の固形ワッ
クスと同等の長期間にわたって塗面を保護し、撥水持続
性も1 大きく雪や氷が塗装面に氷結するのを防ぐ効果も有する
ものである。
本発明艶出し剤を本発明使用方法で自動車にワックスか
けした場合、通常1台の自動車で10〜15分位の所要
時$にし、均一性を得るため空拭き作業を加えたとして
も約20分で作業できるもので、従来のワックスがけが
通常60分位を要していたのに比べてその作業能率はき
わめて大きく、労力も小さいので女性ドライバーにとっ
ては特に好適なものと云えるものである。
なお、前記空拭きは念のだめの作業であり、樋出し剤が
やや付着し過ぎた部分や残っている水滴を拭き取るだけ
であり、労力としては従来の拭き取り作業とは比較にな
らない和楽なものである。
以上、詳細に説明した様に本発明は艶出し組成物中に高
融点ロウとソルビタン系界面活性剤を配合したW / 
O型エマルジョンの車輛用艶出2 し剤及びその使用方法であり、自動車のワックスがけが
、洗車、濡れたままの塗面への塗工、乾燥と拭き取りな
しの軽い空拭き、の順で行なうというきわめて簡素で労
力と作業時間を大幅に節減できるものであり、しかもこ
の塗付は後の保護膜の耐久性は良好であり、また艶出し
剤自体の経口安定性も非常にすぐれているなど、その効
果はきわめて大きいものである。
以下に、実施例並びに比較例をあげ、かつ各種テストの
結果を述べて本発明をさらに詳細に説明する。
(なお、配合数(直は全部重量部である。)実施例 1 水                        
 40ソルビタンモノオレート         2(
ソルゲン40・・・第一工業製薬C株)m品)ポリエチ
レンワックス(融点106°C)   1ジメチルシリ
コーンオイル 850cS      4(SH−20
0・・・東しシリコーンr株)s品)3 メチルフェニルシリコーンオイル850cs     
 4(KF−40・・・信越化学工業1株)製品)オー
ダレスソルベント            49(エッ
ソスタンダード石油社ff) (計  100) 上記の如き組成からなる本発明艶出し剤を、水以外の組
成物を108°Cに加熱してホモミキサーで攪拌しつつ
90°Cの水を滴下しなからW / O型エマルジョン
を得て冷却して、調整した。
実施例 2 水                        
   40ソルビタンモノオレート         
3エチレンビスステアリルアマイド (融点]40°C
)1(アーモワックス FBS・・・ライオンアーマ−
社製)ジメチルシリコーン 850cs       
  6ケロシン              50(計
  100) 上記の如き配合組成の本発明艶出し剤を、実 4 施例1と同様にして調整した。(なおロウの融点は高い
が溶剤があるため溶解して液状となる。
) 実施例 3 水                        
 40ソルビタンモノオレート        3マイ
クロクリスタリンワツクス (融点94”C)    
  ](サゾールHI・・・サゾール公社製)エチレン
ビスステアリルアマイド      1ジメチルシリコ
ーン 350c日      6アミノ変性シリコーン
オイル        】(VP−1650・−Wac
Ker社製)オーダレスソルベント ゛      4
8(計   100) 上記の如き配合組成の本発明艶出し剤を、実施例1と同
様にして調整した。
なお本Wm例は高融点ロウとしてパラフィン系ワックス
とアマイド系ワックスを併用したものである。
5 実施例 4 水                        
 40ソルビタンモノオレート        3ポリ
エナレンワツクス (融点120℃)        
 1(pg−180・・ヘキスト社製) エチレンビスステアリルアマイド      1ミツロ
ウ              0.5ジメチルシリコ
ーン350 c s        L5ジメチルシリ
コーン]00cs        4オーダレスソルベ
ント          47(計    100) 上記の如き配合組成からなる本発明艶出し剤を、実施例
1と同様にして調整した。
なお、本実施例は高融点ロウ2種類の他にさらに融点6
5゛Cのミツロウを併用したものである。
比較例 1 水                        
 40ソルビタンモノオレート       2(スパ
ン80・・・化工アトラス社製)6 ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル    
   lcノイゲンKA−50・・・第一工業製薬社製
)ワ カルナバ、ツクス (融点84°C)       1
ジメチルシリコーンオイル         7オーダ
レスソルベント          49(計 100
) 上記の如き配合組成の艶出し剤を、実施例1と同様にし
て調整した。
なお、本比較例はロウとして融点90°C未満のものを
使用したものである。
比較例 2 水                        
 30ソルビタンセスキオレート         3
(アラ七ル83・・・化工石鹸社製) ミツロウ(融点65℃)        2ジメチルシ
リコーンオイル         6アミン変性シリコ
ーンオイル        2オーダレスソルベント 
         57(計 100) 上記の如き配合組成の艶出し剤を、実施例17 と同様にして調整した。
なお、不比較例はかなり融点の低いミツロウを使用した
ものである。
比較例 3 水                        
  50ソルビタンモノオレート        2ジ
メチルシリコーンオイル      4ケロシン   
          44(計 100) 上記の如き配合組成のものを、実施例1と同様にして調
整した。
なお、不比較例はロウ成分を含有しないもので、ブラン
クテストに相当するものである。
以上の如き実施例及び比較例はいづれも一応艶出し剤と
して使用できる様にその量的な配合組成が決められてお
り、特に乳化剤としては全部の例においてソルビタン系
のものを含有させ、少くとも1時的な安定性を得られる
様にしたものである。
8 (1)光沢度比較テスト 実施例1〜4、比較例1〜3、及び市販の従来製品につ
いて次の如き各作業階段における光沢度の比較試験を行
なった。
試験法 光沢度Cグロス)を約40度及び約80度に調整した8
 0 Cm X 60 cmの大きさの黒色メラミン焼
付塗装板を使用して、この塗布に上記各配合の艷出し剤
及び市販品艶出し剤を塗布した。
この塗布前後の光沢度、及びこの艷出し剤を乾布で拭き
取った後の光沢度を、光沢針(村上色彩研究新製)で測
定した。
なお、艶出し剤の塗布法としては、上記の実施例及び比
較例については湿めった布に約1gを取って濡れた塗布
に均一に塗布し、一方市販品については乾いた布に約1
gを取って乾いた塗面に塗布した。
光沢測定はいづれも乾燥後行なったものである。
これらのテスト結果を次の二つの表に示す。
表1・・・クロス約40度の試験板 衣2・・・クロス約80度の試験板 なお、市販品1は固型ワ・クロス、市販品2は半練りワ
ックス、及び市販品8はり17−ムワ・クロスである。
この光沢度テストの結果、実施gA1及び比較伊12 
] は塗布しただけで光沢度が上り拭き取り後と差がほとん
どなく、塗っただけで艶出し剤としての光沢が充分に出
るものである。
ところが市販品は塗布しただけでは光沢度は下がり拭き
取って始めて光沢が出るもので拭き取りが必須条件とな
っている。
本発明の実施例だけではなく比較例においても拭き取り
不要の効果を生じているが後述する乳化安定性において
これら比較例は不適当なものとなるのである。
なお、このテスト後の各試験片を同一条件で室外に1ケ
月放置して後、その撥水性のテストしたが、他のものは
撥水性低下が著るしいものであった。
(2)乳化安定性比較テスト 実施例1〜4、及び比較例1〜3について以下の如き安
定性の試験を行なった。
2 試験法 −10”Cで4時間、ついで−10℃から+60”Cに
2時間要して徐々に加温し、この6゜°Cで4時間、さ
らに60°Cから一10°Cに2時間要して徐々に冷却
する、という処理を・1サイクル(合計12時間)とす
るJ4温室に各々サンプル100CCをガラスビンに入
れて収納し、エマルジョン−が水層と油層に分離するま
での日数を測定する。
閉 その201BAまでの結果を表3に示す。
3 ただし、○・・・水層と油層に分離せず△・・・1部水
層と油層に分離 (但し攪拌すれば元に戻る。) X・・・水層と油層に分離 この安定性テストの結果、高融点ロウを配合した不発明
実施例は乳化安定性が良好であるが、片較例においては
不安定な乳化状態と結論されるものである。
なお1,10″C〜60°Cの温度設定理由は、艶出し
剤は通常屋外で使用され、−10°C・〜60°Cの温
度範囲で安定なものでないと笑用上商品として通用しな
いからである。例えば冬期寒冷地では一1°0゛C程度
の気温に常時置かれるし、また夏期では直射日光下の車
内は60℃にも達することがあり、これらの温度範囲で
安定なエマルジョンでなければ実用土使用できないので
ある。
以上の様に本発明実施例では温度変化と経日変化に対し
て安定なもので通常の使用期間中に4 エマルジョンが破壊することはないものである。
(3)作業性テスト 実施例1〜4、及び市販品1〜3(光沢度試験品と同一
)について以下の如き作業性テストを行なった。
試験法 小型乗用車(排気量1600cc)を洗車して、ワック
スがけが光子するまでの所要時間を測定した。
作業工程として、(a)・(b)2通りに使い分けた。
(a)  不発明実施例の゛艶出し剤・・・洗車→ワッ
クスがけ→空拭き( 水滴除去) (b)  市販品の艶出し剤・・・洗車→水切り→ワッ
クスがけ→乾燥→拭き取 り なお、この実施例の作業工程(a)は本発明艶出し剤の
便用方法の発明に相当するものである。
各工程の説明 5 洗車・・・ホースで水をかけながら洗車プランで車のボ
ディー全体を水洗する。
水切り・・・水洗後の水をタオルで拭き取る。
ワックスかけ・・・(イ)、(ロ) (イ)・・・本発明実施例の場合は湿った布(80aX
30a)に艶出し剤を少量っけ塗 面上の水を拭き取る様に円を褐きなが ら塗り拡げる。布が多くの水分を吸収 しズブ濡れになったときは、布を絞っ て艶出し剤をっけ直す。この様にして 車全体をワックスがけする。
(ロ)・・・市販品艶出し剤の場合はスポンジC径10
備)に艷出し剤をつけ円を描きながら塗り拡げる。この
様にして車全体にワックスがけする。
乾燥・・・市販品のワックスかけ後、拭き取りがしやす
くなるまでの乾燥時間で、塗った表6 面が白く乾いてくる。
拭き取り・・・上記乾燥後、乾布でワックスを拭き取り
、光沢のある塗面に仕上げる。
なお、これらの作業時の条件は、気温15°Cで曇り空
の覆外註車場で行なった。
この作業性テストの結果を表4に示す。
表  4 7 これは1人が同一方法で作業すればほぼ同一時間で仕上
ることを示し、作業者や環境条件等により若干のバラツ
キがあることは勿論である。
以上の結果、本発明艶出し剤によって本発明方法でワッ
クスがけをすれば、従来のワックスかけに比べて約1/
8の時間でワックスがけが可能となり、しかもワックス
がけや空拭きの作業時に抵抗がほとんどなく、作業が非
常に楽に達成できる様になるのである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、車輛用艶出し組成物において、そのロウ成分として
    オレフィン系、オレフィン系の誘導体、パラフィン系、
    パラフィン系の誘導体、及びアマイド系より選ばれる1
    種又は2種以上の融点90°C以上の高融点ロウを該艶
    出し組成物中に0・1〜5重量係含有せしめ、かつ乳化
    剤としてソルビタン系界面活性剤を該艶出し組成物中に
    0.5〜10重童チ含有せしめたことを特徴とする車輛
    用W / O型エマルジョン艶出し剤。 26  車輛等を水洗してその儒れたままの塗面上に、
    ロウ成分としてオレフィン系、オレフィン系の誘導体、
    パラフィン系、ノ(ラフイン系の誘導体、及びアマイド
    系より選ばれる1種又は2種以上の融点90゛C以上の
    高融点ロウを0.1〜5重量係含有しかつ乳化剤として
    ソルビタン系界面活性剤を0.5〜10重量係含有した
    車輛用W / O型エマルジョン艶出し剤を、塗工科に
    含浸せしめて塗工し、前記部れた塗面上の水分を該塗工
    材の艶出し剤と置換せしめることによってワックスかけ
    作業を容易ならしめることを特徴とする車輌用の艶出し
    剤の使用方法。
JP8365882A 1982-05-17 1982-05-17 車輛用w/o型エマルジヨン艶出し剤とその使用方法 Granted JPS58201867A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02166178A (ja) * 1988-12-17 1990-06-26 Nitto Kagaku Kk 自動車の塗膜用汚れ防止剤
JPH0558253A (ja) * 1991-05-13 1993-03-09 Tani:Kk 洗車方法
JPH05331420A (ja) * 1992-05-28 1993-12-14 Sato Kogyo Kk ワックス組成物及びその塗装方法

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JPH029634B2 (ja) 1990-03-02

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