JPS5820152Y2 - 海苔乾燥装置 - Google Patents
海苔乾燥装置Info
- Publication number
- JPS5820152Y2 JPS5820152Y2 JP1978144033U JP14403378U JPS5820152Y2 JP S5820152 Y2 JPS5820152 Y2 JP S5820152Y2 JP 1978144033 U JP1978144033 U JP 1978144033U JP 14403378 U JP14403378 U JP 14403378U JP S5820152 Y2 JPS5820152 Y2 JP S5820152Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dryer
- duct
- hot air
- seaweed
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Edible Seaweed (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、海苔乾燥装置に関する。
海苔簀ホルダーにかけ止めされた海苔簀に生海苔を自動
的に抄成、脱水したものを機械的または手作業によって
乾燥機本体のコンベヤー機構に移行させるようにした海
苔乾燥機は既に一般に提供されている。
的に抄成、脱水したものを機械的または手作業によって
乾燥機本体のコンベヤー機構に移行させるようにした海
苔乾燥機は既に一般に提供されている。
第1,2図は従来の乾燥機における熱交換装置を示して
おり、重油は重油バーナー1′により燃焼管2′におい
て燃焼し、ガスは戻り管ぎから煙道4′を通り煙突5′
に排出される。
おり、重油は重油バーナー1′により燃焼管2′におい
て燃焼し、ガスは戻り管ぎから煙道4′を通り煙突5′
に排出される。
燃焼ガスが直接煙突5′に排出しないように燃焼管2′
に抵抗部材をとりつけたり戻り管3′の熱を利用しては
いるもの\未燃ガス或は煤煙などの屋外放出;は避けら
れたい。
に抵抗部材をとりつけたり戻り管3′の熱を利用しては
いるもの\未燃ガス或は煤煙などの屋外放出;は避けら
れたい。
そして送風機6’−Qffi焼管2焼成2′り管3′の
熱で空気を間接的に加熱し、この加熱空気を乾燥機本体
7′の下方に設けられたセパレーター8′を通して乾燥
機本体7′内に送入し、この乾燥機本体7′内に軸架さ
れたコンベヤー機構に支持せしめられた海苔簀ホルダー
9′に張設せる簀の生海苔を乾燥するようにしたもので
ある。
熱で空気を間接的に加熱し、この加熱空気を乾燥機本体
7′の下方に設けられたセパレーター8′を通して乾燥
機本体7′内に送入し、この乾燥機本体7′内に軸架さ
れたコンベヤー機構に支持せしめられた海苔簀ホルダー
9′に張設せる簀の生海苔を乾燥するようにしたもので
ある。
このような従来のものは、排気ガスによる熱損失が大き
く乾燥効率を低下する最大の原因となっているが、完全
燃焼させるための過剰空気率も大きく、これが排ガス量
を更に太きくし熱損失を助長している。
く乾燥効率を低下する最大の原因となっているが、完全
燃焼させるための過剰空気率も大きく、これが排ガス量
を更に太きくし熱損失を助長している。
またこの種のものは乾燥機本体の側面に熱交換設備を配
設し、側面から熱風を送入しているために乾燥機本体内
における左右の温度或は熱風の斑ひいては乾燥斑の除去
に対処する必要があり、セパレーターの調節のみでは未
だ充分とはいえない状態にある。
設し、側面から熱風を送入しているために乾燥機本体内
における左右の温度或は熱風の斑ひいては乾燥斑の除去
に対処する必要があり、セパレーターの調節のみでは未
だ充分とはいえない状態にある。
また重油を燃焼させるための燃焼管或は煙道、煙突を要
し乾燥設備を大きくし据付面積を大きくするなど幾多の
欠点を有しており、作業面積の有効利用からも小型化が
強く望まれている。
し乾燥設備を大きくし据付面積を大きくするなど幾多の
欠点を有しており、作業面積の有効利用からも小型化が
強く望まれている。
図面について実施例の詳細を説明すると、1は乾燥機本
体で、該乾燥機本体1内には海苔簀ホルダー2を巡回さ
せるためのコンベヤー機構3が軸架されている。
体で、該乾燥機本体1内には海苔簀ホルダー2を巡回さ
せるためのコンベヤー機構3が軸架されている。
そしてこの海苔簀ホルダー2には生海苔が抄成、脱水さ
れた複数枚の海苔簀4が懸架されている。
れた複数枚の海苔簀4が懸架されている。
上記コンベヤー機構3の下方即ち乾燥機本体1の底部に
は、第5図から明らかなように下側に熱風吐出口5を開
口したダクト6が第3,4図のように乾燥機本体1の略
全長にわたって配設されている。
は、第5図から明らかなように下側に熱風吐出口5を開
口したダクト6が第3,4図のように乾燥機本体1の略
全長にわたって配設されている。
また上記コンベヤー機構3の上方には適当間隔毎に排気
用ファンIが設けられている。
用ファンIが設けられている。
8は上記熱風吐出口5の下側に臨ませた山形形状の分流
部材であって、この分流部材8によって垂直下向きに吐
出される熱風を左右均等に分流させるものである。
部材であって、この分流部材8によって垂直下向きに吐
出される熱風を左右均等に分流させるものである。
9は上記乾燥機本体1の左右側壁下部に設けられた外気
導入口であって、この外気導入口9には複数枚のブライ
ンド状調節板10が設けられていてこれによって外気の
導入量及び導入方向が調節しうるようにしである。
導入口であって、この外気導入口9には複数枚のブライ
ンド状調節板10が設けられていてこれによって外気の
導入量及び導入方向が調節しうるようにしである。
また上記ダクト6の一端開口側にはガス燃焼装置11が
設けられ、これとダクト6基部との間には熱気をダクト
内に送入するためのファン12が設けてあり、これによ
って吸気口13から外気を吸引しガス燃焼装置11にて
加熱してダクト内に強制送風する。
設けられ、これとダクト6基部との間には熱気をダクト
内に送入するためのファン12が設けてあり、これによ
って吸気口13から外気を吸引しガス燃焼装置11にて
加熱してダクト内に強制送風する。
淘このファン12は吸気口13の外方に設けてもよい。
また上記熱風吐出口5はダクト6の全長にわたって設け
てもよいが適当間隔毎に設けることが望ましい。
てもよいが適当間隔毎に設けることが望ましい。
この熱風吐出口5は第6図のようにダクト6の下側斜左
右方向に設けることによって熱風の左右均等供給化が計
れるし、また第1図のように逆T字型の熱風吐出部材5
aを設けることによって熱風の左右均等化を計り、更に
第5図のような分流部材8の省略がなされる。
右方向に設けることによって熱風の左右均等供給化が計
れるし、また第1図のように逆T字型の熱風吐出部材5
aを設けることによって熱風の左右均等化を計り、更に
第5図のような分流部材8の省略がなされる。
特に図示してないが乾燥機本体1から排出される熱気の
全部または一部を上記吸気口13部に戻し、循環により
熱効率を更に高めることも可能であり、またこの際排気
を除湿して吸気口13に再循環させることも可能である
。
全部または一部を上記吸気口13部に戻し、循環により
熱効率を更に高めることも可能であり、またこの際排気
を除湿して吸気口13に再循環させることも可能である
。
次に作用について説明すると、ガス燃焼装置11のガス
燃焼によって加熱された空気はファン12の作用によっ
てダクト6内に送入される。
燃焼によって加熱された空気はファン12の作用によっ
てダクト6内に送入される。
ダクト6の下側に設けた熱m出口5から乾燥機本体1の
底面に吹きつけられた熱風は左右に均等に分流せしめら
れて吸引排気ファン7の作用と相俟って垂直方向に上昇
するが、このとき乾燥機本体1の側壁下部に設けられた
外気導入口9から導入される外気と混合し、生海苔に適
した温度に制御調整されて上昇し海苔資性の海苔と熱交
換を行ったのち吸引排気ファン1により外部に放出せし
められる。
底面に吹きつけられた熱風は左右に均等に分流せしめら
れて吸引排気ファン7の作用と相俟って垂直方向に上昇
するが、このとき乾燥機本体1の側壁下部に設けられた
外気導入口9から導入される外気と混合し、生海苔に適
した温度に制御調整されて上昇し海苔資性の海苔と熱交
換を行ったのち吸引排気ファン1により外部に放出せし
められる。
上述のように本考案は、ガス燃焼装置を、乾燥室コンベ
ヤー機構の下方に設けたダクトの端部に設けたので、乾
燥装置全体の設置面積を小さくさせることができ、ファ
ンによって吸引される空気は、ガス燃焼装置によって加
熱されてダクトの下向き熱風吐出口から乾燥機本体内に
噴出せしめられ、この熱気は、乾燥機本体の両側壁下部
の外気導入口から供給される外気と混合して海苔乾燥に
適した温度に制御調節せしめられて上昇し、生海苔と効
率よく均一な熱交換を行い乾燥効率の向上が計れるなど
実用上の効果大である。
ヤー機構の下方に設けたダクトの端部に設けたので、乾
燥装置全体の設置面積を小さくさせることができ、ファ
ンによって吸引される空気は、ガス燃焼装置によって加
熱されてダクトの下向き熱風吐出口から乾燥機本体内に
噴出せしめられ、この熱気は、乾燥機本体の両側壁下部
の外気導入口から供給される外気と混合して海苔乾燥に
適した温度に制御調節せしめられて上昇し、生海苔と効
率よく均一な熱交換を行い乾燥効率の向上が計れるなど
実用上の効果大である。
第1図は従来装置の平面図、第2図は同上縦断正面図、
第3図は本考案装置の平面図、第4図は同上一部切欠側
面図、第5図は同上縦断正面図、第6,7図は夫々ダク
トの別例を示す縦断正面図である。 1・・・乾燥機本体、2・・・海苔前ホルダー、3・・
・コンベヤー機構、4・・・海苔前、5・・・熱風吐出
口、6・・・ダクト、7・・・吸引排気ファン、9・・
・外気導入口、11・・・ガス燃焼装置、12・・・フ
ァン、13・・・吸気口。
第3図は本考案装置の平面図、第4図は同上一部切欠側
面図、第5図は同上縦断正面図、第6,7図は夫々ダク
トの別例を示す縦断正面図である。 1・・・乾燥機本体、2・・・海苔前ホルダー、3・・
・コンベヤー機構、4・・・海苔前、5・・・熱風吐出
口、6・・・ダクト、7・・・吸引排気ファン、9・・
・外気導入口、11・・・ガス燃焼装置、12・・・フ
ァン、13・・・吸気口。
Claims (1)
- 乾燥機本体の内部に、生海苔を抄成した簀を巡回させる
コンベヤー機構を設けるとともに、本体内に熱風を供給
して海苔を乾燥するようにした装置において、上記コン
ベヤー機構の下方に、乾燥機内部の略全長にわたって、
熱風の下吹き構造となしたダクトを設け、該ダクトの少
くとも一端に、外気を吸引加熱するためのガス燃焼装置
を設け、さらに上記コンベヤー機構の上方に排気用ファ
ンをとりつけるとともに、上記乾燥機本体の下部両側に
外気導入口を形成せしめ、吸引加熱した外気と燃焼した
ガスを混合した熱風をダクト内に送入し、この熱風をダ
クトから下吹きに乾燥機内部に吹き出すようにした海苔
乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978144033U JPS5820152Y2 (ja) | 1978-10-18 | 1978-10-18 | 海苔乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978144033U JPS5820152Y2 (ja) | 1978-10-18 | 1978-10-18 | 海苔乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5558892U JPS5558892U (ja) | 1980-04-21 |
JPS5820152Y2 true JPS5820152Y2 (ja) | 1983-04-26 |
Family
ID=29122271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978144033U Expired JPS5820152Y2 (ja) | 1978-10-18 | 1978-10-18 | 海苔乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820152Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-18 JP JP1978144033U patent/JPS5820152Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5558892U (ja) | 1980-04-21 |
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