JPS58199853A - 鋳造用アルミニウム合金の焼戻し処理方法 - Google Patents
鋳造用アルミニウム合金の焼戻し処理方法Info
- Publication number
- JPS58199853A JPS58199853A JP8290982A JP8290982A JPS58199853A JP S58199853 A JPS58199853 A JP S58199853A JP 8290982 A JP8290982 A JP 8290982A JP 8290982 A JP8290982 A JP 8290982A JP S58199853 A JPS58199853 A JP S58199853A
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- JP
- Japan
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- tempering
- time
- alloy
- treatment
- stage
- Prior art date
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- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋳造用アルミニウム合金の焼戻し処理方法に関
する。
する。
従来、この種アルミニウム合金に焼戻し処理を施す場合
、その処理条件は合金の種類により異なるが、概ね合金
を155〜200Cに加熱し、この状態を6〜16時間
保持するといった手法が採られているので、焼戻し処理
に多大な時間と熱エネルギが必要となり、省エネルギの
観点より処理時間の短縮が望まれている。
、その処理条件は合金の種類により異なるが、概ね合金
を155〜200Cに加熱し、この状態を6〜16時間
保持するといった手法が採られているので、焼戻し処理
に多大な時間と熱エネルギが必要となり、省エネルギの
観点より処理時間の短縮が望まれている。
本発明は上記に鑑み、焼戻し処理時間を短縮して省エネ
ルギを達成し得る前記鋳造用アルミニウム合金の焼戻し
処理方法を提供することを目的とし、アルミニウム合金
を所定の高温度まで加熱し、その後所定の低温度まで冷
却する熱処理を1回の焼戻し処理工程とし、この工程を
複数回繰返すことを特徴とする特 第1図のグラフは本発明の第1実施例を示し、アルミニ
ウム合金、として日本工業規格記号AcBA材を用(・
、これを焼入れ処理、即ち溶体化処理した後、所定の高
温度、例えば260cまで加熱し、その後所定の低温度
、例えば180cまで冷却し、この焼戻し処理工程を連
続して繰返すものである。1回の焼戻し処理工程に要す
る時間tは10分間であり、全焼戻し処理工程に要する
時間Tは3時間である。
ルギを達成し得る前記鋳造用アルミニウム合金の焼戻し
処理方法を提供することを目的とし、アルミニウム合金
を所定の高温度まで加熱し、その後所定の低温度まで冷
却する熱処理を1回の焼戻し処理工程とし、この工程を
複数回繰返すことを特徴とする特 第1図のグラフは本発明の第1実施例を示し、アルミニ
ウム合金、として日本工業規格記号AcBA材を用(・
、これを焼入れ処理、即ち溶体化処理した後、所定の高
温度、例えば260cまで加熱し、その後所定の低温度
、例えば180cまで冷却し、この焼戻し処理工程を連
続して繰返すものである。1回の焼戻し処理工程に要す
る時間tは10分間であり、全焼戻し処理工程に要する
時間Tは3時間である。
このようにして得られたACBA材は、引張り強さ 2
8.6〜3 Qkp、’+o+2、硬度HRB7o〜7
2、伸び 0.5〜0.8%であり、この機械的性質は
従来の1800,7〜8時間の焼戻し処理を施したもの
に略匹敵し、そ:の上処理時間の大幅な短縮が図られて
いる。
8.6〜3 Qkp、’+o+2、硬度HRB7o〜7
2、伸び 0.5〜0.8%であり、この機械的性質は
従来の1800,7〜8時間の焼戻し処理を施したもの
に略匹敵し、そ:の上処理時間の大幅な短縮が図られて
いる。
また上記焼戻し処理を施されたACfJA材の硬度は、
その全体に亘って均一であり、これはAC8A材を高温
度に加熱する、高温時効処理により硬化成分の析出を早
め、その後低温度に冷却する、低温時効処理により先に
析出した硬化成分の粗大化を抑制すると共に高温時効処
理時に硬化成分が未析出であった領域より微細な硬化成
分を析出させることに起因するものと思われる。
その全体に亘って均一であり、これはAC8A材を高温
度に加熱する、高温時効処理により硬化成分の析出を早
め、その後低温度に冷却する、低温時効処理により先に
析出した硬化成分の粗大化を抑制すると共に高温時効処
理時に硬化成分が未析出であった領域より微細な硬化成
分を析出させることに起因するものと思われる。
第2図のグラフは本発明の第2実施例を示し、各焼戻し
処理工程の前にACfJA材をが=10分間、180C
に保持する低温時効処理工程を入れたもので、全焼戻し
処理工程に要する時間Tは3時間である。このように低
温時効処理工程を設けると、ACFJA材を均熱するこ
とができ、次の高温時効処理FWjACgA材全体を均
一に昇温することが可能となる。この焼戻し処理によっ
ても前記同様の機械的性質を備えたACBA材が得られ
る。
処理工程の前にACfJA材をが=10分間、180C
に保持する低温時効処理工程を入れたもので、全焼戻し
処理工程に要する時間Tは3時間である。このように低
温時効処理工程を設けると、ACFJA材を均熱するこ
とができ、次の高温時効処理FWjACgA材全体を均
一に昇温することが可能となる。この焼戻し処理によっ
ても前記同様の機械的性質を備えたACBA材が得られ
る。
以上のように本発明によれば、鋳造用アルミニウム合金
の焼戻し処理時間を大幅に短縮して、省エネルギを達成
することができ、しかも従来法により得られるものに略
匹敵する機械的性質を備えたナルミニラム合金を得るこ
とができる。
の焼戻し処理時間を大幅に短縮して、省エネルギを達成
することができ、しかも従来法により得られるものに略
匹敵する機械的性質を備えたナルミニラム合金を得るこ
とができる。
第1および第2図は、それぞれ本発明の第1および第2
実施例の温間と時間の関係を示すグラフである。 T・・・全焼戻し処理工程に要する時間、t・・・1回
の′焼戻し処理工程に要する時間 特許出願人−原 重 門
実施例の温間と時間の関係を示すグラフである。 T・・・全焼戻し処理工程に要する時間、t・・・1回
の′焼戻し処理工程に要する時間 特許出願人−原 重 門
Claims (1)
- アルミニウム合金を所定の高温度まで加熱し、その後所
定の低温度まで冷却する熱処理を1回の焼戻し処理工程
とし、この工程を複数回繰返すことを特徴とする、鋳造
用アルミニウム合金の焼戻し処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8290982A JPS6023191B2 (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | 鋳造用アルミニウム合金の焼戻し処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8290982A JPS6023191B2 (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | 鋳造用アルミニウム合金の焼戻し処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58199853A true JPS58199853A (ja) | 1983-11-21 |
JPS6023191B2 JPS6023191B2 (ja) | 1985-06-06 |
Family
ID=13787377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8290982A Expired JPS6023191B2 (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | 鋳造用アルミニウム合金の焼戻し処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023191B2 (ja) |
-
1982
- 1982-05-17 JP JP8290982A patent/JPS6023191B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6023191B2 (ja) | 1985-06-06 |
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