JPS58198599A - 硬ゼイ材料の洗浄方法 - Google Patents
硬ゼイ材料の洗浄方法Info
- Publication number
- JPS58198599A JPS58198599A JP57081977A JP8197782A JPS58198599A JP S58198599 A JPS58198599 A JP S58198599A JP 57081977 A JP57081977 A JP 57081977A JP 8197782 A JP8197782 A JP 8197782A JP S58198599 A JPS58198599 A JP S58198599A
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- JP
- Japan
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- hard
- cleaning
- abrasive
- cerium oxide
- mineral acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C23/00—Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments
- C03C23/0075—Cleaning of glass
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は硬ゼイ材料の洗浄方法に関し、硬ゼイ材料の
研摩面に残る酸化セリウム(Ce O□)を、研摩面の
潜傷を堀り起こすことなく溶解し、研磨剤粒子、洗浄液
中のゴミ等(以下異物と言う)の付着もなく、キズもな
い研摩面を有する硬ゼイ材料を得るための、硬ゼイ材料
の洗浄方法を提供せんとするものである。
研摩面に残る酸化セリウム(Ce O□)を、研摩面の
潜傷を堀り起こすことなく溶解し、研磨剤粒子、洗浄液
中のゴミ等(以下異物と言う)の付着もなく、キズもな
い研摩面を有する硬ゼイ材料を得るための、硬ゼイ材料
の洗浄方法を提供せんとするものである。
酸化セリウムは化学的に安定である為、従来より研摩表
面に残る酸化セリウムは、研摩表面をある程度エツチン
グすることにより1表面よりMmさせて取り除くか、あ
るいは物理的に表面を摩擦することにより取り除くこと
が行なわ右ていた。どちらの場合も表面より完全に酸化
セリウムを取り除くことが困難であり、しかも、表面に
キズを残すことが多かった。
面に残る酸化セリウムは、研摩表面をある程度エツチン
グすることにより1表面よりMmさせて取り除くか、あ
るいは物理的に表面を摩擦することにより取り除くこと
が行なわ右ていた。どちらの場合も表面より完全に酸化
セリウムを取り除くことが困難であり、しかも、表面に
キズを残すことが多かった。
例えば硬ゼイ材料としてガラスを洗浄する場合、洗浄液
に弗酸系あるいはリン酸系の洗浄液を用い、洗浄表面に
は超汗波揺動をかけることが行なわれた。またスポンジ
、ブラシ等の摩擦材料によって力学的に表面」−の酸化
セリウムを取り除くことも行なわれている。
に弗酸系あるいはリン酸系の洗浄液を用い、洗浄表面に
は超汗波揺動をかけることが行なわれた。またスポンジ
、ブラシ等の摩擦材料によって力学的に表面」−の酸化
セリウムを取り除くことも行なわれている。
従来、ガラスを酸化セリウムを含有する研摩剤で研摩す
ると、ガラス表面には酸化セリウt、が付着することが
知られている。比較的ガラス表面に強固に研摩剤が付着
している場合には、・ガラス表面をわずかにエツチング
する方法が効果的であるが、この場合には潜傷を堀り起
こしてしまい、ガラス表面が細かいキズの多い面となっ
てしまう。また、一度洗浄液中に酸化セリウム粒子が遊
離したとしても、ガラス表面に丙付着する可能性がある
。ブラシ等で研摩面をこすって研摩剤を落す方法の場合
でも同様の弊害をもっている。
ると、ガラス表面には酸化セリウt、が付着することが
知られている。比較的ガラス表面に強固に研摩剤が付着
している場合には、・ガラス表面をわずかにエツチング
する方法が効果的であるが、この場合には潜傷を堀り起
こしてしまい、ガラス表面が細かいキズの多い面となっ
てしまう。また、一度洗浄液中に酸化セリウム粒子が遊
離したとしても、ガラス表面に丙付着する可能性がある
。ブラシ等で研摩面をこすって研摩剤を落す方法の場合
でも同様の弊害をもっている。
本発明においては、ガラスは化学的にエツチングされる
ことなく、付着している酸化セリウlいを溶解すること
が可能である。よってガラス表面に潜傷を発生させるこ
となく研摩剤を落すことかで゛き、またこの際に使用す
る洗浄液中には酸化セリウム粒子も残らないので、異物
の14着の少ない清浄な研摩面を得るための洗浄を行な
うことができる。
ことなく、付着している酸化セリウlいを溶解すること
が可能である。よってガラス表面に潜傷を発生させるこ
となく研摩剤を落すことかで゛き、またこの際に使用す
る洗浄液中には酸化セリウム粒子も残らないので、異物
の14着の少ない清浄な研摩面を得るための洗浄を行な
うことができる。
すなわち、本発明の硬ゼイ材料の洗浄方法は、酸化セリ
ウムを含有する研摩剤で硬ゼイ材料を研摩する場合にお
いて、前記硬ゼイ材料表面に付着した研摩剤を、還元剤
を含む鉱酸溶液に上り溶解することを特徴とするもので
ある、本発明の適用i37能な硬ゼイ材料としては、I
C用フォトマスク用基板として使わ小ているカラス基板
(T、E−m−株式会社保谷電γ製)が挙げられ、その
他IC用の基板として使わ11ているソーダライlい系
のガラス、また最近使わ11始めた石英ガラスについて
も−f S)効果があるー鉱酸濃度についてもいくら濃
くしてもかまわないし、処理温度ももっと高くしてもか
まわないが、作業性、安全性からみて鉱酸濃度として望
ましい値は1規定〜2規定、温度としては40〜50℃
である。
ウムを含有する研摩剤で硬ゼイ材料を研摩する場合にお
いて、前記硬ゼイ材料表面に付着した研摩剤を、還元剤
を含む鉱酸溶液に上り溶解することを特徴とするもので
ある、本発明の適用i37能な硬ゼイ材料としては、I
C用フォトマスク用基板として使わ小ているカラス基板
(T、E−m−株式会社保谷電γ製)が挙げられ、その
他IC用の基板として使わ11ているソーダライlい系
のガラス、また最近使わ11始めた石英ガラスについて
も−f S)効果があるー鉱酸濃度についてもいくら濃
くしてもかまわないし、処理温度ももっと高くしてもか
まわないが、作業性、安全性からみて鉱酸濃度として望
ましい値は1規定〜2規定、温度としては40〜50℃
である。
また還元剤としては、塩化第1鉄のみならず塩化第1ス
ズも有効である。
ズも有効である。
具体例を挙げてより詳細に説明する。洗浄液の構成をH
2S O4+ F e Cl 2とし、H2SO4を0
−2N、FeCl2を0〜4wL%とした上記洗浄液中
に、酸化セリウムを主成分とする研摩剤(ルミノックス
)を分散させ、50℃に保ち、10分間超音波揺動をか
けたときの研摩剤の溶解度を表−1に示す。このとき超
音波強度は17キヤビンで、超音波発振子には25kl
−1z、0.5kwのものを用いた。このときに用いた
研摩剤の組成を表−2に示す。
2S O4+ F e Cl 2とし、H2SO4を0
−2N、FeCl2を0〜4wL%とした上記洗浄液中
に、酸化セリウムを主成分とする研摩剤(ルミノックス
)を分散させ、50℃に保ち、10分間超音波揺動をか
けたときの研摩剤の溶解度を表−1に示す。このとき超
音波強度は17キヤビンで、超音波発振子には25kl
−1z、0.5kwのものを用いた。このときに用いた
研摩剤の組成を表−2に示す。
表−1,超音波処理10m1n後の研摩剤の各洗浄液に
対する溶解度(w1%) 21:)処理条件は次の通りである。
対する溶解度(w1%) 21:)処理条件は次の通りである。
温度 50℃
超音波強度 17 cavins(25K)lZ、
0.5にw)超音波処理時間 10m1n 表−2,研摩材ルミノックスの組成表 上記表−1において、洗浄液中のFeCl2が0%のと
きは、鉱酸のみの効果により研摩剤中の酸化ランタン(
L a 20i )の溶解が起きたものと解釈できる。
0.5にw)超音波処理時間 10m1n 表−2,研摩材ルミノックスの組成表 上記表−1において、洗浄液中のFeCl2が0%のと
きは、鉱酸のみの効果により研摩剤中の酸化ランタン(
L a 20i )の溶解が起きたものと解釈できる。
上記洗浄液に超音波をかけたときの第2鉄イオン濃度を
調べてみると。
調べてみると。
研摩剤の溶解度とともに増加していることがわかった。
したがって以下のような反応により、酸化セリウドの溶
解が起きているものと解釈される。
解が起きているものと解釈される。
H2S O4+ F e2+ Ce 02−)H2SO
4+Fe3 +第1セリウム化合物表−2に示されたl
NのH2SO4,2wt%のF e Cl 2を含む洗
浄液を用いた場合でも、扱ガラス、IC用フォトマスク
用ガラス基板、石英ガラス等の表面を全く侵すことなく
表面に4−1??した研摩剤を溶解でき、精密な洗浄面
を作成できることがわかる。
4+Fe3 +第1セリウム化合物表−2に示されたl
NのH2SO4,2wt%のF e Cl 2を含む洗
浄液を用いた場合でも、扱ガラス、IC用フォトマスク
用ガラス基板、石英ガラス等の表面を全く侵すことなく
表面に4−1??した研摩剤を溶解でき、精密な洗浄面
を作成できることがわかる。
以下本発明の硬ゼイ材料の洗浄方法を、実施例に基いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
実施例
1、E■■−ガラス基板(株式会社保谷電子製)を、醜
イヒせリウ11系の研摩剤ルミノックス(清7’ (+
−,・ツ・株式会社製)で研摩し、別途鉱酸として1\
I−+12So、を、還IQ剤として]wL%のt’
e C’、 I 2をNむ洗浄液を・10°0に加熱し
たものにQ ?a 1.で、卸音波をかけながら2分間
洗浄した また二の基を反に61屈クロ11をスパッタ
ー【た際に、200倍の顕微鏡で見える表面異物え数え
た枯県を12 3に示す。比較例として従来tjなわJ
lている0、1%のHF溶液で上記基板を洗浄した。本
発明による方法でガラスを洗浄すると、従来行なわれて
いる方法によるものよりも欅めて清浄な研摩面が得られ
ることがわかる1、 *200の顕**で見えるものをすべてカウント以−ヒ
のように本発明の硬ゼイ材料の洗浄方法に上1tば、t
iめで高精度な表面品質を要求される。lil、sl用
マスク基板の洗浄が可能で、高品質のものが得られる。
イヒせリウ11系の研摩剤ルミノックス(清7’ (+
−,・ツ・株式会社製)で研摩し、別途鉱酸として1\
I−+12So、を、還IQ剤として]wL%のt’
e C’、 I 2をNむ洗浄液を・10°0に加熱し
たものにQ ?a 1.で、卸音波をかけながら2分間
洗浄した また二の基を反に61屈クロ11をスパッタ
ー【た際に、200倍の顕微鏡で見える表面異物え数え
た枯県を12 3に示す。比較例として従来tjなわJ
lている0、1%のHF溶液で上記基板を洗浄した。本
発明による方法でガラスを洗浄すると、従来行なわれて
いる方法によるものよりも欅めて清浄な研摩面が得られ
ることがわかる1、 *200の顕**で見えるものをすべてカウント以−ヒ
のように本発明の硬ゼイ材料の洗浄方法に上1tば、t
iめで高精度な表面品質を要求される。lil、sl用
マスク基板の洗浄が可能で、高品質のものが得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、酸化セリウムを含有する研摩剤で硬ゼイ材料を研摩
する場合において、前記硬ゼイ材料表面に付着した研摩
剤を、還元剤を含む鉱酸溶液によって溶解することを特
徴とする硬ゼイ材料の洗浄方法。 2、硬ゼイ材料が、ガラス基板である特許請求の範囲第
1項記載の硬ゼイ材料の洗浄方法。 3、還元剤が、第1鉄化合物である特許請求の範囲第1
項または第2項記載の硬ゼイ材料の洗浄方法。 ・1.鉱酸が、温度30’C〜50”Cの2.0規定稈
度の鉱酸である、特許請求の範囲第1項乃至第:3項の
いずれかに記載の硬ゼイ材料部品洗浄方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57081977A JPS58198599A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | 硬ゼイ材料の洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57081977A JPS58198599A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | 硬ゼイ材料の洗浄方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58198599A true JPS58198599A (ja) | 1983-11-18 |
JPS6133664B2 JPS6133664B2 (ja) | 1986-08-04 |
Family
ID=13761544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57081977A Granted JPS58198599A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | 硬ゼイ材料の洗浄方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58198599A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004002163A (ja) * | 2002-03-27 | 2004-01-08 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 化学強化ガラスの製造方法、および情報記録媒体用ガラス基板の製造方法 |
-
1982
- 1982-05-14 JP JP57081977A patent/JPS58198599A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004002163A (ja) * | 2002-03-27 | 2004-01-08 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 化学強化ガラスの製造方法、および情報記録媒体用ガラス基板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6133664B2 (ja) | 1986-08-04 |
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