JPS58197500A - 可変デイフユ−ザ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 る。

可変デイフユーザは、ディフューザベーンの迎え角ある
いはスロート面積を変化させることによって、圧縮機の
運転状態に対応した圧縮空気の作動流量を得、以て、燃
管の向上、運転性能の向上を図るものである。

第１図（１）および（Ｂ）は、このような従来の可変デ
ィフューザの一例を示しく　ＳＡＥ　７９００６１１　
、米国特許第３ｌ７３λ３λ号参照）、ここで、ｌけベ
ーンディフューザ部λに設けられた可変１デイフユーザ
ベーンである。ベーン／の先端／Ａには、第１図（０）
に示すように、回動軸３がその軸心３ムを先端／Ａに合
わせた状態で固定されており、この回動輪３は、これら
のベーン／を挾持しているλつの側壁のうちの一方のプ
レート参に嵌め込まれていて、ベーンｌを軸心３Ａの回
り〜に回動自在に保持している。更に、ベーン／は圧縮
機の軸心ｊを中心とする円の円周方向に等間隔に配置さ
れており、従って、回動軸３の細心３Ａもまた軸心Ｓを
中心とする円６上に等間隔に配設されている。

７は軸心ｊの回りに回動自在としＴｈ　ＩＪソングｌは
リング７上に等間隔に設けられたビン、９けベーン／に
穿設された摺動孔であり、この摺動孔９にビンｌが嵌め
込まれている。

このように構成された可変ディフューザにあって、リン
グ７を軸心ｊの回りに回動させると、ビンｌがベーン／
の摺動孔９に沿って摺動し、ベーン／が回動軸３の軸心
３Ａの回りに回動させられる。よって、ベーンディフュ
ーザ部コにおけるベーン／の迎え角およびスロート面積
を変化させることができる。

しかしながら、このような従来の可変ディフューザでは
、ディフューザベーンｌの先１ｍ／ＡＩ−中心にして回
動させるように構成されているので、空気流速の速いベ
ーンディフューザ部λの入口部すなわち回動軸３が嵌め
込まれているプレートｑの面と回動軸３の流路に而して
いる上面との間に凹凸が生じ易いばかりでなく、リング
７によってベーン／を回動させる構造となっているので
、リング７が設けられているベーン／後半部近傍での流
路面にも凹凸が生じ易く、これらの面の凹凸による空気
流の乱れがディフューザの性能に悪影箒をも九らす。

本発明の目的は、上述した欠点を除去し、ベーンの可変
機構をディフューザの流路面に嵐出させないようにして
空気流の乱れを防止し、ディフューザ性能の向上を図っ
た可変ディフューザを提供するととＫある。

かかる目的を達成するために、本発明では、ベーンの裏
面にラックギヤを設け、このラツ〉ギヤを流路面の背部
に設けたクラウンギヤに噛合させ、クラウンギヤを駆動
することによりベーンをプレートに設けた溝に沿って摺
動させてベーンを動かすように構成する。

以下に図面に基づいて本発明の詳細な説明する。

第２図（４）および（粉は本発明の一実施例を示し、以
下で、第１図と同様の箇所には同一符号を用いることと
する。ここで、ｌｌはベーン、１２はラックギヤ／２Ａ
を有するギヤ部材であや、ベーンｌ／とギヤ部材１２と
は一体に構成する。本例では、ギヤ部材１２をベーン／
ｌの中心線ｌ／ム上に設け、このギヤ部材１２をプレー
）４Ｃに穿設した溝１３に嵌め合わす。

溝１３はギヤ部材１２の幅方向を規制すると共に、ベー
ンｌ／をギヤ部材１２の案内により溝の方向に摺動自在
とする。ｌ−はプレート参の裏面側に配設したクラウン
歯車であり、まが９歯を刻設したこのクラウン歯車／ｌ
は第３図に示すようにへウジング／ｊの一部に組み込ま
れていて、ラックギヤ／、２Ａと噛合する。なお、第３
図で／６は遠心圧縮機であり、この圧縮機１６の回転に
より圧縮され圧空気はベーンｌ／の間の流路に導かれて
減速され、その圧力が高められる。

このように構成した可変ディフューザにおいてベーン／
／の姿勢を変えるには、図示しない駆動装置を介してク
ラウン歯車ｌｌを回動させる。このクラウン歯車／グの
回動により、これと噛合し、しかも溝１３によって歯車
陣の回動方向への移動を規制されているギヤ部材１２は
、溝１３に沿って摺動しベーン／’／を摺動方向に移動
させる。第２図（４）に示すようにクラウン歯＠／ｌお
よびラックギヤ／２Ａの歯が刻設されている場合は、ク
ラウン歯車／４Ｉの時計回りの回動によりベーン／／を
その中心線／／Ａに沿って外側方向に、また反時計回り
の回動によりベーン／ｌをその中心線ｌｌムに沿って内
側方向に移動させることができる。しかして、ベーンｌ
ｌのリーディングエツジ、すなわち先端／Ａの配置され
ているＲ６の径およびスロート幅Ｓを変化させることが
できる。

第ｑ図は本発明の他の実施例を不し、本例はベーン〃を
Ｒ６の先端／Ａにおける接線ＴＴの方向にならって移動
させるようにしたものである。そこで、本例ではギヤ部
材ｎを、ベーン２／の後半における中心線λ／Ａ近傍の
裏面に接線ＴＴと平行になるように設ける。ｎはプレー
）４（のギヤ部材ムと対応する位置に設けた溝であり、
２ヂはラックギヤ２２Ａと噛合させたクラウン歯車であ
る。このように構成した可変ディフューザでの姿勢変更
においては、クラウン歯車２１を回動させるとギヤ比、
材ｎの動作がｔ＃刀で規制されるので、ギヤ部材ｎとこ
れを取付けたベーン〃とが溝ｎの方向すなわち接＃ＴＴ
の方向に移動する。本例の場合は、クラウン歯車２４Ｌ
を時計回りに回動させることにより、本図で示される限
りの範囲では右下方向に、また反時計回りに回動させる
ことにより左上方向にベーンＩを移動させることかで色
、リーディングエツジ先端／Ａが配置されている円乙の
径を大きく変化させることなくしてスロート幅Ｓを変化
させることができる。

なお、以上の説明ではギヤ部材およびその摺動溝がｉｋ
＆！状に構成されている場合について述べたが、これら
双方を円弧型状として摺動可能に嵌め合わせ、ベーンを
ギヤ部材を介しこの位置で円弧運動させるようにするこ
とができるのは勿論である。

以上説明してきたように、本発明によれば、ベーンのプ
レートに接する面にギヤ部材を突設し、このギヤ部材の
形状に合わせた溝をプレートに穿設し７て、ギヤ部材を
摺動可能なように嵌め合わせ、溝に妖め合わせたギヤ部
材のラックギヤをプレートの背ＩｆｉＫ設けたクラウン
−車に噛合させるようになして、クラウン歯車の回動に
より各ベーンのギヤ部材がプレートの溝を摺動してベー
ンの姿勢を変えるように構成したので、ベーンを変位さ
せる駆動装置が流路に露出せず、従ってベーン先端部や
ベーン後半部等の流路にも凹凸が生じることう；なくて
流体の境界層剥離を防止することができ、ディフューザ
性能の向上に役立つ。

更に、ギヤ部材および溝の摺動方向をベーンのリーディ
ングエツジが配置されている円のリーディングエツジに
おける接線の方向にほぼ一蚊させるようにすることによ
り、リーディングエツジが配置される円の径をほとんど
一定に保った１１でベーンのスロート幅を変化させるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（４）および田）は従来の可変ディフューザの構
成の一例を示す平面図およびその中心線断面図、第１図
（０）はそのベーンのリーディングエツジ先端部の詳細
を示す斜視図、第一図（４）および（Ｂｌｒｉ本発明可
変ディフューザの、構成の一例を示す平面図およびその
ベーンの側面図、第３図はその断面図、第ｑ図は本発明
の他の実施例を示す平面図である。 ／・・・ベーン、ｌム・・・先端、 コ・・・ベーンディフューザ部、 ３・・・回動軸、　　　　　　３ム・・・軸心、ゲ・・
・プレート、　　　　ｊ・・・軸心、乙・・・円、　　
　　　　　　７・・・リング、ｌ・・・ビン、　　　　
　　　デ・・・摺動孔、ｌ／・・・ベーン、　　　　　
／／ム・・・中心線、１２・・・ギヤ部材、１２ム・・
・ラックギヤ、／３・・・溝、　　゛　　　　　揮・・
・クラウン歯車、／Ｊ・・・ハウジング、１６・・・圧
縮機、ガ・・・ベーン、　　　　　ｌム・・・中心線、
ＴＴ・・・接線、　　　　　　ｎ・・・ギヤ部材、ｎＡ
・・・ラックギヤ、　　　ｎ・・・溝、λｌ・・・クラ
ウン歯車。 特許出願人　　Ｈ産自勢車株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ディフューザ部を形成する２枚の平行なプレート間
   に設けたベーンの姿勢を可変機構により変化させる可変
   ディフューザにおいて、前記ベーンの片方の面にラック
   ギヤを有するギヤ部材を設け、該ギヤ部材を設けた側の
   前記プレートには、前記ギヤ部材の幅を規制する溝を設
   けて、該溝に前記ギヤ部材を摺動自在に嵌め合わせ、前
   記溝を設けた前記プレートの前記ベーンに接しない側に
   はクラウン歯車を設けて、該クラウン歯車と前記ラック
   ギヤとを噛合させ、前記クラウン歯車を駆動することに
   よって前記ギヤ部材を前記溝に沿って摺動させ、以てベ
   ーンの姿勢を変化させるようにしたことを特徴とする可
   変ディフューザ。 ２、特許請求の範囲第１項記載の可変ディフューザにお
   いて、前記ベーンに設ける前記ギヤ部材および前記溝の
   方向を、前記ベーンのリーディングエツジ先端が配置さ
   れている円の前記リーディングエツジ先端における接線
   とほぼ平行になるようにしたことを特徴とする可変ディ
   フューザ。