JPS58196118A - 天井伏せパイプ彎曲機並びに其の装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は天井伏せパイプを、脚立等による高所に登るこ
となく、地上又は床上に居るま＼、彎曲することの出来
る伏せパイプ彎曲機並びに其の装置に係るもので、其の
目的とする所は、相当大なる引張力を要する伏せパイプ
を高所に登って彎曲する危険を伴うことなく、地上又は
床上に居るま覧容易に彎曲操作をなし得べき便利な機械
並びに其の装置を提供せんとするものである。

従来、コンクリート建造物に於いて、金属管工事として
のパイプのコンクリート内打込部分から、天井隠蔽配管
等の部分に移る場合に、打込配管部分のパイプの末端は
、コンクリート打設前に型枠床版に平行して密着させた
上、パイプエンドカバー４下に被覆され、コンクリート
の流入を防ぎ、型枠解体後にパイプ末端を彎曲取出し得
る様にしたものであるが、該伏せパイプは其のま−では
天井隠蔽配管への接続が困難であるため、之が接続を容
易とするために、パイプをコンクリート面より引き起し
、第１図Ａの仮線で示す様に彎曲する必要があるもので
ある。

此のためコンクリート打設及び型枠解体徒に脚立等の足
場に上ってパイプを彎曲する作業を行うを普通とするも
のであるが、此のパイプを彎曲するのに要する最大引張
力（パイプが彎曲し始める時点の引張力）は２５％φの
パイプで！ＯＯｒ＋を超えるものであり、前記脚立等ｐ
上での作業の場合はバランスが崩れ易く、転倒、転落等
の事故を引起す危険が屡々であり、しかも此の工事は一
室毎に要する大なる頻度のもので、此の種工事上重大な
る問題とされた次第である。

然るに本発明に於いては従来の危険な高所にての操作を
なさず、地上又は床上にて極めて容易に操作の出来る安
全な天井伏せパイプ彎曲機並びに其の装置を開発するに
至ったもので、此の種作業に於ける甚大なる問題を解決
したものと云うべく、効果誠に顕著である。

今蝕に之が実施の一例を示した添付図面に就いて詳説す
るに、１は打込金属管でコンクリート打設の時コンクリ
ート天井内に埋設される屯のである。２は伏せパイプで
第１図Ａの実線に示される如く、エンドカバー４面に添
うて露出状に存するものである。８はカップリングで前
記伏せパイプ２の先端部を嵌入しポル）８ｂによって固
定されるものである。５はフック付メクラキャップで前
記カップリングの他端に挿嵌し、ポルト８ａによってカ
ップリングに固定するものである。５ａはフック用ポル
トで前記メクラキャップ５の先端に螺入固定するもので
あわ、頭部は鋲頭状に拡大するものである。６は伏せパ
イプ引掛用金物で、上部にフック引掛孔６ａを穿設し、
下部は稍埼小径部６ｂとして長さを長短調節し得る様に
した支持管９の上端に嵌入し得る様にする。６Ｃは前記
小径部６ｂに穿設した環状溝である。該支持管９に小径
部６ｂを嵌入した場合、支持管９の上部に該環状溝６Ｃ
に対峙する位置にポル）１０を螺入し、使用の際フック
引掛孔６ａの貫通方向を必要に応じて任意調整し、方向
が　　□確定した状態に於いて、該ポルト１０を螺入締
め付け、所期する方向にフック引掛孔６ａを存せしめて
、支持管９と伏せパイプ引掛用金物６とを一体状に結合
せしめるものである。８は固定アームで其の基端は前記
支持管アーム補強部１２を以って補強されながら２５″
程度の斜交角度を以って支持杆９の側面に連設される。

７は該固定アーム８の上端に固定した支点当金である。

本発明は以上の如き構成で、之を使用するに当っては、
先ずコンクリート型枠が解体された場合、フッ多付メク
ラキャップ５を装着した状態に伏せパイプ２はあるもの
で、此の伏せパイプ２とエンドカバー４との間隙に前記
伏せパイプ引掛用金物６を差込み、フック付メクラキャ
ップ５のフック用ポル）５ａに引掛ける。次に地上又は
床上に居るま一作業者は支持管９を握り、支点方向（矢
印ａ方向）に引くものである。すると伏せパイプ２は第
１図実線の状態よシ仮線の状態に容易に彎曲し得るもの
である。又、伏せパイプ２に装着したメクラキャップ５
は固定ポル）８ａを弛めることにより容易に取外すこと
が出来るもので再使用が可能である。

本発明機は上述のような作用効果を有するので本発明に
よる天井伏せパイプ彎曲機を使用することにより脚立等
の足場を利用することなく地上又は床上から直接伏せパ
イプの彎曲作業が可能となり、足場上の作業の危険から
開放され、足場の準備、運搬の作業が省略出来るのみな
らず、能率の向上と安全性に大きく寄与できるもので効
果大である。

【図面の簡単な説明】

添付図面は本発明実施の一例を示すもので、第１図は伏
せパイプの状態を示し、Ａは伏せノくイブの側面図、Ｂ
は正面図である。第２図は伏せパイプ・とカップリング
との関係を示す側面図、第８図はフック付メクラキャッ
プで、甲は側面図、乙は正面図である。第４図は伏せパ
イプ彎曲機でＸは側面図、Ｙは正面図である。第５図は
パイプ引掛用金物で甲は正面図、乙は側面図を示す。第
６図は支持管にパイプ引掛用金物を嵌入した場合の縦断
面図、第７図は伏せパイプと本彎曲機との関係を示す側
面図である。 １・・・打込金属管、２・・・伏せパイプ、３・・・カ
ップリング、４・・・エンドカバー、５・・・フック付
メクラキャップ、６・・・伏せパイプ引掛用金物、？・
・・支点当金物、８・・・固定アーム、９・・・支持管
、ｌＯ・・・伏せパイプ引掛用金物固定ボルト、１１・
・・固定アーム支持部、１２・・・アーム補強部、１ｇ
・・・コンクリート。 出　願　人　　近畿電気工事株式会社 第１図 Ａ　　　　　　　　　’１３ １！２図 第３図 甲　　　　　乙 第４図 Ｘ　　　　　　　　　Ｙ ＩＩｐ１５図 甲　　　　　　　　　　乙 Ｍ６図 第７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １下部を伏せパイプ引掛用金物に成形した支持管を設け
   、該支持管に斜交状に固定アームを連設し、該固定アー
   ムの上端を支点とすることを特徴とする天井伏せパイプ
   彎曲機。 ａ上部を伏せパイプ引掛用金物に成形した支持管を設け
   、該支持管に斜交状に固定アームを連設し、前記伏せパ
   イプ引掛用金物にフック貫通孔を穿設し、伏せパイプ貫
   入孔とフック付メクラキャップ貫入孔とを両端部に存す
   るカップリングを存し、該カップリングにフック付メク
   ラキャップを嵌挿し、該フックをして前記伏せパイプ引
   掛用金物のフック貫通孔に挿抜可能とし、前記固定アー
   ムの上端に支点当金を存することを特徴とする天井伏せ
   パイプ彎曲装置。