JPS58194981A - デイレ−ドコ−キング法 - Google Patents

デイレ−ドコ−キング法

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JPS58194981A
JPS58194981A JP58031914A JP3191483A JPS58194981A JP S58194981 A JPS58194981 A JP S58194981A JP 58031914 A JP58031914 A JP 58031914A JP 3191483 A JP3191483 A JP 3191483A JP S58194981 A JPS58194981 A JP S58194981A
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coking
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ハリ−・ア−ル・ジヤンセン
ゲイリ−・エル・ポフエンバ−ガ−
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B55/00Coking mineral oils, bitumen, tar, and the like or mixtures thereof with solid carbonaceous material

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はディレートコ−キング法に係わり、特にディ
レートコ−キング法からのコークス竜を小さくする方法
に関する。
ディレートコ−キング法は一般に重質液状炭化水素の熱
分解によりガス、種々の沸点の液体およびコークスを形
成する方法である。
v賀、サワー原油(高硫黄分)のコーキングは主として
低価値の残渣油を処理してその一部心1 を上り晶価な液体又はガス製品に変換するためにおこな
われる。得らa 1・九コークスは一般に低価値の側産
物として取扱われる。
ところで、金属分および硫黄分の多い重質原油は多くの
精油所で増大しつつあり、ディレートコ−キング操作の
重要性は増しつつある。又、大気汚染を少なくするだめ
の関心が高まっているため残渣油をディレートコ−キン
グ装置で処理する傾向が生じている。なぜならばディレ
ートコ−キングにより、得られる液体又は気体中の硫黄
等は除去がより簡単となるからである。
今日おこなわれている基本的なディレートコ−キング法
においては原料がまず分留塔に送られ、リサイクル物質
を含む分留塔底部物質がコーキング炉内でコーキングド
ラに加熱される。
この加熱された原料はコーキング温度および圧力に保持
されたコーキングドラムへ送られる。
ここで原料は分解されてコークスと揮発性物質とが生成
する′。揮発生物質は回収され、分留塔へ戻される。□
゛:′・−キングドラムが固体・−クスでいっばいニ:
11カつたとき、他のコーキングドラ、、゛ ムヘスイツ+へれて、これに原料が送られ、固体コーク
スでいっばいになったコーキングドラムは冷却され、通
常の手段で固体コークス力l又り出される。
あるコーキング法によれは残渣油を原油真空蒸留ユニッ
トから中間貯ぞうを介さずに直接コーキング炉へ真9で
送る方法がとられる。この方法の利点はコークス原料が
常にポンプ移送可能な温度に保たれていることである。
したがって加熱貯ぞう又は希釈を要しないことである。
しかし、欠点としては何んらかの原因で真9蒸留ユニツ
ト又はコーキングユニットが閉鎖された集合、他方のユ
ニットも閉鎖するか、又は一方のユニットの閉鎖が解か
れるまで伺んらかの方策が必要となることである。
捷た、他のコーキング法では加熱され、又は絶縁された
貯そうタンクを用い残渣油をポンプ移送可能な′@度に
保持することもおこなわれる。
この方法は残渣油をポンプ移送可能にするための希釈を
必要とせず、又蒸留ユニット又はコーキングユニットの
いずれかが閉鎖されても適当に対処することができるの
で賢明な方法と云える。
さらに他のコーキング法によれば、非加熱貯そう(残渣
油の)が利用される。この方法の欠点は重質真空残油、
たとえばAPI電量が約10以下のものが300°F以
下、又は180°F以下に冷却される前に1カツタース
トツク”を以って希釈されなければならないと云うこと
である。さもなければ粘度が高くなってポンプ移送が不
可能となる。通常、このような原料の粘度低下操作は原
料が300°F以下に冷却される前および非加熱貯ぞう
タンクへ導入される前に希釈剤又はカッターストックを
原料に対して添加することによっておこなわれる。この
ようにして残油と希釈剤とが貯そう前に混合され、貯そ
うタンクから汲み出すことが可能となる。
しかし、この方法の欠点は残油およびカッターストック
が貯そう温度から再加熱されなければならないのでエネ
ルギー効率が悪いことである。
さらに必要とする希釈剤の量本多く大きいタンク、ポン
プおよび管を必要とすることである。
この発明は貯そうタンクへ送られる前に摩料の貯そう時
のポンプ移送可能性を維持するために残油に希釈剤を添
加するコーキング法には特に適用し得るものではない。
この発明は主として、残油を蒸留ユニットから直接コー
キングユニットへ送るコーキング法および残油を加熱温
度にて貯そうするコーキング法に有効である。
本発明は原料が石油残渣油の場合に限らず、石炭の液化
による原料又はその他の比重の小さい、高粘度の炭化水
素であ・って、燃料グレードコークスを製造するディレ
ートコ−キング法に適し念原料を用いることができる。
なお、ディレートコ−キング法については文献The 
Ofl and Gas Journal 1956年
1月2日、?489〜90頁1ディレード コーキング
に記載されている。
11 又、ポ質軽油リサイクル物質を用いたコール2−にピッ
チについてのンイ、−ドヨーヤ、グ′・1 法については米国特許No、3563884に記載され
ている。
さらに、”The0五I  and Gas  Jou
rnal’1946年3月16日、第103〜111頁
、1炭化水素オイルのコーキングにも初期ディレートコ
−キング法についての説明がなされている。
米国特許N o 、 4,213,846 : 4.2
1’&074;4.177.133;2.380,71
3:3,116゜231および3,472,761等に
もディレートコ−キング法についての変形倒が種々記載
されている。
本発明は通常の重質リサイクル物質の使用謙を減少し、
コークス分留塔から又は他の供給汐から、より低い沸点
の流れをリサイクル物質の一部又はより好ましくは主要
部として添加することを特徴とするディレートコ−キン
グ法の改良に関するものである。
ディレートコ←キング装賛において、炉は最、:[ も重要な部分で為1息。炉は炉管上にコークスの1 堆積を生じさせるととなく原料をコーキング温度まで加
熱し得るものでなければならなり6炉管にコークスが堆
積されると、操業は中断され、炉を除掃しなければなら
ない。場合によっては炉管内に流れを急激に注入し、流
速を加速させ、乱流を生じさせて、堆積コークスを除去
してやる必要がある。しかし、この急激注入はエネルギ
ー的損失を招き、コークス品質を損なうおそれがあるの
で最小限にする必要がある。しかし、原料のポンプ移送
が不可節となった場合は炉管内を吹き飛ばすことが流れ
の注入能を維持するために暇曖<L:々る。コーキング
炉を適切に設計し、操作した場合は洗滌を要することな
く数ケ月の間操業させることができる。
この発明は希釈剤の添加なしに、コークス原料を減圧蒸
留塔又は他の原料ユニットからコーキングユニットまで
ポンプ移送可能な場合に適用し得るものである。
なお、ここで1ポンプ移送可能なコークス原料”とは重
質炭化水素液流であって、それが原料ユニット(多くの
場合、減圧蒸留塔)からコーキングユニットまで(すべ
ての中間貯ぞう時を含めて)、組成上又は温度上、又は
これらの相互作用によって、特に希釈剤によるポンプ移
送性の維持を求めることなく貯そうユニットを含めてこ
れらユニット間を容易にポンプ移送し得る粘度を常々維
持し得る状IIIを云う。
従来は新らたガコ〜キング原料l容量部肖り重質リサイ
クル物質を約0.1〜0.7容量部リサイクルしていた
。このリサイクル物質はコーキング炉の操業性を改良し
、その溶媒的作用により炉管上へのコークス堆積を防止
するのに有効なものであづた。この従来のリサイクル物
質は′amコーキングド□ラム蒸気と重質コーキング軽
油との組合せからなり、沸点が750〜950°F又は
それ以上のものiなお沸点750°Fのもの番少歌含ん
+いてもよい)であった。
ある種のコーキング原料、特に重装原油の場合は通常よ
り高いリサイクル比が炉管へのコークス堆積を防止する
うえで必要となる。良質原油からの残□油の場合、新ら
たな原料1容量部に対し0.1〜0.3容量部のリサイ
クルが必要であるが、重質原油からの残油の場合は0.
3〜07゛容喰部のリサイクルが必要となる。この上う
な興いリサイクル比はコーキング装置の生産能力を低下
させ、さらに重要なことは新らたな供給川崎に対するコ
ークスの生成比が増大することである。この重質物の高
いリサイクル比を用いることによるコークス量の増加は
リサイクル物質そのものからコークスが形成されること
に基因するものである。このことはコークスがコーキン
グ処理によって得られる製品のうちで最も低価値のもの
であることから望ましくない。
コーキング分留塔によりガス、ガソリン程度の沸点の製
品、蒸留流、重質コーキング軽油流等が生成する。
本発明の特徴はリサイクル物質の一部として通常の重質
リサイクル物質より沸点が低い物質を含むものを添加す
るこ、4とにある。
以下、この発明を図示の好ましい具体例に基づいて説明
する。    □ ライン10を介して新らたなコークス原料が熱交換器1
2.14f通過し、ここで予熱される。この予熱された
原料はついでコーキング分留塔16のに部に導入され、
重質コーキング軽油がライン18を介して取シ出される
。又、この軽油の一部はスプレーノズル20へ戻され、
ここで混入物質の除去およびライン22からコーキング
ドラムへ入る蒸気の重質成分の凝縮がおこなわれる。
重質軽油の少欧がライン24を介して循環されコーキン
グドラム26,211からの蒸気を急冷するようになっ
ている。この蒸気の急冷には他の液体を用いること本で
き、又場合によっては急冷の効率を良くするためライン
の最も熱い部分を非絶縁状態にしてもよい。
本発明の好ましい態様として、スプレーノズル20およ
びライン24に用いられる重質軽油の総置を最適−;、
、分留塔操作に合せて最小量に保つようにするり5.た
とえば新規なコークス原料100容量部当□:り重質リ
サイクルが5〜15容量部生成するのに十分な量とする
。このような目的を達成させるための必要最小限の量は
原料の*@、コーキング条件によって異なるが、これら
条件が与えられれば当業者が容易に決定し得るであろう
。しかし、このリサイクル物質の最小量は多く場合、炉
管上にコークスが堆積することに対して有効な防止とな
らない。そのため、本発明の好ましい形態としては中間
蒸留物の側流がライン32を介して蒸留製品ライン30
から敢り出され、ライン10中の新規な原料と結合する
ようにする。ここで用いられる中間蒸留物の喰は、中間
蒸留物を含まない重質リサイクル物質が用いられた場合
と比較して、より少な率のコークス収量を与え得る量で
あればよい。具体的には新規原料100容歇部当り5〜
50容置部、より好ましくは15〜30容量部の蒸留物
が用いられる。
本発明は一般のディレートコ−キング操作にi4月し得
るが、特に残油がAPI比量約10以下のものをコーキ
ングする場合に有効である。
本発明で特に有効な原料は隼比重原油からの減圧残油、
さらに高硫黄、高金属質原油からの減圧残油である。A
PI比重が10以下でMN分が2重機%以上の残油が特
に好ましい。
新規原料、重質リサイクル物質および蒸留リサイクル物
質がコーキング炉34へ導入され、ここでコークス化温
度に加熱されたのち、コーキングドラムの一つに導入さ
れ、他方、他のコーキングドラムは冷却され従来と同様
にして脱コークス処理がなされる。この満たされたドラ
ムからの蒸気は前述の如く急冷されライン22を介して
分留塔16へ戻される。これらの蒸気は分留されて、ラ
イン36を介して湿性ガス、ライン38を介してコーカ
ーガソリンを生成する。このコーカーガソリンの一部は
ライン40を介して分留塔16の頂部へ還流される。
中間蒸留流はライン42t−介して取り出され、ストリ
ッパ44中でスチームストリッピングがおこなわれ、こ
のストリッパー44からの流れが分留塔16へ戻される
。  ′ 6−−−一−−ストッパー44から の分留製品の一部は蒸留リサイクルライン32を介(7
て分留製品ライン30から取り出され上述の如く新規原
料と混合される。
リサイクル物質として添加される分留物の量は新規原料
組成物、重質リサイクル物質の量、炉の形態、炉の操業
条件等の条件によって左右される。炉管上にコークス堆
積物を著るしく形成させる傾向のある原料については添
加すべき蒸留リサイクル物質の亀は重質リサイクル物質
の1.0〜50倍が適当である。リサイクル物質の精は
好ましくは炉管上のコークス堆積を防止し得るに十分な
量であることが好ましい。たとえば重質サワー原油から
の残油の場合はリサイクル物質綜合量は新規原料の約α
3〜α7倍が適当である。
前述の如く、適切な形態および操業条件を選ぶことによ
りコーキング炉i業に合ったリサイクルの最小量が用い
られる□。云い方を変えれば□ ・・1 リサイクル物質の歇は炉管中にコークス堆積を防止し得
る最小量とすべきである。この量は原料の品質によって
も変る。適切なコーキングユニット中で比較的大きい比
重の残油を用いた場合、リサイクル物質の敞は新規原料
l容を部当り0.1容量部程度の少量でよく、他方、A
PI比重が10以下の低品質の残油、特にAPI比賞が
5以下の残油の場合、新規原料1容量部轟り0.5〜0
.7容量部のリサイクル物質を用いることが、炉管中の
コークス堆積を防止するうえで必要となる。
前述の如くコーキング蒸気ライン中で冷却オイルとして
用いられる重質軽油により、又はコーキング蒸気流中の
混入物質および重質成分の除去のため分留塔ヘスプレー
される・重質軽油により、重質リサイクル物質の生成が
多少もたらされる。コークス収率を少なくするため(す
なわち、価値のより高いガスおよび液体の割合を高くす
るため)−)重質リサイクル量は最小限にとどめること
が必・・要である。なぜならば重質リサイクル物質はコ
″[クス形成成分を含み、これがコーキング装置へ戻さ
れると、コークス総生成橡が大きくなるからである。
本発明では適切な炉操業に必要カ総リサイクル物質の量
が、蒸気ライン冷却オイルとして用いられる重質軽油の
最小量、又は良好な分留操作をおこ々うためのスプレー
オイルの最小量を使用して本たらされる置よりも多く々
る場合を想定して重質リサイクル物質の一部をより軽質
の蒸留炭化水素流で置換するものである。この軽質蒸留
物は基本的にコークス形成成分を含まず、そのため、重
質軽油リサイクル物質(コークス形成成分を含むもの)
の大半を軽質蒸留物で置換することにより新規原料に対
するコークス収率の割合が減少することになる。
本:@明は通常のディレートコ−キング法に適用し得る
ものであるが、特に石油減圧残油を蒸留ユニットから、
残油の中間貯ぞうを経ることなく直接、コーキングユニ
ットへ送るディレートコ−キング法および石油減圧残油
t−蒸蒸留ユニットら加熱又は絶縁貯そうタンクへ送シ
、ついでポンプ移送不可幣な温度まで冷却させることな
くコーキングユニットへ送り込む形式のディレートコ−
キング法に適している。
定圧残油又は高比重原油からの残油をコーキングする場
合、又は貯そう温度をポンプ移送可能な状態に保持する
ため大量の希釈剤又はカッターストックを残油に加える
場合には、本発明は有効ではない。これらの場合は、炉
操業に必要なリサイクル物質量は通常、蒸気冷却に用い
られる重質軽油を使用する場合、又は導入される蒸気流
から重質成分を除去するためのスプレーとして分留塔で
重質軽油を使用する場合の必然的最小量よりも多くない
本発明は適切な炉操作に対応してリサイクル物質総量を
最小限で使用すること、適切なコニキング操作と対応し
た全サイクル物質量中における軽質蒸留物の割合を最大
限として使用することを特徴とする。なお、軽質蒸留物
の添加比は全リサイクル物質の着干は蒸気ライン冷却オ
イルとしての重質軽油の使用又は分留塔スプレーオイル
の使用からもたらされる重質物質であること管念頭にお
いての意味である。
前記説明ではコーキング操作に関して述べたが、コーク
ス以外の製品が実際には重要であるので製造条件を適切
にしてコークス収率は少なくする必要がある。しかして
、重質リサイクル物質の一部を低沸点蒸留物質で置換す
ることによりコークス収量が従来の重質物質のみをリサ
イクル物質として使用する場合と比較して少なく彦る。
後述の如く、重質軽油がスプレーノズル2゜を介して分
留塔へ戻されたとき、その一部は飛び散り、この飛散し
た原料と結合した重質リサイクル物質は実際上、揄散し
なかった重質軽油と凝縮したコーキングドラム蒸気との
結合物である。ライン10から分留塔底部に入る蒸留リ
サイクル物質および新規原料はライン22から入る蒸気
よりも著るしく、温度が低く、したかっ□ て、分留塔底部では事実上蒸発が生じない。し□・・(
たかって炉34に導入される原料は新規原料、蒸M I
Jプサイル物質、飛散しなかった重質軽油および凝縮コ
ーキングドラム蒸気である。この凝縮コーキングドラム
蒸気は急冷オイルを含んでいてもよい。本発明と従来技
術と異なる点は通常の重質リサイクル物質より沸点が低
い物を少なくとも一部に含む蒸留物質をリサイクル物質
の一部又は主要部として添加することにある。
この通常のリサイクル物質の一部を置換して用いられる
低沸点の物質はコーキング分留塔から得るものでなくと
もよいが、はとんどの場合、このコーキング分留塔が供
給源であることが好ましい。この低沸点物質は炭化水素
であれば特に制限はされないが、好ましくはコーキング
分留塔からの高分子中間蒸留流を用いる。分留塔から1
以上の中間蒸留流が回収される場合は、より高い沸点の
蒸留流が用いられることが好オしい。一般にこの従来の
重質リサイクル物質の一部に置換して・用いられる蒸留
流は沸点が1・ 335°F〜850・、1−1F、好ましくは450°
F〜750°F詐 より好ましくは610°F〜650’Fのものを用いる
。なお、通常の重質リサイクル物質は主として沸点が7
50°Fのものである。
したがって、本発明のリサイクル物質は主要部として沸
点335〜850°F、より好ましくは450〜750
°F (より好ましくは510〜650°F)の蒸留物
質と、少暖部として引火しなかった重質軽油および凝縮
コーキングドラム蒸気を含む通常の重質リサイクル物質
とからなる。この重賞リサイクル物質は主として沸点が
約750°F以上、父、多くの場合約850°F以上の
ものからなる。
蒸留物質は好ましくはコーキング分留塔から10−1収
され、ついで新規原料と結合され、さらにコーキング分
留塔の底部へ導入される。
実施例1 この害施例においては同一の原料、コーキング条件を用
い2通りの実験がおこなわれた。ただし、一方の実験に
おいては、通常の重質リサイクル物質(新規原料100
部に対し35部)のみケ用い、他方の実験においては通
常の重質リサイクル物質10部、沸点510〜650’
Fの蒸留物質25部(いずれも新規原料100部に対し
て)kリサイクル物質として用いた。
メヌ万の実験において、原料はAPI比重か5.0、コ
アラドノン炭素120.0重1%、*u1:係数@K”
が11.5.硫黄分40重獣%の本のを用い、これを子
方30 piig%温度835°Fでコーキングした。
その結果の製品分布を下書己表に示す。
実験l    実験2 H,S    1.16 H,81,16H,0,08
H,0,08 C!、     3,520.   3,390、  
  1,520.   1.360m    1.90
0.   1.64(]4    1.93 C4L7
5 cI+−335°F  12.490.−335°F 
11.17335−510’F 15.44 335−
510’P 14.36510−650°F 12.8
9 510−650’F 11.98650°F414
.58650’F−20,65、、,1′、、。
コークス     34.50   コー、クス   
 3z45上記実施例から明らかなように510〜65
0°F の蒸留流を重質リサイクル物質10部に対し、
25部の割合で用いることによりコークス1収率を6%
減少させることができる。この傾向は操作条件、際料の
種類を変えた場合でも同様であった。このようなコーク
ス収率の減少はコーキング操作の経済性に大きな改善を
もたらすものであり、さらに市場の要請に柔軟的に対応
することを可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の方法の工程を説明する回路図である。 図中、12.14・・・熱交衡器、16・・・分留塔。 20・・・スプレーノズル、2g、III・・・コーキ
ングドラム、44・・・ストリッパー。 8uト ■・1:。 出願人代理人□ 弁理土鈴 圧式 彦 1、事件の表示 特願昭58−31914号 2、発明の名称 ′   ディレートコ−キング法 3、補正をする音 11件との関係 特許比I@人 コノコーインコーポレーテツド 4、代理人 ず(所 東京都港区虎)門1丁ロ26番5号 第17森
ビル〒105   電話03 (502) 3181 
(大代表)     。 氏名 (5847)  iT理士 鈴  江  武  
彦シ、:」5、補正命令の日付゛ 昭和58年5月31日 6 補iEの対象 、i 明細書、図面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  ポンプ移送可能なコークス原料とリサイクル
    物質を炉内でコークス化温度に加熱し、ついでコーキン
    グドラムへ送ね、コークスを形成し、塔頂蒸気を回収す
    るディレートコ−キング法において、上記リサイクル物
    質の一部として、通常の重質リサイクルの沸点より低い
    沸点の蒸留炭化水素を通常の重質リサイクル物質のみを
    用いた場合よ抄コークス収量を減少し得る篭でコークス
    原料に対して添加するととtW徴とする方法。 12)上記蒸留炭化水素をコーキング分留塔から−j収
    し、上記コークス原料と混合させ、ついでコークス分留
    塔の底部に供給する特許請求の範囲第1項記載の方法。 (3)蒸留炭化水素の沸点が335〜850’Fである
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 (4)蒸留炭化水素の沸点が450〜750°Fである
    特許請求の範囲館1項記載の方法。 (5)蒸留炭化水素の沸点が510〜650°F であ
    る特許請求の範囲81項記載の方法。 (6)蒸留炭化水素の添加量が重質リサイクル物質の1
    〜5倍である特許請求の範囲第1項記載の方法。 (7)  重質コーキング軽油を用いてコーキングドラ
    ムと分留塔との間のコーキングドラム蒸気を急冷してコ
    ーキングドラム蒸気を凝縮して上記分留塔に入る混入物
    質を除去し、この用いられた重質、軽油の混合量が新ら
    たなコークス原料100部当り5〜15部の重質リサイ
    クルを発生させるのに十分な量である特許請求の範囲1
    g9項記載の方法。 (8)  添加された蒸留炭化水素の量が新らたなコー
    クス原料100部当り15〜30部である特許請求の範
    囲第7項記載の方法。 (9)  コークス原料がAPI比量10以下、硫黄分
    zO重歇%以上の残渣油である特許請求の範囲第8項n
    11載の方法。 Q+j (at、ポンプ移送可能なコークス原料をディ
    レートコ−キング炉へ供給し、これをディレートコ−キ
    ング温度に加熱する工程と; thl、この加熱された原料もディレートコ−キングド
    ラムに供給し、ここでディレードコークスを製造し、塔
    頂蒸気を回収する工程と;let、この塔頂蒸気を分留
    塔へ通過させ、重質軽油流を含む製品流を生成させ; ldl、重質軽油の第1の部分を利用して上記コーキン
    グドラムから排出する塔頂蒸気を急冷する工程と; let、上記重質軽油の第2の部分を用いてコーキング
    ドラム蒸気を凝縮させ、上記分留塔に入る混入物質を排
    除する工程と; lfl、上記炉へ供給される新らたが原料100本置装
    に対し5〜158飯量部の割合で重質り゛・□”1・ト サイクル物質t−混合させ□る工程と:tg)、上記重
    質リサイクルの沸点よシ低い沸点を少なくとも一部に含
    む蒸留炭化水素全上記重質リサイクル物質の黴の1〜5
    倍の量で上記コークス原料に添加する工程と: を具備することを特徴とするディレートコ−キング法。 Ql)  蒸留炭化水素物質が分留器からの中間蒸留流
    であって、その沸点が350〜850°Fである特許請
    求の範囲第10項記載の方法。 Inl  中間蒸留流および新らたなコークス原料を分
    留塔の下部に供給し、新らたなコークス原料、中間蒸留
    流および重質リサイクル物質の混合物を分留塔底部から
    取シ出し上記コークス炉へポンプ移送する特許請求の範
    囲第11を 項記載の方法。 01 重質軽油の第1の一部が上記コーキングドラムと
    分留塔との間のコークス蒸気ライン中へのコークスに′
    l?畜積を防止し得る最小量である特許請求め″:1:
    、範囲第11項記載の方法。 (141コークス原!がAPI比量が10以下、硫黄分
    が少なくとも20亀量%の残渣油である特許請求の範囲
    第11項記載の方法。 0υ 中間蒸留流が沸点450〜750°Fのものであ
    る特許請求の範囲第11項記載の方法。 (16)中間蒸留流が沸点510〜650°Fのもので
    ある特許請求の範囲第11項記載の方法。 ()7)ポンプ移送用能なコークス原料を原油蒸留ユニ
    ットから中間貯ぞうを経ることなく直接コークス化ユニ
    ットへ送す、コークス原料およびリサイクル物Ijft
    −炉内でコーキング温度に加熱し、ついでコーキングド
    ラムへ通過させてディレードコークスを形成させ、コー
    キングドラムからの塔頂蒸気を回収するディレートコ−
    キング法において、上記リサイクル物質の一部として通
    常の重質リサイクル物質の沸点より低い沸点のものを少
    なくとも含む蒸留炭化水素物質を、通常の重質リサイク
    ル物質のみを用いた場合に生成されるコークス収lll
    を減少させるのに有効な量を以ってコークス原料に添加
    することを特徴とするディレートコ−キング法。 (J8)上記蒸留炭化水素をコーキング分留塔から回収
    し、上記コークス原料と混合させ、ついでコークス分留
    塔の底部に供給する特許請求の範囲第17項記載の方法
    。 (19)蒸留炭化水素の沸点が335〜850°Fであ
    る特許請求の範囲第170項記載の方法。 (2の蒸留炭化水素の沸点が450〜750°Fである
    特許請求の範囲第17項記載の方法。 (21)蒸留炭化水素の沸点が510〜650°Fであ
    る特許請求の範囲第17項記載の方法。 (22)蒸留炭化水素の添加量が重質リサイクル物質の
    1〜5−倍である%*l111求の範囲第17項記載の
    方法。 (23)!質コーキング軽油を用いてブーキングドラム
    と分留塔との閘の;−キングドラム蒸気を急冷してコー
    キングドラム蒸気を凝縮して上記分留塔に入る混入物質
    を除去し、この用いられた重質軽油の混合量が新らたな
    コークス原料100部当シ5〜15部の重質リサイクル
    を発生させるのに十分な量である特許請求の範囲第22
    項記載の方法。 (24)添加された蒸留炭化水素の量が新らたなコーク
    ス原料100部当り15〜30部である特許請求の範囲
    第23項記載の方法。 (25)コークス原料がAPI比量lO以下、硫黄分2
    .ott%以上の残渣油である特許請求の範囲@24項
    記載の方法。 (26)ポンプ移送可能なコークス原料を原油蒸留ユニ
    ットから加熱又は絶縁された貯そうタンクへ送り、つい
    でコークス化ユニットへ送す、ここでコークス原料とリ
    サイクル物質を炉内でコーキング温度に加熱し、ついで
    コーキングドラムへ送りディレードコークスを形成し、
    幀頂蒸気をコーキングドラムから回収するディレートコ
    −キング法において、上記リサイクル物質の一部として
    通常の重質リサイクル物質の沸点より低い沸点のものを
    少なくとも含む蒸留炭化水素物質を1、通常の重質リサ
    イクル物質のみを用いた場省に生成され石コークス収1
    を減少させるのに有効な量を以ってコークス原料に添加
    することを特徴とするデ(27)  上記蒸留炭化水素
    をコーキング分留塔からFil収し、上記コークス原料
    と混合させ、ついでコークス分留塔の底部に供給する特
    許請求の範囲第26項記載の方法。 (28)蒸留炭化水素の沸点が335〜8506Fであ
    る特許請求の範囲#!26項記載の方法。 (29)蒸留炭化水素の沸点が450〜750’F で
    ある4I!P軒請求の範囲第26項記載の方法。 (30)蒸留炭化水素の沸点が510〜650’F で
    ある%詐請求の範囲第2G]J記載の方法。 (3))蒸留炭化水素の添加量が重質リサイクル物質の
    1〜5倍である特許請求の範囲第2G項記載の方法。 C32’) 重質コーキングドラムを用いてコーキング
    ドラムと分留塔との間のコーキングドラム蒸気を急冷し
    てコーキングドラム蒸気を凝縮して上記分留塔に八す卵
    入物質を除去し、この用いられた重質軽油の混合量が新
    らたなコークス原料100部肖り5〜15部の重質リサ
    イクルを発生させるのに十分な潰である特許請求の範囲
    第31項記載の方法。 (33)添加された蒸留炭化水素の量が新らたなコーク
    ス原料100部当915〜30部である特許請求の範囲
    第32項記載の方法。   ゛(34)コークス原料が
    API比量lO以下、硫黄分2.0重量%以上の残渣油
    である特許請求の範囲第33項記載の方法。 (35)コークス原料とリサイクル物質を炉内でコーク
    ス化温度に加熱し、ついでコーキングドラムへ送り、コ
    ークスを形成し、塔頂蒸気を回収するディレートコ−キ
    ング法において、上記リサイクル物質の一部として通常
    の重質リサイクル物質の沸点より低い沸点のものを少な
    くとも含む蒸留炭化水素物質tコークス原料に添加する
    ものであって、該蒸留炭化水素物質がコーキング分留塔
    から回収し、上記1@料ヲ加熱する前に上記コーキング
    原料と結合され、上記コーキング処理へ導入され、かつ
    通常の重質リサイクル物質のみを用いた場合に生成され
    るコークス取置を減少させるのに有効な畷を以ってコー
    クス原料に添加するものであることを特徴とするディレ
    ートコ−キング法。 (36)蒸留炭化水素の沸点が335〜850°Fであ
    る特許請求の範囲第35項記載の方法。 (37)蒸留炭化水素の沸点が450〜750°Fであ
    る特許請求の範囲第35項記載の方法。 (38)蒸留炭化水素の沸点が510〜650°Fであ
    る特許請求の範囲第35項記載の方法。 (39)蒸留炭化水素の添加量が重質リサイクル物質の
    1〜5倍である特許請求の範囲第35項記載の方法。 (40重質コークスガスオイルを用いてコークスドラム
    と分留器との間のコークスドラム蒸気を急冷してコーク
    スドラム蒸気を凝縮して上記分留器に入る混入物質を除
    去し、この用いられた重質ガスオイルの混合tが新らた
    なコークス原料100部当シ5〜15部の11質リサイ
    クルを発生させるのに十分な量である特許iii’を求
    の−1ノ囲第39項記載の方法。 (4z) gsカロされた蒸留炭化水累のtが新らたな
    コークス原料100部当り15〜30部である特許請求
    の範囲第40項記載の方法。 (42)コークス原料がAPI比置装0以下、硫黄分2
    .0mf1%以上の残渣油である特許請求の範囲第41
    項記載の方法。
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