JPS5819413Y2 - 過負荷検知装置 - Google Patents

過負荷検知装置

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Publication number
JPS5819413Y2
JPS5819413Y2 JP1979136089U JP13608979U JPS5819413Y2 JP S5819413 Y2 JPS5819413 Y2 JP S5819413Y2 JP 1979136089 U JP1979136089 U JP 1979136089U JP 13608979 U JP13608979 U JP 13608979U JP S5819413 Y2 JPS5819413 Y2 JP S5819413Y2
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JP
Japan
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driven
detection device
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driving
driven body
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Expired
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JP1979136089U
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English (en)
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JPS5654346U (ja
Inventor
玉木安隆
Original Assignee
旭大隈産業株式会社
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Publication date
Application filed by 旭大隈産業株式会社 filed Critical 旭大隈産業株式会社
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Publication of JPS5654346U publication Critical patent/JPS5654346U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、往復運動を伝達する動力伝達機構に過負荷が
作用したときに、その過負荷を検知して源動機を急停止
させる信号若しくは警報信号等を発する過負荷検知装置
に関する。
駆動体と従動体をシャービンのように破壊され易く、若
しくは変形し易い連結部材によって連結し、過負荷が作
用したときに、連結部材の破壊若しくは変形によって動
力の伝達を遮断するようにした安全装置は公知であって
、このような安全装置には、連結部材の破壊若しくは変
形を検知して源動機に急停止信号を発したり、異常警報
装置を作動させたりする検知装置が併設される場合が多
い。
しかし、従来、この種の検知装置は、フレーム等の固定
部材に、従動体が正常運転時の前死点若しくは後死点に
おいて接触又は非接触するリミットスイッチを設け、連
結部材の破壊等によって従動体が正常運転不能になった
ときに、リミットスイッチが作動し又は作動しないこと
により異常を検知する構造になっていたため、過負荷が
作用して連結部材が破壊等を生じてから少くとも2分の
1ストローク後でなければ検知することができず、近時
の高速機械においては、検知の遅れによって、重要部品
の破損等の不具合が発生することがある。
本考案は、このような従来装置の欠点を除去し、過負荷
が作用して連結部材が破壊若しくは変形を生ずると直ち
に作動する検知装置を提供することを目的とするもので
ある。
以下、本考案の一実施例を示す添付図面に基づいて詳細
に説明する。
図において、1は連結杆2と、その先端に螺着されたロ
ッド3乙)らなる駆動体であって、連結杆2は図示しな
いカム、クランクシャフト等に係合しており、駆動体1
は軸方向に往復駆動される。
4は後端部軸心に拡径孔4aと、その奥端に連成された
縮径孔4bが同心に形成された筒形の従動体であって、
その先端に被駆動体5がピン6によって連結されている
ロッド3の先端には、小径部3aと雄ねじ3bが同心に
連成されており、小径部3aには夫々リング形をなすパ
ンチ6、シャープレート7及びスペーサ8,9が嵌着さ
れ、雄ねじ3bに螺着されたナツト10によって締付け
られている。
上記構成になるロッド3の先端部は、従動体4の拡径孔
4aにリング形のダイス11を嵌入して奥端の段部4c
に突き当てた後に、シャープレート7がダイス11に当
接するまで拡径孔4a内に嵌入され、コツト3に摺動自
由に嵌着されたスリーブ12を拡径孔4aに形成された
雌ねじに螺入してシャープレート7をダイス11に締付
け、もって、駆動体1が従動体4と一体に連結されてい
る。
15はピアノ線のように弾力性に富む線材からなる作動
体であって、U字形に屈曲された基部15aが、二本の
ボルト16,16によって連結杆2の下面に固定され、
下方及び略水平方向に二度折れしてロッド3の先端方へ
延出された主部15bの先端が水平方向において直角に
三度折れされて、ロッド3の軸方向と直角な鉤部15c
が形成されている。
このロッド3は、自由状態において、主部15bが、第
1図に鎖線で示す位置よりさらに下方へ傾斜した姿勢を
保つように形成されている。
17は六角穴付きボルトからなる掛止体であって、作動
体15の鉤部15cの上方に対応する位置において、従
動体4の下面に頭部17aが間隔を置くように螺入され
、これに螺着されたナツト18によ−)で緩みが防止さ
れている。
20は、固定部材である図示しないフレームに固定され
たリミットスイッチからなる検知体であって、揺動式の
接触子21が、往復駆動される従動体4の前死点位置に
おける掛止体17の少し後方に突出している。
次に、本実施例の作動を説明する。
作動体15をその弾力に抗して押し上げ、第1図に実線
で示すように、鉤部15cを掛止体17の頭部17aの
前側に掛止し、図示しない源動機を起動して駆動体1を
往復駆動すると、従動体4及び被駆動体5が駆動体1と
一体的に往復運動するが、伺らかの異常によって被駆動
体5に過大な負荷が作用した場合には、シャープレート
7がパンチ6とダイス11により圧縮されて剪断破壊を
生じ、第1図に鎖線で示すように、ロッド3が縮径孔4
b内に侵入し、駆動体1と従動体4が相対的に移動する
すると、作動体15の鉤部15cが掛止体17の頭部1
7aから外れ、第1図に鎖線で示すように、検知体20
の接触子21を叩いて下方へ揺動させる。
検知体20は源動機の急停止回路に接続されており、接
続子21の揺動によって急停止信号を発し、源動機を急
停止させる。
前記において、作動体15を従動体4に固定して、その
先端を掛止する掛止体17を駆動体1に固定してもよい
また、検知体20は、リミットスイッチの他、光電管を
使用して作動体15の弾性復元運動を検知するようにし
てもよい。
以上の説明によって明らかにしたように、本考案の過負
荷検知装置は、往復運動する駆動体と従動体の連結部の
破壊若しくは変形によって駆動体と従動体に相対的移動
を生じさせ、その相対的移動によって、駆動体若しくは
従動体のいずれか一方に固定して他方に設けた掛止体に
係合した作動体の前記係合を解除し、掛止体の弾性復元
運動によって検知体を作動させるようにしたから、過負
荷が作用すると直ちに作動することができ、その信号に
よって源動機を急停止させることができるから、高速応
答性に優れ、過負荷状態における運転の継続による損害
を最小限に止めることができる効果を奏するとともに、
駆動体と従動体の連結部の外面に作動体と掛止体と検知
体とを装着するだけでよく、既存の機械装置に僅かな加
工を施すだけで容易に取り付けることができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図は縦断面図
、第2図は底面図である。 1・・・駆動体、4・・・従動体、7・・・シャープレ
ート(連結部材)、15・・・作動体、17・・・掛止
体、20・・・検知体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸方向に往復運動する駆動体と従動体を、破壊され易く
    若しくは変形し易い連結部材によって連結し、前記駆動
    体と前記従動体のいずれか一方の外面に、弾性材料から
    なる運動方向に細長い作動体の一端を固定するとともに
    、他方の外面に、前記作動体の先端を弾力を蓄勢させて
    掛止する掛止体と前記作動体の弾性復元運動によって作
    動する検知体を設け、前記従動体に過負荷が作用したと
    きに、前記連結部材の破壊若しくは変形により前記駆動
    体と前記従動体に相対的移動を生じさせて前記作動体の
    前記掛止体に対する保合を解除する構成としたことを特
    徴とする過負荷検知装置。
JP1979136089U 1979-10-01 1979-10-01 過負荷検知装置 Expired JPS5819413Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979136089U JPS5819413Y2 (ja) 1979-10-01 1979-10-01 過負荷検知装置

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JP1979136089U JPS5819413Y2 (ja) 1979-10-01 1979-10-01 過負荷検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5654346U JPS5654346U (ja) 1981-05-12
JPS5819413Y2 true JPS5819413Y2 (ja) 1983-04-21

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ID=29367608

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979136089U Expired JPS5819413Y2 (ja) 1979-10-01 1979-10-01 過負荷検知装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4963857A (ja) * 1972-10-23 1974-06-20
JPS5033433A (ja) * 1973-08-02 1975-03-31

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4963857A (ja) * 1972-10-23 1974-06-20
JPS5033433A (ja) * 1973-08-02 1975-03-31

Also Published As

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JPS5654346U (ja) 1981-05-12

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