JPS58193656A - 固形物を安定に内蔵する氷菓の製造法 - Google Patents
固形物を安定に内蔵する氷菓の製造法Info
- Publication number
- JPS58193656A JPS58193656A JP57077318A JP7731882A JPS58193656A JP S58193656 A JPS58193656 A JP S58193656A JP 57077318 A JP57077318 A JP 57077318A JP 7731882 A JP7731882 A JP 7731882A JP S58193656 A JPS58193656 A JP S58193656A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、氷菓に係るものであらて、固形物を安定に
内蔵する氷菓を工業的に有利に製造することを目的とす
る。
内蔵する氷菓を工業的に有利に製造することを目的とす
る。
氷菓例えば、アイスクリーム類、アイスまんじゅう、ア
イスバー、シャーベット、かき氷、その他であって、そ
の内部に固形物例えば、チョコV−)顆粒、氷砂糖、ジ
ャム、チェリー、その他を適当数、適宜な位置に分散内
蔵させてなるものはよく知られているが、これらのもの
、には多くの欠点がある。
イスバー、シャーベット、かき氷、その他であって、そ
の内部に固形物例えば、チョコV−)顆粒、氷砂糖、ジ
ャム、チェリー、その他を適当数、適宜な位置に分散内
蔵させてなるものはよく知られているが、これらのもの
、には多くの欠点がある。
例えば、氷菓の主材料は水であるが、それに内蔵させる
べき固形物が水溶性ないし親水性のものである場合にあ
っては、固形物が氷菓中の水分に溶解して固形物固有の
形状がそこなわれ、また氷菓の質を汚染する場合が多い
、固形物が潮解あるいは膨潤する性質のものである場合
にも氷菓の原料との相関においてほとんど同様の欠点が
生ずる。
べき固形物が水溶性ないし親水性のものである場合にあ
っては、固形物が氷菓中の水分に溶解して固形物固有の
形状がそこなわれ、また氷菓の質を汚染する場合が多い
、固形物が潮解あるいは膨潤する性質のものである場合
にも氷菓の原料との相関においてほとんど同様の欠点が
生ずる。
ここにおいて、このような欠点のない氷菓の製造法が要
求される。この発明は、このような要求にこたえるもの
であって、以下にその内容を詳しく説明する。
求される。この発明は、このような要求にこたえるもの
であって、以下にその内容を詳しく説明する。
ここに氷菓とは、先述したように、アイスクリーム類、
アイ〉セゆう、アイスバー、アイスもなか、シャーベッ
ト、かき氷、その他のものの総称である。これらはいず
れも、水を主材料とし、これに牛乳、甘味料、澱粉、そ
の他を溶解ないし分散させてなるものをその凍結点以下
に冷凍してなるものである。
アイ〉セゆう、アイスバー、アイスもなか、シャーベッ
ト、かき氷、その他のものの総称である。これらはいず
れも、水を主材料とし、これに牛乳、甘味料、澱粉、そ
の他を溶解ないし分散させてなるものをその凍結点以下
に冷凍してなるものである。
固形物を採用する。このものは、ラムネ菓子、チェリー
、氷砂糖、コーヒー錠剤、氷片、その他であって、球状
、顆状粒その他任意の形状のものを採用する。しかして
このものはいずれも、水溶性、潮解性あるいは親水性の
もの、つまり氷菓の主材料・水に親和する性質のもので
あることが必要である。
、氷砂糖、コーヒー錠剤、氷片、その他であって、球状
、顆状粒その他任意の形状のものを採用する。しかして
このものはいずれも、水溶性、潮解性あるいは親水性の
もの、つまり氷菓の主材料・水に親和する性質のもので
あることが必要である。
他に、油脂を採用する。油脂は、動植物性油脂であって
脱臭精製したものをいうことは当然である。しかしてそ
の形状は、常温において液状のもの、固状のもののいず
れでもさしつかえない。このようなものとしては例えば
、カカオ油、なたね油、パーム油、大豆油、綿実油、そ
の他種物性のもの、あるいは牛脂、肝脂、鯨油、その他
動物性のものがあげられる。
脱臭精製したものをいうことは当然である。しかしてそ
の形状は、常温において液状のもの、固状のもののいず
れでもさしつかえない。このようなものとしては例えば
、カカオ油、なたね油、パーム油、大豆油、綿実油、そ
の他種物性のもの、あるいは牛脂、肝脂、鯨油、その他
動物性のものがあげられる。
次に、氷菓の製造法の工程を説明すると、まず氷菓原料
水系を作る。別に内蔵させるべき固形物を用意し、その
周面を油脂で被覆する。この際、泊り旨が常温で固状を
呈するものである場合には、その溶融点以上の温度に加
熱して液状化したものを使用すればよい。このようなそ
の局面に油り行届を形成させてなる固形物の添加量は任
意である。
水系を作る。別に内蔵させるべき固形物を用意し、その
周面を油脂で被覆する。この際、泊り旨が常温で固状を
呈するものである場合には、その溶融点以上の温度に加
熱して液状化したものを使用すればよい。このようなそ
の局面に油り行届を形成させてなる固形物の添加量は任
意である。
また油脂層の厚さも任意である。氷菓の原料液に周面を
油i指層を形成させた固形物を添加し、攪拌その、他の
方法を用いてそれを分散させる。
油i指層を形成させた固形物を添加し、攪拌その、他の
方法を用いてそれを分散させる。
この系を主原料水系の氷結点以下に急速に冷却する。冷
却進行中において、水系に分散した固形物が−せいに沈
下することを防ぐために攪拌、倣とうさせてもより。
却進行中において、水系に分散した固形物が−せいに沈
下することを防ぐために攪拌、倣とうさせてもより。
系が凍結を完了した時、冷却をとめる。出来上ったもの
が目的の固形物を安定に内蔵する氷菓である。
が目的の固形物を安定に内蔵する氷菓である。
ここにこの発明は目的を達しおえる。
この発明の氷菓は、その品質がきわめてすぐれている。
水に親和する固形物は、周面の油脂層にさまたげられ、
主原料水と親和しない。したがって、氷菓生地の汚染も
なく、固形物の形状の乱れもない。
主原料水と親和しない。したがって、氷菓生地の汚染も
なく、固形物の形状の乱れもない。
実施例1゜
(1) 固形物
ブドウ糖 50部(重量、以下同じ)酒石酸顆粒(酒
石酸80部、乳糖20部)30部 重曹顆粒(重曹90部、乳糖1o部)20部粉末香料
1部 上記のものを混合し、これを錠剤機で径51m′1、厚
さ3部mmの錠剤をつくった。精製やし油(融点30°
C)を409Cに加温し、これに上記の錠剤を1秒間浸
漬して、錠剤の周面に油脂層を形成させ、これを冷蔵庫
に保管した。
石酸80部、乳糖20部)30部 重曹顆粒(重曹90部、乳糖1o部)20部粉末香料
1部 上記のものを混合し、これを錠剤機で径51m′1、厚
さ3部mmの錠剤をつくった。精製やし油(融点30°
C)を409Cに加温し、これに上記の錠剤を1秒間浸
漬して、錠剤の周面に油脂層を形成させ、これを冷蔵庫
に保管した。
(2) アイスクリーム類
脱脂粉乳 6部
バター 3 //
植物性油脂 2 //
砂 糖 15〃
水あめ 5 //
乳化剤その他 0.7//
水 7 0 //上記の配
合のものを80°Cまで加熱し、溶解して後、氷水で冷
却(109C)し、これをフリーザーで凍結(オーバー
ラン80%、−80C)してアイスクリーム生地を得た
。
合のものを80°Cまで加熱し、溶解して後、氷水で冷
却(109C)し、これをフリーザーで凍結(オーバー
ラン80%、−80C)してアイスクリーム生地を得た
。
この凍結したアイスクリーム生地80部に上記の固形物
20部を混合し、カップに充てんし、−2011Cノス
トツカーで硬化させた。
20部を混合し、カップに充てんし、−2011Cノス
トツカーで硬化させた。
このものを口腔に入れると、アイスクリームがとけると
共に固形物の酸とアルカリが反応して口+控中・でクリ
・−ムソーダが出来た。
共に固形物の酸とアルカリが反応して口+控中・でクリ
・−ムソーダが出来た。
実施例2゜
(1) 固形物
オレンジ粉末果汁 1部部
粉糖 10 //
果糖粉末 10 //
水 311上記のものを
混合し径IQmmのポール状のものに、’L6CI”0
4時間乾燥した。これを6000に加温した綿実油に隋
漬し、常温に放置し、固形物の局面に油脂層を形成させ
た。
混合し径IQmmのポール状のものに、’L6CI”0
4時間乾燥した。これを6000に加温した綿実油に隋
漬し、常温に放置し、固形物の局面に油脂層を形成させ
た。
(2) アイスキャンデー
砂糖 15部
ブドウ糖 10 //
クエン酸 0・2″
安定剤 0.81/
オレンジエツセンス 0.1部
食用黄色5号 適量
水 75部上記のもの
を80°Cまで加熱して溶解した後、氷水で10°Cま
で冷却し、アイスキャンデー生地液を得た。
を80°Cまで加熱して溶解した後、氷水で10°Cま
で冷却し、アイスキャンデー生地液を得た。
lOoCに冷却されたアイスキャンデー生地液を直径2
.51の半円形のモールドに約8分目まで充てんし、こ
れに上記のポール状固形物1ケを入れ、−30°Cのプ
ラインに浮べて硬化させた後、20°Cの水に浮べて内
部を取り出し、−20°Cのストッカーで硬化させた。
.51の半円形のモールドに約8分目まで充てんし、こ
れに上記のポール状固形物1ケを入れ、−30°Cのプ
ラインに浮べて硬化させた後、20°Cの水に浮べて内
部を取り出し、−20°Cのストッカーで硬化させた。
内部に粉末果汁を含むおいしいアイスデザートを得た。
実施例3゜
(1) 固形物
粉 糖 100部ストロベ
リー粉末香料 2111部食用黄号
適量 水 511上記の
配合のものをよく混合し、これを造粒機(スクリーン3
mm)にがけ顧粒伏とし・これを70〜60°Cで2時
間乾燥した。こり粒をアナトー色素で着色した精製やし
油に侵漬し、精粒の周面に油脂層を形成させた。
リー粉末香料 2111部食用黄号
適量 水 511上記の
配合のものをよく混合し、これを造粒機(スクリーン3
mm)にがけ顧粒伏とし・これを70〜60°Cで2時
間乾燥した。こり粒をアナトー色素で着色した精製やし
油に侵漬し、精粒の周面に油脂層を形成させた。
(2) シロップ
砂糖 40部
安定剤 0.2 /1
クエン酸 O,SU
水 60 //上記の配合の
ものを加熱溶解漬水水中で冷却しシロップをつくった。
ものを加熱溶解漬水水中で冷却しシロップをつくった。
砕細した氷30部、上記のシロップ20部をかきまぜ合
せながら固形物1o部を投入し全体をよく混合した後、
カップに充てんし、−20’Cのストッカーで硬化させ
た。。
せながら固形物1o部を投入し全体をよく混合した後、
カップに充てんし、−20’Cのストッカーで硬化させ
た。。
かき氷の中に、色付きの顧Nが点在するかき氷が出来た
。
。
特許出願人 三栄化学工業株式会社
Claims (1)
- 固形物の全周面に油脂層を形成させたものを氷菓の原料
液中に分散させ、これを凍結させることを特徴とする固
形物内蔵の氷菓の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57077318A JPS58193656A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 固形物を安定に内蔵する氷菓の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57077318A JPS58193656A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 固形物を安定に内蔵する氷菓の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58193656A true JPS58193656A (ja) | 1983-11-11 |
Family
ID=13630577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57077318A Pending JPS58193656A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 固形物を安定に内蔵する氷菓の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58193656A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013236575A (ja) * | 2012-05-14 | 2013-11-28 | Hamada Shokuhin Kogyo Kk | 氷菓の製造方法 |
-
1982
- 1982-05-07 JP JP57077318A patent/JPS58193656A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013236575A (ja) * | 2012-05-14 | 2013-11-28 | Hamada Shokuhin Kogyo Kk | 氷菓の製造方法 |
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