JPS58189940A - 熱電子放出陰極 - Google Patents
熱電子放出陰極Info
- Publication number
- JPS58189940A JPS58189940A JP57071241A JP7124182A JPS58189940A JP S58189940 A JPS58189940 A JP S58189940A JP 57071241 A JP57071241 A JP 57071241A JP 7124182 A JP7124182 A JP 7124182A JP S58189940 A JPS58189940 A JP S58189940A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- thermionic emission
- oxide
- reducing agent
- base body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J1/00—Details of electrodes, of magnetic control means, of screens, or of the mounting or spacing thereof, common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
- H01J1/02—Main electrodes
- H01J1/13—Solid thermionic cathodes
- H01J1/20—Cathodes heated indirectly by an electric current; Cathodes heated by electron or ion bombardment
Landscapes
- Solid Thermionic Cathode (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、熱電子放出陰極の構造に関するものである。
酸化物単極は比較的低い動作温度で安定した電子放出が
可能であり、又製造の容馬な事から電子管に広く利用さ
れている。従来例について、第１図によ炒説明する。酸
化物層１は粉末状物質であるため、通常はバインダーを
併用して基体金Ｍ２（例えば、Ｎｉを主成分とし、Ｍｇ
、 ８ ｉ等を微量含む）の表面に塗布形成される。
可能であり、又製造の容馬な事から電子管に広く利用さ
れている。従来例について、第１図によ炒説明する。酸
化物層１は粉末状物質であるため、通常はバインダーを
併用して基体金Ｍ２（例えば、Ｎｉを主成分とし、Ｍｇ
、 ８ ｉ等を微量含む）の表面に塗布形成される。
なお、４はアパーチャ、５はカソードスリーブ、６はヒ
ータである。酸化物層ＩＫ対向する第１グリツド３を酸
化物陰極に対して正の電位で用いる場合、第１グリツド
電流を減らす目的で、基体金属２上の酸化物層１の塗布
面積を縮小することがなされている。
ータである。酸化物層ＩＫ対向する第１グリツド３を酸
化物陰極に対して正の電位で用いる場合、第１グリツド
電流を減らす目的で、基体金属２上の酸化物層１の塗布
面積を縮小することがなされている。
この場合、第１グリツド３に対向して基体金属２が露出
する為、陰極の動作中、露出した基体金属２よりその含
有物が飛散し、第１グリツド３、及び酸化物層１に耐着
することＫより、酸化物層１の熱電子放出特性を劣化さ
せる欠点があった。
する為、陰極の動作中、露出した基体金属２よりその含
有物が飛散し、第１グリツド３、及び酸化物層１に耐着
することＫより、酸化物層１の熱電子放出特性を劣化さ
せる欠点があった。
本発明の目的は、上記の欠点を排除して小面積の電子放
出領域を有する酸化物＠極を提供する事である。
出領域を有する酸化物＠極を提供する事である。
本発明に係る小面積の電子放出部を持つ酸化物陰極にお
いては、電子放出酸化物が塗布される領域のみを還元剤
（Ｍｇ、Ｓｉ等）を含む基体金属とし、その周辺部は還
元剤を含まない金属にて構成する。かかる構造により、
基体金属が、第１グリツドに対向にて、縛出することを
防ぎ、かつ、従来と同様の役割を果たすことができるた
め、エミッション寿命が長く、小面積の電子放出領域を
有する酸化物陰極を提供することができる。
いては、電子放出酸化物が塗布される領域のみを還元剤
（Ｍｇ、Ｓｉ等）を含む基体金属とし、その周辺部は還
元剤を含まない金属にて構成する。かかる構造により、
基体金属が、第１グリツドに対向にて、縛出することを
防ぎ、かつ、従来と同様の役割を果たすことができるた
め、エミッション寿命が長く、小面積の電子放出領域を
有する酸化物陰極を提供することができる。
以下、本発明の一実施例を第２図により説明する。酸化
物層１は、これとほぼ同形の基体金属２１の上にのみ塗
布され、さらに基体金属２１は、例えば、Ｎ１かＭｏ４
Ｌ＜はＷ等又はＮ ｉ −Ｗ 、 Ｎ ｉ −Ｍｏ ＊
Ｎ ｉ Ｗ Ｍｏ 合金でつくられ、Ｍｇ 、 ８
１等のいわゆる還元剤を含まない金属キャップＴ上に設
置される。本実施例によれば、基体金属２１が、直接第
１グリツドと対向して露出することが無いため、基体金
属２１中のいわゆる還元剤の飛散を少なくし、それが原
因となる酸化物層１の熱電子放出特性を劣化させない効
果がある。
物層１は、これとほぼ同形の基体金属２１の上にのみ塗
布され、さらに基体金属２１は、例えば、Ｎ１かＭｏ４
Ｌ＜はＷ等又はＮ ｉ −Ｗ 、 Ｎ ｉ −Ｍｏ ＊
Ｎ ｉ Ｗ Ｍｏ 合金でつくられ、Ｍｇ 、 ８
１等のいわゆる還元剤を含まない金属キャップＴ上に設
置される。本実施例によれば、基体金属２１が、直接第
１グリツドと対向して露出することが無いため、基体金
属２１中のいわゆる還元剤の飛散を少なくし、それが原
因となる酸化物層１の熱電子放出特性を劣化させない効
果がある。
本発明は、又第３図に示す様な、金属キャップ７中に基
体金Ｗ４２２を置き、その上に酸化物Ｎｌ１１を塗布す
る構造の熱電子放出陰極としても良い。
体金Ｗ４２２を置き、その上に酸化物Ｎｌ１１を塗布す
る構造の熱電子放出陰極としても良い。
なお、これまでの説明では、金属キャンプＴの加工性に
ついては特ＶＣ，言及しなかったが、特に深紋りが必要
な場合には、Ｎ１−Ｗ、Ｎｉ−Ｍｏ、Ｎｉ−Ｗ−Ｍ□
合金に難蒸発性のＺｒを添加すれば良い。
ついては特ＶＣ，言及しなかったが、特に深紋りが必要
な場合には、Ｎ１−Ｗ、Ｎｉ−Ｍｏ、Ｎｉ−Ｗ−Ｍ□
合金に難蒸発性のＺｒを添加すれば良い。
こうすることにより加工性が向上する。
本発明によれば、小面積の酸化物を塗布形成した熱′成
子放出陰極において、基体金属中の還元剤の＠数を抑え
ることができるので、給１グリッド亀流を減らして、か
つ熱電子放出特性の経時的減少を少なくする効果がある
。
子放出陰極において、基体金属中の還元剤の＠数を抑え
ることができるので、給１グリッド亀流を減らして、か
つ熱電子放出特性の経時的減少を少なくする効果がある
。
第１図に従来例の縦断面図、第２図、第３図はそれぞれ
本発明の実施例の縦断面図である。 １・・・・酸化物１−１２・・Φ・基体金属、３・・・
・Ｍｌグリッド、４・・・・アパーチャ、５・・Φ書カ
ンートスリーブ、６・・ｅ・ヒータ、７＊ｅ；ｓ金属キ
ャンプ、２１．２２−−−−基体金属。 第１図 第３図
本発明の実施例の縦断面図である。 １・・・・酸化物１−１２・・Φ・基体金属、３・・・
・Ｍｌグリッド、４・・・・アパーチャ、５・・Φ書カ
ンートスリーブ、６・・ｅ・ヒータ、７＊ｅ；ｓ金属キ
ャンプ、２１．２２−−−−基体金属。 第１図 第３図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、少なくとも、熱電子を放出する酸化物と加熱ヒータ
とを包含する金属体と、還元剤を含む基体金属とから成
り、上記金属体表面の一部に上記基体金属を設置し、上
記基体金属のほぼ全露出表面に上記酸化物を塗布形成し
た事を特徴とする熱電子放出陰極。 λ 上記金属体はカップ状金属キャップで、上記還元剤
を含む基体金属はディスク形状であり、上記金属キャッ
プの凸部表面に上記基体金属ディスクを設置し九事を特
徴とする特許請求の範囲第１項記載Ｏ熱電子放出陰極。 ３、上記金属体はニッケル（Ｍｌ）、モリブデン（Ｍ＋
ｅ）ｅタングステン（ｗ）又はＸｉ −Ｗ 、 Ｎ１−
Ｍｇ。 Ｎｌ−Ｗ−Ｍ・ 合金等の高融点金属である事を特徴と
する特許請求の範囲第１項記載Ｏ熱電子放出陰極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57071241A JPS58189940A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 熱電子放出陰極 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57071241A JPS58189940A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 熱電子放出陰極 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58189940A true JPS58189940A (ja) | 1983-11-05 |
Family
ID=13454999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57071241A Pending JPS58189940A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 熱電子放出陰極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58189940A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004001784A1 (ja) * | 2002-06-19 | 2003-12-31 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | カットオフ電圧の変動低減方法、電子管用カソード及び電子管用カソードの製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53142162A (en) * | 1977-05-18 | 1978-12-11 | Sony Corp | Hot cathode |
-
1982
- 1982-04-30 JP JP57071241A patent/JPS58189940A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53142162A (en) * | 1977-05-18 | 1978-12-11 | Sony Corp | Hot cathode |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004001784A1 (ja) * | 2002-06-19 | 2003-12-31 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | カットオフ電圧の変動低減方法、電子管用カソード及び電子管用カソードの製造方法 |
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