JPS58189201A - クロロプレン重合体の微粒子状凝固物の製造方法 - Google Patents
クロロプレン重合体の微粒子状凝固物の製造方法Info
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- JPS58189201A JPS58189201A JP7158382A JP7158382A JPS58189201A JP S58189201 A JPS58189201 A JP S58189201A JP 7158382 A JP7158382 A JP 7158382A JP 7158382 A JP7158382 A JP 7158382A JP S58189201 A JPS58189201 A JP S58189201A
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- chloroprene
- latex
- polymer
- chloroprene polymer
- particulate
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- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアニオン性の乳化剤を用いて安定化されたクロ
ロプレン重合体ラテックスに両性物質を加えてから凝固
を行なうことにより、微粒子状クロロプレン重合体凝固
物を効率良く得る方法に関する。本方法により得られた
クロロプレン重合体凝固物は特に微細な粒子となり、容
易に乾燥を行なうことができ、微粒子状又は粉末状のク
ロロプレンゴムを製造することができる。
ロプレン重合体ラテックスに両性物質を加えてから凝固
を行なうことにより、微粒子状クロロプレン重合体凝固
物を効率良く得る方法に関する。本方法により得られた
クロロプレン重合体凝固物は特に微細な粒子となり、容
易に乾燥を行なうことができ、微粒子状又は粉末状のク
ロロプレンゴムを製造することができる。
近年ゴム工業界では混線工程の省エネルヤー、時間短縮
化、さらには充填剤、補強剤の分散性向上の観点から、
従来の塊状あるいは数の径程度のチップ状品に代えて、
数IIII〜10数IIK径までの粒状品又は0.1朋
〜6皿径までの粉末状ゴムの利用が考えられている。ま
た計量、混線、加硫、射出成形までの自動ライン化の可
能性の面からも、安価で、長期に渡って目出流動性を保
ち、物性の優れた粉末状ゴムの製造方法の開発が望まれ
ている。
化、さらには充填剤、補強剤の分散性向上の観点から、
従来の塊状あるいは数の径程度のチップ状品に代えて、
数IIII〜10数IIK径までの粒状品又は0.1朋
〜6皿径までの粉末状ゴムの利用が考えられている。ま
た計量、混線、加硫、射出成形までの自動ライン化の可
能性の面からも、安価で、長期に渡って目出流動性を保
ち、物性の優れた粉末状ゴムの製造方法の開発が望まれ
ている。
粒状あるいは粉末状ゴムの製造法としては、粉砕法、直
接乾燥法、共沈法、凝固法がある。
接乾燥法、共沈法、凝固法がある。
粉砕法は塊状のゴムを原料とし、粉砕を行なう方法であ
るが、この場合にはしばしば製造のためのエネルヤー消
費が犬きぐなる問題がある。
るが、この場合にはしばしば製造のためのエネルヤー消
費が犬きぐなる問題がある。
スプレー乾燥法、フラッシュ乾燥法等の直接乾燥法や、
ラテックス中にケイ酸塩やカーボンを加え、共沈させて
分離する共沈法ではしばしば多量の粘着防止剤を要し、
あるいはラテックス中の乳化剤環の非ゴム分が乾燥品中
に多量り残留する問題がある。
ラテックス中にケイ酸塩やカーボンを加え、共沈させて
分離する共沈法ではしばしば多量の粘着防止剤を要し、
あるいはラテックス中の乳化剤環の非ゴム分が乾燥品中
に多量り残留する問題がある。
攪拌下の凝固剤にラテックスを接触させ、あるいはラテ
ックスを滴下させることによってラテックスの凝固を行
なう凝固法は物性的には良好なものが得られるものの、
クロロプレン重合体の場合はクロロプレン重合体自身の
粘着性という特殊性から粒子同志が粘着してしまい、粒
子状での凝固は難しく、望ましい粒径の凝固物が得られ
にくかった。そのため特別の粘着防止策、例えば凝固物
のマイクロカプセル化、あるいは多量の装置防止剤の添
加等の処置を必要とし、しかもしばしば製品の純度や物
性が劣ってしまう問題があった。
ックスを滴下させることによってラテックスの凝固を行
なう凝固法は物性的には良好なものが得られるものの、
クロロプレン重合体の場合はクロロプレン重合体自身の
粘着性という特殊性から粒子同志が粘着してしまい、粒
子状での凝固は難しく、望ましい粒径の凝固物が得られ
にくかった。そのため特別の粘着防止策、例えば凝固物
のマイクロカプセル化、あるいは多量の装置防止剤の添
加等の処置を必要とし、しかもしばしば製品の純度や物
性が劣ってしまう問題があった。
本発明者はこれら凝固法における問題点の改良について
研究した結果、ラテックス中に両性物質を混合し、しか
る後に水溶性のアルカリ土類金属塩、アルミニウム塩あ
るいは亜鉛塩のうちから選ばれる塩の少なくとも1種を
用いることにより、縦面時に相互に粘着性を示さない微
細な凝固物を得られることを見い出し、本発明に至った
。
研究した結果、ラテックス中に両性物質を混合し、しか
る後に水溶性のアルカリ土類金属塩、アルミニウム塩あ
るいは亜鉛塩のうちから選ばれる塩の少なくとも1種を
用いることにより、縦面時に相互に粘着性を示さない微
細な凝固物を得られることを見い出し、本発明に至った
。
すなわち本発明によれは、アニオン性の乳化剤を用いて
安定化されたクロロプレン重合体ラテックスに、アルカ
リ性で、該重合体ラテックス中の重合体100重量部に
対し両性物質を0.5〜50重量部添加し、しかる後に
水溶性のアルカリ土類金属塩、アルミニウム塩及び亜鉛
塩の群から選ばれた塩の少なくとも一種を用いて該重合
体ラテックスからクロロプレン重合体を微粒子状に凝固
させて分離することを特徴とするクロロプレン重合体の
微粒子状凝固物の製造方法が提供される。
安定化されたクロロプレン重合体ラテックスに、アルカ
リ性で、該重合体ラテックス中の重合体100重量部に
対し両性物質を0.5〜50重量部添加し、しかる後に
水溶性のアルカリ土類金属塩、アルミニウム塩及び亜鉛
塩の群から選ばれた塩の少なくとも一種を用いて該重合
体ラテックスからクロロプレン重合体を微粒子状に凝固
させて分離することを特徴とするクロロプレン重合体の
微粒子状凝固物の製造方法が提供される。
本発明で使用される両性物質は、塩基性雰囲気下ではア
ニオン性を示し、酸性雰囲気下ではカチオン性を示すよ
うな有機両性電解質であり、具体的にはグルテン、カゼ
イン、アルブミン、グロブリン、ミオシン等の如きタン
パク質もしくはタンパク質混合物、ラウリルアミノプロ
ピオン酸ナトリウム、ステアリルジメチルベタイン、ラ
ウリルジヒドロキシベタイン、ジメチルアルキル(ヤシ
)ベタイン等の如き両性界面活性剤があげられるが、特
に好ましいものはタンパク質あるいはタンパ・り質混合
物である。
ニオン性を示し、酸性雰囲気下ではカチオン性を示すよ
うな有機両性電解質であり、具体的にはグルテン、カゼ
イン、アルブミン、グロブリン、ミオシン等の如きタン
パク質もしくはタンパク質混合物、ラウリルアミノプロ
ピオン酸ナトリウム、ステアリルジメチルベタイン、ラ
ウリルジヒドロキシベタイン、ジメチルアルキル(ヤシ
)ベタイン等の如き両性界面活性剤があげられるが、特
に好ましいものはタンパク質あるいはタンパ・り質混合
物である。
本発明におけるクロロプレン重合体ラテックスとは、ア
ニオン系の乳化剤、例えばアビエチン酸の不均斉化物を
主体としたいわゆるロジン酸のナトリウム塩、カリウム
塩又は炭素数12〜60程度の脂肪酸のナトリウム塩、
カリウム塩などをもちいてクロロプレン単量体を単独重
合又はクロロプレン単量体と共重合可能な単量体とを共
重合して得られるラテックスであり、クロロプレン単量
体と共重合可能な単量体の例としては分子内に反応性の
2重結合を少なくとも1つ含む化合物が挙げられ、好適
な例としてはスチレン、メタクリル酸、アクリロニトリ
ルの如きビニル化合物類、1゜6−ブタジェン、イソプ
レン、2,3−ジクロロ−1,5−ブタジェンの如き共
役ジエン類があり、その他の例としては硫黄がある。従
って、本発明においてクロロプレン重合体とはクロロプ
レンの単独重合体の他にクロロプレンの共重合体も含ま
れることは当然である。
ニオン系の乳化剤、例えばアビエチン酸の不均斉化物を
主体としたいわゆるロジン酸のナトリウム塩、カリウム
塩又は炭素数12〜60程度の脂肪酸のナトリウム塩、
カリウム塩などをもちいてクロロプレン単量体を単独重
合又はクロロプレン単量体と共重合可能な単量体とを共
重合して得られるラテックスであり、クロロプレン単量
体と共重合可能な単量体の例としては分子内に反応性の
2重結合を少なくとも1つ含む化合物が挙げられ、好適
な例としてはスチレン、メタクリル酸、アクリロニトリ
ルの如きビニル化合物類、1゜6−ブタジェン、イソプ
レン、2,3−ジクロロ−1,5−ブタジェンの如き共
役ジエン類があり、その他の例としては硫黄がある。従
って、本発明においてクロロプレン重合体とはクロロプ
レンの単独重合体の他にクロロプレンの共重合体も含ま
れることは当然である。
本発明で言う微粒子状凝固物とは、該微粒子状凝固物を
乾燥して得られるゴムが0.01〜5 mm 。
乾燥して得られるゴムが0.01〜5 mm 。
好ましくは0.1〜2mmの範囲の粒径となるような湿
潤した凝固ゴム微粒子である。
潤した凝固ゴム微粒子である。
本発明の方法で使用される水溶性のアルカリ土類金属塩
、アルミニウム塩または亜鉛塩とはカルシウム、マグネ
シウム、アルミニウムおよび亜鉛の塩化物、硫酸塩、硝
融塩およびリン酸塩のうち、cao#2、Mg5O,、
Ac1(SO4)3、Zn0d 2等の如き水溶性の塩
であり、ならびにこれら金属と例えばヤ酸、酢酸または
クロル酢酸のような強有機酸との塩のうち(OH300
0)2Mg、(HOOO)3Ad等の如き水溶性の塩で
ある。
、アルミニウム塩または亜鉛塩とはカルシウム、マグネ
シウム、アルミニウムおよび亜鉛の塩化物、硫酸塩、硝
融塩およびリン酸塩のうち、cao#2、Mg5O,、
Ac1(SO4)3、Zn0d 2等の如き水溶性の塩
であり、ならびにこれら金属と例えばヤ酸、酢酸または
クロル酢酸のような強有機酸との塩のうち(OH300
0)2Mg、(HOOO)3Ad等の如き水溶性の塩で
ある。
本発明の方法に用いられるクロロプレン重合体ラテック
スの…は添加される両性物質の等電点より高ければよい
が一般にアニオン性の乳化剤を用いたクロロプレン重合
体ラテックスの多くはそのPH呟が9以上のアルカリ性
であり、特に調製する必要はない。
スの…は添加される両性物質の等電点より高ければよい
が一般にアニオン性の乳化剤を用いたクロロプレン重合
体ラテックスの多くはそのPH呟が9以上のアルカリ性
であり、特に調製する必要はない。
ラテックスの温度は+5℃以上で、添加された両性物質
が変性あるいは不溶化する温度未満の範囲内であればよ
い。
が変性あるいは不溶化する温度未満の範囲内であればよ
い。
両性物質はラテックス中のクロロプレン単量体100重
量部に対し0.5−50重量部、より好ましくは1−4
0重量部となるように、+5℃以−ヒで両性物質が変性
しあるいは沈殿物を生じる温度未満の温度範囲のアルカ
リ性水溶液としてクロロプレン重合体ラテックスに添加
される。0.5重量部より少なければ添加による効果が
期待できず、50重量部を越える量ではゴムの特性が失
なわれるため好ましくない。アルカリ性水溶液としての
両性物質はアニオン性とみなすことができ、アニオン性
乳化剤を用いて安定化され、アルカリ性に保たれたクロ
ロプレン重合体ラテックスに添加された時には両性物質
は該ラテックスの水相に均一に溶解し、安定化すること
ができる。
量部に対し0.5−50重量部、より好ましくは1−4
0重量部となるように、+5℃以−ヒで両性物質が変性
しあるいは沈殿物を生じる温度未満の温度範囲のアルカ
リ性水溶液としてクロロプレン重合体ラテックスに添加
される。0.5重量部より少なければ添加による効果が
期待できず、50重量部を越える量ではゴムの特性が失
なわれるため好ましくない。アルカリ性水溶液としての
両性物質はアニオン性とみなすことができ、アニオン性
乳化剤を用いて安定化され、アルカリ性に保たれたクロ
ロプレン重合体ラテックスに添加された時には両性物質
は該ラテックスの水相に均一に溶解し、安定化すること
ができる。
両性物質を添加されたクロロプレン重合体ラテックスを
微粒子状に凝固させるに゛は、水溶性のアルカリ土類金
属塩、アルミニウム塩あるいは亜鉛塩のうちから選ばれ
た塩の少なくとも1種を肌1重量%以上含有する水溶液
と混合すればよい。アニオン性乳化剤は金属イオンによ
って無力化され、該ラテックスの凝固が起こるが、この
とき同時に該ラテックスのポリマー粒間の水相において
両性物質も水に不溶性となって析出し、該ラテックスの
ポリマー粒間の衝突を阻止しようとするため、該ラテッ
クスが凝固時にブロック化することは防止される。
微粒子状に凝固させるに゛は、水溶性のアルカリ土類金
属塩、アルミニウム塩あるいは亜鉛塩のうちから選ばれ
た塩の少なくとも1種を肌1重量%以上含有する水溶液
と混合すればよい。アニオン性乳化剤は金属イオンによ
って無力化され、該ラテックスの凝固が起こるが、この
とき同時に該ラテックスのポリマー粒間の水相において
両性物質も水に不溶性となって析出し、該ラテックスの
ポリマー粒間の衝突を阻止しようとするため、該ラテッ
クスが凝固時にブロック化することは防止される。
凝固時の凝固浴の温度は特に限定されないが、室温では
凝固物は極めて微細であり、クリーム状の沈殿を生成す
るが、凝固浴の温度が上昇するにつれて粒径は成長し、
40〜80 ’Oの温度範囲では好適な粒径の凝固物が
得られる。8000を越える温度では粗大な粒子が増加
し、また熱エネルギーを多(使用する点で好ましくない
。上記のように凝固時の凝固浴の温度を適宜選択するこ
とにより粒径を容易に制御することは可能である。
凝固物は極めて微細であり、クリーム状の沈殿を生成す
るが、凝固浴の温度が上昇するにつれて粒径は成長し、
40〜80 ’Oの温度範囲では好適な粒径の凝固物が
得られる。8000を越える温度では粗大な粒子が増加
し、また熱エネルギーを多(使用する点で好ましくない
。上記のように凝固時の凝固浴の温度を適宜選択するこ
とにより粒径を容易に制御することは可能である。
本発明の方法で?41′られる微粒子状凝固物の特長の
1つは凝固操作中、あるいは脱水、乾燥工程等の湿潤状
態において互に粘着することなくスムーズに操作できる
ことにある。勿論、この特長をより効果的に高めるため
にメルク、シリカ、ステアリン酸カルシウム、炭酸カル
シウム、カーボン等を添加することは可能である。
1つは凝固操作中、あるいは脱水、乾燥工程等の湿潤状
態において互に粘着することなくスムーズに操作できる
ことにある。勿論、この特長をより効果的に高めるため
にメルク、シリカ、ステアリン酸カルシウム、炭酸カル
シウム、カーボン等を添加することは可能である。
また、両性物質を添加することによって、乾燥後の凝固
物の熱安定性の向上を計ることも可能である。
物の熱安定性の向上を計ることも可能である。
実施例1
fa) クロロプレン単量体100重量部、水120
重量部、不均化ロジン酸5重量部、ノルマルタデシルメ
ルカプタンなo、22重量部、ナフタレンスルホン酸と
ホルムアルデヒドの縮合物のす) IJ fy ムfM
0.6重量部、水酸化す) +7ウム肌7重量部とを
乳化し、過酸化カリウムが0.5%、アントラキノンベ
ータースルホン酸ナトリウムが0.05%の混合水溶液
を触媒として40’0で重合し、重合率が65%に達し
た時、バラタアシヤリブチルカテコールを0.−4重量
部添加して重合を停止した後、スチームス) IJフッ
ピング法て未反応の単量体を除去し、クロロプレン重合
体ラテックスを得た。
重量部、不均化ロジン酸5重量部、ノルマルタデシルメ
ルカプタンなo、22重量部、ナフタレンスルホン酸と
ホルムアルデヒドの縮合物のす) IJ fy ムfM
0.6重量部、水酸化す) +7ウム肌7重量部とを
乳化し、過酸化カリウムが0.5%、アントラキノンベ
ータースルホン酸ナトリウムが0.05%の混合水溶液
を触媒として40’0で重合し、重合率が65%に達し
た時、バラタアシヤリブチルカテコールを0.−4重量
部添加して重合を停止した後、スチームス) IJフッ
ピング法て未反応の単量体を除去し、クロロプレン重合
体ラテックスを得た。
fbl グルテン1.9.9を1%NaOH水溶液3
QmJ中に加え、攪拌して溶解させたものをfalで製
造したラテックス100Mに添加して泡立たせないよう
に攪拌し、均一に混合させた。
QmJ中に加え、攪拌して溶解させたものをfalで製
造したラテックス100Mに添加して泡立たせないよう
に攪拌し、均一に混合させた。
fcl 0aOJ2・2H205Ji’を1eの容器
中で500itの水に溶解し、80℃に加温し、直径7
0關のかい十字羽根を装備した攪拌機を用いて8BOr
、p、m、で攪拌した。
中で500itの水に溶解し、80℃に加温し、直径7
0關のかい十字羽根を装備した攪拌機を用いて8BOr
、p、m、で攪拌した。
(b)で製造した混合ラテックスを、(clで製造した
水溶液中に攪拌下5秒間で注ぎ込み、2分間攪拌継続後
、粘着性の少ない微粒子状の凝固物を得た。
水溶液中に攪拌下5秒間で注ぎ込み、2分間攪拌継続後
、粘着性の少ない微粒子状の凝固物を得た。
この微粒子状凝固物を分離し、40℃で乾燥し、揮発分
0.4チ、1680μm篩下l量比が91.4wt%で
流動性の潰れた粉末状ゴムを得た。
0.4チ、1680μm篩下l量比が91.4wt%で
流動性の潰れた粉末状ゴムを得た。
この粉末状ゴムは70℃での貯献試験で、12日間のム
ーニー粘度(ML1+4、測定温度100’0)の上昇
値(以下ΔMLという)は27.4であった。
ーニー粘度(ML1+4、測定温度100’0)の上昇
値(以下ΔMLという)は27.4であった。
比較例1
実施例1に準じた方法で凝固を行なった。但し、(at
で製造したクロロルン重合体ラテックスをそのまま10
0耐用い、(b)のグルテン水溶液は添加しなかった。
で製造したクロロルン重合体ラテックスをそのまま10
0耐用い、(b)のグルテン水溶液は添加しなかった。
この場合は直径20111111以上の粘着性の強い塊
状の凝固物となった。この凝固物を乾燥し、70°Cの
貯絨試験行なったところ、12日間のΔMT、は62.
5であった。
状の凝固物となった。この凝固物を乾燥し、70°Cの
貯絨試験行なったところ、12日間のΔMT、は62.
5であった。
実施例2
実施例1に準じた方法で凝固を行なった。但し、(cl
の凝固浴の温度は常温のままで凝固を行なった。
の凝固浴の温度は常温のままで凝固を行なった。
この場合は極微細な凝固物となり、クリーム状の沈殿と
なった。
なった。
比較例2
実施例2に準じた方法で凝固を行なった。但し、(at
で製造したクロロゾレン重合体ラテックスをそのまま1
00m/用い、(b)のグルテン水溶液は添加しなかっ
た。
で製造したクロロゾレン重合体ラテックスをそのまま1
00m/用い、(b)のグルテン水溶液は添加しなかっ
た。
この場合は全体が1つの塊となり、粒子状の凝固物は生
成しなかった。
成しなかった。
実施例3
実施例1に準じた方法で凝固を行なった。但し、fcl
の水溶液はoao/’+ H2Haoの代りにAd2(
”0t)a・18H20を5g用いて、実施例1よりも
さらに微細な凝固物を得た。
の水溶液はoao/’+ H2Haoの代りにAd2(
”0t)a・18H20を5g用いて、実施例1よりも
さらに微細な凝固物を得た。
この微粒子状凝固物を分離し、40°Cで乾燥し、揮発
分0.4%、1680μm篩下重量比が96.6wt、
%で流動性の潰れた粉末状ゴムを得た。
分0.4%、1680μm篩下重量比が96.6wt、
%で流動性の潰れた粉末状ゴムを得た。
実施例4
実施例1に準じた方法で凝固を行なった。但し、(bl
の水溶液にはグルテンの代りにカゼイン16.39を溶
解させて用いた。
の水溶液にはグルテンの代りにカゼイン16.39を溶
解させて用いた。
この場合には実施例1よりも粗い粒子となったが、分離
し、40℃で乾燥後揮発分0.4%、1680μm篩下
重量比が83.5 Wt、%の粉末状ゴムを得た。
し、40℃で乾燥後揮発分0.4%、1680μm篩下
重量比が83.5 Wt、%の粉末状ゴムを得た。
実施例5
実施例1に準じた方法で凝固を行なった。但し、fbl
の水溶液にはグルテンの代りにラウリルアミノプロピオ
ン酸ナトリウム5.8gを用いた。
の水溶液にはグルテンの代りにラウリルアミノプロピオ
ン酸ナトリウム5.8gを用いた。
この場合には実施例1よりも粗い粒子となったが、分離
し、40℃で乾燥後揮発分0.4%、1680μm篩下
重量比が60.2 wi、%の粉末状ゴムを得たO 実施例及び比較例における凝固の条件と凝固の状態を第
1表にまとめて示す。
し、40℃で乾燥後揮発分0.4%、1680μm篩下
重量比が60.2 wi、%の粉末状ゴムを得たO 実施例及び比較例における凝固の条件と凝固の状態を第
1表にまとめて示す。
手続補正書
昭和57年6月4 日
1 事件の表示
昭和57年特許願第71583号
2、発明の名称
クロロプレン重合体の微粒子状凝固物の製造方法
6、補正をする者
事件との関係 特許出願人
住所 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号明細書の特
許請求の範囲の欄 5補正の内容 特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。
許請求の範囲の欄 5補正の内容 特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。
特許請求の範囲
アニオン性の乳化剤を用いて安定化されたクロロプレン
重合体ラテックスに、アルカリ性で、該重合体ラテック
ス中の重合体100重量部に対し両性物質を0.5〜5
0重量部添加し、しかる後に水溶性のアルカリ土類金属
塩、アルミニウム塩及び亜鉛塩の群から選ばれた塩の少
なくとも一種を用いて該重合体ラテックスからクロロプ
レン重合体を微粒子状に凝固させて分離することを特徴
とするクロロプレン重合体の微粒子状凝固物の製造方法
。
重合体ラテックスに、アルカリ性で、該重合体ラテック
ス中の重合体100重量部に対し両性物質を0.5〜5
0重量部添加し、しかる後に水溶性のアルカリ土類金属
塩、アルミニウム塩及び亜鉛塩の群から選ばれた塩の少
なくとも一種を用いて該重合体ラテックスからクロロプ
レン重合体を微粒子状に凝固させて分離することを特徴
とするクロロプレン重合体の微粒子状凝固物の製造方法
。
5
Claims (1)
- アニオン性の乳化剤を安定化されたクロロプレン重合体
ラテックスに、アルカリ性で、該重合体ラテックス中の
重合体100重量部に対し両性物質を0.5〜50重量
部添加し、しかる後に水溶性のアルカリ土類金属塩、ア
ルミニウム塩及び亜鉛塩の群から選ばれた塩の少なくと
も一種を用いてvM合体ラテックスからクロロプレン重
合体を微粒子状に凝固させて分離することを1#徴とす
るクロロプレン重合体の微粒子状凝固物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7158382A JPS58189201A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | クロロプレン重合体の微粒子状凝固物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7158382A JPS58189201A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | クロロプレン重合体の微粒子状凝固物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58189201A true JPS58189201A (ja) | 1983-11-04 |
Family
ID=13464853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7158382A Pending JPS58189201A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | クロロプレン重合体の微粒子状凝固物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58189201A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100340711B1 (ko) * | 1999-10-08 | 2002-06-20 | 박찬구 | 색상 및 내열성이 우수한 고무의 제조방법 |
JP2012219147A (ja) * | 2011-04-06 | 2012-11-12 | Nippon Shokubai Co Ltd | 微粒子の製造方法 |
JP2016196585A (ja) * | 2015-04-06 | 2016-11-24 | 伸一 中出 | エラストマー組成物 |
-
1982
- 1982-04-30 JP JP7158382A patent/JPS58189201A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100340711B1 (ko) * | 1999-10-08 | 2002-06-20 | 박찬구 | 색상 및 내열성이 우수한 고무의 제조방법 |
JP2012219147A (ja) * | 2011-04-06 | 2012-11-12 | Nippon Shokubai Co Ltd | 微粒子の製造方法 |
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