JPS58189152A - 2,6−ジフルオロベンゾニトリルの製造方法 - Google Patents

2,6−ジフルオロベンゾニトリルの製造方法

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JPS58189152A
JPS58189152A JP57072630A JP7263082A JPS58189152A JP S58189152 A JPS58189152 A JP S58189152A JP 57072630 A JP57072630 A JP 57072630A JP 7263082 A JP7263082 A JP 7263082A JP S58189152 A JPS58189152 A JP S58189152A
Authority
JP
Japan
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reaction
mixture
potassium fluoride
palladium
hydrogen
Prior art date
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Pending
Application number
JP57072630A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuzo Nishiyama
西山 隆三
Kanichi Fujikawa
藤川 敢市
Yasuhiro Tsujii
辻井 康弘
Shigeo Murai
重夫 村井
Hisayoshi Uenishi
久善 上西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
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Publication date
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Priority to EP82107304A priority patent/EP0073372B1/en
Priority to DE8282107304T priority patent/DE3260500D1/de
Priority to US06/408,932 priority patent/US4406841A/en
Priority to AR290455A priority patent/AR230262A1/es
Priority to BR8205076A priority patent/BR8205076A/pt
Priority to KR8203924A priority patent/KR890000365B1/ko
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、医薬、農薬などの原料として雨月な2.6−
シフルオロペンゾニトリル(以下、DFBN)の1II
r現で、かつ工業的有利な染造方法に関する。
従来、DFBNの製造方法としては、例えば2.6−シ
クロロベンゾニトリルと弗化カリウムとをジメチルスル
ホキシド、スルホランなどの溶媒中、180℃以上でか
つ数時間以上反応させることによって、このものを製造
する方法が知られている。
しかしながら、この方法では、α)出発原料の2.6−
シクロロベンゾニトリルの経済的有利な入手が困離であ
ること、(2)弗化カリウムを反応理論瞳より相当過剰
に使用する必要があること、(3)目的物のDFBHの
収率が低く、一方この収率を向上すべく過酷な反応条件
を使用した場合、剛反応或は溶媒の分解が生じて望まし
くないことなど種々の問題を抱えている。
本発明者達ケまDFBNc/)jJ!造刀法について検
討を重ねたところ、(、vP−’)ルエンスルホン酸か
ら容易に酩導される2、3.6−トリクロロ或は2. 
3. 5. 6−チトラクロロベンゾニトリル(以IF
CBN)を原′#+eir 貴として用いるこに着目、
(2)このものを特定の溶媒中で弗素化を行なったとこ
ろ、3−クロロ戚Fi3.5−ジクロロ−2,6−シフ
ルオロベンゾニトリル(以下CFBN)を生成すること
、(3)CFBNを特定の触媒及び特定の塩化水索捕促
剤の存在下水素還元したところ、目的のDFBNが島収
率で得られることを見出した。
すなわち、本発明は、非プロトン性極性溶媒の存在下、
2,3.6−トリクロロー或#′i2゜3.5.6−チ
トラクロロベンゾニトリル又はこれらの混合物と弗化カ
リウムとを反応させて、3−クロロ−或は3.5−ジク
ロロ−2,6−シフルオロベンゾニトリル又はこれらの
混合物を生成はせ、このものをパラジウム又は酸化El
金 ・触媒及び第3級アミン化合物の存在下に水素還元
して2.6−シフルオロベンゾニトリルを製造すること
を特徴とする、2.6−シフルオロペンゾニトリルの製
造方法である。
本発明方法の出発原料のCBNFi、例えば、4−メチ
ルベンゼンスルホン酸をam酸及び沃烏の存在下に50
〜150℃で塩素ガスを吹き込むことによって、2,3
.5−)ジクロロ或は2. 3. 5. 6−テトラク
ロロ−4−メチルベンゼンスルホン酸を生成、このもの
を高温の水蒸気によって脱スルホン化して2,3.−5
−トリクロロ或は2. 3. 5. 6−チトラクロロ
トルエンを生成、さらに、このものをバナジウム−鉄系
触媒の存在下に空気及びアンモニアガスと300〜60
0℃で気相で反応させることによって(アンモキシデー
ジョン)得ることができる。
弗素化工根 本発明方法によれば、通常、非プロトン性極性溶媒中に
CBN及び弗化カリウムを加え、加熱下に反応させてC
FBNを得る。非プロトン性極性溶媒としては環状アマ
イド系溶媒、ジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン
、スルホランなどが挙げられる。なかでも、環状アマイ
ド系溶媒が工業的VCtま望ましく、このものはこの弗
化反応に不粘性なものであって、〃・っ環内に−C−N
−基を廟するものであり、例えば、I N−メチル−2−ピロリドン、N−シクロヘキシル−2
−ピロリドン、1.3−ジメチル−2−イミダゾリ ジ
ノンなどが挙げられる。溶媒の使用量は一般に規定でき
ないが、CBNに対して2〜30倍、望ましくは3〜1
0倍(1董)である。弗化カリウムとしては、通常の市
販品或は極微粒物などいずれのものでも用いることがで
き、その使用ttFi、一般KCBNの2.6−位の塩
素原子を弗素原子に置換する反応理論蓋の1〜2倍望ま
しくiil〜1.5倍である。一般に反応温度は130
〜250℃、望ましくは150〜200℃であり、反応
時開け1〜10時間である。
弗素化反応生成物にp過、分液、蒸留などの通常の分離
操作が施されて、CFBN又はその混合物を尚収率で得
ることができる。弗素化反応生成物に水を加えて分液し
た水層からは溶媒を容易に回収することができる。
還元1根 次いで、上記反応で得られたCFBN#i通常浴縄中に
分散させ、そこへパラジウム又は醸化白金触媒及び第3
級アミン化合物を加え、水素還元することによってD 
F’ B Nを得る。齢媒としては水、アルコール@な
どが皐けられるが、1条的には水が望ま[7い。
触媒はパラジウム又は酸化白金をそのまま用いることが
できるが、通常、活性炭、コークス、アルミナなどの担
体と混合して適尚な大きさの □粒状、ペレット状に成
形したものを用いる。その使用量は一般に却定できない
が、CFBNI匈に対して触媒活性成分0.01−10
g望ましくは0.05〜0.5gである。工業的には触
媒を固定法として存在させて反応を行なうのが有利であ
も第3級アミン化合物としては、塩化水素の捕捉剤とし
て効果のあるものであれはいずれのものでもよく、例え
ばトリエチルアミン、トリメチルアミン、ピリジンなど
が挙げられる。
その使用JItは一般にCFBNIモルに対して1〜1
0モル、望ましく#′i1〜2モルである。
この水素還元は、通常オートクレーブにて行なわれ、反
応系内の水素圧を5〜50 kg / ex”に保持し
ながら行なわれる。反応温度は一般に室温〜200℃、
望ましくけ50〜150℃であり、反応時間は1−10
時間である。
上記反応生成物に濾過、分液、蒸留などの通常の分離操
作が施されて、目的のDFBNを^収率で得ることがで
きる。
また、上記反応生成物を戸遇することにより触媒を回収
することができ、pH’)k整すれば水層より第3級ア
ミン化合物を容易に回収することができる。
本発明方法によれば、下記の利点が得られる。
(1)  出発原料のCBNは、工業的に容易に製造で
きるものである。
(2)弗素化反応及び還元反応は、いずれも反応温度、
反応時間などの反応条件が緩和であり、しかも−」反応
も殆んど生じないため、目的のDFBNを篩状率で得る
ことができる。両反応工程を通じたDFBNの収率は前
述の従来方法の場合の収率に比べて^い。
131  弗素化反応において、原料の弗化カリウムの
使用′FjLは龜は反地理5iii蓋を以って元足し、
hIJ述の従来方法の場合に比べて減車できる。
(4)両反応工程を通じて、溶媒、触媒及び塩化水素畑
促剤は簡便な方法によって容易に回収できるので、書使
用するときに有利である。
実施1シリ 1.   ゛ 弗素化工程 2.3.6−)ジクロロベンゾニトリル20、6 gを
N−メチル−2−ピロリドン100gにf6解させ、こ
こへ弗化カリウム13.9gを加え、攪拌しながら19
0℃の温度で4時間反応させた。
反ル6混合物を一過して、弗化カリウム及び塩化カリウ
ムを戸別した後、P液に水を加えて分赦し、オイル層を
蒸留して沸点95℃/11ml(gの3−クロロ−2,
6−シフルオロベンゾニトリル16.5g(収率95%
)を得た。なお水層を蒸留してN−メチル−2−ピロリ
ドン98g (回収$981)を回収した。
還元工程 上記工程で得られた3−クロロ−2,6−リフルオロベ
ンゾニトリル1フ に加え、さらにパラジウム−カーボン触媒(元素重量比
;pd:C=2: 100)0.085g及びトリエチ
ルアミン12gを加工、系内の水素圧を1 0 kg 
/ cxs’に保つように水素ガスを吹込みながら、オ
ートクレーブにて100℃で3時間反応させた。触媒を
戸別し、P液に少量の希塩酸を加えてpHを5に調整し
、オイル層を分液し蒸留して、2.6−ジフルオロベン
ゾニトリル116g(収率98%)を得た。なお、水層
を少量のカセイソーダ水溶液でアルカリ性にしてトリエ
チルアミン11g (回収率91慢)を回収した。
実施例2〜4 弗素化工程 2、3.6−)ジクロロベンゾニトリル171g及び2
,  3,  5.  6−チトラクロロベンゾニトリ
ル16gの混合物を所定量の溶媒Nーメチルー2ーピロ
リドンに溶解させ、ここへQr定量の弗化カリウムを加
え、攪拌しながら反応させた。反応終了後、舶配実施例
1、の場合と同様にしてCFBN及び溶媒を回収し、下
記第1表に示す結果を得た。
第1表 〔註〕表中CFBNの欄の用語について説明する。
3− :Ll−2.6−Ft体;3−クロロ−2.6−
ジフルオロベンゾニトリル 3、  5−CI,−2.6−F.体;3,5−ジクロ
ロ−Z,6−シフルオ口ペンゾニトリル 還元工程 前記各工程で得られた弗素化物に水450dを加え、所
定量のパラジウム−カーボン触媒(元素重量比;pd:
C=2:100)及び塩化水索捕促剤トリエチルアミン
を加えて反応させた0反応終了後、前記実施例1の場合
と同様にDFBN及び塩化水素捕促剤を回収。して下記
第2表に示す結果を得た。
82表 比較例 前記実施例1の弗素化工程において、2. 3゜6−ト
リクロロペンゾニトリルの代りに2.6−ジクpロベン
ゾニトリル17.2gを用いる以外は同様に反応させ、
精製処理して、2.6−シフルオロベンゾニトリル9.
5 g (収率68 %)を得た。
特許出願人 石隷殖業休式安社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 非プロトン性極性溶媒の存在下、2. 3. 6−トリ
    クロロ或#−i2,3,5.6−チトラクロロペンゾニ
    トリル又はこれらの混合物と弗化カリウムとを反応させ
    て、3−クロロ或Fi3. 5−ジクロロ−2,6−シ
    フルオロベンゾニトリル又はこれらの混合物を生成させ
    、このものをパラジウム又は酸化白金の触媒及び第3級
    アミン化合物の存在下に水素還元して2.6−シフルオ
    ロベンゾニトリルを製造することを特徴とする、2.6
    −シフルオロペンゾニトリルの製造方法。
JP57072630A 1981-08-31 1982-04-30 2,6−ジフルオロベンゾニトリルの製造方法 Pending JPS58189152A (ja)

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DE8282107304T DE3260500D1 (en) 1981-08-31 1982-08-11 Process for producing 2,6-difluorobenzonitrile
US06/408,932 US4406841A (en) 1981-08-31 1982-08-17 Process for producing 2,6-difluorobenzonitrile
AR290455A AR230262A1 (es) 1981-08-31 1982-08-26 Proceso de produccion de 2,6-difluorobenzonitrilo
BR8205076A BR8205076A (pt) 1981-08-31 1982-08-30 Processo para produzir 2,6-difluorbenzonitrila
KR8203924A KR890000365B1 (ko) 1981-08-31 1982-08-31 2,6-디플루오로벤조니트릴의 제조방법

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