JPS58187138A - 焙炒磨砕したコーヒーの外観を有する凍結乾燥コーヒーの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は焙炒磨砕したコーヒーの外観を有する凍結乾燥
したコーヒーの製造方法に関するものである。詳しくは
、本発明は実質上凍結されたコー（２） ヒー抽出物の一部分の上に極低温流体を噴霧することに
より迅速に冷凍する方法を包含する。この方法で凍結し
たコーヒー水性抽出物は技術上周知の方法により磨砕し
凍結乾燥される。

（背景技術） 淡色または暗色のいずれかの所望の色の凍結乾燥したコ
ーヒーを製造する方法は技術上既知である。水保持物質
を迅速に凍結することにより極めて多数の小氷晶の分布
が促進され、ゆつ（すした凍結では少数の大氷晶を生成
することが認められている。凍結乾燥したコーヒーとし
ては、より小さな氷晶を含有する急速に凍結したコーヒ
ーは淡色の可溶性コーヒーを生ずるが、より大なる氷晶
を含有する徐々に冷凍した抽出物はより暗色のコーヒー
を与えることが知られている。

暗色に着色した凍結乾燥したコーヒーが一般に好まれ、
通常コーヒー抽出物を凍結する方法を制御することによ
りかへるコーヒーを製造する方向に多（の努力が向けら
れている。例えば、デ・ジオージ（ＤｅＧｅｏｒｇｅ）
によ・る米国特許第５２５５４２０“（３） 号にはコーヒー抽出物を深冷した金属ベルト上で約１５
分間以上凍結する方法が開示されている。

コーヒー抽出物が、その氷点からその共沸点以下の温度
に１５分−５０分間以上冷却される間攪拌される凍結方
法が、ルック（Ｌｕｔｚ）による米国特許第３．３９９
，０６１号に開示されている。シモン（８ｉｍｏｎ）等
による米国特許第３，４４３，９６５号の開示のように
、生成物の色を暗色でき、しかもコーヒー抽出物をより
急速に冷凍する方法もまた知られて居り、この場合はコ
ーヒー抽出物は急速な凍結に先き立って約−５℃に冷却
されその温度でほぼ２０分間維持される。今一つの開示
であるカッツ（Ｋａｔｚ）等による米国特許第３，９６
６．９７９号によれば、急速凍結した抽出層の上層部分
を、上部に温かいコーヒー抽出装置（ことにより溶融し
、次に両層を更に次の層を添加する以前に冷凍する、積
層凍結法が記載され暖いゐ。

暗色に着色し凍結乾燥したコーヒーは一般に淡色に着色
した凍結乾燥したコーヒーと比較して焙炒磨砕したコー
ヒーの外観罠より一層類似してい（４） るが、焙炒磨砕したコーヒーの検査ではそれが実際には
淡色から暗色のコーヒー色に亘った多（の異なる色相の
粒子からなることを示している。単色？凍結乾燥コーヒ
ーはたとえ暗色であっても、淡色および暗色に着色した
凍結乾燥コーヒー粒子からなる凍結乾燥コーヒーと同じ
ようには焙炒摩砕したコーヒーの外観に似せることはで
きない。

本発明の目的は凍結乾燥したコーヒーが淡色および暗色
の着色した凍結乾燥したコーヒー粒子からなる焙炒磨砕
したコーヒーの外観を有する凍結乾燥コーヒーの製造方
法を提供することである。

（本発明の開示） 焙炒磨砕したコーヒーの外観を有する凍結乾燥したコー
ヒーの製造方法がこＮに見出された。この方法は実質上
凍結したコーヒー抽出物の一部分をその上に冷凍用流体
を噴霧することにより即座に凍結することからなる。こ
のように凍結したコーヒー抽出物は磨砕され、続いて凍
結乾燥される。

本発明の方法における最初の工程はコーヒー水性抽出層
の一部分の凍結し、同時に残りの部分を（５） 実質上しかし完全には凍結しない固体にしておく。

１実質上凍結する”との用語は事実上遊離の水は存在せ
ず前記の抽出物は砕は易いところまでには凍結されてい
ない固体であるコーヒー抽出物の状態全風味する。前記
の凍結は皿にコーヒー抽出層を置き、皿の下部を冷却す
ることにより好都合に実施できる。したがって、抽出層
の下層部分は抽出層の上層部分が完全に固体に凍結され
る以前に固体に凍結される。最も好ましくは、テ・ジョ
ークによる米国特許第３．２５３．４２０号に記載され
たような連続移動金属ばルト上で凍結が実施される。

連続金属ベルトは長さＶＣ沿って序々により低い温度に
維持された一連のプライン皿により下部が、冷却される
。コーヒー抽出層の下層部分が、凍結され同時に該層の
上層部分は実質上凍結されしかも完全には冷凍されない
固体である。極低温流体は好ましい程度の凍結が、達せ
られるベルトの長さに沿った点でコーヒー抽出物の表面
に都合よく噴射されまたは注加される。

”極低温流体”により意味されるものは極端に低（６） い温度で液化する典型的に不活性ガスの凝縮より生ずる
流体である。例えば、−１９７℃で液体窒素は本発明に
おける使用に特に適している。極低温流体は極めて低い
温度で蒸発するため有用であって、これを噴射した場合
実質上凍結されているコーヒー抽出物に直ちに完全に凍
結する。前記の流体は直ちに凍結したコーヒー抽出物の
表面から迅速に蒸発し、凍結したまたは最終コーヒー製
品のいずれにも例の残留痕跡も残さない。たとえ極低温
流体の残留痕跡が冷凍したコーヒー抽出物に残留すると
しても（しかし記載の如く実際にはか〜る痕跡は残留し
ない）、液化不活性ガスの適切な使用によれば、凍結乾
燥したコーヒー製品の生じうるどのような汚染をも防止
する。

極低温流体はコーヒー抽出物表面の実質上凍結された部
分に噴霧の形態で適用される。か〜る噴霧は抽出層の上
層部分のみを即座に凍結するのに有効であり、その上層
部分は該流体の適用に先き立って実質上凍結されしかも
完全には冷凍されていない固体である。表面に極低温流
体を噴射する（７） 正味の効果は暗色の着色した従来の凍結コーヒー抽出層
の上部に直ちに凍結した淡色のコーヒー抽出層を生成す
ることである。極低温流体の噴射によれば、流体の量を
調節しならびにコーヒー抽出物層の表面にその流体を均
等に分布させるのに好都合である。適用した極低温流体
の量を適切に調節することは高価な流体を節約するため
に重要である。

極低温流体をコーヒー抽出物に適用した後、完全に凍結
したコーヒー抽出層は凍結が行われた装置から排出され
、次いで磨砕される。凍結した抽出物を磨砕する目的は
凍結乾燥操作を容易にし、また即座に凍結したおよび更
に保々に凍結した抽出物粒子の均質な混合物を与えるこ
とである。本発明の目的は淡色および暗色の凍結乾燥し
たコーヒー粒子からなる凍結乾燥したコーヒーを提供す
ることである。凍結した抽出物の磨砕は前記の凍結した
コーヒー抽出物の粒度の細化中に起る混合作用によって
淡色および暗色の粒子の不規則分散を与える。磨砕の実
際の方法は特に重要ではな（、（８） 技術上公知のハンマーミルが、凍結抽出物の磨砕に特に
便利である。

磨砕した凍結コーヒー抽出物は次に技術上周知の方法に
よって凍結乾燥される。凍結乾燥は基本的に凍結状態か
ら蒸気状態に水を直接昇華することにより凍結した粒子
から水を除去することである。かＮる乾燥は典型的に昇
華をさせるような十分に低い圧力に維持された容器中で
実施される。

この方法は例えばプフリュゲル（Ｐｆｌｕｇｅｒ）等に
よる米国特許第３，３６５，８０６号に開示されている
。乾燥後生成物は凍結乾燥容器から取出され、焙炒磨砕
したコーヒーの外観を有する凍結乾燥コーヒーが得られ
る。

別法として凍結されたコーヒー抽出層をそのまへの状態
で凍結乾燥し続いて磨砕できる。かＮる態様は凍結板状
物を凍結乾燥することが相対的に非能率的であるために
好ましくない。磨砕操作は凍結乾燥後は相当量のコーヒ
ー微細物が生成するため特に能率的ではない。然しなか
ら、もしコーヒー微細物の十分な制御を行うことができ
るなら（９） ばこの態様によって方法を操作することが可能である。

少な（とも３種の異なる着色の凍結乾燥したコーヒー粒
子が、本発明の方法から生成することが観察された。上
記の如（凍結したコーヒー抽出物は極低温流体を適用し
た後、淡色および暗色層の２層から構成される。したが
って、磨砕に際し粒子は少なくとも暗色層と淡色相とか
ら形成され２種の明白な粒子の着色を与える。第６の着
色は淡色および暗色層の境界から与えられる。それから
製造された粒子はある表面では暗色であり他の表面では
淡色である。３種類に着色された粒子は磨砕中均質に混
合されて、乾燥によって焙炒磨砕コーヒーの外観を有す
る凍結乾燥したコーヒーが、製造される。

次の実施例は本発明の一態様を示すものである。

実施例は本発明の範囲を限定するものではない。

実施例 （１）１１９ｆｌの深さの２．−μ−水性抽出物の層ヲ
−５０℃に維持したステンレススチール製トレイ（ｌＯ
） 上に置いた。抽出物は、層の底部が、凍結された固体と
なり上層部が依然粘着性である状態にまで−！１０℃に
保持された。

（２）　　液体窒素を前記の層の全表面を覆い、粘着性
上層部が直ちに凍結するように抽出層の最上部に注加し
た。次いで液体窒素を蒸発させた。。

（３）凍結されたコーヒー抽出物板状物を８メツシユ（
米国標準ふるい）スクリーンに通過させることにより粒
度を減少させた。凍結した粒子は異なる着色粒子を全体
に均一に分布するように振動を与えた。

（４）凍結したコーヒー粒子は次に約２５０ミクロンの
圧力および４２℃のプレート温度に保持した実験用凍結
乾燥機中で凍結乾燥した。

得られた凍結乾燥コーヒーは異なる着色の粒子を有し焙
炒磨砕したコーヒーの外観を持っていた。

特許出願人　　ゼネラル・フープ・コーポレーション（
１１） １９４−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、焙炒磨砕したコーヒーの外観を有する凍結乾燥コー
   ヒーの製造方法であって、 （ａＪ　　コーヒー水性抽出物の層の下層部分をゆつ（
   り凍結し、同時に上層部分を実質上凍結されしかも完全
   には凍結していない固体にし、（ｂ）　　コーヒー抽出
   層の上層部分をその表面に極低温流体を噴射することに
   より迅速に凍結し、（Ｃ）　　工程（ｂｌの凍結された
   コーヒー抽出物を磨砕し、 （ｄｌ　　工程（Ｃ）の磨砕された凍結コーヒー抽出物
   を凍結乾燥する工程からなることを特徴とする凍結乾燥
   コーヒーの製造方法。 ２、極低温流体が、液体窒素である特許請求の範囲第１
   項記載の方法。 ６、　コーヒー水性抽出物が、連続移動冷却金属（１） イルト上で凍結される特許請求の範囲第１項記載の方法
   。 ４、焙炒磨砕コーヒーの外観を有する凍結乾燥コーヒー
   の製造方法であって、 （ａｌ　　コーヒー水性抽出物層の下層部分をゆっ（り
   凍結し、同時に上層部分を実質上凍結ししかも完全には
   凍結しない固体とし、 （ｂ）　　コーヒー抽出層の上層部分をその表面に極低
   温流体を霧として噴射することにより迅速に凍結し、 （Ｃ）　　工程（ｂ）の凍結されたコーヒー抽出物を凍
   結乾燥し、 （ｄ）　　工程（（、）の凍結乾燥したコーヒーを磨砕
   する、工程からなることｔ−％徴とする凍結乾燥コーヒ
   ーの製造方法。