JPS581862Y2 - 光学式発声映画フイルムの光電変換装置 - Google Patents

光学式発声映画フイルムの光電変換装置

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JPS581862Y2
JPS581862Y2 JP640679U JP640679U JPS581862Y2 JP S581862 Y2 JPS581862 Y2 JP S581862Y2 JP 640679 U JP640679 U JP 640679U JP 640679 U JP640679 U JP 640679U JP S581862 Y2 JPS581862 Y2 JP S581862Y2
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JP
Japan
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light
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conversion device
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JP640679U
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JPS55108437U (ja
Inventor
原伸
高山琢磨
Original Assignee
株式会社安田リサ−チ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光学式発声映画フィルムの光電変換装置に係り
、特に立体録音されたフィルムのサウンドトラックを透
過した光ビームを光電変換する構造に関する。
一般に映画フィルムのサウンドトラックは磁気式、光学
式または磁気光学併用式録音再生方式が採用され、光学
式立体録音再生方式では、クロストーク現象が発生し、
またサウンドトラックを透過した光束が受光面の一部に
集中し光電変換素子の受光面感度のばらつきが発生する
などの問題があり、特にステレオ録音再生には磁気式録
音再生方式が汎く採用されている。
従来一般的に採用されている光学式ステレオ発声映画フ
ィルム用再生装置の光電変換装置を図面第2図乃至第4
図について説明する。
例えば35關光学式ステレオ発声映画フィルム1は第1
図に示すようにステレオサウンドトラック2,3がセパ
レーションギャップ4を挾んで形成されている。
そしてエキサイタ−ランプ5のフィラメント6から投射
される光はスリットレンズ7によりサウンドドラム8に
懸回されている映画フィルム1のサウンドトラック2,
3上に光ビームとして照射される。
このビーム光は映画フィルム1を透過して光電変換素子
9の並設された受光面10,11に投影される。
この光電変換素子9は前記サウンドドラム8に接触しな
いように外部より保持されているホルダー12に固定さ
れている。
そこでスリットレンズ7からの集光ビームは、映画フィ
ルム1上に結像され、左右のサウンドトラック2,3の
ベースを透過した光が光電変換素子9の受光面10,1
1に至る際、一方のトラック2,3を通過した光の一部
が他方のトラック3.2の受光面11,10の一部11
a、10aに入射してクロストークの現象が発生する。
このため光電変換素子9の受光面10,11をできるだ
けフィルム1の表面に接近させる必要がある。
しかしながら光電変換素子9の大きさと、サウンドトラ
ム8の大きさの関係から素子9はα0角度傾斜させて取
付けなくてはならず、受光面10゜11が傾斜されてい
ると、映画フィルム1の一方のトラック2,3を通過し
た光が他方の受光面i’+、ioの一部11a、10a
のクロストークを避けることが困難で、また受光面10
,11の一部10b、11bに極端に光束が集中し、光
電変換素子9の受光面10,11の感度のばらつきが問
題になり、光電変換素子9の選択が必要になる欠点を有
している。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、光学式発声映
画フィルムの立体録音された並列サウンドトラック上に
スリットレンズから設営された光ビームを受光するため
に光電変換素子の受光面に一対の光透過媒質を密着また
は近接させ、またこの一対の光透媒質はそのフィルム側
受光部が映画フィルムのサウンドトラックのセパレーシ
ョンギャップより狭まい遮光板を挾持して並設し、クロ
ストークの現象のおそれがなく、映画フィルムの各サウ
ンドトラックによる入射光の変化をそれぞれ光電変換素
子の受光面に有効に導くことのできる光学式発声映画フ
ィルムの光電変換装置を提供するものである。
次に本考案の一実施例の構造を図面第5図乃至第10図
について説明する。
5は光源のエキサイクーランプで、このランプ5のフィ
ラメント6から投射される光を光ビームとして照射する
スリットレンズ7が前記ランプ5に対向して配設されて
いる。
また8はサウンドドラムで、映画フィルム1のサウンド
トラック2,3が懸回回行されるようになっている。
また9は光電変換素子で前記サウンドドラム8に接触し
ない位置にホルダー12にて保持されており、この光電
変換素子9の一対の受光面10゜11は、前記スリット
レンズ7からの映画フィルム1のサウンドトラック2,
3を透過した集光ビームを受光する位置に臨ませられて
いる。
次に13,14は光透過媒体としてのプリズムで、この
プリズム13,14は、前記サウンドドラム8に懸回し
た映画フィルム1と光電変換素子9の受光面10,11
の間に位置されるように前記スリットレンズ7と光電変
換素子9との間に配設され、このプリズム13,14の
後端面は光電変換素子9の受光面10,11に密着接合
または近接されている。
そしてこのプリズム13,14は映画フィルム1のサウ
ンドトラック2,3のセパレーションギャップ4に近接
対向してこのセパレーションギャップ4の幅より狭い幅
の遮光板15が密着挾持されている。
次にこの実施例の作用について説明する。
エキサイタ−ランプ5のフィラメント6から投射された
光はスリットレンズ7より光ビームとして映画フィルム
1のサウンドトラック2,3に照射される。
このサウンドトラック2,3を透過した光は光電変換素
子9の受光面io、1iにプリズム13,14を介して
入射され、光電変換素子9にて光電変換される。
そしてプリズム13,14に入射した光は遮光板15に
よってプリズム13゜14の側内壁に反射し、光電変換
素子9の受光面10.11に散乱光として入射され、隣
接のプリズム14,15に波光することがないので、映
画フィルム1のサウンドトラック2,3に結像された光
が他方の受光面11,10に入射されることがなく、ク
ロストーク現象が発生せず、しかも光電変換素子9はそ
の受光面10,11を傾斜させる必要がなく受光面10
,11の一部に光束が集中することもない。
前記実施例では光透過媒体としてプリズム13゜14に
ついて説明したが、図面第11図乃至第13図に示すよ
うにレンズ体16,17を用いることもできる。
このレンズ体16,17は映画フィルム1のサウンドト
ラック2,3に結像した光の入射側端面にサウンドトラ
ック2,3のセパレーションギャップ4の幅より狭い幅
の遮光板15を密着挾持する。
また図面第14図乃至第16図に示すように光透過媒体
としてオプチカルファイバー18,19を使用すること
もできる。
このオプチカルファイバー18,19はレンズ体16,
17と同様に映画フィルム1のサウンドトラック2,3
に結像した光の入射側端面に、サウンドトラック2,3
のセパレーションギャップ4の幅より狭い幅の遮光板1
5を密着挾持する。
このオプチカルファイバー18,19を使用した場合に
は光電変換素子9を任意の位置に設置することができ、
この場合光電変換素子9は二個所に分離でき、それぞれ
受光面10.11の有効な個所を使用できる。
なお前記プリズム13,14、レンズ体16、オプチカ
ルファイバー18,19などの光透媒体は外周面には外
部から光の入射を阻止する遮光膜20などの遮光手段を
施す。
また光透過媒体はその他適宜の透光物質を利用できる。
本考案によれば映画フィルムの立体録音されたサウンド
トランクに結偉された光を受光する光電変換素子の一対
の受光面に一端面を対向させるととに他端面に前記サウ
ンドトラックのセパレーションギャップより幅の狭い遮
光板を密着挾持したので、サウンドトラックを透過した
光は遮光板により波光することなく、光電変換素子の所
定の受光面に入射されクロストークを生じることなく、
実質的に光電変換素子を映画フィルムに接近させること
ができ、また光電変換素子の受光面を傾斜させる必要が
なく、受光面の一部に入射が集中されず、受光面の感度
のばらつきも問題がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は映画フィルムのサウンドトラック部の正面図、
第2図は従来の光学式発声映画フィルムの光電変換装置
の説明正面図、第3図は同上光電変換素子の入射を示す
説明平面図、第4図は同上光電変換素子の受光面を示す
底面図、第5図は本考案の一実施例を示す光学式発声映
画フィルムの光電変換装置の説明正面図、第6図は同上
側面図、第7図は同上光電変換素子の入射光を示す説明
正面図、第8図はプリズムの正面図、第9図は同上平面
図、第10図は同上側面図、第11図はレンズ体の正面
図、第12図は同上平面図、第13図は同上側面図、第
14図はオプチカルファイバーの正面図、第15図は同
上平面図、第16図は同上側面図である。 1・・・・・・映画フィルム、2,3・・・・・・サウ
ンドトラック、4・・・・・・セパレーションギャップ
、5・・・・・・光源としてのエキサイタ−ランプ、7
・・・・・・スリットレンズ、8・・・・・・サウンド
トラック、9・・・・・・光電変換素子、10,11・
・・・・・受光面、13,14・・・・・・光透過媒体
としてのプリズム、15・・・・・・遮光板、16.1
7・・・・・・光透媒体としてのレンズ、18゜19・
・・・・・光透過媒体としてのオプチカルファイバー。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)光源と、この光源から投射された光を映画フィル
    ムの立体録音されたサウンドトラックに照射するスリッ
    トレンズと、このスリットレンズからサウンドトランク
    に結像された光を受光する一対の受光面を有する光電変
    換素子と、前記映画フィルムのサウンドトラックと光電
    変換素子の受光面との間に位置され一端面を前記光電変
    換素子の受光面に対向して配設され他方映画フィルム側
    の入射側端面側に前記サウンドトラックのセパレーショ
    ンギャップの幅より狭い幅の遮光板を挾持した一対の光
    透過媒質とを具備したことを特徴とする光学式発声映画
    フィルムの光電変換装置。
  2. (2)光透過媒質をプリズムとしたことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第(1)項記載の光学式発声映画
    フィルムの光電変換装置。
  3. (3)光透過媒質をレンズ対としたことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第(1)項記載の光学式発声映画
    フィルムの光電変換装置。
  4. (4)光透過媒質をオプチカルファイバーとしたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の光
    学式発声映画フィルムの光電変換装置。
JP640679U 1979-01-20 1979-01-20 光学式発声映画フイルムの光電変換装置 Expired JPS581862Y2 (ja)

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JPS55108437U JPS55108437U (ja) 1980-07-29
JPS581862Y2 true JPS581862Y2 (ja) 1983-01-13

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