JPS58186296A - ピツクアツプカ−トリツジおよびその針構体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、レコード盤に記録されている音溝信号を再
生するためのピックアップカートリッジおよびその針構
体に関するものである。

可動磁石形や可動鉄片形等の電磁型カートリッジでは、
針交換を容易にするため、電磁変換器を内蔵するカート
リッジ本体に対して、針構体が着脱可能に取付けられる
ようになっている。また、最近では、ム■動」イルを含
む動電型カートリッジにおいても電磁型と同様に簡単な
操作で針交換できるようにしたものが提案されているが
、この場合、その交換可能な針構体がカンチレ）＜−の
後端にｖ字状に配向された１対のアーマチュアを有し、
ノＪンチレハーの軸線に対して直交する方向からカート
リッジ本体に装着される形式のピックアップカートリッ
ジにあっては、外構体側にカートリッジ本体のケーシン
ク側面に接合する摩擦係合面を形成し、針構体を主とし
てその摩擦係合力によってカー１−　ＩＪツジ本体側に
着脱自在に保持するよう−にしている。しかしながら、
これによると、繰返し使用によりその摩擦係合が低下し
てしまう虞れかあり、また、カートリッジの小型化を図
る場合においては、設計上、針構体を充分に保持し得る
より大きな摩擦係合面が得られないため、この方式をそ
のまま適用することは困難であった。

したがって、この発明の目的は、交換可能な針構体を簡
単な操作にて確実に装着することがてきるソケットメン
バーを備えたピックアップカー；・リツンを提供するこ
とにある。才た、この発明の他の目的は、上記ソケット
メンバーと協働する好適へポス部材を備えた針構体を提
供することにある。

以下、この発明を添付図面に示された実施例を参照しな
がら詳細に説明する。

第１図にはこの発明を可動磁石形カートリッジに適用し
た実施例が図解されている。すなわち、このピックアッ
プカートリッジは、電磁変換器を内蔵するカートリッツ
本体ｌと、このカートリッジ本体１に着脱自在に取付け
られ、レコード盤の音溝変調壁からの機械的振動をピッ
クアップする振動系を含む針構体２とから構成されてい
る。

すなわち、カートリッジ本体１は、蓋体３を有するケー
シング４を備えている。このケーシング４の後部には別
個の端子プレート５が取付けられており、その端子フレ
ート５は再生信号を図示しない増巾器へ送るための端子
ビン６を有している。

この実施例において、グーシンク４内には、底部に開か
れた窓８を有するシールドケース７が取付けられており
、そのシールドケース７内に変換器である電磁発生装置
が設けられている。電磁発生装置は、力いに並んでシー
ルドケース７の両側部分に配置された２つの別個の磁心
を備えている。

この図面では片側のチャンネル分しか示されていないが
、この磁心はヨ〜り９から延びる側方磁極１０．１１を
もち、その側方磁極の各々は極片１２゜ｌ；５で終って
いる。この場合、極片１２，１３は他方の磁心の側に向
って折曲げ形成され、その角度を垂直に対して４５度に
保っている。上記した側方磁極１０．】ｌ上には１対の
コイル１４．１５が巻回されており、それらは誘導電圧
を生ずるように直列に差動的に接続されている。なお、
図示されていない他方の磁心もこれと同様に形成されて
いる。カートリッジの組立てを容易にするとともに、極
片１２，１３の正確な配向を永久的に維持するため、こ
れらの極−片の各々は樹脂フロック１６内に埋設されて
いる。もつともこの場合、各対の極片間には前記した窓
８に向って開放された作動キャツノが残されている。樹
脂フロック目６はノールトメｒ−スフ内においてその窓
８と対向する位置に例えば接着剤等を介して固定されて
おり、また、この樹脂フロック１６には針構体２を保持
するための筒状に形成さ右たソケット１７が設けらゎて
いる。第２図？ζ例示されているように、ソケット１７
に関連して、樹脂ブロック１６にはそのソケット１７の
軸酬とほぼ直交する仮想の平面に沿うようにスリット１
８がその両側壁間にわたって貫設さイ１ている。その場
合、スリット１８はソケット１７の直径よりも実質的に
大きな幅をもって形成されている。そして、この発明に
おいては、樹脂フロック１９の側方から上記スリット１
８内に差込まれるように形成された弾性変形可能な例え
は合成樹脂からなる矩形枠状の係止受部材１９を備えて
いる。この実施例においては、スリッ目８への差込み方
向に沿って配列された対向する２辺かソケット１７内に
弾性的に出没するハネ片１９ａ。

＋９ｂとして用いられている。

一方、針構体２は、振動系を構成するスタイラス）′セ
ンフリー２１と、このスクイラスアセンフリーを振動可
能に保持するとともに、それをカートリツン本体ｌに着
脱自在に取付けるためのノフメンハ−２２とからなる。

スクイラスアセンフリー２１は、先端に剣先２３を備え
た力／チし・バー２４と、このカンチレバー２４の後端
にあって、例えは４５−４５方式のステレオレコードの
２つの音溝変調壁の各々に対応するようにカンチレバー
の軸線を含む仮想の垂直平面に対して４５度の角度をも
って左右対称的に配向されたｌ対のつ′−マチュア２５
とを含む。この場合、第１図においては便宜的に一方の
アーマチュア２５しか示されていない。この実施例にお
いてＧ；ｆ　、上記カンチレバー２４は非磁性金楓、例
えはアルミニウノ、から構成されており、また、アーマ
チュア２５は長手方向に着磁された柱状のマクネットか
らなり、かつ、カンチレバー２４の後端に取イ・１けら
れている合成樹脂製の支持体２６にその基端側か埋設さ
れるようにして固定されている。

このスタイラスアセンフリー２１は、カンチレバ２４の
後端（こ一体重１こ取付けられ、同カンチレバーの軸線
の延長−ヒに延在するサスベンンヨンワイＮ′２７をも
ち、このワイヤ２７上に被嵌された取付ＩＪソト２８を
介してノフメンバー２２に取付けらイする。こθ）取付
けに際して、上記支持体２６とノフメンハ−２２との…
１には、粘弾性を示すコノ・桐からなるリンク状の制動
部材２９が介装される。

第３３図を併せて参照すると、ノフメンハ−２２（４，
底壁：３１と、この底壁３１の両側線部から立−にるよ
うに形成された１対の側壁３２．３２とを備え、その底
壁：３１の中央部分には隆起された台座３３とその上方
に連設されたボス部材３４とが形成されている。台座３
３は、取付ロット２８のための横方向に貫設された孔３
５と、この孔３５に対してホス部材３４の上方から直交
するように開口されたイ・ン孔３６とを含み、取付ロッ
ト２８は孔３５内においてネジ孔３６に設けられている
締イ・１不ン：３７によって緊締され、このようにして
スタイラスつ′センフリー２１はノフメンハ−２２にし
一つかりと定着される。ホス部材３４は、上記しタソケ
ットト７内に過電する柱状体からなり、この場合、係止
受部材１９の一方のハネ片１９ａと対向するホス部材Ｊ
４の後壁部分にはそれと係合するように形成された切入
部３８が設けられている。

なお、この実施例（Ｊ上記切欠部３８をホス部材３４の
前壁部分に設けるように変形するこ♂もできる。

また、上記側壁３２．３２はシール１〜ケース７の両４
１１１１１Ｍ＋に適当な摩擦力をもって係合するように
形成されている。

この発明においては、針構体２はボス部材３４に対する
上記したハネ片１９ａのスプリングアクション作用によ
ってカー１−　ＩＪツジ本体１側にしっかりと装着され
る。すなわち、ノフメンノＮ〜２２の側壁：３２　、３
２をノールト゛ケース７の両側面に宛てかうととも゛に
、ホス部材３４をソケット１７に位置決めして、それら
をカイトとしてノフメンノ１−２２をカーＩ・リッジ本
体ｌ側に押込むと、枠体からなる係止受部材１９のバネ
片１９ａ、１９ｂはホス部材３・１の頭部にて一旦外側
に拡がるように強制的に変形させられるが、一方のハネ
片１９ａは引続き竹なわれる押込み操作によってボス部
材３４の頭Ｒ１ｔ　’ａ＋’ρ）周壁をのり越えて切欠
部３８と合致する時点で弾性的に復帰し、その切欠部３
８に係合する。

また、こわに伴ｊ３ｆつて、ノフメンバーの両側１Ｉ３
ｚ。

３２は適当な摩擦力にてソール１−゛ケース７の両側面
を把持するように取付けられる。このようにして、側構
体２はカートリッジ本体ｌに対して確実に装九されると
ともに、）′−マチュア２５の各々は対応する作動キャ
ップ内の適正位置に配置される。一方、針構体２をカー
トリッジ本体ｌから外すには、ノフメンハ−２２を掴ん
で下方に引張る力を加えて上記したバネ片１９ａ　吉切
欠部３８の係合状態を強制的に解けはよい。その場合、
この取外し操作を容易にするには、切欠部３８の上辺部
に適当１ｉ抜きテーバを設けるとよい。

なお、上記実施例では、係止受部材１９は合成極脂から
４「る弾性変形可能な枠体として構成されているが、予
めソケット内に一部分が弾性的に突出するように構成さ
れた１枚の板バネであってもよい。また、アーマチュア
２５としては、例えは柱状１」ソ１〜′に巻回された可
動コイルであってもよく、この場合には、カートリッジ
本体１内に各極８間に磁気キＡ′ツブを形成するための
マクネットが設けられることになる。

上記した実施例の説明から明らかなように、この発明に
よれは、カートリッジ本体１側に設けられているソケッ
ト１７内に弾性体からなる係止受部材１９が出没可能に
取付けられており、一方。

ソケット１７と協働するノフメノハ−２２のホス部材：
３４には上記した係止受部材１９と係合する切欠部３８
か形成されているため、その係止受部材１９の切欠部３
８に対するスズリンクアクション作用により、針構体２
をカー１−１ツジ本体１にえ１して軽快に、かつ、しっ
かりと装着することができる。その場合、従来のように
繰返し使用による保持力劣化は殆となく、また、使用者
は上記したスブリンクアクンヨンにより、針構体２が確
実に装鳥されたことを感じ取ることができ、操作上きわ
めて便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ｊこの発明の一実施例でカートリッジ本体とノ
フメ７ハを分離して示した断面図、第２図は第１図にお
けるソケット部分を摘示した拡大断面斜視図、第：３図
は／フメンバーの後方部分を示した斜視図である。 図中、ｌはカー）　ＩＩツシ本体、２は針構体、４はケ
ーンンク、７（まシールドケース、８は窓、１２゜１３
は極ハ、１４．１５＋１コイル、１６は極脂フロック、
１７はソケット、１８はスリット、１９は係止受部材、
２１はスタイラスアセンフリー、２２（Ｊノソメンハ−
５２４はカンナレバー、２５はアーー、／チュア、３３
は台座、３４はホス、３８は切欠部である。 特許出願人　株式会社オーテイオテクニ力代理人弁理士
　　　大　原　　　拓　也−６２８−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （Ｉ］　　カートリッジ本体と、該カートリッジ本体に
   着脱自在に装着される外構体とからなり、前記カートリ
   ッジ本体は、底部に開かれた窓を有するケーシンクと、
   該ケーシンク内に設けられていて、前記窓に向って開放
   されたクリアランスの中に２つの作動キャップを形成す
   る２対の磁極片を含む電磁変換器と、前記窓に向って開
   かれた凹部を有する筒状のソケットとをもち、前記外構
   体は、一端に針先が取付けられ、かつ、他端にレコード
   盤の音溝変調壁に対応する角度に配向された１対のアー
   マチュアを廟するカンチレバーを含むスタイラスアセン
   フリーと、該スタイラスアセンフリーを振動可能に保持
   するとともに前記ソケット内に嵌合するホス部材を有す
   るノフメンハーとを備え、前記ホス部材を前記ソケット
   に嵌合させることにより、前記外構体が前記カンチレバ
   ー〇軸線に対してはは直交する方向から前記カート１フ
   ツジ本体に装着されるとともに、前記アーマチュアの各
   々かそれらに関連する前記作動キャップ内に適正に配置
   されるピックアップカートリッジであって、前記ソケツ
   ｊ・にはその四部内に半径方向に沿って出没するハネ片
   が取付けら右、でおり、前記ボス部材は前記ハネ片と係
   合するようにその周壁部に形成された切欠部を備えてい
   ることを特徴とする１イツクアツグカートリツジ。 （２）底部に開かれた窓を有するケーンンクと、該ケー
   シンク内に設けられていて、前記窓に向って開放された
   クリアランスの中に２つの作動キャップを形成する２対
   の磁極片を含む電磁変換器と、前記窓に向って開かれた
   凹部を有するソケットと、該ソケットの凹部内にその半
   径方向に沿って出没するように取付けられたバネ片とを
   備えてなるピックアップカートリッジのためのものてあ
   って、一端に針先が取付けられ、かつ、他端にレフ−１
   〜盤の音溝変調壁に対応する角度に配向された１対のつ
   仁マチュアを有するカンチレバ“−を含むスクイシスア
   センフリーと、該スタイラスアセンフリーを振動可能に
   保持するとともに前記ソケット内に嵌合するホス部材を
   廟するノフメンハ゛−とからなり、前記ホス部材には前
   記ハネ片と係合する切欠部が形成されており、前記ノフ
   メンハーは、前記ホス部材を前記ソケット内に嵌合させ
   ることにより、前記ハネ片のスプリングアクション作用
   を伴なって前記ケーシンク側に保持されることを特徴と
   する針構体。