JPS6134797Y2 - - Google Patents

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JPS6134797Y2
JPS6134797Y2 JP9038380U JP9038380U JPS6134797Y2 JP S6134797 Y2 JPS6134797 Y2 JP S6134797Y2 JP 9038380 U JP9038380 U JP 9038380U JP 9038380 U JP9038380 U JP 9038380U JP S6134797 Y2 JPS6134797 Y2 JP S6134797Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
attached
knob
magnet
cartridge body
high magnetic
Prior art date
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Expired
Application number
JP9038380U
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English (en)
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JPS5714598U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はピツクアツプカートリツジの改良に関
するものである。
ピツクアツプカートリツジには、カートリツジ
本体の内部にコイルとこのコイルの中心から突出
させたポールピースとを収容し、このカートリツ
ジ本体の前部に、先端にスタイラスを取り付け基
端にマグネツトを取り付けたカンチレバーを揺動
自在に支持したノブを着脱自在に取り付けた、い
わゆるMM型と、前記ノブに代えて、先端にスタ
イラスを取り付け基端に高導磁性体を取り付けた
カンチレバーを揺動自在に支持し、前記高導磁性
体に臨ませて高導磁性部材を取り付けたノブを着
脱自在に取り付けた、いわゆるMI型がある。
このうち後者のもの、すなわちMI型のもの
は、高導磁性体に、別のところに設けたマグネツ
トから磁気を誘導させて、MM型のマグネツトが
動くのと同様の効果を得るようにしている。従来
にあつては、これらのカートリツジはそれぞれ別
個の構造として製作されていた。しかしながら異
なつた機種に共通の部品を使用できれば作業性お
よびコスト面で有利となることはいうまでもな
い。また同一のトーンアームに、異なつた型式の
カートリツジを簡単な操作で取り付けることがで
きれば、使用者にとつても便利となることは間違
いない。
本考案はこの点に鑑みてなされたもので、一つ
のカートリツジ本体で、MI型とMM型の両型式の
ピツクアツプカートリツジが使い分けられるよう
にしたものである。
本考案の一実施例を図について説明すると、ま
ず第1図において、1はカートリツジ本体であつ
て、内部にコイル2とポールピース3とを収容
し、基部に端子4を設けたものである。端子4に
はピン5が取り付けられており、コイル2の引出
線に接続されている。コイル2とポールピース3
とを収容した部分は、シールドケース6で覆われ
ている。カートリツジ本体1の前部には、後述す
るノブ7(第2図および第3図参照)を着脱自在
に取り付けるための突起8が設けられている。
ノブ7には、この突起8に嵌合する凹部9が設
けられており、この凹部9に突起8が嵌合するこ
とによつて、ノブ7が正しい姿勢でカートリツジ
本体1に取り付けられることになる。ノブ7に
は、先端にスタイラス10を取り付けたカンチレ
バー11が、ブツシユ12によつて振動自在に支
持されている。カンチレバー11の基端には、高
導磁性体13(第2図に示すMI型の場合)、また
はマグネツト14(第3図に示すMM型の場合)
が取り付けられており、ノブ7をカートリツジ本
体1の前部に取り付けたとき、これがポールピー
ス3の内部に入るようになつている。
第2図に示すMI型のノブ7には、高導磁性部
材である略L字状の高導磁性板15が取り付けら
れている。この高導磁性板15は、後述するよう
に第4図に示すマグネツト16からの磁気を高導
磁性体13に導くものであるから、先端は高導磁
性体13に近接していなければならない。実施例
にあつては、この高導磁性板15の先端で、カン
チレバー11を支持するブツシユ12を把持して
いる。
第1図に示すように、カートリツジ本体1に
は、その上部(図においては下部)に、溝17が
設けられている。この溝17の奥は段部18にな
つている。第4図に示すように、マグネツト16
は、マグネツトホルダー19によつて、外周部と
底部が覆われている。そして上部(図におけるN
極)はノブ7の高導磁性板15に密着する必要が
生ずる。このため、マグネツトホルダー19には
アーム20が設けられており、第1図のカートリ
ツジ本体1の溝17に嵌合するようになつてい
る。そしてアーム20の先端に形成された鍵部2
1が段部18に係合するようになつている。
このように構成されたこのピツクアツプカート
リツジは、MM型にもMI型にも使用できることに
なる。即ち、MM型として使用するには、第1図
のカートリツジ本体1に第3図のノブ7を取り付
けることになる。この取り付けは、ノブ7の凹部
9にカートリツジ本体1の突起8を嵌合させるの
みでよい。これによりカンチレバー11の基端の
マグネツト14は、ポールピース3の内部に位置
することになる。
この状態でスタイラス10がレコード盤(図示
せず)の音溝に従つて振動すると、その振動はカ
ンチレバー11を介してマグネツト14を振動さ
せることになる。これによつて、コイル2に、起
電力(音声信号)が発生することになる。
次にMI型として使用するには、第2図のノブ
7をカートリツジ本体1に取り付ければよい。そ
してこのときには、マグネツトホルダー19も取
り付けることになる。このようにカートリツジ本
体1にノブ7(第2図のもの)とマグネツトホル
ダー19を取り付けることによつて、マグネツト
16の磁気が高導磁性体15を介して高導磁性体
13に与えられることになるので、第3図のもの
と同様に作用することになる。
本考案は上述のように構成したものであるか
ら、ノブの交換のほかにマグネツトホルダーをカ
ートリツジ本体に取り付けるかどうかのみの操作
によつて、一種類のカートリツジ本体を、二つの
型式のカートリツジに使用できることになる。こ
れにより、製作に当つては、その作業性とコスト
性の面で有利となり、また使用に当つては、音質
の異なる2種のカートリツジを容易に交換し得る
ので、使用者にとつて非常に便利になる特長が生
ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカートリツジ本体を一部
断面で示した側面図、第2図は第1図のカートリ
ツジ本体に取り付けられるノブの一例を一部断面
で示した側面図、第3図は第1図のカートリツジ
本体に取り付けられるノブの他の例を一部断面で
示した側面図、第4図は第1図のカートリツジ本
体に取り付けられるマグネツトホルダーを一部断
面で示した側面図、第5図は第4図のものの平面
図である。 1……カートリツジ本体、2……コイル、3…
…ポールピース、7……ノブ、8……突起、9…
…凹部、10……スタイラス、11……カンチレ
バー、12……ブツシユ、13……高導磁性体、
14,16……マグネツト、15……高導磁性
板、17……溝、18……段部、19……マグネ
ツトホルダー、20……アーム、21……鍵部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カートリツジ本体の内部にコイルと該コイルの
    中心から突出させたポールピースとを収容し、該
    カートリツジ本体の前部に、先端にスタイラスを
    取り付け基端にマグネツトを取り付けたカンチレ
    バーを揺動自在に支持したノブ、または先端にス
    タイラスを取り付け基端に高導磁性体を取り付け
    たカンチレバーを揺動自在に支持し、前記高導磁
    性体に臨ませて高導磁性部材を取り付けたノブの
    いずれかを着脱自在に取り付け得るピツクアツプ
    カートリツジにおいて、一部にマグネツトを収容
    したマグネツトホルダーを、前記マグネツトが前
    記ノブに設けた高導磁性部材に臨むようにして着
    脱自在に取り付けるように構成したことを特徴と
    するピツクアツプカートリツジ。
JP9038380U 1980-06-27 1980-06-27 Expired JPS6134797Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9038380U JPS6134797Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27

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JP9038380U JPS6134797Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5714598U JPS5714598U (ja) 1982-01-25
JPS6134797Y2 true JPS6134797Y2 (ja) 1986-10-09

Family

ID=29452380

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