JPS58186112A - 架橋シリル変性ポリオレフイン絶縁線心の製造方法 - Google Patents
架橋シリル変性ポリオレフイン絶縁線心の製造方法Info
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- JPS58186112A JPS58186112A JP57069926A JP6992682A JPS58186112A JP S58186112 A JPS58186112 A JP S58186112A JP 57069926 A JP57069926 A JP 57069926A JP 6992682 A JP6992682 A JP 6992682A JP S58186112 A JPS58186112 A JP S58186112A
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Landscapes
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
し発明の技術分野］
本発明は隣接する絶縁線心間の粘着を防止した架橋シリ
ル変性ポリオレフィン絶縁線心の製造方法に関する。
ル変性ポリオレフィン絶縁線心の製造方法に関する。
（発明の技術的背景］
従来から架橋シリル変性ポリオレフィン絶縁線心の製造
に際しては、導体上にシリル変性ポリオレノインを押出
被覆し、このようにして得られた絶縁線心を一旦ドラム
に巻取り、ドラムごと高温多湿雰囲気中に長時間放置し
て絶縁被覆層を完全に架橋させることが行われている。
に際しては、導体上にシリル変性ポリオレノインを押出
被覆し、このようにして得られた絶縁線心を一旦ドラム
に巻取り、ドラムごと高温多湿雰囲気中に長時間放置し
て絶縁被覆層を完全に架橋させることが行われている。
【背嬢技術の問題点］
しかしながら、このような方法では、完全に架橋される
までの段階でドラムに巻回された状態の絶縁被ＩＩ−が
相互に接着してしまい、そのまま架橋が進行してしまう
という難点がある。
までの段階でドラムに巻回された状態の絶縁被ＩＩ−が
相互に接着してしまい、そのまま架橋が進行してしまう
という難点がある。
このようにして接着した絶縁線心では、その接着強度が
架橋シリル変性ポリオレフィンの引裂き強度より大きく
なることがあり、冷却後のドラムからの巻き返し工程や
撚り合せ工程で隣接する一方の絶縁線心の絶縁被覆が他
方の絶縁被覆に接着して剥ぎ取られ絶縁線心に著しい損
傷を与えてしまうという欠点があった。
架橋シリル変性ポリオレフィンの引裂き強度より大きく
なることがあり、冷却後のドラムからの巻き返し工程や
撚り合せ工程で隣接する一方の絶縁線心の絶縁被覆が他
方の絶縁被覆に接着して剥ぎ取られ絶縁線心に著しい損
傷を与えてしまうという欠点があった。
［発明の目的］
本発明は、このような従来の難点を解消すべくなされた
もので、ドラムに巻取った状態で加水架橋する際に絶縁
被覆相互の粘着性により絶縁被覆層表面が接着すること
のない架橋シリル変性ポリオレフィン絶縁線心の製造方
法を提供しようとするものである。
もので、ドラムに巻取った状態で加水架橋する際に絶縁
被覆相互の粘着性により絶縁被覆層表面が接着すること
のない架橋シリル変性ポリオレフィン絶縁線心の製造方
法を提供しようとするものである。
［発明の概要］
すなわち本発明は、導体上にシリル変性ポリオレフィン
を押出被覆した絶縁線心をドラムに巻取り加水架橋させ
るにあたり１、前記絶縁線心を巻取る前段階で高温多湿
雰囲気中を連続的に通過させ、その表層部をあらかじめ
架橋させることを特徴とする架橋シリル変性ポリオレフ
ィン絶縁線心の製造方法を提供しようとするものである
。
を押出被覆した絶縁線心をドラムに巻取り加水架橋させ
るにあたり１、前記絶縁線心を巻取る前段階で高温多湿
雰囲気中を連続的に通過させ、その表層部をあらかじめ
架橋させることを特徴とする架橋シリル変性ポリオレフ
ィン絶縁線心の製造方法を提供しようとするものである
。
本発明において絶縁線心の絶縁被覆を構成するシリル変
性ポリオレフィンは、低密度ポリエチレン、高密度ポリ
エチレン、エチレン−プロピレン共重合体のようなポリ
オレフィンに０．５〜１０ＰＨＲのビニルトリメトキシ
シラン（ＶＴＭＯ８）のようなビニルトリアルコキシシ
ランと、０．０１〜２．０ＰＨＲのジクミルパーオキサ
イド（ＤＣＰ）のようなラジカル発生剤とを押出機に供
給し、約２００℃の温度で加熱混練することにより得ら
れるものである。
性ポリオレフィンは、低密度ポリエチレン、高密度ポリ
エチレン、エチレン−プロピレン共重合体のようなポリ
オレフィンに０．５〜１０ＰＨＲのビニルトリメトキシ
シラン（ＶＴＭＯ８）のようなビニルトリアルコキシシ
ランと、０．０１〜２．０ＰＨＲのジクミルパーオキサ
イド（ＤＣＰ）のようなラジカル発生剤とを押出機に供
給し、約２００℃の温度で加熱混練することにより得ら
れるものである。
このようなシリル変性ポリオレフィンは、ジブチル錫ジ
ラウレート（ＤＢＴＤＬ）のようなシラノール縮合触媒
の存在下に微量の水分と反応して架橋する。このシラノ
ール縮合触媒は、例えばこれを配合したマスターバッチ
をシリル変性ポリオレフィンとともに押串機に供給して
シリル変性ポリオレノインと混合するようにする。本発
明においては、このようにして導体上にシラノール縮合
触媒を含むシリル変性ポリオレフィンの押出被覆された
絶縁線心は、ドラムに巻取る前段階で高温多湿雰囲気中
を通過させられる。
ラウレート（ＤＢＴＤＬ）のようなシラノール縮合触媒
の存在下に微量の水分と反応して架橋する。このシラノ
ール縮合触媒は、例えばこれを配合したマスターバッチ
をシリル変性ポリオレフィンとともに押串機に供給して
シリル変性ポリオレノインと混合するようにする。本発
明においては、このようにして導体上にシラノール縮合
触媒を含むシリル変性ポリオレフィンの押出被覆された
絶縁線心は、ドラムに巻取る前段階で高温多湿雰囲気中
を通過させられる。
第１図に示したシリル変性ポリオレフィンについての架
橋温度と飽和架橋度との関係を示すグラフおよび第２図
に示した架ｍｓ度と架橋速度との関係を示寸グラフから
も明らかなように、高温多湿雰囲気中を通過するシリル
変性ポリオレフィン絶縁被覆の表層部は速やかに高い架
橋度にまで架橋される。従って、例えば２００〜３５０
℃の高温多湿雰囲気を通過させた場合、′＃ｉａ＠でも
絶縁被覆層表層部近傍には＾い架橋度の架橋硬化層が形
成される。
橋温度と飽和架橋度との関係を示すグラフおよび第２図
に示した架ｍｓ度と架橋速度との関係を示寸グラフから
も明らかなように、高温多湿雰囲気中を通過するシリル
変性ポリオレフィン絶縁被覆の表層部は速やかに高い架
橋度にまで架橋される。従って、例えば２００〜３５０
℃の高温多湿雰囲気を通過させた場合、′＃ｉａ＠でも
絶縁被覆層表層部近傍には＾い架橋度の架橋硬化層が形
成される。
［発明の実施例］
［シリル変性ポリエチレンベレットの製３１］低密度ポ
リエチレン １００重一部 ＶＴＭＯ８２〃 ＤＣＰ ０．５〃 上記各成分を押出機に供給し、２００℃でひも状に押出
し、次いでこれをベレット状に成形した。
リエチレン １００重一部 ＶＴＭＯ８２〃 ＤＣＰ ０．５〃 上記各成分を押出機に供給し、２００℃でひも状に押出
し、次いでこれをベレット状に成形した。
［触媒入りマスターパッチベレットの顎３！］低密度ポ
リエチレン １００（！置部 ＤＢＴＤＬ Ｏ，５〃 上記各成分を押出機に供給し、２００℃でひも状に押出
し、次いでこれをベレット状に成形した。
リエチレン １００（！置部 ＤＢＴＤＬ Ｏ，５〃 上記各成分を押出機に供給し、２００℃でひも状に押出
し、次いでこれをベレット状に成形した。
［架橋絶縁線心の製造］
前記２種のベレットを１０＝１の重量比で通常の一軸ス
クリコータイブの押出機に供給し、断面積２２ ｎ ２
の導体上に２００℃の樹脂温度で押出被覆し、次いで冷
却して１．２ｎ厚の絶縁被１層を有する絶縁線心を得た
。
クリコータイブの押出機に供給し、断面積２２ ｎ ２
の導体上に２００℃の樹脂温度で押出被覆し、次いで冷
却して１．２ｎ厚の絶縁被１層を有する絶縁線心を得た
。
次に、これを第３図に示すようにスプレ一式の加湿装置
１と３５０℃の高温熱風の吹付装置２および２００℃の
赤外線ヒーター３を備えた全長２０００ｎの予備架橋装
置中を線速６０１／分で連続的に通過させ、さらに冷却
層を通過させた後ドラムに巻取った。巻取られた絶縁線
心は、その絶縁被覆層の表面から約０．２層程度が約８
０％の架橋度〈ゲル分率）で架橋されていた。
１と３５０℃の高温熱風の吹付装置２および２００℃の
赤外線ヒーター３を備えた全長２０００ｎの予備架橋装
置中を線速６０１／分で連続的に通過させ、さらに冷却
層を通過させた後ドラムに巻取った。巻取られた絶縁線
心は、その絶縁被覆層の表面から約０．２層程度が約８
０％の架橋度〈ゲル分率）で架橋されていた。
次いで、この絶縁線心をドラムに巻取られた状態で１０
０℃の多湿雰囲気中に５時装置いて完全に絶縁被覆層を
架橋し、さらに５℃以下の温度に放置して冷却させた。
０℃の多湿雰囲気中に５時装置いて完全に絶縁被覆層を
架橋し、さらに５℃以下の温度に放置して冷却させた。
このようにして得られた架橋絶縁線心をドラムから巻返
したが、隣接する絶縁線心が接着しておらず、巻返しが
容易で絶縁被覆層表面が損傷を受けることもなかった。
したが、隣接する絶縁線心が接着しておらず、巻返しが
容易で絶縁被覆層表面が損傷を受けることもなかった。
［発明の効果］
以上説明したように本発明の方法によれば、ドラムに巻
取られ完全に架橋される前に絶縁液Ｉｌｌの表面に高い
架橋度の−が形成されるので、ドラム巻回状態での絶縁
線心どうしが接着するようなことがなくなり、また絶縁
被覆層表面が高温の溶融状態で加水架橋されるので、結
晶質が分散し特に表層部分の脆性破壊強度が一段と向上
する。
取られ完全に架橋される前に絶縁液Ｉｌｌの表面に高い
架橋度の−が形成されるので、ドラム巻回状態での絶縁
線心どうしが接着するようなことがなくなり、また絶縁
被覆層表面が高温の溶融状態で加水架橋されるので、結
晶質が分散し特に表層部分の脆性破壊強度が一段と向上
する。
従って、次工程でドラムから巻戻す際に絶縁線心巻回層
が容易に離れ、絶縁被覆層表面に損傷が生じるようなこ
とはなくなる。
が容易に離れ、絶縁被覆層表面に損傷が生じるようなこ
とはなくなる。
さらに本発明によれば、予備加熱の際に高温で架橋され
、絶縁液ＩＩＩ表面に酸化膜が形成されることが多いた
め、架橋後絶縁線心の表面に着色を施すような場合には
、着色インクとの馴染みがよく表面着色性が向上する利
点もある。
、絶縁液ＩＩＩ表面に酸化膜が形成されることが多いた
め、架橋後絶縁線心の表面に着色を施すような場合には
、着色インクとの馴染みがよく表面着色性が向上する利
点もある。
第１図および第２図はそれぞれシリル変性ポリオレフィ
ンの架橋ｗＡｒｔＩＬと飽和架橋度および架橋速度との
関係を示すグラフ、第３図は本発明に用いる予備架橋装
置の説明図である。 １・・・・・・・・・・・・加湿装置 ２・・・・・・・・・・・・＾温熱風吹付装置３・・・
・・・・・・・・・赤外線ヒーター代理人弁理士
須 山 佐 − 同 上 山 １） 明 信第１
図 第２図 第３図
ンの架橋ｗＡｒｔＩＬと飽和架橋度および架橋速度との
関係を示すグラフ、第３図は本発明に用いる予備架橋装
置の説明図である。 １・・・・・・・・・・・・加湿装置 ２・・・・・・・・・・・・＾温熱風吹付装置３・・・
・・・・・・・・・赤外線ヒーター代理人弁理士
須 山 佐 − 同 上 山 １） 明 信第１
図 第２図 第３図
Claims (2)
- （１）導体上にシリル変性ポリオレフィンを押出被覆し
た絶縁線心をドラムに巻取り加水架橋させるにあたり、
前記絶縁線心を巻取る前段階で高温多湿雰囲気中を連続
的に通過させ、その表１部をあらかじめ架橋させること
を特徴とする架橋シリル変性ポリオレフィン絶縁線心の
製造方法。 - （２）高瀬多湿雰囲気が、加湿装置と＾温熱風吹付装置
および禿外線ヒーターを備えた予備架橋装習により形成
されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
の架橋シリル変性ポリオレフィン絶縁線心の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57069926A JPS58186112A (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | 架橋シリル変性ポリオレフイン絶縁線心の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57069926A JPS58186112A (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | 架橋シリル変性ポリオレフイン絶縁線心の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58186112A true JPS58186112A (ja) | 1983-10-31 |
Family
ID=13416775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57069926A Pending JPS58186112A (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | 架橋シリル変性ポリオレフイン絶縁線心の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58186112A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014159084A (ja) * | 2013-02-19 | 2014-09-04 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 水架橋用のドラム及び水架橋長尺物の製造方法 |
| JP2014159113A (ja) * | 2013-02-19 | 2014-09-04 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 水架橋長尺物の製造方法 |
-
1982
- 1982-04-26 JP JP57069926A patent/JPS58186112A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014159084A (ja) * | 2013-02-19 | 2014-09-04 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 水架橋用のドラム及び水架橋長尺物の製造方法 |
| JP2014159113A (ja) * | 2013-02-19 | 2014-09-04 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 水架橋長尺物の製造方法 |
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