JPS58185218A - プリプレグ積層品のプレス硬化方法 - Google Patents
プリプレグ積層品のプレス硬化方法Info
- Publication number
- JPS58185218A JPS58185218A JP57069068A JP6906882A JPS58185218A JP S58185218 A JPS58185218 A JP S58185218A JP 57069068 A JP57069068 A JP 57069068A JP 6906882 A JP6906882 A JP 6906882A JP S58185218 A JPS58185218 A JP S58185218A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- molds
- press
- prepreg laminate
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、FRP(繊維強化プラスチック)成形品を
得るためのプリプレグ(樹脂含浸クロス)積層品のプレ
ス硬化方法に関する。
得るためのプリプレグ(樹脂含浸クロス)積層品のプレ
ス硬化方法に関する。
従来のFRPプレス成形では、第1図に示すように、雌
雄の関係となる上下の金型1,2間に、樹脂含浸ガラス
クロスやガラスチョップの半硬化品などのプリプレグ積
層体3を挿入し、これを100〜150℃の樹脂硬化温
度でプレスする方法が一搬的に採られている。
雄の関係となる上下の金型1,2間に、樹脂含浸ガラス
クロスやガラスチョップの半硬化品などのプリプレグ積
層体3を挿入し、これを100〜150℃の樹脂硬化温
度でプレスする方法が一搬的に採られている。
しかしながら、この方法は、全てのプリプレグが、加圧
方向に対して直角又はそれに近い角度に配回される均一
な層状積層品の成形には適するが、補強材にクロスを使
用し、刀)つそのときのプリプレグが複雑な積層構造を
採った場合は、製品設計上要求される機械的強度などを
充分に確保することができない欠点がある。
方向に対して直角又はそれに近い角度に配回される均一
な層状積層品の成形には適するが、補強材にクロスを使
用し、刀)つそのときのプリプレグが複雑な積層構造を
採った場合は、製品設計上要求される機械的強度などを
充分に確保することができない欠点がある。
即ち、ガラスクロスプリプレグは、ガラスチョッププリ
プレグ(SMCやBMC)と異なり、加工時補強材の流
動性がないため、整品設計上加圧万回′′平行“テ°′
積層を必要とす6例えば第2図に示す如き成形品のプレ
スに2いて、上下方向にのみ圧縮荷重を力)けたのでは
、加圧方向(こ平行なりロス積層部に充分な手刀を加え
ることができす、また、成形品内部がより複雑な積層構
造となるときは、各部の肉厚が微妙に変化することから
、クロスプリプレグが加圧力を受は易い方向にある部分
であっても各部に充分な圧力が加わらず、このため、成
形品には部分的に樹脂過多の個所が残り、含浸樹脂とし
そそれ自体が硬化時にガスを発生するポリエステルやフ
ェノール樹脂等を使用した場合、特にボイドが多くなる
。
プレグ(SMCやBMC)と異なり、加工時補強材の流
動性がないため、整品設計上加圧万回′′平行“テ°′
積層を必要とす6例えば第2図に示す如き成形品のプレ
スに2いて、上下方向にのみ圧縮荷重を力)けたのでは
、加圧方向(こ平行なりロス積層部に充分な手刀を加え
ることができす、また、成形品内部がより複雑な積層構
造となるときは、各部の肉厚が微妙に変化することから
、クロスプリプレグが加圧力を受は易い方向にある部分
であっても各部に充分な圧力が加わらず、このため、成
形品には部分的に樹脂過多の個所が残り、含浸樹脂とし
そそれ自体が硬化時にガスを発生するポリエステルやフ
ェノール樹脂等を使用した場合、特にボイドが多くなる
。
このようなこと7))ら、従来法では補強材の積層構造
が限定され、単純な形の成形品し刀)得られな力)つた
が、これではより複雑な成形品が求められつつある今日
の要求に応えることができない。
が限定され、単純な形の成形品し刀)得られな力)つた
が、これではより複雑な成形品が求められつつある今日
の要求に応えることができない。
そこで、この発明は、クロスプリプレグが複雑な方向に
積層される成形品であっても、全体に均一な圧縮荷重を
加えることのできるプレス硬化方法を提供するのを目的
としている。
積層される成形品であっても、全体に均一な圧縮荷重を
加えることのできるプレス硬化方法を提供するのを目的
としている。
この発明の方法は、対向する一対の金型内面に、リプレ
グを製品設計要求される方向に積層して介在し、これを
含浸樹脂の硬化温度で加圧成形すること7:l)ら成る
。
グを製品設計要求される方向に積層して介在し、これを
含浸樹脂の硬化温度で加圧成形すること7:l)ら成る
。
以下、この発明の方法を添付第3図に基いて詳しく説明
する。
する。
図に?いて10は上金型、11は上金型10に対して対
向配置された下金型、12は上金型のガイド穴13に挿
入されるがイドピンを示す。この発明は、上記金型10
,11の内面に沿って所定形状の加硫ゴム型14,15
.16を組込み、さらに各ゴム型間に形成される空間に
必要枚数のクロスプリプレグ17を図のように積層して
介在し、こわを電熱プレス機等を用いて例えば100〜
150℃の樹脂の硬化温度に加熱しながらプレスするよ
うにしている。
向配置された下金型、12は上金型のガイド穴13に挿
入されるがイドピンを示す。この発明は、上記金型10
,11の内面に沿って所定形状の加硫ゴム型14,15
.16を組込み、さらに各ゴム型間に形成される空間に
必要枚数のクロスプリプレグ17を図のように積層して
介在し、こわを電熱プレス機等を用いて例えば100〜
150℃の樹脂の硬化温度に加熱しながらプレスするよ
うにしている。
このようにすると、各ゴム型14.15.16が上下方
向の圧縮荷重を受けてプリプレグ積層体18の外表面全
体に密着し、同時に積層体の各部に均一な圧力を加える
。即ち、ゴム型14.15゜16は、上下方向に圧縮さ
、れるとゴム本来の特性(ポアッソン比0.5のゴム弾
性)により、水平方向の膨張変形を伴う。従って各ゴム
型間に密着して介在されるプリプレグ積層体1Bは、硬
化時に全方向力)ら同じ圧縮荷重を受けることになり、
このため、出来上った成形品は、後に外形の仕上げここ
で、図に示す加硫ゴム型は、−例を示すものであって、
この発明に使用すするそれは、FRP成形品の形状に合
った種々の形を採り得る。ただし、いずれの場合も加圧
時にゴム型力(上下の金型間のクリアランス内(第3図
の符号19の部分)に逃げることのないよう配慮する必
要がある。
向の圧縮荷重を受けてプリプレグ積層体18の外表面全
体に密着し、同時に積層体の各部に均一な圧力を加える
。即ち、ゴム型14.15゜16は、上下方向に圧縮さ
、れるとゴム本来の特性(ポアッソン比0.5のゴム弾
性)により、水平方向の膨張変形を伴う。従って各ゴム
型間に密着して介在されるプリプレグ積層体1Bは、硬
化時に全方向力)ら同じ圧縮荷重を受けることになり、
このため、出来上った成形品は、後に外形の仕上げここ
で、図に示す加硫ゴム型は、−例を示すものであって、
この発明に使用すするそれは、FRP成形品の形状に合
った種々の形を採り得る。ただし、いずれの場合も加圧
時にゴム型力(上下の金型間のクリアランス内(第3図
の符号19の部分)に逃げることのないよう配慮する必
要がある。
また、ゴム型に使用する加硫ゴムは、柔かすぎると保形
性が低下し、、逆に硬すぎると充分な弾性変形が得られ
ないので、その硬度を40〜80°程度として?くの、
がよい。
性が低下し、、逆に硬すぎると充分な弾性変形が得られ
ないので、その硬度を40〜80°程度として?くの、
がよい。
な旧、本発明に8いて使用する補強材としては、ガラス
クロス、アスベストクロス、有機繊維クロス、カーボン
クロス等を挙げることができ、こわ等のうちのいずれの
クロスを用いても同じ効果が得られる。
クロス、アスベストクロス、有機繊維クロス、カーボン
クロス等を挙げることができ、こわ等のうちのいずれの
クロスを用いても同じ効果が得られる。
次に、実施例を挙げる。
第2図に示すFRP成形品を得るために、第3図に示す
加硫ゴム型を用意した。このときのゴム型はネオプレン
ゴムによって形成し、その硬度は50°、60°、70
°の三種とした。また、プリプレグは、ガラスクロス(
ES−21:日本板ガラス製)にフェノール樹脂(プラ
イオーツ1フ5900番二大日本インキ製)を含浸した
ものを使用し、その複数枚を要求される方向に積層して
対向する一対の金型内面に組込んだ加硫ゴム型間に介在
した。そして、こn、を温度150℃、プレス圧50K
g/cJの条件下でプレス硬化したところ、どの硬度の
ゴム型を用いた場合も、同一積層構造で従来法によるプ
レス硬化品に比べ、ボイドが大巾に減少し製品密度は飛
躍的に同上した。
加硫ゴム型を用意した。このときのゴム型はネオプレン
ゴムによって形成し、その硬度は50°、60°、70
°の三種とした。また、プリプレグは、ガラスクロス(
ES−21:日本板ガラス製)にフェノール樹脂(プラ
イオーツ1フ5900番二大日本インキ製)を含浸した
ものを使用し、その複数枚を要求される方向に積層して
対向する一対の金型内面に組込んだ加硫ゴム型間に介在
した。そして、こn、を温度150℃、プレス圧50K
g/cJの条件下でプレス硬化したところ、どの硬度の
ゴム型を用いた場合も、同一積層構造で従来法によるプ
レス硬化品に比べ、ボイドが大巾に減少し製品密度は飛
躍的に同上した。
以上説明したように、この発明によれば、積層品の全面
に均一な圧縮力を加えることができるため、クロスプリ
プレグの積層方向が制限さ4しす、従って構造が複雑で
し7))も含浸樹脂が硬化時にガスを発生する積層品で
あっても製品設計上要求される条件を満足させるプレス
成形が可能になる。
に均一な圧縮力を加えることができるため、クロスプリ
プレグの積層方向が制限さ4しす、従って構造が複雑で
し7))も含浸樹脂が硬化時にガスを発生する積層品で
あっても製品設計上要求される条件を満足させるプレス
成形が可能になる。
第1図は、従来のプレス硬化法を示す正面図、第2図は
この発明によって得られるFRP成形品の一例を示す断
面図、第3図はこの発明のプレス硬化方法を示す断面図
である。 10・・・上金型、11・・・下金型、14,15.1
6・・・加硫ゴム型、17・・・クロスプリプレグ、1
8・・・プリプレグ積層体 特許出願人 住友電気工業株式会社 同 代理人 鎌 1) 文 二第1図 第2図
この発明によって得られるFRP成形品の一例を示す断
面図、第3図はこの発明のプレス硬化方法を示す断面図
である。 10・・・上金型、11・・・下金型、14,15.1
6・・・加硫ゴム型、17・・・クロスプリプレグ、1
8・・・プリプレグ積層体 特許出願人 住友電気工業株式会社 同 代理人 鎌 1) 文 二第1図 第2図
Claims (3)
- (1) 対向する一対の金型内面4こ、複数に分割形
成された加硫ゴム型を組込み、その各ゴム型間に形成さ
れる空間に必要枚数のクロスプリプレグを製品設計上要
求される方向に積層して介在し、これを含浸樹脂の硬化
温度で加圧成形することk)ら成るプリプレグ積層品の
プレス硬化方法。 - (2) 上記加硫ゴム型のゴム硬度を40〜800の
範囲に設定したことを特徴とする特許請求の範囲第(1
)項記載のプリプレグ積層品のプレス硬化方法つ - (3) 上記プリ/レグのクロスとして、ガラスクロ
ス、アスベストクロス、有機繊維クロス、カーホンクロ
スのう席1ずれyl)を用いたことを特徴とする特許請
求の範囲第(1)項又は第(2)項記載のプリプレグ積
層品のプレス硬化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57069068A JPS58185218A (ja) | 1982-04-23 | 1982-04-23 | プリプレグ積層品のプレス硬化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57069068A JPS58185218A (ja) | 1982-04-23 | 1982-04-23 | プリプレグ積層品のプレス硬化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58185218A true JPS58185218A (ja) | 1983-10-28 |
Family
ID=13391884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57069068A Pending JPS58185218A (ja) | 1982-04-23 | 1982-04-23 | プリプレグ積層品のプレス硬化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58185218A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012035568A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Tanaka Seimitsu Kanagata:Kk | 繊維強化プラスチック成形物、その成形方法、それを成形するための成形型および繊維強化プラスチック製車両用ホイール |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5197676A (ja) * | 1975-02-25 | 1976-08-27 |
-
1982
- 1982-04-23 JP JP57069068A patent/JPS58185218A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5197676A (ja) * | 1975-02-25 | 1976-08-27 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012035568A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Tanaka Seimitsu Kanagata:Kk | 繊維強化プラスチック成形物、その成形方法、それを成形するための成形型および繊維強化プラスチック製車両用ホイール |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6024555A (en) | Tooling having compliant forming surface for forming resin composites | |
EP2495099B1 (en) | Fiber-reinforced molded product and method for producing same | |
US5597435A (en) | Method using restrained cauls for composite molding | |
KR101926945B1 (ko) | 섬유 강화 복합 재료 성형품 및 그 제조 방법 | |
US5152856A (en) | Cure/bonding method for sandwiched plastic structure | |
EP2091709B1 (en) | Foamed tools | |
JPH07501020A (ja) | 一体接合された補強部材を有する複合品を成形する金型 | |
JPH10146898A (ja) | 繊維強化複合材の成形方法 | |
US10532522B2 (en) | Method and device for molding fiber-reinforced plastic member | |
JP3016786B2 (ja) | 繊維強化樹脂部材の製造方法 | |
KR20200029048A (ko) | 복합 재료 성형물 제조용 성형형 및 복합 재료 성형물의 제조 방법 | |
WO2022260186A1 (ja) | プレス用積層体及びプレス済積層体 | |
JPH06190847A (ja) | 炭素繊維強化プラスチック成形体の製造方法 | |
JPS58185218A (ja) | プリプレグ積層品のプレス硬化方法 | |
JPH0356333Y2 (ja) | ||
JPH06190956A (ja) | ハニカムサンドイッチパネルの製造方法 | |
JPWO2017061046A1 (ja) | 繊維強化複合部材の成形装置 | |
JPH0489208A (ja) | プリプレグの製造方法 | |
JPS60139432A (ja) | 繊維強化プラスチツク用成形型 | |
JPS62135347A (ja) | 繊維強化プラスチツクの製造方法 | |
JPS6113701A (ja) | サンドイツチ形アンテナ反射鏡体の製造方法 | |
JPS6258285B2 (ja) | ||
JPS5827090B2 (ja) | 複合材料構造部品の一体成形法 | |
JPH05507246A (ja) | 熱可塑性材料を成形する方法 | |
JP7139296B2 (ja) | 繊維強化樹脂複合成形体とその製造方法 |