JPS5818463B2 - ラップ・トウ等の連続多色染め装置 - Google Patents
ラップ・トウ等の連続多色染め装置Info
- Publication number
- JPS5818463B2 JPS5818463B2 JP53074711A JP7471178A JPS5818463B2 JP S5818463 B2 JPS5818463 B2 JP S5818463B2 JP 53074711 A JP53074711 A JP 53074711A JP 7471178 A JP7471178 A JP 7471178A JP S5818463 B2 JPS5818463 B2 JP S5818463B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dyeing
- conveyor
- textile products
- tows
- textile
- Prior art date
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はランプ、トウ等の繊維製品に多色のむも染めを
連続でしかも高速度で染色せしめるための装置に関する
も9である。
連続でしかも高速度で染色せしめるための装置に関する
も9である。
一般的に布帛等を染めるに当っては、無地染めかあるい
はプリント等の規則的模様染め等が公知であるが、これ
ら布帛例えば編物、織物、あるいは不織布等は予め偏平
化されたものであるから、これら布帛に1乃至多数の染
色液を付与せしめることは容易であって、当然に該布帛
に無地染め、多色模様染めすることは従来の染色技術及
び染色手段で可能である。
はプリント等の規則的模様染め等が公知であるが、これ
ら布帛例えば編物、織物、あるいは不織布等は予め偏平
化されたものであるから、これら布帛に1乃至多数の染
色液を付与せしめることは容易であって、当然に該布帛
に無地染め、多色模様染めすることは従来の染色技術及
び染色手段で可能である。
例えば布帛類(編物、織物、不織布)を従来法によって
染める場合には、その布帛類を染色液中に浸漬するかあ
るいはロール付与又はプリント手段等により染色液を付
与することが可能であることから、この染色液付与した
布帛類を連続的に湿熱処理して任意の染色を連続的に行
なうことができるものであるが、例えば連続性のない繊
維製品即ちラップ、トウ等の繊維製品に多色のむら染め
を連続的に行なう技術はなかった。
染める場合には、その布帛類を染色液中に浸漬するかあ
るいはロール付与又はプリント手段等により染色液を付
与することが可能であることから、この染色液付与した
布帛類を連続的に湿熱処理して任意の染色を連続的に行
なうことができるものであるが、例えば連続性のない繊
維製品即ちラップ、トウ等の繊維製品に多色のむら染め
を連続的に行なう技術はなかった。
本発明はかかることから鑑みてなされたもので、その第
1の目的はランプ、トウ等の繊維製品を連続的にしかも
高速度で多色のむら染めを連続的に行なうことであり、
また本発明の第2の目的はその繊維製品への多色むら染
めが選択的に容易にできるようにしたランプ、トウ等の
連続多色むら染め装置を提供するものである。
1の目的はランプ、トウ等の繊維製品を連続的にしかも
高速度で多色のむら染めを連続的に行なうことであり、
また本発明の第2の目的はその繊維製品への多色むら染
めが選択的に容易にできるようにしたランプ、トウ等の
連続多色むら染め装置を提供するものである。
即ち本発明を具体的に述べればラップ、トウ等の繊維製
品を網等で形成された上下対のコンベアで挾みながら移
送し、その移送上程中において、上記繊維製品に多色の
染色液を付与せしめ、次いでこれを高圧湿熱の下で染着
せしめるようにしたラップ、トウ等の連続染多色むら染
め装置を提供するものである。
品を網等で形成された上下対のコンベアで挾みながら移
送し、その移送上程中において、上記繊維製品に多色の
染色液を付与せしめ、次いでこれを高圧湿熱の下で染着
せしめるようにしたラップ、トウ等の連続染多色むら染
め装置を提供するものである。
以下に本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図において1はランプ、トウ等の繊維製品2(以下
単に繊紙と称す)を移送して(るコンベアであり、3は
そのコンベア1で運ばれてきた繊維品2を載置移送する
ための下側のネットコンベアである。
単に繊紙と称す)を移送して(るコンベアであり、3は
そのコンベア1で運ばれてきた繊維品2を載置移送する
ための下側のネットコンベアである。
4はそのネットコンベア3と接近し、かつ平行して移行
される上側のネットコンベアである。
される上側のネットコンベアである。
尚、このネットコンベアは全網製、ガラス繊維、テフロ
ン繊維等のネット製のものが望ましいが、その他には多
孔性の金属板であってもよくまた多数条のエンドレスロ
ープ等を並列的に配した押えコンベアであってもよい。
ン繊維等のネット製のものが望ましいが、その他には多
孔性の金属板であってもよくまた多数条のエンドレスロ
ープ等を並列的に配した押えコンベアであってもよい。
51.5□、53は、上下のネットコンベア3゜4によ
って挾まれて移送される繊維品2に含浸せしめる夫々の
染色液を入れた液槽であって、これらの液槽51,52
,53内の染色液はスプレ一手段によって塗布含浸され
るものである。
って挾まれて移送される繊維品2に含浸せしめる夫々の
染色液を入れた液槽であって、これらの液槽51,52
,53内の染色液はスプレ一手段によって塗布含浸され
るものである。
このスプレ一手段は例えば電磁弁(図示せず)等の操作
によって適宜量を必要時に噴出せしめることができるも
のである。
によって適宜量を必要時に噴出せしめることができるも
のである。
6はそれらの液槽51,52,53に次いで設置されて
いる中間乾燥機、7は上記繊維品が上下のネットコンベ
アに挾持されたままで通される高圧スチーマであって、
該高圧スチーマγ内は例えば160°C前後の高圧湿熱
が保持されている。
いる中間乾燥機、7は上記繊維品が上下のネットコンベ
アに挾持されたままで通される高圧スチーマであって、
該高圧スチーマγ内は例えば160°C前後の高圧湿熱
が保持されている。
該高圧スチーマの導入口及び導出口に設げられたシール
装置7a及び7bは繊維品2及びネットコンベアの挿通
は許すがスチーマ内の高圧湿熱は保持できるように構成
されたものであってこのシール装置は各種構造のものが
本発明者によって開発され、かつその多数が公知とされ
ておりしかも本発明の要旨でないので、そのシール装置
7a及び7bについての説明は省略する。
装置7a及び7bは繊維品2及びネットコンベアの挿通
は許すがスチーマ内の高圧湿熱は保持できるように構成
されたものであってこのシール装置は各種構造のものが
本発明者によって開発され、かつその多数が公知とされ
ておりしかも本発明の要旨でないので、そのシール装置
7a及び7bについての説明は省略する。
8は高圧スチーマ7より導出された繊維品2を洗浄する
ための洗浄室、9及び10はネットコンベアを洗浄する
ためのコンベア洗浄室、12は洗浄室8より導出された
繊維品を冷却セットするための冷却室、11は処理後の
繊維品を所定の場所へ搬送せしめるためのコンベア、1
3はスチーマ外より遂次供給される冷水によって繊維品
2を徐冷するための徐冷室である。
ための洗浄室、9及び10はネットコンベアを洗浄する
ためのコンベア洗浄室、12は洗浄室8より導出された
繊維品を冷却セットするための冷却室、11は処理後の
繊維品を所定の場所へ搬送せしめるためのコンベア、1
3はスチーマ外より遂次供給される冷水によって繊維品
2を徐冷するための徐冷室である。
以上が本実施例の構造であるが、次にその作用について
述べる。
述べる。
先ず下側のネットコンベア3上に載置された繊維品は上
側のネットコンベア4に押えられて移送され、1乃至多
色の染色液槽51,5□、53 よりから噴射される多
色の染色液がその繊維品に塗布される。
側のネットコンベア4に押えられて移送され、1乃至多
色の染色液槽51,5□、53 よりから噴射される多
色の染色液がその繊維品に塗布される。
この繊維品に含浸される多色染液の塗布状態はネットコ
ンベアを透して塗布されるために、そのネットに邪魔さ
れている部分、あるいは繊維品の下側部分等には染色液
の含浸されない部分が生じるために、多色染液によるむ
ら染めがなされる。
ンベアを透して塗布されるために、そのネットに邪魔さ
れている部分、あるいは繊維品の下側部分等には染色液
の含浸されない部分が生じるために、多色染液によるむ
ら染めがなされる。
また複数の染色液槽から多色の染色液を同時に繊維品に
塗布せしめる時、例えば第3図イに示す如く多色染料を
斜め方向交互に、あるいは第3図口に示す如くコンベア
の長手方向波状に、あるいは第3図ハに示す如くコンベ
ア幅方向直角方向にスプレーするようにしてもよ(、い
ずれの手段でも多色むら染めは達成できる。
塗布せしめる時、例えば第3図イに示す如く多色染料を
斜め方向交互に、あるいは第3図口に示す如くコンベア
の長手方向波状に、あるいは第3図ハに示す如くコンベ
ア幅方向直角方向にスプレーするようにしてもよ(、い
ずれの手段でも多色むら染めは達成できる。
染色液が塗布されたかかる繊維品は中間乾燥機6によっ
て生乾きとなった状態でシール装置7aを経て、高圧ス
チーマγ内に供給される。
て生乾きとなった状態でシール装置7aを経て、高圧ス
チーマγ内に供給される。
このシール装置7aを通過する際の繊維品の含浸染料は
生乾き状便となっているのでシール装置のシールロール
7 a’に圧接されてもその染料がシールロール、ある
し・はネットコンベアに転移されることは比較的少ない
。
生乾き状便となっているのでシール装置のシールロール
7 a’に圧接されてもその染料がシールロール、ある
し・はネットコンベアに転移されることは比較的少ない
。
このようにして高圧スチーマ内に供給され高圧湿熱を受
けた繊維品はその染料が1〜2分間で繊維品に固定され
、次いで出口側シール装置7bを経てスチーマ外に導出
され、しかる後洗浄室で洗浄されf三稜冷却室12で冷
却セントされ、次いでコンベア11で所定の場所へ移送
されるものである。
けた繊維品はその染料が1〜2分間で繊維品に固定され
、次いで出口側シール装置7bを経てスチーマ外に導出
され、しかる後洗浄室で洗浄されf三稜冷却室12で冷
却セントされ、次いでコンベア11で所定の場所へ移送
されるものである。
尚、上記実施例では被加工物を一条の繊維品として述べ
たがこれに限るものではな(、複数条の繊維品を同時に
、あるいは上下一対のネットコンベアを複数条同時に高
圧スチーマ内に通すような構造となして、多数列同時加
工を可能ならしめるようにしてもよい。
たがこれに限るものではな(、複数条の繊維品を同時に
、あるいは上下一対のネットコンベアを複数条同時に高
圧スチーマ内に通すような構造となして、多数列同時加
工を可能ならしめるようにしてもよい。
更に上記実施例では繊維品の上面からのみ染色液をスプ
レーしたが繊維品の下面から染色液をスプレーしても繊
維品の内芯部にまで染色液が及ばないようにすればむら
染めは可能である。
レーしたが繊維品の下面から染色液をスプレーしても繊
維品の内芯部にまで染色液が及ばないようにすればむら
染めは可能である。
以上のように本発明によれば、ランプ、トウ等の繊維品
をネットコンベア等で移送する過程でその繊維品に多色
の染色液を吹付けることで濃淡染めあるいはむら染めが
連続的に可能となりこれを高圧スチーマ内の高圧湿熱で
処理することで1〜2分の短時間で染着がなされる効果
がある。
をネットコンベア等で移送する過程でその繊維品に多色
の染色液を吹付けることで濃淡染めあるいはむら染めが
連続的に可能となりこれを高圧スチーマ内の高圧湿熱で
処理することで1〜2分の短時間で染着がなされる効果
がある。
゛
図面はいずれも本発明の実施例を示し、第1図は本発明
の実施例を示した繊維品連続染色装置の側面説明図、第
2図イ2口、ハは多色染色液の塗布態様の実施例を示し
た説明図である。 1・・・・・・コンベア、2・・・・・・繊維品、3・
・・・・・下側ネットコンベア、4・パ・・・上側ネッ
トコンベア、51゜52.53・・・・・・染色液槽、
6・・・・・・中間乾燥機、7・・・・・・高圧スチー
マ、7a・・・・・・導入側シール装置、7b・・・・
・°導出側シール装置、7a′・・・・・・シールロー
ル、8・・・・・・洗浄室、9,10・・・・・・コン
ベア洗浄室、11・・・・・・コンベア、12・・・・
・・冷却室、13・・・・・・徐冷室。
の実施例を示した繊維品連続染色装置の側面説明図、第
2図イ2口、ハは多色染色液の塗布態様の実施例を示し
た説明図である。 1・・・・・・コンベア、2・・・・・・繊維品、3・
・・・・・下側ネットコンベア、4・パ・・・上側ネッ
トコンベア、51゜52.53・・・・・・染色液槽、
6・・・・・・中間乾燥機、7・・・・・・高圧スチー
マ、7a・・・・・・導入側シール装置、7b・・・・
・°導出側シール装置、7a′・・・・・・シールロー
ル、8・・・・・・洗浄室、9,10・・・・・・コン
ベア洗浄室、11・・・・・・コンベア、12・・・・
・・冷却室、13・・・・・・徐冷室。
Claims (1)
- 1 帯状となしたランプ、トウ等の繊維品を上下に挾ん
で移送せしめるための上下一対のネットコンベアと、こ
の上下のネットコンベアによって移行される上記繊維品
に多色の染色液を吹付けるための複数の染色液付与手段
と、染色液が付与された繊維品をネットコンベアで挾持
された状態を保持して高圧湿熱の下で連続的に通過せし
めるための高圧スチーマとからなることを特徴とするラ
ンプ、トウ等の連続染色装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53074711A JPS5818463B2 (ja) | 1978-06-20 | 1978-06-20 | ラップ・トウ等の連続多色染め装置 |
DE19792921775 DE2921775A1 (de) | 1978-05-31 | 1979-05-29 | Verfahren zur kontinuierlichen nassbehandlung von textilprodukten und vorrichtung zur durchfuehrung des verfahrens |
GB7918728A GB2022158B (en) | 1978-05-31 | 1979-05-30 | Wet heat treatment of textiles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53074711A JPS5818463B2 (ja) | 1978-06-20 | 1978-06-20 | ラップ・トウ等の連続多色染め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS551362A JPS551362A (en) | 1980-01-08 |
JPS5818463B2 true JPS5818463B2 (ja) | 1983-04-13 |
Family
ID=13555070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53074711A Expired JPS5818463B2 (ja) | 1978-05-31 | 1978-06-20 | ラップ・トウ等の連続多色染め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5818463B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62182978U (ja) * | 1986-05-14 | 1987-11-20 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4927827U (ja) * | 1972-06-13 | 1974-03-09 | ||
JPS49102985A (ja) * | 1973-02-03 | 1974-09-28 | ||
JPS5010422A (ja) * | 1973-06-05 | 1975-02-03 | ||
JPS5025883A (ja) * | 1973-07-10 | 1975-03-18 |
-
1978
- 1978-06-20 JP JP53074711A patent/JPS5818463B2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4927827U (ja) * | 1972-06-13 | 1974-03-09 | ||
JPS49102985A (ja) * | 1973-02-03 | 1974-09-28 | ||
JPS5010422A (ja) * | 1973-06-05 | 1975-02-03 | ||
JPS5025883A (ja) * | 1973-07-10 | 1975-03-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS551362A (en) | 1980-01-08 |
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