JPS5818420Y2 - 極低温ケ−ブル用の構築物貫通気密装置 - Google Patents
極低温ケ−ブル用の構築物貫通気密装置Info
- Publication number
- JPS5818420Y2 JPS5818420Y2 JP1979181787U JP18178779U JPS5818420Y2 JP S5818420 Y2 JPS5818420 Y2 JP S5818420Y2 JP 1979181787 U JP1979181787 U JP 1979181787U JP 18178779 U JP18178779 U JP 18178779U JP S5818420 Y2 JPS5818420 Y2 JP S5818420Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- metal fitting
- cable
- out rod
- cryogenic
- Prior art date
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- Expired
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、近年設置が急増しているＬＰＧやＬＮＧ貯蔵
タンク及び容器等の内部に配設されて、極低温液化ガス
を汲み上げるポンプのモーターに外部から給電する電気
ケーブル線路において、高性能、小型かつ組立作業容易
な経済性にすぐれた構築物貫通気密装置に関するもので
ある。
タンク及び容器等の内部に配設されて、極低温液化ガス
を汲み上げるポンプのモーターに外部から給電する電気
ケーブル線路において、高性能、小型かつ組立作業容易
な経済性にすぐれた構築物貫通気密装置に関するもので
ある。
以下本考案を図面を用いて説明する。
第１図は、ＬＮＧ貯蔵タンクの説明図で、ＬＮＧポンプ
の一例を示すもので、１は保冷層、２は汲上げポンプモ
ータ一部、３はポンプ部、４は吸込口、５は汲出口、６
はガス抜き口、７は極低温ケーブル、８は貫通気密装置
、９は外部ケーブルとの接続箱、１０は外部給電ケーブ
ルを示し、貯蔵タンク内のＬＮＧは吸込口４から、ＬＮ
Ｇを汲上げポンプモータ一部２及びポンプ部３．の作用
で矢印のように汲出口５から汲出される。
の一例を示すもので、１は保冷層、２は汲上げポンプモ
ータ一部、３はポンプ部、４は吸込口、５は汲出口、６
はガス抜き口、７は極低温ケーブル、８は貫通気密装置
、９は外部ケーブルとの接続箱、１０は外部給電ケーブ
ルを示し、貯蔵タンク内のＬＮＧは吸込口４から、ＬＮ
Ｇを汲上げポンプモータ一部２及びポンプ部３．の作用
で矢印のように汲出口５から汲出される。
なお３０は地表面、３１はポンプ基礎である。
本考案は第１図の８の貫通気密装置に関するもので、第
２図はその実施例の拡大説明図で、これに基づいて本考
案を説明する。
２図はその実施例の拡大説明図で、これに基づいて本考
案を説明する。
雌ネジ１３１をその内面に施した絶縁筒１３に雄ネジ１
４１をその外面に施した導体引出棒１４をシール材を介
してねじ込み一体化して気密を保持する。
４１をその外面に施した導体引出棒１４をシール材を介
してねじ込み一体化して気密を保持する。
本体金具１１には絶縁筒鍔部１３２が装着される座ぐり
を設けておき、絶縁筒１３と導体引出棒１４を一体化し
たものを本体金具１１に装着する。
を設けておき、絶縁筒１３と導体引出棒１４を一体化し
たものを本体金具１１に装着する。
押え金具１２には絶縁筒１３の外径よりや・大きい目の
穴をあけておき、押え金具１２を絶縁筒鍔部１３２まで
挿入する。
穴をあけておき、押え金具１２を絶縁筒鍔部１３２まで
挿入する。
押え金具１２と本体金具１１との間には締付余裕ｄがあ
り、押え金具１２と締付ボルト１５で本体金具１１に締
付けることにより、絶縁筒鍔部１３２と本床金具１１と
の間にはパツキン効果を発揮し気密を保持するものであ
る。
り、押え金具１２と締付ボルト１５で本体金具１１に締
付けることにより、絶縁筒鍔部１３２と本床金具１１と
の間にはパツキン効果を発揮し気密を保持するものであ
る。
なお、パツキン１９は入れても入なくてもよい。
ケーブル導体１６と導体引出棒１４との接続は半田付、
ボルト留め又は圧縮で行い、気中部Ｂは結露を防ぐため
にケーブル絶縁体１７から絶縁筒１３にかけて熱収縮チ
ューブ１８を施した構造である。
ボルト留め又は圧縮で行い、気中部Ｂは結露を防ぐため
にケーブル絶縁体１７から絶縁筒１３にかけて熱収縮チ
ューブ１８を施した構造である。
なお、気中部Ｂと低温雰囲気のＡ部との境界になってい
る２０は外部ケーブルとの接続箱の底壁である。
る２０は外部ケーブルとの接続箱の底壁である。
上述した構造で示す如く、絶縁筒の材質が本考案にとっ
て極めて重要であるが、ガラスエポキシ樹脂、四フッ化
エチレン樹脂が実験で良好な結果を示した。
て極めて重要であるが、ガラスエポキシ樹脂、四フッ化
エチレン樹脂が実験で良好な結果を示した。
本考案は、上記説明より明らかな如く、ＬＮＧやＬＰＧ
等の極低温の液体の貯蔵タンク等、極低温部にケーブル
が貫通する場合に、完全に気密を保持する装置であり、
そのために、 ■ 導体引出棒を用いること。
等の極低温の液体の貯蔵タンク等、極低温部にケーブル
が貫通する場合に、完全に気密を保持する装置であり、
そのために、 ■ 導体引出棒を用いること。
■ 絶縁筒を用いること。
■ 導体引出棒外面に雄ネジを切ってシール材を介して
雌ネジを切った絶縁筒にねじ込まれていること。
雌ネジを切った絶縁筒にねじ込まれていること。
■ 絶縁筒が鍔付きになっており、押え金具を本体金具
にボルト締めすること。
にボルト締めすること。
の構成をとっており、■によりケーブルを直接貫通させ
た場合、導体特に撚線導体より気密がもれることを完全
に防止している。
た場合、導体特に撚線導体より気密がもれることを完全
に防止している。
導体引出棒を用いた場合、装置との間を絶縁する必要が
あり、そのため■を採用している。
あり、そのため■を採用している。
導体引出棒と絶縁筒の間の気密を保持するためには、導
体引出棒と絶縁筒を一体モールドするとか、全面を接着
剤で接着する方法等が考えられるが、いずれも極低温時
に耐えられず気密もれがおこる。
体引出棒と絶縁筒を一体モールドするとか、全面を接着
剤で接着する方法等が考えられるが、いずれも極低温時
に耐えられず気密もれがおこる。
そこで■の方法を採用することにより、導体引出棒と絶
縁筒の間の気密もれを完全に防止することが出来た。
縁筒の間の気密もれを完全に防止することが出来た。
次に本体金具と絶縁筒間の気密もれについては、■の絶
縁筒に一体に鍔を設けることによりこの部分でボルト締
めすることにより完全に気密を保つ簡単な構造を採用す
ることが可能となったものである。
縁筒に一体に鍔を設けることによりこの部分でボルト締
めすることにより完全に気密を保つ簡単な構造を採用す
ることが可能となったものである。
本考案は第２図に示すように、構造が非常に簡単で小型
化されており、組立上または経済的にも廉価のため、本
考案の実用的効果は大である。
化されており、組立上または経済的にも廉価のため、本
考案の実用的効果は大である。
第１図はＬＮＧポンプの一例の説明図、第２図は本考案
の極低温ケーブル用の構築物貫通気密装置の実施例説明
図で第１図の一部拡大図である。 １・・・・・・保冷層、２・・・・・・汲上げポンプモ
ータ一部、３・・・・・・ポンプ部、４・・・・・・吸
入口、５・・・・・・汲出口、６・・・・・・ガス抜き
口、７・・・・・・極低温ケーブル、８・・・・・・貫
通気密装置、９・・・・・・外部ケーブルとの接続箱、
１０・・・・・・外部給電ケーブル、１１・・・・・・
本体金具、１２・・・・・・押え金具、１３・・・・・
・絶縁筒、１３１・・・・・・絶縁筒内面の雌ネジ、１
３２・・・・・・絶縁筒鍔部、１４・・・・・・導体引
出棒、１４１・・・・・・導体引出棒外面の雄ネジ、１
５・・・・・・締付ボルト、１６・・・・・・ケーブル
導体、１７・・・・・・ケーブル絶縁体、１８・・・・
・・熱収縮チューブ、１９・・・・・・パツキン、２０
・・・・・・外部ケーブルとの接続箱の底壁、３０・・
・・・・地表面、３１・・・・・・ポンプ基礎、Ａ・・
・・・・低温雰囲気部、Ｂ・・・・・・気中部、ｄ・・
・・・・押え金具と本体金具との間の締付余裕。
の極低温ケーブル用の構築物貫通気密装置の実施例説明
図で第１図の一部拡大図である。 １・・・・・・保冷層、２・・・・・・汲上げポンプモ
ータ一部、３・・・・・・ポンプ部、４・・・・・・吸
入口、５・・・・・・汲出口、６・・・・・・ガス抜き
口、７・・・・・・極低温ケーブル、８・・・・・・貫
通気密装置、９・・・・・・外部ケーブルとの接続箱、
１０・・・・・・外部給電ケーブル、１１・・・・・・
本体金具、１２・・・・・・押え金具、１３・・・・・
・絶縁筒、１３１・・・・・・絶縁筒内面の雌ネジ、１
３２・・・・・・絶縁筒鍔部、１４・・・・・・導体引
出棒、１４１・・・・・・導体引出棒外面の雄ネジ、１
５・・・・・・締付ボルト、１６・・・・・・ケーブル
導体、１７・・・・・・ケーブル絶縁体、１８・・・・
・・熱収縮チューブ、１９・・・・・・パツキン、２０
・・・・・・外部ケーブルとの接続箱の底壁、３０・・
・・・・地表面、３１・・・・・・ポンプ基礎、Ａ・・
・・・・低温雰囲気部、Ｂ・・・・・・気中部、ｄ・・
・・・・押え金具と本体金具との間の締付余裕。
Claims (1)
- 鍔付きの絶縁筒内面に雌ネジを切ったものに、導体引出
棒外面に雄ネジを切ったものがシール材を介してねじ込
まれた後、本体金具に装着し、押え金具を本体金具にボ
ルト締めすることにより、本体金具と絶縁筒鍔部が密着
して気密が保持されることを特徴とする極低温ケーブル
用の構築物貫通気密装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979181787U JPS5818420Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 極低温ケ−ブル用の構築物貫通気密装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979181787U JPS5818420Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 極低温ケ−ブル用の構築物貫通気密装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56100026U JPS56100026U (ja) | 1981-08-06 |
| JPS5818420Y2 true JPS5818420Y2 (ja) | 1983-04-14 |
Family
ID=29692159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979181787U Expired JPS5818420Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 極低温ケ−ブル用の構築物貫通気密装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5818420Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS499836A (ja) * | 1972-05-24 | 1974-01-28 |
-
1979
- 1979-12-26 JP JP1979181787U patent/JPS5818420Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS499836A (ja) * | 1972-05-24 | 1974-01-28 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56100026U (ja) | 1981-08-06 |
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