JPS58183918A - 使い捨て可能なフイルタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ハうジングを、該ハウジングに対して閉囲を
シールさせたフィルタ薄膜によって前記ハウジングが大
１１室と出口室とに分割した形式の使い捨て可能な直線
型フィルタに関する０本発明になるフィルタは、フィル
タの使用中流体からろ過した物質の判別或は分析のため
にフィルタ薄膜を取り外すことができるように容易に分
解可能である。

使い捨て可能な直線型フィルタは通常２１−の成型され
た有機プラスチックハウジング部材で作られており、こ
れらのハウジング部材は周囲のフランジを有し、該フラ
ンジはそれらの間に配電されるフィルタ＊Ｓの周囲部と
ともに永久的に密封接合されている。このような直線型
フィルタは比較的低コストで製作できるが、しかし使用
後ろ過の結果フィルタ薄膜上に残響している物質の判別
或は分析のため、フィルタ薄膜をそのままの形で取り外
すことはできない、ろ通導において、フィル々′ａ躾を
取り外すため分解可能な直線型フィルタは知られている
。しかし、これらは高価であり、１回だけ使用して捨て
るという、いわゆる使い捨てするには不経済である。ま
た、これらを再使用するのも、使用後、次の使用に先立
って清掃作業が必要なため不経済である。

本発明のフィルタ装置は、使用後にフィルタ薄膜の取り
外しのため容易に分解可能であり、しかも比較的低コス
トで製造でき、従って、経済性を犠牲にすることなく、
１回だけの使用後に捨てることができる。

本発明によれば、フィルタハウジングは２個のＦ機プラ
Ｘチック成形体を具備し、これらの成形体は互に衝合関
係ではまり合う円筒状の側壁と、周囲部近像に環状面を
もった端壁とを有している。

フィルタ薄膜が、その周囲部を前記環状面の間に位置さ
せて配置され、かつ前記環状面の一方とフィルタ薄響賽
の周囲部との間には弾性材料のシールリングが配置され
ており、成形体の円筒状の側壁を互にはめ合わせた時、
フィルタ薄膜の周囲部がハウジングに対してシールされ
るようになっていル、有機プラスチックの変形可能な環
状体が前記成形体の互にはまり合った側壁を取り囲んで
おり、ろ過前及びろ過中に前記成形体を、フィルタ薄膜
が内部にシールされて配置された組立状態に維持してい
る。この有機プラスチックの環状体はろ通導に変形させ
ることにより容易に取り外し可能であり、従って、成形
体を分解しフィルタ薄膜を取り外すことを可能にしてい
る。後述の好適な実施例では、有機プラスチックの環状
体は、フィルタ装置の製造の最終ステップとして、成形
体の互にはまり合った側壁のまわりに直接成形される。

また、好適な実施例では、有機プラスチックの環状体は
少くとも１個の、好ましくはＩ径方向に向い合った２Ｗ
Ａの断面の小さい部分を有するように成形することによ
り容易に変形可能とされている。

このような断面の小さい部分は環状体を取り外すため、
容易に引き伸ばしたり破断することができる。

これら及び他の特徴と利点は以下に示す本発明の好適な
実施例に関する詳細な説明からより明白となるだろう。

添付図面に示す装置は有機プラスチックの、好ましくは
透明の２１−の成形体２．４を有するハウジングを持っ
ている。成形体２は円筒状の側壁６と軸方向端壁８を有
しており、端壁８はその中心に流体間［」１０を、又周
囲近傍でかつ側壁６と同心状の環状面１２を有している
。開口１０は一体に形成された管１４と連通しており、
管１４は流体用［１として作用する。

成形体４も同様に円筒状の側壁１６と軸方向端壁１８を
有しており、端壁１８もその中心に流体間１１２０を、
又周囲近傍でかつ側壁１６と同心状の環状ｔ′１［Ｉ２
２を有している。開［１２０は一体に形成された管２４
と連通しており、この管２４は陳体人「１として作用す
る。

２個の成形体は、成形体２の側壁６が成形体４の円筒状
の側壁１６に衝合しかつはまり合うようにして、組立て
られている。フィルタディスク２６、例えば、多孔質の
或は微細多孔質の薄膜がその周囲部を環状面１２．２２
の間に位置させて砲付けられており、環状面２２とフィ
ルタディスクの周囲部との間には弾性シールリング２８
が設けられている０弾性シールリングは好適には断面円
形で、比較的軟かい変形可能なエラストマーで作られて
おり、フィルタディスクは非多孔度まで圧縮可能である
０図示され説明された組立体において、側ｇ１６は側壁
１６内に十分に差し込まれ、シールリングとフィルタデ
ィスクの周囲部に大きい圧力を加えてフィルタディスク
の周囲部を非多孔度まで圧縮させ、かくして、フィルタ
ディスクの周囲部の片側が環状面１２に対し流体密に押
し付けられ、押圧されたシールリングが環状面２２とフ
ィルタディスクの周囲部の他方の側との間に流体密のシ
ールを与えるから、フィルタディスクはハウジング内に
おいてシールされる。成形体４の円筒状の側壁１６と環
状面２２との間には環状′ａ３０が形成されており、こ
の１１１３０は円筒状の側壁６が円筒状の側壁１６内に
差し込まれる時、側ＩＩＩｔ６と整合し、該側！！６を
十分に受は入れてシールを作ることができる。

成形体２は開口１０から環状面１２に向って半径方向外
方に延びる複数ｍの等間隔のリブ３２を有し、これらの
リブ３２はフィルタディスクの支持体として作用する。

図示の実施例において、もし必要なら、フィルタディス
クの周囲部を環状面２２に接触させ、環状シールリング
２８を環状面１２とフィルタディスクの周囲部との間に
配置する要領で、フィルタディスクを取付けてもよい。

それ故、図示の実施例において、成形体４にも成形体２
のリブ３２と同様に半径方向に延びるリブが設けられて
おり、このリブはフィルタディスクを、その周囲部が図
示の如く環状１１１２に接触するかわりに環状面２２に
接触するように位蓋決めしたさい場合には、フィルタデ
ィスクの支持体とし２て作用する０図示の場合でなく、
そのように組立られた場合には、管１４は勿論流体入口
として作用し、管２４は流体出口として作用する。

成形体２．４はそれらの間にフィルタディスクとシール
リングを配置して、有機プラスチックでできた変形可能
な環状体３６によって上述したような組立関係に維持さ
れる０図示の好適な実施例では、環状体３６は円筒状の
軸方向中央部分３８と半径方向内方に延びるフランジ４
０．４２とを自し７ている。中央部分３８は円筒状の側
壁１６、（Ｉに衝合し、フランジ４０は成形体２の端壁
８に、Ｙ、フランジ４２は成形体４の端壁１８に衝合す
る。かくして、組立られた成形体２．４は環状体３６の
ほぼＣ形断面内に機械的に固定保持される。

炉に、図示の好適な実施例において、環状体３６は＾”
径方向に向い合った横断面の小さい部分４４．４６を有
している。これらの部分４４．４６は、その一方若しく
は双方を引き伸すか破断することにより、環状体３６を
容易に変形させることができる。図ボ実施例において、
横断面の小さい部分の各々は一対の細いほぼ円筒状の線
材４８．５０からなり、線材４８．５０は約１．６１（
１／１６イ゛／チ）の長さである。従って、線材４８．
５０を連結する向い合った円部部分５２．５４の間のギ
ャップも約１．６ｍ（１／１６インチ）である。これは
、ナイフ或はコインをこのギヤツブに挿し込み円周部分
５２．５４を押し開くことにより、線材を容易に引き伸
ばすか破断することができる。かくして環状体３６を容
易に取り外すことができ、成形体２．４をフィルタディ
スクの取り外しのため分解することができる。第３図は
、環状体３６の片側の線材４８．５０を破断し、環状体
を変形させ環状体の取り外しを容易にした後の分解状態
のフィルタ装置をボしている。この環状体に直径ｈ゛向
に向いあった２つの細い部分を設けることによって、一
方の細い部分が破断されると、他方はヒンジとして作用
し、環状体の変形および取り外しを一層簡単にする。更
に、軸方向にへたたった２本の線材を、１本が環状体の
一方の軸方向の端に隣接し、もう１本が環状体の他方の
軸方向端に隣接して使用することによって、環状体の意
図しないかつ望ましくない早期変形を防止し、しがも必
要な時には環状体を容易に変形させ取り外すことができ
る。

好適な実施例では、環状体３６は組立られた成形体２．
４に対して直接成形される、即ち、成形グをはさんで組
立てたあと、この組立体を、固定具（図示せず）の中に
入れる。この固定具は、円筒状の側壁６をｔ−ｑｍ状の
側壁１６内に所望のシールを与えるに１分はまり合った
状態に維持し、かつ、環状の成形キャビティを有してい
る。成形キセビティの内力壁は、環状体と接触するよう
になる組立体の周囲部分からなる。次に、環状体を作る
べき自機プラスチックを成形キャビティ内に射出し、そ
の場で環状体を成形体に成形する。成形キャビティの形
状は、勿論、所望の環状形を与えるようなものである。

また、環状体を形成すべき６機プラスチックは成形体の
有機プラスチックに接着しないものであり、かつ成形温
度及び時間は、：＠状体を成形する間に、成形体２．４
を軟化させたり変化させたりすることがないように選ば
れる、−とは当然である。環状体用の自機プラスチック
としてはポリエチレン或はポリプロピレンが使用ＩＪＩ
能であり、成形体２．４用の６機プラスチックとしては
アクリル或はポリスチレンが使用可能である。

以ト、本発明を好適な実施例について説明したが、特許
請求の範囲の記載範囲内で種々な変形や修止が弓部であ
ることは理解されるだろう。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の好適な実施例の側断面図、第２図は第
１図の装置の斜視図、 第３図は第１図、第２図の装置を分解したときの分解斜
視図、 第４図は第１図〜第３図の実施例の部品の一つの拡大部
分図である。 ２．４・・・成形体 ６．１６・・・側壁 １２．２２・・・環状向 ２６・・・フィルタディスク ２８・・・シールリング ３６・・・環状体 ４４．４６・・・断向の小さい部分 ４８．５０・・・線材

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）２個の自機プラスチック成形体を有するハウジン
   グを備え、前記有機プラスチック成形体の各々は円筒状
   のｌ！＋壁と、中央近像に流体間［１を、周“囲近像に
   前記円筒状の側壁と同心状の環状面を自する端壁とを持
   っており、前記２＋１１の成形体の円筒状の側壁は衝合
   かつはまり合った関係に配置されており、更に、 前記２個の成形体の環状面の間に周囲部を位置させて配
   置されたフィルタディスクと、前記フィルタディスクの
   周囲部と前記環状向の一方との間に配置された弾性シー
   ルリングと、前記形成体のはまり合った端壁を砲り囲ん
   でいる有機プラスチックの変形可能な環状体とを備え、
   該環状体は、前記環状面の間のフィルタディスクの周囲
   部及びシールリングを圧縮しかつシールするに十分な稈
   前記成形体の側壁をｈにはまり合わせた状態に、前記成
   形体を組立てた関係に維持しているが、変形させること
   により取り外し可能であり、それによって前記成形体が
   これらの間のフィルタディスクの取り外しのために分解
   することができることを特徴とする使い捨て可能なフィ
   ルタ装置。 （２）　　前記有機プラスチックの環状体が、軸線方向
   の＃部に半径方向内方に延びるフランジを有し、該フラ
   ンジが前記成形体の端壁を支えていることを特徴とする
   特許請求の範囲Ｉｆｊ１項記載のフィルタ装置ｆ。 （二１）　　前記有機プラスチックの環状体は前記成形
   体のはまり合った円筒状の側壁に対し、その場で成形さ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第１１１＆！
   載のフィルタ装置。 （４）　　前記自機プラスチックの環状体は、該環状体
   を変形ｉＩＪ能にするため少くとも１１−の断面の小さ
   い部分を有していることを特徴とする特許請求のＳ囲第
   １項、第２項、第３項のいずれか１項に記載のフィルタ
   装置。 （５）前記有機プラスチックの環状体は２個の直径方向
   に向い合った断面の小さい部分を有していることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項、第２項、第３項のいずれ
   か１項に記載のフィルタ装置。