JPS58183747A - ポリアミド樹脂組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリアミド樹脂組成物に関するものである。詳
しくは、難燃性で、引張伸び率および由十衝撃性が改善
されたポリアミド樹ＨＭ組成物に関するものでおる。

離燃性のポリアミド樹脂組成物として、ポリアミド樹脂
にシアヌル酸メラミンを配合してなるポリアミド樹脂組
成物が知られている（特開昭１３−３１７５り号）。こ
のポリアミド樹脂組成物は、十分な難燃性を有し、プレ
ートアウトやプルーミングなどの不都合がない極めてす
ぐれた樹脂組成物である。このポリアミド樹脂組成物の
引張伸び率および耐衝撃性をさらに向上させることがで
きるならば、エンジニアリングプラスチックとしての価
値はより大きくなる。

本発明者らは、上記の点に鑑み鋭意研究を重ねた組来、
ポリアミド樹脂にシアヌル酸メラミンとともに％足の化
合物を配合するときは、その−燃性を損なうことなく、
引張伸び率および耐衝撃性を大巾に改善することができ
ることを見出し本分明紫完成した すなわち本発明は、工業的価値の大きいポリアミド！Ｍ
ＰＡＶ！組成物を提供することを目的とするものであり
、その費旨とするところは、ポリアミド樹脂に、シアヌ
ル酸メラミンおよびＭ磯亜リン酸エステルを配合してな
るポリアミド樹脂組成物である。

以下、本発明の詳細な説明する。

本発明において使用されるポリアミド樹脂としては、３
員環以上のラクタム、重合可能なω−アミノ酸、二塩基
酸とジアミンなどの重縮合によって侍られるポリアミド
を用いることができる。其体的には、ε−カプロラクタ
ム、アミノカプロン酸、エナントラクタム、７−アミノ
ヘプタン酸、／／−アミノウンデカンシ、ターアミノノ
ナン酸、α−ピロリドン、ａ−ピペリドンなどの１合体
、ヘキサメチレンジアミン。

ノナメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、ド
デカメチレンジアミン、メタキシリレンジアミンなどの
ジアミンと、テレフタル酸。

イノフタル酸、アジピン＃ｉ、セパチン嘔、ドデカンニ
ーＭ酸、ゲルタール酸などのジカルボン酸と重縮合せし
めて得られる虫合体またはこれらの共重合体、？ｌｌえ
ば、ナイロン４（、Ａ、７、ざ、／／、　／、２．　　
Ａ、Ｉｌ、　　Ａ、り、　ｉ／　０　、　　ｉ／　／。

ｂ　／　Ｊ　、　Ａ　Ｔ　、　６／ｌｒ、Ａ％Ａ／／２
、Ａ／ＡＴ　　などがわげられる。

これらポリアミド樹脂は、２種以上併用してもよいし、
その他の樹脂１例えばポリエステル、ポリオレフィン、
ポリテトラフルオロエチレンＡＢＳ、ＡＳ、エチレン−
酢酸ビニル共重合体などを含有していてもよい。

本発明で１史用するシアヌル酸メラミンは、シーｒヌル
醗とメラミンとの等モル反応物であって５秒１ｊえげシ
アヌル酸の水溶液とメラミンの水溶液とを混合し、？Ｏ
〜ｉｏｏ′Ｃ程度の温度で撹拌ト反Ｌ［させ、生成した
沈澱をＰ遇することによンて得ることができるーこのも
のは、白色の１挿であって微粉末に粉砕して使用する。

もちろん市販品をそのまままたはこれを粉砕して使用す
ることもできる。また、シアヌル酸メラミン中のアミノ
基または水酸基のいくつかが他の置侠基で１侠されてい
てもよい。

シアヌル酸メラミンの使用量は、ポリアミド輌脂ｉｏｏ
ｍ電部に対し３〜２０重蓋部、好まし、ぐはｊ〜／Ｊ′
重量部である。あまり少ないとａｔ燃効果が期待できな
くなり、逆にあまりに多いと機械的性實に悪影響を及ぼ
すようになるので好ましくない、 有機吐リン酸化合物としては、ジグチルホスファイト、
ジオクチルホスファイト、ジラウリルホスファイトのよ
うなジアルキルホスファイト、ジフェニルホスファイト
、ジグチルホスファイト、ジ（ノニルフェニル）ホスフ
ァイト、ジグチルホスファイトのようなジアリールホス
ファイト、トリブチルホスファイト、トリス（−一エチ
ルヘギシル）ホスファイト、トリデシルホスファイト、
トリステアリルホスファイト、トリラウリルトリチオホ
スファイトのようなトリアルキルホスファイト、トリフ
ェニルホスファイト、トリペンジルホズファイト、トリ
クレジルホスファイト、フェニルジ（ノニルフェニル）
ホスファイト、トリス（ノニルフェニル）ホスファイト
のようなトリアリールホスファイト、プロビルジフェニ
ルホスファイト、コーエチルへキシルジフェニルホスフ
ァイト、テンルジフェニルホスファイト、トリデシルジ
フェニルホスフ７（ト、フェニルジデシルホスファイト
、フェニルジトリデシルホスファイトのようなトリス（
アルキル−アリール）ホスファイト、ジステアリルペン
タエリスリチルジホスファイト、ジノニルフェニルベン
タエリスリチルンホスファイト、テトラフェニルテトラ
トリデンルベンタエリスリチルテトラホスファイトノヨ
うナヘンタエリスリトールの匪リン酸ニスアル、での他
λ、コーピス（リーヒドロキシフェニル）プロパン（い
わゆるビスフェノールＡ）のようなビスフェノール類の
亜リン酸エステル、エチレングリコール、フロパンジオ
ール、ブタンジオール、ヘキサンジオールの亜すン酸ニ
スＴルなどがあけられる。

亜リンジエステルは、リン含南−菫が３〜−〇＊Ｍ％、
好ましくはＶ〜／コＮ童係程度のものを用いるのがよく
、その便用には、ポリアミドｔＪＢａｉ００３１ｔ部に
対しｏ、ｏｌ〜／重ｊｔ部、好まし７くは０．０２〜０
．７重量部である。あま）に少ないと引張伸び率および
耐衝撃性を向上させる幼果が期待できなくなる。逆にＪ
）まりに多いと難燃性を損なうようになり、また、成形
品の５Ｊ５Ｌ、面にシルバーストリークが発生して外観
を横なうようになるおそれがある。

ポリアミド樹ハゴＶこ上記添加剤を配合する方法として
ｆま、ｉａ成形品を製造する直前までの任意の段階で個
々の＋段によって行なうことができる。例えば、ポリア
ミド樹脂と株加物とをトライブレンドする方法、該トラ
イブレンド物を溶融混合して押し出しベレット化する方
法、所足り以上の添り口吻を溶融混合したマスターベレ
ットをｖｌ製し、これを希釈用ベレットとブレンドする
方法、最終成形品を製造する成形機中でざ）加物γの力
口する方法などがあげられる。

本発明の組成物には、必要に応じてガラス繊維、炭業稙
帷のような補強剤％粘土、シリカ、アルミナ、シリカ−
アルミナ、ンリカーマグネン了、カラスビーズ、グラフ
ァイト、ｂ貴のような充填剤、パラフィン類、脂肪酸エ
ステル、脂肪酸金属塩、ビスアミド類のような滑剤、そ
の他周知の絵加剤を併用してもさしつかえない。

本発明の組成物は、射出、押出、プロー１圧締などの各
種成形法によって、種々の成形品とすることができ、得
られる成形品は、難燃性お工び機械的性質がすぐれてい
るので％電気、電子機器、目動＊、航空機などの部品、
その他工東材料として極めて有用である。

以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本
発明はその要旨をこえない限υ以下の実施例に駆足され
るものではない。

なお、実施例中「部」は「重蓋部」を示す。

また、燃焼性はＵＬ−タｔｌ　（Ｕｎｄｅｒｗｒｉｔｅ
ｒ’ｓ３・＋〜ｂｏｒａｔｒｉｅｅ、　Ｉｎｃ、）規格
垂直燃焼試験の結果を示１−７１引張伸ひ率はムＢＴＭ
　　Ｄ　　ｔｊｌｉ’、アイゾツト賞Ｓ強度はＡ８ＴＭ
　Ｄコ１４に従って側足した結果をｙＪ＜す。

大流？１１／〜３および比較例／ 相月枯度コ、！のナイロンｔ（弓菱化成工業■表、ツバ
ミツド１０１０．ツバミツドは同社の登録商標）ｉｏｏ
部に、ンアヌル酸メラミン（日本カーバイド＠製）１部
および下記第１衣に示す有機亜リン酸化合物を混合し、
ｕＯｗａψベント式押出機全押出機、２＋ｊ℃で混榊押
し出し２し、ベレット化した。

このベレットを、３．６オンス射出成形機（東芝機械＠
製、ｌ５−７ｊＳ型）と、ｊ″×号″×八′へ燃焼試験
片およびムＳＴＭで規犀する試験片成形用金型を用い、
樹脂温度、２ｊｊ℃、金型温度ざＯ″Ｃ１射出時間／θ
秒、冷却時間３５秒で射出成形を竹なった。

祷られた試験片の燃焼性、引張伸び率およびアイゾソド
面９ＩＡ強度は下記Ｍ／表に示す通りで、あった。

なお、比較のためＭ機亜リン酸化合物を使用しなかった
場合の結果を併記する。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　ポリアミド樹脂に、シアヌル−メラミンおよ
   び有機亜リン酸化合物を配合してなるポリアミド樹脂組
   成物。
2. （２）　　シアヌル酸メラミンの配合量が、ポリアミド
   樹脂１００１ｉＩｋ部に対し３〜λＯ重量部である＋ｆ
   軒蛸求の範囲第（１）項記載のポリアミド樹脂組成物。
3. （３）［１亜すン頗化合物の配合量が、ボリアミド樹脂
   １００重量部に対し０．０／−７重量部であるポリアミ
   ド樹脂組成物。