JPS5818336B2 - 水滓製造法 - Google Patents

水滓製造法

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Publication number
JPS5818336B2
JPS5818336B2 JP55019865A JP1986580A JPS5818336B2 JP S5818336 B2 JPS5818336 B2 JP S5818336B2 JP 55019865 A JP55019865 A JP 55019865A JP 1986580 A JP1986580 A JP 1986580A JP S5818336 B2 JPS5818336 B2 JP S5818336B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
make
cooling tower
slag
tower
Prior art date
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Expired
Application number
JP55019865A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56120551A (en
Inventor
秦正道
青木幹男
中嶌南洲男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Nagata Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Nagata Seisakusho Co Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Takasago Thermal Engineering Co Ltd, Nagata Seisakusho Co Ltd, Kawasaki Steel Corp filed Critical Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Priority to JP55019865A priority Critical patent/JPS5818336B2/ja
Publication of JPS56120551A publication Critical patent/JPS56120551A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、溶融鉱滓を循環水と接触させて水滓化する水
滓製造法に関する。
溶融鉱滓に高圧冷却水を噴射して鉱滓粒を製造する設備
では大量の水を循環使用する。
第1図はかかる設備の主要部を系統的に示したもので、
1は高炉、2は出滓樋、3は高圧水噴射装置、4はグラ
ニユレータ、5は高温水槽、6は低温水槽、7は冷却塔
であり、高温の溶融鉱滓の水滓化には大量の冷却水を必
要とするので水を循環利用すると共に大型の冷却塔7で
この循環水を冷却するようにしている。
このような水滓製造設備では、循環水の水質低下に伴う
冷却塔の冷却能力低下の問題と水量の管理とに対して特
別の配慮が必要となる。
すなわち、循環水中には溶融鉱滓と接触したさいに不純
物質が混入してくるが、沈降分離やp過分離によっても
分離しきれなかった微細物質や溶解物質が冷却塔で散水
したときに塔内の各所で析出し、これが散水装置の散水
能力の低下や通風抵抗の増大等の原因となって冷却塔能
力の低下、ひいては操業停止のトラブルを惹起する。
また、高温の溶融鉱滓と接触するので循環水の蒸発損が
大きく、この蒸発損やスラリーと共に系外に排出される
水分等の系外放出量は全体の循環量に大きな変動を与え
るのでその管理が怠れない。
特に、出滓は断続的に行なわれるので、系内の水量変化
も不連続性を有し、その管理がやっかいである。
本発明はこの2つの問題を同時的に解決する水滓製造法
を提供するもので、冷却塔内部に析出する付着物の除去
をこの補給水によって効果的に行なおうとするものであ
る。
すなわち本発明は、溶融鉱滓を循環水と接触させて水滓
化するさいに、蒸発損その他により系外に放出する水量
を、この循環水を冷却するための冷却塔の内部において
補給し、この補給水を冷却塔内部に析出する付看物の洗
浄水として利用すること、奸才しくけ、冷却塔送風機運
転中(例えば出滓時)にあってはこの補給水を散水装置
や塔内壁に向けて散水し、冷却塔送風機停止中(例えば
非出滓時)にあってはこの補給水をエリミネータに向け
て散水すること、からなる。
図面に従って具体的に説明すると、第2図は、第1図の
系統図における冷却塔Iの部分拡大断面図であり、この
冷却塔7内において、系外放出水量分の水を洗浄水とし
て補給する構造を示している。
この冷却塔7は、析出物による障害をできるだけ少なく
するために、無充填物式のスプレー冷却を採用したもの
であるが、このような冷却塔においても散水装置10や
エリミネータ11、あるいは塔壁12に析出物の生長が
不可避的に起る。
この析出物は主として毛状または粒状の形態を有し、水
滓成分が凝集したものである。
本発明は、この冷却塔7のエリミネータ11と散水装置
10との間の空間に、第1の補給水装置13と第2の補
給水装置14とを介在させ、第1の補給水装置13には
送風機15が停止中に送水し、第2の補給水装置14に
は送風機15が運転中(または停止中)に送水すると共
に、第1の補給水装置13には上向きのノズルを、また
第2の補給水装置14には下向きのノズルを取付けるこ
とによって、塔内で析出する析出物を効果的に洗い落と
すようにしたものである。
すなわち、系内全体の循環水量の蔓量感知器と送風機の
発停信号とにより、必要な補給水を第1.または第2の
補給水装置に選択的に送水し、第1の補給水装置13か
ら補給中は、この補給水を上方のエリミネータに向けて
噴射し、この上向き噴流によってエリミ不一りに付層し
た析出物を洗い落とし、第2の補給水装置14から補給
中は、この補給水を散水装置10および塔壁12に向け
て噴射し、この下向き噴流によって散水装置10のノズ
ル部や塔側壁に付層した析出物を洗い落とすようにした
ものである。
この第1および第2の補給水装置からの補給は、系全体
の放出水量が多大であり、しかも設備の稼動に従って必
ず必要となるので、補給水装置の使用回数が非常に多く
なるが、これによって、析出物の生長が初期の段階での
噴流洗浄が可能となり、洗浄効果が極めて良好吉なるこ
とがイつかった。
第1の補給水装置13からの上向き噴流はエリミネータ
の全域にわたって形成させるが、第2の補給水装置14
からの下向き噴流は、その噴流位置を散水装置10の配
置形状に応じて選択する必要がある。
第3図はこの第2の補給装置j4と散水装置10との関
係例を示したもので、第2図のIII −III’矢視
図で親図。
第3図において、20は散水装置の主管、21は主管2
0から塔内に広がる枝管であり、この枝管21に下向き
の散水ノズルが多数取付けである。
このような散水装置の上方に設置する第2の補給水装置
は、補給管22から四方の塔壁近くをめぐる管23.2
4.25゜26によってループを形成し、中央には散水
装置の主管20と平行な中央管27を張りイつたしたも
のである。
管24.27および26は、枝管21の間隔に応じて、
この枝管21の上方部にノズル孔を設け、このノズル孔
から枝v21の全体に散水するように横広がりの噴流を
形成させる。
また塔壁近くをめぐる管23.24.25および26に
は塔壁面へも噴流が生ずるようなノズルを使用する。
この1つの例を第3図のバッチ部で例示した。
このようにして本発明は、水滓製造設備における循環水
の蒸発損その他の系外放出量を補給するにさいし、その
設備のうち性能劣化を起しやすい冷却塔でこれを補給し
、循環水中の不純物質による析出物の生長が初期の段階
でこの補給水による洗浄が行なえるようにしたので、冷
却塔の性能劣化を未然に防止でき、水滓製造設備全体の
恒常的な稼動を可能としたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は水滓製造設備の例を示す配置系統図、第2図は
水滓製造設備の冷却塔の1例を示す概略断面図、第3図
は第2図のlll−1’線矢祝断面図である。 2・・・・・・出滓樋、3・・・・・・高圧水噴射装置
、4・・・・・・グラニユレータ、7・・・・・・冷却
塔、10・・・・・・散水装置、11・・・・・・エリ
ミネータ、13・・・・・・第1の補給水装置、14・
・・・・・第2の補給水装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 溶融鉱滓を循環水と接触させて水滓化するさいに、
    蒸発損その他により糸外に放出する水量を、該循環水を
    冷却するための冷却塔の内部において補給する水滓製造
    法であって、該冷却塔としてエリミネータと散水装置と
    の間に上向き噴流を形成させる補給水装置と下向き噴出
    を形成させる補給水装置とを介在させてなる冷却塔を使
    用し、前記の補給水を冷却塔送風機運転中において散水
    装置および塔内壁に向けて散水し、冷却塔送風機停止中
    においてエリミネータに向けて散水することにより、冷
    却塔内部に析出する付着物の洗浄用に該補給水を利用す
    るようにし1こ水滓製造法。
JP55019865A 1980-02-20 1980-02-20 水滓製造法 Expired JPS5818336B2 (ja)

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