JPS58180190A - ミシン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はミシンに関し、特にミシン作業員にボビン糸の
消耗が切迫したことを知らせる装置に関する。

ボビン糸の消耗が切迫したことをミシン作業員に知らせ
るための装置は在来においても種々のものが知られてい
る。このような装置は、長い縫目の外観をそこなうボビ
ン糸の消耗が近すいたことをミシン作業員に警告するた
めには有用である。　　′このような装置の多くのもの
は光源と光電検知器とを使用し、ボビン上に糸がある時
は光源から光電検知器に至る光路が遮断され、ボビン上
に残った糸の量がある制限値以下に減少した時に前記通
路が開かれるようにされている。この後者の状態が起こ
れば、適当な回路が警報器または表示器を作動し、作業
員にボビン上の残留糸の量が所定の制限値以下に達した
ことを知らせる。このような装置の多くのものはしばし
ば迷光が誤った信号を発生し、ボビン糸消耗警報器を触
発することがあるために信頼度が低い。室内照明および
ミシン上の加工物案内対の如き光源に起因する迷光効果
を消除するための多（の試みは、光電検知器の位ｒｊｔ
する糸輪取器空洞を不透明なベッドスライドによって塞
ぎ、かつ前記空洞に黒色ペンキの吹付は処理を施して内
部反射光が光電検知器に達しないようにすることに限ら
れている。他の試みは光源から光電検知器に至るせまい
光路を画定し、かつ前記光電検知器のまわりに覆いを設
け、光源から発出する光取外のすべての光を遮断するよ
うになすことである。これら在来の装置はある程度有効
であるが、なおある葉の周囲光線を透過せしめ、かつ前
記の如き積いを設ける場合には光線のレベルを低下させ
ると言う別の問題が発生する。さらにこれら在来装置の
多くのものは比較的高価な超小型電球の使用を必要とす
る。したがって本発明の目的は信頼度の高いしかも高価
なボビン糸消耗検出および表示システムを供することで
ある。

前記目的および他の目的は本発明の原理によれば、ミシ
ンに対するがピン糸消耗検出および表示システムにして
、ボビンの糸担持状態を感知するだめの装置を備え、該
感知装置が光源と、光電感知器とを有しているシステム
を供することによって達成される。本発明による装置は
変調信号を発生する装置と、前記変調信号を使用して光
源を作動する装置と、前記変調信号を使用して光電検知
器の出力を検査する装置とを有している。

本発明の一つの特色によれば前記変調信号発生装置は発
掘器を有している。

本発明の他の特色によれば前記光源は赤外線発生ダイオ
ードを有している。

次に添付２面によって本発明の詳細な説明する。

第１図はベッド１２および該ベッドの上に懸架されたヘ
ッド１８を備えたミシンの一部分を示す。

ベッド１２には空洞１３が形成され、該空洞の中には垂
直軸ＳＶ有する軸１５の一端に糸輪取器１４が回転自在
に担持されている。前記軸１５はミシンの主駆動モータ
ー（図示せず）によって普通の態様で駆動されるかさ歯
車２０によって駆動される。、糸輪取器１４は針棒１６
の往復運動と同期して回転せしめられ、該針棒１６によ
って担持された針１γはベッド１２上に支持された加工
材料を通って秩方向往復運動を行い、ベラ−〇中に担持
された糸輪取器１４と共働し、縫目を形成するようにな
っている。図によって明らかな如（送り歯１９は送りシ
ステム（図示せず）の一部分であり、加工材料を針１７
の下において送り、縫目パタンを形成するようになって
いる。加工材料は押え棒２３の下端に支持された押え２
２により送り歯１９に対して押圧され、前記弁え棒はミ
シン技術において周知の態様で下向きに駆動される。

針板２４は加工材料を支持し、かつオリフィス（図示せ
ず）を備え、該オリフィスを通って針１７が突出するよ
うになっている。前記針板２４にはさらに溝孔２５が形
成され、この溝孔を通って送り歯１９が延びている。

糸輪取器１４は、そのレース２７上にボビンケース２８
を支持している。このざビンケース２８は位置決め板５
２（第２図）によって糸輪取器１４と共に回転しないよ
うにされている。ボビンケース２８には空洞２９が形成
され、この空洞の中には本縫いを行うための下糸を担持
するポピ／３０が担持されている。糸輪取器についてさ
らに説明すれば、ボビンケース２８およびボビン３０の
配置と、このボビンに対して糸を巻く態様は米国特許第
３，６９３，５６６号に記載されてい、る。この特許の
原理を幾分修正してボビンケース２８を糸輪取器１４の
レベルより上方に延ばし、孔３２゜３３がギビンケース
の中を通ってボビン３０のフープ３１ｔＣ対する接線と
なるようにした（第２図）、前記孔３２．３３を設けた
目的は、光源３５から出て、レンズ３６によって集束さ
れる光線の通路を形成することである。孔３３から出た
光線はマスフ箱４０内のオリフィス３８を通り、このマ
スク箱４０はその内壁上に、前記オリフィス３８および
孔３２．３３と整合するように光１＆ｔ＠知器４２を支
持している。印刷回路板４４はねじ４５によってベッド
１２に取付けられ、かつｉスク箱４０は、電気接続部分
を備えた光電検知器４２と共に印桐回路板４４上に支持
されている。

第２図はベッド１２の左側の平面図で、針板２４を取外
しかつベッドスライド５０を後方にすべらせてその中の
空洞１３を示したもので、糸輪取器１４、ボビンケース
２８およびボビン３０が露呈されている。なおこの図に
は位置決め板５２の一部分および位置決め指片５４が示
されており、この指片はボビンケース２８を糸輪取器１
４と共に回転しないようにすると共に、そのまわりに糸
を受入れるようにする働らきを有している。

ミシン技術者の容易に理解し得る如く縫製計画の途中で
ボビン糸の供給が断たれることは不便である。ボビンは
縫製せんとする衣類または織物によっておおわれたミシ
ンベッドの中に位置しているから、縫製プロセスが行わ
れている時に、ざビン上に残された糸の量を観察するこ
とは困難である。ボビン糸の量を観察する時の困難を軽
減するために表示器、典型的には発光ダイオード６１が
使用され、該ダイオードはなるべくは作業員の見易いミ
シンのヘッド１８の上に装架され、ボビン上の残留糸が
所定の制限値以下となったことを作業員に知らせるよう
にされている。第６図はボビン３０上の残留糸の量に応
答して表示器６１の照射を制御するだめの回路をブロッ
ク線図で表わしたものである。本発明の原理によれば、
光源３５としては赤外線な発するダイオードが使用され
る。

このような装置を使用することによって二つの大きな利
点が得られる。第１にこれは超小型電球より相当に安価
である。第２には電球から出る可視光線に比して赤外線
は糸くずによって遮断されるおそれが少ないことである
。本発明においては発光ダイオード３５１かもの放射を
調整し、この放射が周波数を感知するフィルタによって
周囲の放射から区別し得るようにされている。このフィ
ルタの出力は復調せしめられ、発光ダイオードから出た
光線か、ボビン３０上に巻かれている残留糸の十分な量
によって遮断されたか否かを表わす信号を発生するよう
になっている。

本発明の原理によれば変調および復調（検出）機能は簡
単なフェーズロックドループ回路６３によって行われる
。したがって第６図に示される如（、フェーズロックド
ループ６３は変調および復調の両方に対して同じ振動性
回路６５を使用している。このように変調および復調の
両方に対して単一の発振器が使用されるからフィルタは
不要となり、固有の周期動作が得られる。したがって発
振器６５によって励振器６７は発光ダイオード３５を励
振する。光電検知器４２はその上に照射した放射エネル
ギーの量に応じて電流を発生する。

この電流は電圧変換器６９に入ることによって電圧に変
換され、この変換器の出力はフェーズロックドループ６
３に接続されている。フェーダロックドループ６３が変
換器６９から、光源３５と光電検知器４２との間の通路
がボビン糸から離れたことを表わすに十分な信号を受入
れれば、このフェーズロックドループは表示器６１に信
号を送り、ボビン糸の消耗が近すいたことを知らせる。

第４図は第６図においてブロック線図の形で表わされた
システムの好適な実施例を示すものである。前記フェー
ズロックドループ６３の機能はなるべ（は単一の集積回
路チップ、たとえばＮａｔｉｏｎａｌ　Ｓｅｍ１ｃｏｎ
ｄｕｃｔｏｒによって製造されているＬＭ５６７／ＬＭ
５６７Ｃ型のＴｏｎｅ　Ｄｅｃｏｄｅｒによって好適に
遂行される。光源３５は赤外線発出ダイオードとな丁こ
とが望ましい。光電検知器はなるべ（はホトトランジス
タとされる。表示器６１はなるべくは発光ダイオードと
される。励振器６７はなるべくはトランジスタＴ１と抵
抗器７３、γ５とよりなるものとされる。電流−電圧変
換器６９はなるべくは抵抗器とされる。

第４図においてブロック６３内の数字は製造業者のター
ミナル番号を表わす。抵抗器およびコンデンサの次のか
っこ内の数字は、２．３００ヘルツなる周波数で作動す
る好適な回路に対する、オームで表わした抵抗値と、マ
イクロファラードで表わしたキャパシタンス値である。

以上ボビン糸の消耗に対する改良検知および表示装置に
ついて説明した。本発明は％許請求の範囲を離れること
なく種々の変型を行い得るものと解すべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図はミシンの頭端部の一部分と糸輪取器との拡大図
で、本発明を使用した糸輪取器の詳細を一部断面で示し
たもの；第２図はミシンの糸輪取器と、ボビン部分の平
面図で、光電検知器、該検知器に対する箱および光源の
配置な示すもの；第６図は本発明の原理によって作動す
る回路のブロック線図；第４図は第６図に示されたシス
テムの好適な実施例を示す詳細回路線図。 １４−糸輪取器；２８−ボビンケース；３０−ざビン；
３２，３３一孔；３５−光源；４２−光電検知器；６１
−表示器。 代理人浅村　皓 外４名

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　糸輪取器を受入れるための空洞を有するベッ
   ドと、前記空洞内に回転自在に支持された糸輪取器と、
   前記糸輪取器内にこの糸輪取器と共に回転しないように
   支持され、かつ内部に下糸担持ボビンを自由に支持する
   ボビンケースと、前記ボビンの糸担持状態を感知するた
   めに光源および光電検知器を備えた装置とを有するミシ
   ンにおいて、変調信号を発生するだめの装置と、 前記変調信号を使用して前記光源を作動させるようにな
   った装置と、 前記変調信号を使用して前記光電検知器の出力を検査す
   るようＫなった装置とを有することを特徴とするミシン
   。 （２、特許請求の範囲第１項記載のミシンにおいて、前
   記変調信号発生装置が発振器を有しているミシン０ （３１特許請求の範囲第１項記載のミシンにおいて、前
   記光源が赤外線発生ダイオードを有しているミシン。 （４）特許請求の範囲第２項記載のミシンにおいて、前
   記変調信号発生装置および前記検査装置の機能が７工−
   ズロツクドループ回路によって行われるようになってい
   るミシン。