JPS58180188A - 羽毛の脱臭処理方法 - Google Patents
羽毛の脱臭処理方法Info
- Publication number
- JPS58180188A JPS58180188A JP57064450A JP6445082A JPS58180188A JP S58180188 A JPS58180188 A JP S58180188A JP 57064450 A JP57064450 A JP 57064450A JP 6445082 A JP6445082 A JP 6445082A JP S58180188 A JPS58180188 A JP S58180188A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feathers
- water
- tea
- deodorizing
- feather
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- Pending
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
木発明け、蒲団、ジャケット、枕等羽毛製品の内部充填
物として使用される羽毛の脱臭処理方法に関する。
物として使用される羽毛の脱臭処理方法に関する。
一般に羽毛は次のような処理工程にて処理された後、前
記充填物として使用されるものである。
記充填物として使用されるものである。
(イ)まず水鳥から採取した原毛を水洗、乾燥させる荒
洗い工程、 (ロ)荒洗り工程後、湯と洗剤を混入した液槽に羽毛を
投入して撹拌する洗浄工程、 (ハ)(ロ)の工程後、前記液槽から排水して再び水の
注入、排水を該液槽で数回繰り返えして洗羽毛する水洗
り工程、 (ニ)水洗い工程終了後遠心脱水機にて脱水させ、その
後乾燥させる脱水乾燥(雑物除去)工程により精羽毛と
して処理するのである。
洗い工程、 (ロ)荒洗り工程後、湯と洗剤を混入した液槽に羽毛を
投入して撹拌する洗浄工程、 (ハ)(ロ)の工程後、前記液槽から排水して再び水の
注入、排水を該液槽で数回繰り返えして洗羽毛する水洗
り工程、 (ニ)水洗い工程終了後遠心脱水機にて脱水させ、その
後乾燥させる脱水乾燥(雑物除去)工程により精羽毛と
して処理するのである。
上記のように従来羽毛のも理は、原毛の荒洗い工程(イ
)と洗剤による洗浄工程(口1と清水注入、排水の繰り
返えしによる水洗一工程(ハ)と脱水、乾燥工程雑物除
去(ニ)の4工1ilKで処理され、処理された羽毛は
精羽毛として充填物としての使用が可能となるものであ
る。
)と洗剤による洗浄工程(口1と清水注入、排水の繰り
返えしによる水洗一工程(ハ)と脱水、乾燥工程雑物除
去(ニ)の4工1ilKで処理され、処理された羽毛は
精羽毛として充填物としての使用が可能となるものであ
る。
しかるに元来羽毛は、第1図のように酌物柚硬タンパク
質eケラチン(凰)の外表面にケラチン[11の保護と
発水性の包護のため臭いの発生源となる油脂分(2)が
付現している。
質eケラチン(凰)の外表面にケラチン[11の保護と
発水性の包護のため臭いの発生源となる油脂分(2)が
付現している。
一般には原毛において油贈分が約6憾あゐ。
その結果、この油・脂分(!)が羽毛の臭いの発生源と
なり、常に羽毛には独特な奥りがある本のとされており
、また前記油脂分(りが臭いの他、富栄費物である為腐
敗や雑菌繁殖の要因となって−た。
なり、常に羽毛には独特な奥りがある本のとされており
、また前記油脂分(りが臭いの他、富栄費物である為腐
敗や雑菌繁殖の要因となって−た。
しかしながらこの油脂分を完全に除去してしまうと材質
のケラチンが損傷するので完全に取り去る事なく1.5
慢〜1.8婦を残存させ羽毛表面を保護するのである。
のケラチンが損傷するので完全に取り去る事なく1.5
慢〜1.8婦を残存させ羽毛表面を保護するのである。
この様な残存油脂にて保護された羽毛を充填物として使
用すると、#に!l候条件が高温多湿の場合に、前記油
脂分(りの作用により、残存油脂の臭いが激しくまた雑
薗繁NKよる腐敗臭が発生し又羽毛のバクテリア分解に
よって腐敗、雑菌繁殖が極めて大となり羽毛製品の寿命
を著しく短命とすることとなり、これが羽毛製品の従来
からの最大の難点とされていた。
用すると、#に!l候条件が高温多湿の場合に、前記油
脂分(りの作用により、残存油脂の臭いが激しくまた雑
薗繁NKよる腐敗臭が発生し又羽毛のバクテリア分解に
よって腐敗、雑菌繁殖が極めて大となり羽毛製品の寿命
を著しく短命とすることとなり、これが羽毛製品の従来
からの最大の難点とされていた。
これを解決するものとしては、着臭、峻化系、中和、還
元系の薬液を使用して脱臭する羽毛の処理方法が既に開
発されているが、この処理方法によると1力な薬液処理
なるため、処理時に羽毛を損傷させる等羽毛忙多大なる
悪影響を与える致命的な欠点があった。
元系の薬液を使用して脱臭する羽毛の処理方法が既に開
発されているが、この処理方法によると1力な薬液処理
なるため、処理時に羽毛を損傷させる等羽毛忙多大なる
悪影響を与える致命的な欠点があった。
その結果、従来の羽毛の処理方法にお込てけ、簡易なる
方法で且つ羽毛を損傷させることなく説!46理する方
法φ:開発されていなかったもので、これの解決がこの
種羽毛業界においての末年の課題とされて力だものであ
る。
方法で且つ羽毛を損傷させることなく説!46理する方
法φ:開発されていなかったもので、これの解決がこの
種羽毛業界においての末年の課題とされて力だものであ
る。
木発明け、前記従来の課題を解決することにより、羽毛
に損傷を与えることなく極めて簡易に羽tの脱臭を行な
うことができる従来全く存在しない画期的な羽毛の脱臭
処理方法を提供することを目的とする。
に損傷を与えることなく極めて簡易に羽tの脱臭を行な
うことができる従来全く存在しない画期的な羽毛の脱臭
処理方法を提供することを目的とする。
すなわち本発明の羽毛の脱臭処理方法は、水洗す工程終
了後の羽毛を茶菓抽出液を注入した処理時中に浸漬させ
て撹拌した後所定の時間経過後、排液を行なって水洗い
し、その後脱水、乾燥することにより羽毛の脱臭全処理
することにある。
了後の羽毛を茶菓抽出液を注入した処理時中に浸漬させ
て撹拌した後所定の時間経過後、排液を行なって水洗い
し、その後脱水、乾燥することにより羽毛の脱臭全処理
することにある。
従って本発明の羽毛の脱臭処理方法の特徴は、洸羽毛後
の羽毛を茶液中に入れて撹拌することを特徴とするもの
であるため、次のような作用効果がある。
の羽毛を茶液中に入れて撹拌することを特徴とするもの
であるため、次のような作用効果がある。
(イ)茶菓抽出液中の葉緑素(クロロフィル)タンニン
酸復数成分等の相乗効果の作用により羽毛の油脂分(2
)の央いが著しく竿化されてほとんど油部脂分(!1の
Jj#:論が消去されることとなり、これによる脱臭効
果は格別良好となった。
酸復数成分等の相乗効果の作用により羽毛の油脂分(2
)の央いが著しく竿化されてほとんど油部脂分(!1の
Jj#:論が消去されることとなり、これによる脱臭効
果は格別良好となった。
(ロ)茶葉抽出液槽中で羽毛の油脂分を処理するため、
従来のような強力な薬液中での処理に比し。
従来のような強力な薬液中での処理に比し。
羽毛の羽枝や別軸、さらKBケラチンを損傷させること
等羽毛に対する悪影響が一切なくなるので、羽毛の脱臭
処理によ石弊害を一切解消できた。
等羽毛に対する悪影響が一切なくなるので、羽毛の脱臭
処理によ石弊害を一切解消できた。
(ハ)脱臭の他、油脂分を要因とする腐敗、雑菌繁殖を
防止できる。
防止できる。
(ニ)茶葉抽出液の利用なるたt、処理が簡易で作業性
が良好となる。
が良好となる。
(ホ)茶菓抽出液の利用は、従来の薬液に比し処理剤と
して非常に安価で羽毛の脱臭処理としては、最適でその
実用的効果は大なるものがある。
して非常に安価で羽毛の脱臭処理としては、最適でその
実用的効果は大なるものがある。
以上のように木発明け、羽毛の脱臭処理を茶を利用して
行なうものであり、これが従来の処理方法では得られな
い上記作用効果を得たものである。
行なうものであり、これが従来の処理方法では得られな
い上記作用効果を得たものである。
以下本発明の実施態様について図面に従って峠明する。
■ オす、従来のように原毛を水洗いして乾燥させる荒
洗す工程終了後の羽毛を、411!12図のように湯と
洗剤を混入した処理槽A忙投入し、投入後回転撹拌して
洗浄する。
洗す工程終了後の羽毛を、411!12図のように湯と
洗剤を混入した処理槽A忙投入し、投入後回転撹拌して
洗浄する。
この洗蜂工程中に羽毛に付着しているII挾、汚れ等か
洗浄されるのである。
洗浄されるのである。
[■ 次に洗浄徐、前記処理槽Aから汚水等を全て排水
し%排水後の処理槽Aに注水を行ない、該処理槽Aの水
中内で洗浄後の羽毛を回転撹拌して水洗いを行ない、そ
の後排水を行なう。
し%排水後の処理槽Aに注水を行ない、該処理槽Aの水
中内で洗浄後の羽毛を回転撹拌して水洗いを行ない、そ
の後排水を行なう。
排水後再度注水して回転撹拌を繰り返す。
このように注水、排水を3回繰り返えして水洗いを行な
うことにより羽毛の鮮度が非常に良好となる。
うことにより羽毛の鮮度が非常に良好となる。
■ この洸羽毛工程が終了すると、次に処理槽Aに茶、
例えば緑茶の抽出液を入れて茶業抽出液中に羽毛を浸漬
して#31間浸漬中で撹拌する。
例えば緑茶の抽出液を入れて茶業抽出液中に羽毛を浸漬
して#31間浸漬中で撹拌する。
この茶菓抽出液中に羽毛を浸漬して撹拌すると、羽毛の
油脂分(2)中に茶菓抽出液が浸透し油脂分(21の臭
いが茶菓抽出液中の葉緑素の作用により著しく減退しほ
とんど奥りがなくなる状態となり、脱臭効果が発揮され
るに至った。
油脂分(2)中に茶菓抽出液が浸透し油脂分(21の臭
いが茶菓抽出液中の葉緑素の作用により著しく減退しほ
とんど奥りがなくなる状態となり、脱臭効果が発揮され
るに至った。
■ このようにして茶葉抽出液中に羽毛を浸漬、撹拌し
た後、排液を行なり1次に再び処理槽中に注水を行なっ
て羽毛の水洗いを行なAその後、排水する。
た後、排液を行なり1次に再び処理槽中に注水を行なっ
て羽毛の水洗いを行なAその後、排水する。
■ 次に排水後、遠心脱水機にて脱水を行ない。
脱水後乾燥させ石と精羽毛として脱賽匙理された羽毛が
でき、これを枕、蒲団等の羽毛製品の充填物として使用
するものである。
でき、これを枕、蒲団等の羽毛製品の充填物として使用
するものである。
上記のように原毛の荒洗す工程→洗浄工程→水洗す工程
→茶葉抽出液脱臭工程→水洗い工程→脱水、乾燥工程の
各工程によって処理された羽毛は、脱臭された羽毛とな
り、これを羽毛製品の充填物として使用しても、従来の
ような羽毛特有の臭みのある臭いが解消され、はとんど
無臭の状Sまで処理できるに至った。
→茶葉抽出液脱臭工程→水洗い工程→脱水、乾燥工程の
各工程によって処理された羽毛は、脱臭された羽毛とな
り、これを羽毛製品の充填物として使用しても、従来の
ような羽毛特有の臭みのある臭いが解消され、はとんど
無臭の状Sまで処理できるに至った。
しかも処理剤が茶菓抽出液であるため羽毛自体を損傷さ
せることが一切ないので羽毛の脱臭処理方法としては、
格別すぐれた効果がある。
せることが一切ないので羽毛の脱臭処理方法としては、
格別すぐれた効果がある。
尚、茶菓の種類としては、緑茶に決して限られる本ので
はなく、紅茶であってもよい。
はなく、紅茶であってもよい。
捷た茶菓抽出液中に羽毛を浸漬させて撹拌処理する時開
け、必ずしも30分間に限られるものではなく、さらに
水&’−h工程も上記実1M側のように水洗いを3回繰
り返えす場合に限らず、それ以上であってもよい。その
他、脱水、乾燥等の手段は問わない。
け、必ずしも30分間に限られるものではなく、さらに
水&’−h工程も上記実1M側のように水洗いを3回繰
り返えす場合に限らず、それ以上であってもよい。その
他、脱水、乾燥等の手段は問わない。
第1図は羽枝の一部拡大図。
第2間は処理啼の断面図。
11)・・・ケラチン (2)・・・油脂分A
−処理槽 出願人 島 木 株式会社 代理人 弁理士藤太 昇
−処理槽 出願人 島 木 株式会社 代理人 弁理士藤太 昇
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 洗羽毛工程終了後の羽毛を茶葉抽出液を注入した処
理槽中に浸漬させて撹拌した後、所定の時間経過後、排
液を行なって再炭水洗いし、その後脱水、乾燥すること
により羽毛の脱臭処理することを特徴とすゐ羽毛の脱臭
処理方法。 2 茶が緑茶である特許請求の範囲vJ1項記載の羽毛
の脱臭処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57064450A JPS58180188A (ja) | 1982-04-17 | 1982-04-17 | 羽毛の脱臭処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57064450A JPS58180188A (ja) | 1982-04-17 | 1982-04-17 | 羽毛の脱臭処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58180188A true JPS58180188A (ja) | 1983-10-21 |
Family
ID=13258595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57064450A Pending JPS58180188A (ja) | 1982-04-17 | 1982-04-17 | 羽毛の脱臭処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58180188A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61137586A (ja) * | 1984-12-08 | 1986-06-25 | 株式会社 ジエフバ−プロダクツ | 羽毛再生方法 |
JP2023097220A (ja) * | 2021-12-27 | 2023-07-07 | 東洋羽毛工業株式会社 | 羽毛臭低減化方法 |
-
1982
- 1982-04-17 JP JP57064450A patent/JPS58180188A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61137586A (ja) * | 1984-12-08 | 1986-06-25 | 株式会社 ジエフバ−プロダクツ | 羽毛再生方法 |
JP2023097220A (ja) * | 2021-12-27 | 2023-07-07 | 東洋羽毛工業株式会社 | 羽毛臭低減化方法 |
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