JPS5818012Y2 - ガス溶断用吹管 - Google Patents

ガス溶断用吹管

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JPS5818012Y2
JPS5818012Y2 JP12026077U JP12026077U JPS5818012Y2 JP S5818012 Y2 JPS5818012 Y2 JP S5818012Y2 JP 12026077 U JP12026077 U JP 12026077U JP 12026077 U JP12026077 U JP 12026077U JP S5818012 Y2 JPS5818012 Y2 JP S5818012Y2
Authority
JP
Japan
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gas
gas passage
injector
tapered
blowpipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP12026077U
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English (en)
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JPS5446830U (ja
Inventor
和正 黒田
Original Assignee
株式会社千代田精機
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社千代田精機 filed Critical 株式会社千代田精機
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は手動用のガス溶断器に用いるガス溶断用吹管に
関するものである。
第1図〜第4図はガス溶断用吹管の従来例を示すもので
、第1図は溶接器が示しである。
図中1は溶断器本体、2はインゼクタ、3はガス通路、
4は火口、5は竿パイプ、6はガス通路、7は酸素供給
用ホース口、8は燃焼ガス供給用ホース口、9は酸素ホ
ース口ナツト、10はガスホース口ナツト、11は握り
パイプ、12は酸素中パイプ、13はガス供給量調整ハ
ンドル、14はインゼクタナットであり、各ホースロア
、8から送られてきた酸素及びガスは本体1内で適当に
混合され、インゼクタ2のガス通路3と竿パイプ5のガ
ス通路6とを通じて火口4に送られ、何らかの点火装置
により点火させられるようになっている。
またインセクタ2内のガス通路3は第2図に示すように
内径が略一定となっているストレート部15と内径が先
方程拡径したテーパー角5°のテーパー状ガス通路3a
とから構成しである。
かかる従来例にあって溶接作業中に何んらかの原因によ
り逆火が生じると、この逆火炎は第2図中2点鎖線で示
すように竿パイプ5とインゼクタ2との接続部す付近で
生じる。
一般に逆火炎の生じる位置はガス通路6のなかを本体1
方向に向かって進む燃焼炎の燃焼スピードと火口4方向
に向かって進むガスの流動スピードとが釣り合った部分
に定まることが知られているが、従来例にあってはイン
ゼクタ2の長さやテーパー状ガス通路3aのテーパー角
等の関係から、竿パイプ5とインゼクタ2との接続部す
付近に逆火炎が生じるものであった。
即ち逆火が発生した場合、テーパー状ガス通路3aにお
いてはガスの流動方向に順次内径が拡径しているため、
このテーパー状ガス通路3aの内部、特にその出口側に
近い部分を基端として逆火炎が発生することになるもの
であり、このため逆火炎はテーパー状のガス通路3aの
出口部分から竿パイプ5とインゼクタ2との接続部すに
かかる部分に逆火炎が発生し存在することになる。
この接続部すはインゼクタ2の薄肉筒部17に竿パイプ
5の端部を挿入して後で銀ろう等によりろう付けするこ
とにより構威しであるため、熱に弱く、約750℃で銀
ろうが溶解するため逆火が生じてから、約10秒程度で
接続部すが溶解損傷し、接続部すが折れ曲がったり、竿
パイプ5が脱落したりして再使用ができなくなることが
あった。
ガス溶接作業の熟練者であると逆火が生じてから2〜3
秒でガスを止めることができるがら問題はないが、未熟
者であったり、熟練者の場合でも逆火に気がつくのが遅
かったりすると、接続部すの損傷を避けることができな
いという問題があった。
第3図は他の従来例でテーパー状ガス通路3aのテーパ
ー角を1.5°にしてインセクタ2を長くした場合を示
し、この場合もガスの流動スピードの関係で接続部す付
近に逆火炎が生し、接続部すの損傷を避けることか゛で
きなかった。
第4図はガス切断器における従来例を示すもので、第1
図と同一番号を付しである部分は第1図従来例と略同−
構成、同一機能を有するものとして示しである。
この場合の従来例も竿パイプ5とインセクタ2との接続
部すに逆火炎が生じて接続部すの損傷を免れることがで
きなかった。
本考案は上記各従来例の欠点を除去するために考案され
たものであって、溶断器用本体に取着せるインセクタの
ガス通路内に生じる逆火炎の高温度部分より離れた部分
に、火口性の竿パイプとインセクタとの接続部が位置す
るようにし、もって逆火発生時において竿パイプとイン
セクタとの接続部が受ける熱的影響を軽減し、この接続
部の損傷を防止するようにしたガス溶断用吹管を提供す
ることを目的とするもので゛ある。
以下本考案を実施例図により詳述する。
第5図〜第7図に本考案の実施例を示しである。
第5図において第1図と同一番号を付したものは、第1
図従来例と略同−の構成及び機能を有するものである。
第6図は第5図に示したインセクタ2の拡大断面図を示
すもので、インセクタ2のガス通路3は、内径が略一定
となったストレイト部15と先方程拡径したテーパー状
ガス通路3aと竿パイプ5の内径と略同径にしたストレ
ート状ガス通路3bから構成してあり、テーパー状ガス
通路3aのテーパー角(図中αで示す)は5°に形威し
である。
このテーパー状ガス通路3aのテーパー角は4〜10°
の範囲で任意に選択されるものであるが、逆火炎が生じ
る位置はテーパー角に大きく左右されることが実験の結
果判別できた。
これはガス通路3に流れるガスの流速が内径によって異
なることから生ずるものであるが、実験によると、テー
パー角が4°であると逆火炎はその高温度部分aがテー
パー状ガス通路3aの基端Cから約20〜55mm離れ
た範囲内に生じ、テーパー角が5°であると約20〜5
Qmm離れた範囲内に生じ、テーパー角が10°である
と約10〜40mm離れた範囲内に生じることが判明し
た。
そこで本考案は竿パイプ5とインセクタ2との接続部す
が逆火炎からの熱的影響を受けないようにするため、接
続部すを逆火炎の高温度部分aから離れた部分に位置さ
せたものである。
つまり、テーパー角4°の場合はテーパー状ガス通路3
aの基端Cから約55mm(1寸法)以上離れた部分に
接続部すを位置させ、テーパー角5°の場合は約5Qm
m以上離れた部分に接続部すを位置させ、テーパー角1
0°の場合は約4Qmm以上離れた部分に接続部すを位
置させればよいのであり、テーパー角度47−10°の
どの角度にあってもテーパー状ガス通路3a末端と竿パ
イプ5及びインセクタ2の接続部すの中間に竿パイプ5
の内径と略同径となるストレート状ガス通路3bを設け
ている。
第7図は接続部すの位置を第6図よりも更に遠く離した
場合の実施例である。
ちなみに、テーパー角を5°とした第6図実施例におい
ては、実験によると、逆火が生じてから接続部すが溶解
損傷を受けるまでの時間が約20秒となり従来の約2倍
にすることができた。
本考案は上述のように、テーパー状ガス通路のガス流出
端に連続して大内径で直管状のストレート状ガス通路を
インセクタに形成し、このインセクタのストレート状ガ
ス通路のガス流出端に上記竿パイプの基部側端を接続し
たものであるから、逆火が発生したとしてもこの逆火炎
はテーパー状ガス通路からストレート状ガス通路にかけ
ての部分に存在することになり、従ってインセクタと竿
パイプとの接続部がこの逆火炎の発生部分から遠ざかる
ものであるから、一般に耐熱強度の低い接続部への逆火
炎の熱的影響を低くすることができ、従来、逆火炎が生
じてから短時間のうちにガスを止めなければ竿パイプが
インセクタから脱落して再使用が不可能となっていたも
のが、本考案のガス溶断用吹管を用いることによって接
続部が溶解損傷をするまでの時間を充分長くでき、充分
な安全時間の確保により、未熟者であっても安全に加熱
作業又は切断作業を行なうことができると共に機器の不
要な損傷を防止することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の吹管を使用した溶接器の一部切欠せる正
面図、第2図は同上従来例の一部拡大断面図、第3図は
他の従来例の吹管の一部断面図、第4図は従来の吹管を
使用した切断器の一部切欠せる正面図、第5図は本考案
の一実施例の一部切欠せる正面図、第6図は同上実施例
の一部拡大断面図、第7図は同上の他の実施例の断面図
である。 1は本体、2はインゼクタ、3はガス通路、3aはテー
パー状ガス通路、3bはストレート状ガス通路、4は火
口、5は竿パイプ、aは高温度部分、bは接続部である

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絞り込まれて細円径のストレート部とこのストレート部
    からガスの流出方向に順次ガス通路が拡径していくテー
    パー状ガス通路とを有するインゼクタを溶断器本体に取
    着し、上記インゼクタのテーパー状ガス通路の先端に連
    結した竿パイプの先部に火口を設けたガス溶断用吹管に
    おいて、上記テーパー状ガス通路のガス流出端に連続し
    て大内径で直管状のストレート状ガス通路をインゼクタ
    に形威し、このインゼクタのストレート状ガス通路のガ
    ス流出端に上記竿パイプの基部側端を接続して成るガス
    溶断用吹管。
JP12026077U 1977-09-06 1977-09-06 ガス溶断用吹管 Expired JPS5818012Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12026077U JPS5818012Y2 (ja) 1977-09-06 1977-09-06 ガス溶断用吹管

Applications Claiming Priority (1)

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JP12026077U JPS5818012Y2 (ja) 1977-09-06 1977-09-06 ガス溶断用吹管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5446830U JPS5446830U (ja) 1979-03-31
JPS5818012Y2 true JPS5818012Y2 (ja) 1983-04-12

Family

ID=29076303

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JP12026077U Expired JPS5818012Y2 (ja) 1977-09-06 1977-09-06 ガス溶断用吹管

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